June 30, 2009
◇フィリピンのプロビンス、Pampanga (パンパンガ)州へ [ Vol. 2 聖人のクッキー ]
《 San Nicolas Cookie Moulds 》
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Vol.1 に引き続き、 Lillian さんのクッキング・デモのレポートです。

《 Atching Lillian Mercado-Lising Borromeo 》
Lillian さんのキッチンには、先祖代々受け継いでこられたお菓子作りのための様々な木型が並んでいました。


Pampanga 名物は、珍味だけでなく、伝統的スウィーツも見逃せません。
例えば、聖アウグスチノ修道会の修道士によって伝えられたという、聖人 ”San Nicolas Tolentino (聖ニコラス)” の名がついたクッキー ”San Nicolas Cookie (またの名を Pan de San Nicolas / Saniculas / Panecillos de San Nicolas)” が有名です。 このクッキー作りには、モチーフに聖ニコラスが彫られた木型が欠かせません。

木型を使って San Nicolas Cookie のデモンストレーション

型押し後、波型のカッターでトリミング

中央には聖ニコラスのレリーフ。 これをオーブンで焼きます。
San Nicolas Tolentino は、子供たち、特に病気の子供たちのの守護聖人とされています。 ある時、彼が病の床に伏していると、「パンを水に浸して食べよ」 というお告げがあり、それに従ったところ、回復したことから、以後彼は教会で人々にパンを配るようになったということです。 直訳すれば「聖ニコラスのパン」、「聖ニコラスの小さなパン」というようにも呼ばれていますが、実際にはクッキー(ビスケット)。 以前は、聖ニコラスを讃えるお祭りの日、9月10日だけのものだったということですが、現在 Pampanga では一年を通して食されるポピュラーなお菓子のひとつとなっています。
* * *
San Nicolas Cookie と同じ生地で、木型を別のものに変えると、またもうひとつスウィーツが出来あがりました。

使用する木型はこれ。 かなり深く彫られています。 その訳は、薄い San Nicolas Cookie とは違い、中に具を入れるため。 具は、コンデンスミルクで煮た Kundol (冬瓜)。
こんな風になります。↓

《 Dulce Prenda (La Naval Pastry / Hopiang Capampangan) 》
* * *
もう一品、出来上がりがとてもユニークなスウィーツを作っていただきました。

絞り袋に入れたメレンゲを、バターを塗ったアルミホイルの上に絞り出すのですが、なんだか奇妙な模様です。 一直線にではなく、少しずつ絞っては乗せ、絞っては乗せ、といくつもの点を繋げるように絞り出します。 ツアーガイドさんからは、「ナーバスになってやれば勝手に手が震えて丁度いい」なんていうジョークも飛び出しました。

絞り出したメレンゲをオーブンで焼き、焼きあがったら表を下にして置きます。 コーン入りのカスタードを乗せます。

下に敷いたアルミホイルを利用して、メレンゲでカスタードを巻いていきます。
お見事!!

《 Ningnang Mais (Grilled Corn / Brazo de la Reina) 》
奇妙な絞り出し方の理由が、やっとわかりました。
* * * * *
Pampanga フードツアー、第一の地点はこれでおしまい。
と、この回は 知らん顔してここまでで終わりとしたいところなのですが、
もしかして既にお気づきの方もおられるかもしれませんので、白状します。
「San Nicolas Cookie の完成品画像がありません!」 m(_ _)m
なにしろ、同時進行で数点のデモが行われていて、撮影に大忙し。
一番楽しみにしていたデモなのに、撮り損なうとは・・・、無念!
では、フードツアーは第二の地点へと移動します。
・・・ 続く ・・・
June 25, 2009
◇フィリピンのフリーペーパー、"Primer" vol. 16

《 Primer Vol. 16 》
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うっかりしていました。 今日25日は
マニラ発・快適生活推進フリーペーパー、
"Primer" の発行日、最新号が到着。
* * * * *
しばらく寄稿をサボっていたコラム、 ”フィリピン食彩紀行” も、
久々に掲載されています。 想像していた以上にこのコラムを読んで
くださっている方がおられるようで、嬉しいのと同時に驚いています。
先月のマニラ滞在中にも、某師匠 から、「Primer やめちゃったの?」
と言われ、「えー、読んでいただいてたんですか〜?」 とびっくり。
なんでも、日本食材店に焼酎を買いに行くついでに読んでおられるとか。
今月号は、10ページに掲載されてますので、ヨ・ロ・シ・ク! m(_ _)m
■Primer 定期購読について
日本での設置場所は、フィリピン観光省(東京・大阪)、トラベルカフェ・フィリピン Tokyo 店 とのことですが、定期購読を希望される方には、発送もしていただけるそうです。
※送料・事務手数料は有料です。 詳細は こちら をご参照ください。
June 23, 2009
◇フィリピンのプロビンス、Pampanga (パンパンガ)州へ [ Vol. 1 クッキングデモ ]

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マズイ! マニラから戻って、いつの間にかひと月経ってる。
サワリ だけで、その後まともな投稿をしていませんでした。
いい加減に文字にしておかないと、忘れそう。 それでなくても
最近記憶力が鈍っているというのに。 大急ぎで、進めます。
* * * * *
さて、たった3日間の短いマニラ滞在でしたが、最終日には 「フィリピンの食の中心」、「優れた料理人が多い」 ということで知られる Pampanga (パンパンガ) まで足を延ばしてみました。 Pampanga は、メトロマニラと同じ 中部ルソン地方 (Central Luzon, Region III) に属します。 道路も整備されているし、渋滞に巻き込まれなければ、マニラから車で2時間弱程度。 とはいえ、日帰り旅行。 現地での予定が盛りだくさんなので、午前7時過ぎにホテルを出発。
Pampanga に着いてまず最初のプログラム。 Mexico という町で伝統郷土料理の継承に尽力を注いておられる料理人、Lillian Mercado-Lising Borromeo さんのご自宅で催される朝食付き、クッキング・デモンストレーションに参加。
♪ 庭に用意されたブッフェスタイルの朝食 ♪

Pancit Bihon (焼きビーフン)、Tidtad Bigac (Pampanga バージョンの Dinuguan = 血で煮たポークシチュー)、Puto (蒸しパン)、Kutsinta (もち米のお菓子)、Tibok-Tibok (水牛のミルクで作ったブラマンジェ、Pampanga バージョンの Maja Blanca)、Suman (チマキ)、Ensaymada (バター、チーズたっぷりのブリオッシュ)、Tsokolate (ホットチョコレート)、 フルーツ、etc ・・・
う〜、食べきれない・・・
* * *
そこそこお腹を満たしたら、場所を移動してクッキングデモのスタートです。

先祖伝来の、アンティック家財や調理道具に囲まれたオールドキッチン。 中には百年以上経過したものもあるそうです。 ここで Pampanga 名物を披露していただきました。

* * *
まずはこれから

Palayak (土鍋)でナス、Kangkong (空芯菜)、ニガウリ、Sibuyas Tagalog (小さいフィリピン赤タマネギ) ショウガ、ガーリックを、水、ブラウンシュガー、酢、塩とともにコトコト煮ています。
完成品です。

《 Paksing Demonyo / Acharang Gulay 》
”Paksing Demonyo”、「悪魔の Paksiw (ビネガー煮)」という名をもつ、野菜のビネガー煮。 昔々、ある女性が魚の Paksiw を火にかけたままその場を離れると、いい匂いに惹かれた悪魔がやってきて、魚を食べてしまった。 困った彼女は、ありったけの野菜を加えて料理しなおしたところ、大変美味しい一品になった、というのが料理名の由来だそうです。
* * *
こちら に載せた思わせぶりの この物体 の完成図↓

《 Betute / Deep Fried Stuffed Frogs 》
遠くからこわごわ下処理された原材料もカメラに納めましたがが、ここにアップするにはリサイズしなければなりません。 リサイズする=オリジナル画像を見なければならない。→ 無理です。 完成品が限界です。
詰め物は、ガーリック、タマネギ、塩、コショウ、レモン汁(または酢)、ポーク挽肉、細かく切った frog ミートも。
臭み消しのためでしょうか、こんな(↓)植物のみじん切りも入っています。

《 Alagaw (premna odorata)》
シソに似た味がしました。
* * *
こちらも珍味だそうですぅ・・・
運良く(?)ピンボケです♪

《 Arubong Camaru / Mole Cricket Adobo 》
↓

Camaru (日本語名で書きたくないので、正体を知りたい方は、英語名 Mole Cricket を辞書で引いてみてください) をガーリック、タマネギ、トマト、 酢、塩で香ばしく炒めたもの。
* * *
こちらは、今やフィリピン全土で超人気の Pampanga 料理

《 Sisig 》
茹でたポーク頬肉を、Siling Labuyo (小さく辛い唐辛子)、Kalamansi (フィリピンレモン)、酢、砂糖、ガーリック、タマネギ、塩、コショウで味付け。 通常はソテーしますが、この時はすべてを混ぜ合わるという別バージョンが紹介されました。
珍味とはいえ、ちょっと苦手なものが続きましたが、
お楽しみはこれから。 次回は別腹用をお届けします。
・・・ 続く ・・・
June 16, 2009
◇フィリピン・ヌードル 絵本に登場!
≪ Cora Cooks Pancit ≫
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アメリカで、在米フィリピン人家庭を舞台にした絵本が発売されました!!
主人公の末っ子 Cora がキッチンでのお手伝いデビューをする物語です。
著者自身、カリフォルニア在住のフィリピノ−イタリアン。
幼い頃からフィリピンフードに慣れ親しんだ著者らしく、
文中の食卓にも、フィリピンの日常食を登場させています。
Fried Lumpia (フライド・ルンピア=揚げ春巻き)、
Chicken Adobo (チキン・アドボ=マリネード煮込み)、
タイトルにもある Pancit (パンシット=フィリピン・ヌードル)
と、どれもフィリピン人には親しみ深いものばかり。
全32ページとページ数は多くありませんが、料理のみならず、
アメリカに暮らすフィリピン人の生活習慣なども垣間見れます。
巻末には、Lolo (ロロ=おじいちゃん) の Pancit レシピや、
文中に登場した簡単なタガログ語の説明書きが掲載されています。
* * * * *
♪ 発行されたのはアメリカですが、日本の Amazon で購入可能です。(↓)
英語は苦手、という方も大丈夫! 児童書なので簡単です。

■Cora Cooks Pancit
By Dorina Lazo Gilmore (著)
Kristi Valiant (イラスト)
出版: Shens Books & Supplies (2009/04)
言語: 英語
ISBN-10: 188500835X
ISBN-13: 978-1885008350
※ 過去の関連ポスト、 『在米フィリピン人の食卓』 もご参考に!
June 11, 2009
◇フィリピン人のハンドルさばき

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土曜日午前9時、Makati、快晴。
得意げにハンドルを操るおじさん。

でもなんか背景が変?
では、ちょっとズ〜ムアウト。
▼

包丁???
ぶ、ぶっそうな!
巧みなハンドルさばきだけど
怪しいかも!?
ではもう少し、
ず、ず、ずぃ〜っと、ズ〜ムアウト。
▼
▼
▼
これは便利そう♪♪(^-^)/
ところで、これ Lechon(レチョン=豚の丸焼き)???
でも囲いの模様は Baka(バカ=牛)みたい。
原形はとどめておらず、ほとんど残骸状態につき、
正体不明。 この時、時刻はまだ午前9時半頃。
もうすでに原形からこうなるまで売れたってことなのか?
それにしても、こういうの作らせたら、Pノイは天下一品!
Bibingka (ビビンカ=P国風ホットケーキ)の手動式上下オーブンや、
Puto Bombong (プト・ボンボン=紫色の棒状のオモチ)の
スチーマー[写真無し (><)] にも大いに感心させられますが、
これもアッパレ! これまでの常識を覆す Lechon ハンドルでした。
Salcedo Village、 Saturday Market にて
June 07, 2009
◆ お知らせ ◆ NHK BShi の紀行番組に フィリピンのお米文化が・・・

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フィリピンファンに嬉しい♪情報がはいってきました!!
NHK BS ハイビジョンの 「プレミアム8」 という番組で、フィリピンのお米文化が紹介されます。
「プレミアム8」 は、曜日ごとに多様なジャンルをシリーズ編成していく大型の定時番組。 水曜日は紀行番組で、世界のコメ文化の国を訪ねるシリーズ 「コメ食う人々」 の第3回では、料理研究家のコウケンテツさんがフィリピンを旅します。
フィリピンのコメの種類は、日本より豊富。 人々は、様々な調理法でそのコメを食べています。 必ず試したくなる、驚きのコメの利用法も紹介されるとか。
首都マニラから出発し、イフガオ族の棚田へ。 途中、思いもよらぬアクシデントに見舞われたり、心温かな人々との出会があったりと、「笑いあり、涙あり、発見と出会いに満ちた旅番組」 だということです。
第3回の放送日は、「6月17日(水) 午後8:00〜9:30」、
チャンネルは、「NHK BS ハイビジョン」、
番組名は、「プレミアム8 ・第3回 絶景の棚田 絶品のコメ」 ですよ!
【追記】6月20日(土)午後2:30〜4:00 にも放送されるようです。
現地ではいったい何が待ち受けているのでしょう? 今からワクワク、ドキドキ、放映が楽しみです。
お家では NHK BS ハイビジョン番組を見ることができないというフィリピンファンの皆さん、お早めに友人、知人、会社の同僚、上司、行きつけの飲み屋、実家などを当って、見せてもらえそうな場所を確保しておきましょう。(と言っている本人がそうなんです。)
ちなみに、番組の HP によれば、第1回は中国、第2回はインド・タミール地方、第4回北イタリア、 第5回アメリカとのこと。
その後のシリーズも、イタリアやスペインが登場する、個人的に超興味深い放送が続きます。 先日TVが故障したのでそろそろ地デジ対応に乗り換えようと、只今新機種を検討中。 これを機会にNHK BShi も・・・

【註】: 掲載写真は番組とは関係ありません。
June 04, 2009
◇フィリピン産 ココネクター・ビネガー

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先日 も少しだけ触れましたが、先月マニラで国際フードフェア " IFEX (International Food Exhibition) Philippines 2009" が開催されていたので覘いてきました。
数ある出展ブースのうち、やはりきれいにディスプレイされたブースは目立つもの。 つい足が止まります。 こちらはココナッツビネガーを扱うメーカーさんのブース。

製品ラインは、用途の多いクラシックタイプ、ガーリック入り、チリ&ジンジャー入り、とバラエティーに富んでいますが、一押しはどうやら天然ハニー入りのようです。
この天然ハニー入りビネガーをドレッシングとして、サラダを試食させていました。 並んでいる器もディスプレイ同様気の利いたものだったので、ある種の手ごたえを予感。 試食してみることにしました。

(写真・左下/Coconut Nectar Vinegar with Wild Honey)
いくつも並んだ器から野菜を盛り付けてもらっている間、ガラスの容器にも目が・・・
中身を聞いてみると、chicharon(チチャロン=豚の皮を揚げたもの) やら dilis(ディリス=小魚フライ)といったおつまみ類。 多分これらはビネガーを sawsawan (サウサワン=ディッピングソース)としてつけていただくのでしょうけれど、図々しくもサラダのトッピングとしてリクエスト。
ドレッシングは甘味があって、生のフルーツ、ドライフルーツ、ナッツなどが入ったサラダともよく合いそうでした。
ココナッツビネガーというと、原料はココナッツウォーター(椰子の実ジュース)というイメージが強いですが、 こちら Lola Conching ブランドのビネガーは、ココナッツの花茎の樹液(ネクター)を採取し自然発酵させたものだそうです。

収穫後、年月が経過するにつれ、色も変化。
【左→右】 収穫から2年/3年11ヶ月/4年11ヶ月/5年2ヶ月/6年
* * * * *
ハニー入りココネクター・ビネガーを一本持ち帰ったので、早速ピクルス作り。 ピクルスといっても超簡単な「なんちゃって」ですが。 トップ写真のように、キュウリ(所々皮をむく)、大根、赤パプリカなどありあわせの野菜スティックと、ローリエ、粒胡椒(今回はピンクペッパー)を瓶に入れ、ハニービネガーを注ぎます。 ビネガーの量は、野菜全体が浸からなくても、2/3 ほどの高さで充分です。 瓶の蓋をしっかり閉め、上下にシャカシャカ振って、時々上下を逆さまにしたりして、あとは冷蔵庫で2,3日寝かせるだけ。 甘さが効いているので、フィリピンのピクルス Achara(アチャラ)みたい!
漬けてからちょうど4日目に、こちら で集まりがあったので持参したところ(掲載した写真にチラリと写ってます。)、結構評判もよかったので、それに気をよくして今度は「なんちゃって Achara」作り。 (千切りにしただけです。)
残念ながら青パパイアも、ubud (ウブッド=椰子の新芽)もないので、大根で代用。 あとは、タマネギ、生姜、キュウリ、赤パプリカ、ローリエ、粒胡椒を。 同じくハニー入りビネガーを注ぎ、瓶をシャカシャカ。 「大根なます」に見えなくもないので、より Achara のイメージを出すために飾り用のニンジンも追加。
カレー、BBQ、焼肉、フライ物などオイリーなお料理のお供に!
お砂糖を入れなくていいのでヘルシー♪ です。
*かなり濃厚なので、一度漬けた残り液は水っぽくなく少し注ぎ足せばあと一度は使えます。 ご近所のPノイ君は sawsawan にすればいい! というアイデアを出してくれました。 酢豚や甘酢あんかけにも再利用できそうです。
*ドレッシング、ピクルス液のほか、お水や炭酸で割ってコールドドリンクとするも良し。
焼酎とも合うかも(←不確かです、想像だけで言ってます。)
* * * * *
実はこのフードフェアは、本来輸出を目的とした業者向け。(一般消費者も入場できないわけではありませんが、制約があります。) 気になるアイテムをみつける度に、国内で販売されているか尋ねたのですが、出展品の中には輸出向けにのみ生産されていて国内マーケットには出回っていないものも多数ありました。
スーパーマーケットで見かけた記憶がなかったので、このブースでも同じ質問をしてみると、Gourdo's (Trinoma、The Fort、Greenhills 等)にはフルライン揃っているとのこと。 さすがに Gourdo's です。(このショップは こちら や こちら で紹介済み)
それから驚いたのは、ハニー入り1種類だけなのですが、日本にも輸出しているとのこと。 帰国して調べてみると、なんと楽天内で販売されていました。 日本語での説明書きは貴重! こちらをどうぞ → 「ココナッツ酢」

← はココネクター。 メープルシロップやハニー感覚で利用できそう。
特に世界的(?)にミツバチが大量に姿を消しているということなので、ハチミツ不足の救世主としてとって代わる日が来るかも???
■今回紹介したのはすべて
Sorsogon Foods Enterprises 社
の製品です。
ココナッツカントリー、フィリピン。 ココナッツ製品は出尽くしていると思っていましたが、まだまだ開発の余地がありそうで、今後もこの国のココナッツ産業には注目したいところです。
【註】:フェア会場内での撮影は禁止されています。 掲載した会場内の写真は、主催者である CITEM(Center for International Trade Expositions and Missions)の許可を得て撮影したものです。
June 01, 2009
◇バースディはフィリピン流

*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*
「フィリピンから食材を持ち帰ったから進呈するわ〜」
帰国後すぐに、いつもブログネタを提供してもらっている
ご近所に住むPノイ君に連絡し、日頃の感謝の意をこめて、
袋いっぱいのフィリピン食材を彼のお家までデリバリー。
「そんなの建前で、 『食材あげるから作って食わせろ』 という
のが本音じゃないのか?」 と言われると、否定はできません。
結局、この日もまたまたディナーをご馳走になったわけですし。
* * * * *
〜〜 この日のメニュー 〜〜

[上左] Ampalaya Gisado
ニガウリの炒め物
[上右] Garlic Shrimp
殻付きエビのガーリックソテー
[下左] Inihaw na Isda
魚(ブリ)のロースト
[下中] Mongo Soup
緑豆のスープ
[下右] Maja Blanca
ココナッツ風味のコーン・ブラマンジェ
* * * * *
一通りお食事も終わり、洗いものに余念のないPノイ君。
テーブルでは、もう一人の食べる人、Nちゃんが冷蔵庫に
隠してあったケーキを取り出しキャンドルをセッティング中。
実は翌日はPノイ君のお誕生日なので、密かにお祝いの準備。
強制的に彼を CR (トイレ) に行かせ、ライトを消す。
「もういいよ〜」 何も知らずに出てきたPノイ君。 いきなり
♪♪ Happy Birthday 〜♪♪ と歌い出す Nちゃんと
目の前のケーキにびっくりした様子。 よし、成功! 成功!
「B君(Pノイ君)のバースディのお祝いができてよかった!」
とNちゃん。 「そうやなぁ、でも料理作ったの本人や〜ん」
と苦笑していると、「でもフィリピンではバースディパーティを
主催するのは本人で、支払するのも本人やし〜」とNちゃん。
「それもそうね、丁度よかったわ」 と妙に(無理に?)
納得する、食べるだけの女子二名でした。
そうなんです。 フィリピンには、誕生日をむかえる当の本人が、
知人らを食事に招待し、支払もその本人が負担するという
日本人にとっては、摩訶不思議で珍しい習慣があるのです。
ともかく、フィリピン流にお祝いできてよかったわ、B君。
あらためて、H A P P Y B I R T H D A Y !!

これからもヨロシクね〜!
(何をヨロシクなのだか(^_^)???)
May 28, 2009
フィリピン 「食」 三昧

Travel Cafe @SMX
*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*
マニラから戻って、もう1週間以上経過してしまっているのに、
片付けてしまわなければならない事があったり、何かと多忙で
まだ今回の旅の模様をじっくりと報告する余裕がありません。
今回は、 マニラで開催された国際フードフェアで、あちら
こちらのブースに立ち寄っては新製品などを試食したり、

《 こんな方も来場。 相変わらず、周りは人だかり 》
早朝からウィークエンドマーケットをひやかしたり、

《 高層ビルの谷間にも、緑あふれる空間が 》
地方まで日帰りフードトリップに出かけてみたり、

《 名物料理とはいえ、こういうものは苦手で・・・ 》
レストランとしてオープンしている古いセレブのお屋敷で
スペイン統治時代を彷彿させるようなディナーを味わったり

《当時の上流階級の食卓を垣間見たような・・・》
と、スパにもビーチにも行かず、短期滞在ではありましたが
ただただフィリピンの 「食」 に触れ続けた毎日でした。
「食」 ネタが色々ありすぎて、どうアップしていいのやら。
頭の中を整理すること、それが今のところ第一の課題。
まともなものをお届けできるまで、もう少し時間がかかりそう。
・・・ 続く ・・・
May 25, 2009
◇フィリピンの ベスト・スパ 25

*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*
「雨後の筍」- 雨が降った後はタケノコが生えやすいことから、
何かをきっかけとしてある物事が続々と発生すること。
- Wikipedia より -
* * * * *
もう何年も前になりますが、プーケットやバリの洗練されたスパが話題になり、女性トラベラー達の間でタイやインドネシアが人気の渡航先となっていた頃、同じ東南アジアでありながら、どうしてP国にはあのようなスパがないのだろう? と不思議に思ったものですが、ようやくそれなりのスパがP国に登場しだしたのは、一歩どころか、数十歩も数百歩も遅れてのこと。
ところが一旦話題になりだすと、その後を追うように、近頃の小洒落たレストラン同様、まさに雨後の筍のように次々とスパがオープン。
ちなみに、このような現象をフィリピンでは「筍」ではなく、「mushroom (キノコ)」 という英単語で表現しているのをよく目にします。 "mushrooming" とか "mushroomed" と動詞として使用されています。 この国だけの特有表現方法かと思いましたが、調べてみるとれっきとした英語でした。
話を戻します。 フィリピンのスパは今やあまりの多さに、チェックすることさえも追いつけませんが、そんな時に重宝しそうなガイドブックを見つけました。(写真)
すでに注目を浴びてきた "The Farm"、 "Chi, The Spa"、"Sonya's Garden"、"Mandala Spa" を含むフィリピン全土に点在する 25 の優秀スパが紹介されています。
各スパの紹介記事の最後には、メニュー、価格、アクセスなどのデータ付き。 マッサージの種類もバラエティーに富んでいて、フィリピンの伝統的ヒーリングマッサージ Hilot (ヒロット) をはじめ、韓国式、タイ式、ジャワ式、スウェーデン式、インド式、ヒマラヤ式、日本式指圧、ハワイのロミロミ等、見ているだけでもうかなりリラックス気分。
そしてまた、注目したいのはトリートメントに使用される、フィリピンならではのナチュラル素材。
VCO (バージンココナッツオイル) や ylang-ylang (イランイラン) オイルなどのおなじみ素材のほかに、ボディスクラブ剤には "kalamansi (カラマンシー )&パパイヤ"、"pandan (パンダン) &香り米"、山岳地方の "コーヒー豆" や"赤米"、"Baguio(バギオ)ストロベリー"が。 また、"火山灰" パックや、温めたバナナの葉での部分ラッピングなど。 施術スタイルそのものと同じくらい、これらのユニーク素材には大いに興味をそそられるところです。 料金が安いのも、フィリピン・スパの魅力。
スパ・パラダイス、フィリピンで、身も心も癒されよう!!
* * * * *

■25 BEST SPAS IN THE PHILIPPINES
COLORS PHILIPPINE TRAVEL GUIDE
VOL.5 NO.2
BY COLORS PUBLISHING, INC.
ISSN 1655-535X
PHP 495.-
ツーリストマップ付き
May 19, 2009
◇フィリピンの水際作戦
昨夜、マニラから帰国しました。
マニラ到着後はTVもネットニュースも見る暇が無く、
ホテルをチェックアウトする前に、Yahoo Japan を
見てびっくり。 大阪、兵庫が大変なことになってる!
あわててTVをつけてNHKを観ると、マスクだらけ!?
関空到着後、検疫に時間がかかるのでは? という
心配をよそに、搭乗客も少ないせいかほぼ通常通り
入国の手続きは終わり、すんなりとリムジン乗り場へ。
ところで、フィリピンに入国した4日前、着陸後機内から
到着ゲートに出るやいなや、黄色い紙を手渡されました。
検疫の質問票でした。 日本入国時は機内で配布されるのに。
これまで NAIA で検疫カウンターなんか見た覚えはないし、
どこに提出するのだろう? こんなときだから臨時カウンターが
できているのかも? と思いつつイミグレに向かって歩いていると、

人の流れが止まっちゃってる。

窓際に座り込む人や、

壁にへばりつく人・・・
ボールペンもなければ、テーブルもなし。
質問票はこの先で2,3人のピーナが回収するのみ。
サーモグラフィーカメラは設置されていましたが。
(NAIA ターミナル1の様子です。 PAL の場合は
ターミナルがちがうので、同じ状況だとは限りません。)
以上、4日前の水際作戦の様子でした。
今日もまだこんな状態なんでしょうかね。
そうそう、ホテルのエントランスでは体温チェックを
していました。 でも毎回ではなく何度も出入りしている
のにチェックされたのはたった二回だけ。 意味ないな〜。
* * * * *
しかし、今回はよく食べました。 その模様は、
これから折を見て少しずつアップしていきます。

May 17, 2009
◇フィリピン・シック 治療中
フィリピン・シックが完治しそうにないので、
最終的につける薬はこれしかないかと、

いつものこれに乗ってみました。
ランチタイム♪♪

メニューは、
サーモン・サラダ、
ビーフ・スキヤキ、
チョコレートケーキ・・・
あれれ、なんか違和感が。

うっそ〜!
これまで必ずあった 「ある物」 がなくなってます。
以前は、ここ にも、ここ にも、ここ にもあったのに。
さて、それは何でしょう? って、正解されても何も出ませんが。
最近値下げしたと思ったら、もしかしてそのしわ寄せ?
* * * * *
そっけない内容ですみません。 PC が最悪!
絶不調で、ここまで更新するのがやっとです。
治療を必要とするのはPCの方かも。
この先、更新が滞るかもしれません。
May 10, 2009
◇フィリピンのココ・ジャム

・.☆°・.。*.°・.。★・.°*。・ ☆・.
いただき物のココナッツのジャム、
pilinut (ピリナッツ) 入りです。
生パンにそのままぬるだけというのも能がないので、
バゲットを軽くトーストしてバナナをトッピングしました。

が、これもインパクトに欠ける、まずくはないけど。
だいたい、フルーツジャムでさえ日頃口にしないのに、
どうすりゃいいんだ?! クレープは甘そうだし。
* * *
そこで、
低価格のバニラアイスに混ぜて、再冷凍しました。

イメージしたマーブル模様には遠かったけれど、
ココナッツ風味豊かなトロピカル・アイス完成。
お味? これはアリ。 予想以上の結果です。
トロピカルなキャラメル・アイスといった趣き。
安物アイスは乳脂肪分が少なく濃厚さに欠けるので、
リッチーなココジャムといい具合にマッチしてくれました。
決して、ハーゲンダッツとは混ぜないこと!(笑)
* * *
ココジャムは、ココナッツミルクと糖分(サトウキビ)を煮詰めたもので、粘りがあります。
アイスクリームと混ぜる時は、電子レンジで軽く加熱し、柔らかくしてからバターナイフにとって細い線状にアイスの上に落とし、そして更にその上にアイスクリームを乗せて同じことを繰り返して冷凍庫でしばらく置きました。
ココジャムは、アイスクリームと触れるとすぐに硬くなるので、ボテッと塊りで落とすと後から修正がききません。
口に含むとすぐに溶けてキャラメルのような食感になるので、塊りだと食べずらいです。 線を描くようにアイスクリームに落としていくのがコツ。 バニラアイスを器に盛り付け、その上にココジャムをかけてもいいでしょう。
同じメーカーではありませんが、日本でもネットでココジャムが購入できます。 (ピリナッツは入っていません。) こちらです → LILY'S/COCO JAM
May 02, 2009
◇フィリピンの酸っぱいスープ "Sinigang (シニガン)" に見る食習慣の違い

*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*
酸っぱいスープ "Sinigang(シニガン)" の素が残っていたので、
使い切ってしまうことにしました。 前回 とは見た目もまったく
違ってミネストローネのようなお野菜たっぷり、具沢山バージョン。
有頭エビの代わりにムキエビを、Kangkong (カンコン=空芯菜)の
代わりには小松菜を。 野菜は小松菜以外すべて1センチくらいの
角切りにしました。 そして、ひと口大に切った白身魚も一緒に。
エビの頭と殻のダシの代わりに、こちら のパエリャの素を一振り。
でもフィリピン人には Sinigang としてはみなされないかも・・・。
使用する具材、野菜の切り方にも、彼らにとってはこだわりや長年
親しんできた Sinigang のイメージがあるはずですから。 それを
無視して今回 ↑のように仕上げたのには、ある理由があります。
フィリピンの食卓には、各自の席にフォーク、スプーン、取り皿が
用意されます。 スープがあれば、あとスープボウルも。 大皿に
それぞれ盛ったご飯とおかずを各自お皿に少しずつとりわけて、
左手にフォーク、右手はナイフではなくスプーンを持っていただく、
というのが食事スタイル。 お皿にとったおかずはフォークで押さえ、
スプーンをナイフ代わりに使って食べやすい大きさにカットし、ご飯
と一緒にスプーンで口に運びます。 Sinigang の具も一旦お皿の
上でカットしてご飯と一緒に食べるているようです。 日本では汁物
の具を一旦お皿にとって切るという習慣がなく、お箸やスプーンで器
から直接口に運ぶので、日本の食卓に Sinigang をそのまま登場
させるのは、非常に食べずらい結果をまねく事になると気づきました。
で、簡単に食べられるように(切らずに食べられるように)具は予め
小さくした、という訳なのです。 フィリピン人には 「邪道だ!」 と
言われるかもしれませんが、フィリピン料理そのままではなくても
アイデアだけを借用し、日本の食卓に溶け込ますのもアリなのでは?
ご近所のPノイ君作、正統派 Sinigang の具の切り方 ↓

April 25, 2009
◇フィリピン・シック やや回復の兆し

*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*
ご近所のお料理上手なPノイ君、花粉症がおさまったらしく、
延び延びになっていたディナーに招いてくれました。
帰宅と同時に、いつも通り手際よく調理がすすんでいきます。
女子二人が、「デザート買ってくる」、「ビール買ってくる」
と出たり入ったりしている間に、食卓の準備が整いました。
〜 ◆◆ メニュー ◆◆ 〜
◆ 豚バラブロックの酸っぱいスープ

Sinigang na Baboy (シニガン・ナ・バボイ)
シニガンの素は、偶然にも先日 こちら で使用したのと同じ、
タロイモの澱粉入り Sinigang na may gabi でした。
圧力鍋で煮込んでいるので、短時間でお肉はトロトロ。
野菜もそれぞれが、絶妙なタイミングで加熱されています。
*
◆ アジのから揚げ

Pritong Isda (プリントン・イスダ)
から揚げといっても、少な目のオイルで揚げ焼きした程度。
それでも出来上がりはカリッカリ。 「コツ有り」だそうです。
*
◆ イカのアドボ

Adobong Pusit (アドボン・プシット)
ダイエットの敵登場です。 シーフードなのに? とお思いで
しょうが、単独なら問題なくても、ご飯に手を出したら最後、
あれよあれよという間に、大量のお米を摂取することになります。
* * *
女子はもっぱら、食べる人。
Pノイ君は作る人、洗い物も彼。
これもフィリピン・スタイルかも・・・
お料理にも満足し、多少はフィリピン・シックが回復した気分♪
ちょうどその頃TVでは、「片付けられない女」特集放映中。
足の踏み場もないくらい恐ろしく散らかった部屋の様子が
次々と映し出されます。 それにくらべ、Pノイ君の整理整頓
されたこの部屋はどうだ! 見習ってほしいものです。
食後、女子二人がくっちゃべっている間に、Pノイ君は
しっかり後片付け完了。 シンクもこの通り。

そうそう、取り除いたアジの内臓は、他の生ゴミとは一緒にせず
別のビニール袋に入れてました。 臭い防止のため、冷凍保存
しておいて、ゴミの日に捨てるのだそうです、 あっぱれ!
♪ ご馳走様でした ♪
過去のPノイ亭(?)での食事 投稿記事 ↓
◇フィリピン人男性は家事がお得意
◇フィリピン風 Ratatouille (ラタトゥーユ)



































