July 06, 2006
◇フィリピンからのお土産 《フィリピーナ用》
私には、日本人と結婚して関西に住み着いているピーナちゃんフレンドがけっこういる。
彼女達とおしゃべりしていると、「(フィリピンに)今度いつ帰るの?」と聞かれることが多々ある。
(すみません、私の場合あなた達と違って、「いつ行くの?」なんですけど・・・、まぁいいけどね。)
特に親しくしているピーナフレンドには、私がフィリピンに帰ったら、(あっ、ちがった、もとい)行ったら、なるべく彼女が欲しがるものを持って帰るようにしているけれど、たまに困ることがある。
私の渡比に関する個人情報が、前もって彼女の実家に流出している場合だ。
宿泊しているホテルに、突然、一族郎党引き連れて、KUYA(クヤ=お兄さん、長男)がジープでやってくる。
「これ、妹に渡してね、それからこれは あなたの分ね。」
差し出されたプラスティックバッグを、そのまま受け取ってはいけない。
「クヤ、これだめだって。日本には持って入れないってば。」
必ず、こうなる。 わかっているはずなのに、平気でグリーンマンゴなんかを忍ばせている。
LONGANIZA(ロンガニーサ=フィリピンソーセージ)や TOCINO(トシーノ=味付けしたフィリピンベーコン)は、まだ許そう、ヤバイといえばヤバイけど。
でも、もうフルーツはやめて、お願い、クヤ。
さて、聞き分けのないクヤの出現がない限り、彼女へのお土産はいたってシンプルに済ませられる。リクエスト通りのものを持ち帰るだけ。(ややこしそうなものは、敢えて無視する) 定番リクエストは、こんな具合。
1.「MARLBORO、DUTY FREE で買ってきてね。」
日本のものとは、味が違うんだって。
赤いパッケージの方で、ついでにソフトパックがご希望。
ハードパックはお気に召さないらしい。
町の中でなく、 DUTY FREE で買ってきて、というのは、前者だとフィリピン産、
後者だと メイドインUSA だという。(私には後者もいささか疑問だが。)
2. 「ジャリオ(=新聞)持って帰って、お願い。」
ホテルの部屋に配布されるものを毎日ためておく+帰りの機内で読んだあとの STAR紙も持ち帰る
3. 「BUTONG PAKWAN (ブトン・パクワン=スイカの種)2キロ!」
はい、はい、こんなのでよければいくらでも。
ピーナは ブトン・パクワンがお好き。
TVを観ながらひと袋くらい簡単に空にする。
クヤにもらった私用のプラスティックバッグにも、必ずブトン・パクワンが入っている。 食べるのが面倒なので、全部彼女に進呈することにしている。(殻を割って、中身の種だけ食べます。)
*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*
★オマケ《食べ物から学ぶタガログ語/BUTONG PAKWAN 》★
BUTO = 種、 PAKWAN = スイカ
タガログ語は修飾する方とされる方の語順があいまいみたい。
単語の後ろに NG がくっついて、次にくる単語に係る。
NG がくっつくのは、前の単語の語尾が母音だから。
子音の場合は、 前の単語と次にくる単語の間に NA が入る。
こっちにもう少し詳しく書きました。
←ためになったら、クリックを!
彼女達とおしゃべりしていると、「(フィリピンに)今度いつ帰るの?」と聞かれることが多々ある。
(すみません、私の場合あなた達と違って、「いつ行くの?」なんですけど・・・、まぁいいけどね。)
特に親しくしているピーナフレンドには、私がフィリピンに帰ったら、(あっ、ちがった、もとい)行ったら、なるべく彼女が欲しがるものを持って帰るようにしているけれど、たまに困ることがある。
私の渡比に関する個人情報が、前もって彼女の実家に流出している場合だ。
宿泊しているホテルに、突然、一族郎党引き連れて、KUYA(クヤ=お兄さん、長男)がジープでやってくる。
「これ、妹に渡してね、それからこれは あなたの分ね。」
差し出されたプラスティックバッグを、そのまま受け取ってはいけない。
「クヤ、これだめだって。日本には持って入れないってば。」
必ず、こうなる。 わかっているはずなのに、平気でグリーンマンゴなんかを忍ばせている。
LONGANIZA(ロンガニーサ=フィリピンソーセージ)や TOCINO(トシーノ=味付けしたフィリピンベーコン)は、まだ許そう、ヤバイといえばヤバイけど。
でも、もうフルーツはやめて、お願い、クヤ。
さて、聞き分けのないクヤの出現がない限り、彼女へのお土産はいたってシンプルに済ませられる。リクエスト通りのものを持ち帰るだけ。(ややこしそうなものは、敢えて無視する) 定番リクエストは、こんな具合。
1.「MARLBORO、DUTY FREE で買ってきてね。」
日本のものとは、味が違うんだって。
赤いパッケージの方で、ついでにソフトパックがご希望。
ハードパックはお気に召さないらしい。
町の中でなく、 DUTY FREE で買ってきて、というのは、前者だとフィリピン産、
後者だと メイドインUSA だという。(私には後者もいささか疑問だが。)
2. 「ジャリオ(=新聞)持って帰って、お願い。」
ホテルの部屋に配布されるものを毎日ためておく+帰りの機内で読んだあとの STAR紙も持ち帰る
3. 「BUTONG PAKWAN (ブトン・パクワン=スイカの種)2キロ!」
はい、はい、こんなのでよければいくらでも。
ピーナは ブトン・パクワンがお好き。
TVを観ながらひと袋くらい簡単に空にする。
クヤにもらった私用のプラスティックバッグにも、必ずブトン・パクワンが入っている。 食べるのが面倒なので、全部彼女に進呈することにしている。(殻を割って、中身の種だけ食べます。)
*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*
★オマケ《食べ物から学ぶタガログ語/BUTONG PAKWAN 》★
BUTO = 種、 PAKWAN = スイカ
タガログ語は修飾する方とされる方の語順があいまいみたい。
単語の後ろに NG がくっついて、次にくる単語に係る。
NG がくっつくのは、前の単語の語尾が母音だから。
子音の場合は、 前の単語と次にくる単語の間に NA が入る。
こっちにもう少し詳しく書きました。
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July 05, 2006
◇ VCD で知るフィリピン [4]
☆BOHOL: (TREASURES OF THE SOUL)
■ Sa Sariling Lupa (= In One's Own Land)
NCCA(The National Commission For Culture And The Arts) 2,800 ペソ
7枚組みVCD より:
「次に紹介するVCD は、CEBU 編」と決めていたのに、先週末、『事情通』の方々が BOHOL (ボホール)のすばらしさについて熱き思いを語り合う場に遭遇してしまい、急遽予定変更。
まだBOHOL に行ったことがない私は、是非是非行ってみたいという衝動にかられ、 VCD BOHOL 編を観賞する、ということになったわけです。
ボホールについての知識は、Chocolate Hills(チョコレート・ヒルズ)とTarsier(ターシャ=ボホール島に生息する、世界最小の原始猿)あとは Loboc (ロボク)川クルーズくらい。
ホテルは? リゾートは? ウキウキしながらVCDを観ていたのですが、一向に登場する気配なし。 出てくるのはマングローブばかり。チョコレート・ヒルズもターシャもほんの一瞬。 じっと我慢していると、例のごとく古そうな教会と、宗教美術のオンパレード。
それはそれで、いいんですけど・・・。
思い出しました。 このVCDのシリーズは、観光地よりも、むしろ文化的、且つ宗教的要素の高いスポットに重点を置いていた、ということを。
これまで紹介した 《◇VCD で知るフィリピン[1] - [3]》そして次回に予定していたCEBU はいくらかの予備知識があったので、興味深い教会ネタに気をとられ、気づかなかっただけなのです。
ある程度の予備知識があれば、ガイドブックにはないもう一歩踏み込んだフィリピンに触れることができるでしょう。
だけど、まったくの初心者用としては、若干種類の違うものなのかもしれません。
ただ、私にとっては大きな発見がありました。 VCDに登場した BIBINGKA (ビビンカ=バナナの葉を敷いた素焼きの器に生地を流しこんで焼く、ホットケーキのようなお菓子)は、これまで何度もマニラで見たそれとは、大きく異なるものでした。
まず、底も表面もフラットであるのがあたりまえと思っていたのに、ボホールのBIBINGKA は、直径が小さく深さがありカップケーキのようで、表面も蒸しパンのようにボコボコしたものでした。
それよりも、BIBINGKA の特徴のはずの、「上からも熱したチャコールを入れたトレイをフタのようにのせて加熱する」というわけでなく、単なるフタをかぶせているだけでした。 フィリピン全土でポピュラーだと思っていた BIBINGKA のスタイルが、こんなにも違いがあるとは驚きです。
←マニラの BIBNGKA (ビビンカ)
左:熱したチャコールで、上からも加熱
右:表面積が広く、フラット
*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*
今回は行ったことがないので、当然掲載するような現地の写真はありません。
しょうがないので、ゴールデンウィークにツアーエキスポのアルバイトに来ていたターシャのコーコー君に再び登場願うことにします。
左:お仕事中
右:休憩中
本物のターシャ や BOHOL の写真は、ipi-p さんのところでどうぞ。
ガイドブック以上に多くの写真でボホールが紹介されています。
教会もあります。ホテルもあります。リバークルーズも、お美しいピーナのお姉さんも。
それから、動くターシャも見ることができます。「動くターシャ?」と疑問に感じたら、まずこちら。
《下調べをするなら》
☆ プレミアム・リゾート・アイランド(フィリピン政府観光省日本語サイト)の「ボホールの見どころ」
☆ WOW PHILIPPINES (フィリピン政府観光省本国英語サイト)"Explore Philippines : Bohol"
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■ Sa Sariling Lupa (= In One's Own Land)
NCCA(The National Commission For Culture And The Arts) 2,800 ペソ
7枚組みVCD より:
「次に紹介するVCD は、CEBU 編」と決めていたのに、先週末、『事情通』の方々が BOHOL (ボホール)のすばらしさについて熱き思いを語り合う場に遭遇してしまい、急遽予定変更。
まだBOHOL に行ったことがない私は、是非是非行ってみたいという衝動にかられ、 VCD BOHOL 編を観賞する、ということになったわけです。
ボホールについての知識は、Chocolate Hills(チョコレート・ヒルズ)とTarsier(ターシャ=ボホール島に生息する、世界最小の原始猿)あとは Loboc (ロボク)川クルーズくらい。
ホテルは? リゾートは? ウキウキしながらVCDを観ていたのですが、一向に登場する気配なし。 出てくるのはマングローブばかり。チョコレート・ヒルズもターシャもほんの一瞬。 じっと我慢していると、例のごとく古そうな教会と、宗教美術のオンパレード。
それはそれで、いいんですけど・・・。
思い出しました。 このVCDのシリーズは、観光地よりも、むしろ文化的、且つ宗教的要素の高いスポットに重点を置いていた、ということを。
これまで紹介した 《◇VCD で知るフィリピン[1] - [3]》そして次回に予定していたCEBU はいくらかの予備知識があったので、興味深い教会ネタに気をとられ、気づかなかっただけなのです。
ある程度の予備知識があれば、ガイドブックにはないもう一歩踏み込んだフィリピンに触れることができるでしょう。
だけど、まったくの初心者用としては、若干種類の違うものなのかもしれません。
ただ、私にとっては大きな発見がありました。 VCDに登場した BIBINGKA (ビビンカ=バナナの葉を敷いた素焼きの器に生地を流しこんで焼く、ホットケーキのようなお菓子)は、これまで何度もマニラで見たそれとは、大きく異なるものでした。
まず、底も表面もフラットであるのがあたりまえと思っていたのに、ボホールのBIBINGKA は、直径が小さく深さがありカップケーキのようで、表面も蒸しパンのようにボコボコしたものでした。
それよりも、BIBINGKA の特徴のはずの、「上からも熱したチャコールを入れたトレイをフタのようにのせて加熱する」というわけでなく、単なるフタをかぶせているだけでした。 フィリピン全土でポピュラーだと思っていた BIBINGKA のスタイルが、こんなにも違いがあるとは驚きです。
←マニラの BIBNGKA (ビビンカ)
左:熱したチャコールで、上からも加熱
右:表面積が広く、フラット
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今回は行ったことがないので、当然掲載するような現地の写真はありません。
しょうがないので、ゴールデンウィークにツアーエキスポのアルバイトに来ていたターシャのコーコー君に再び登場願うことにします。
左:お仕事中
右:休憩中
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ガイドブック以上に多くの写真でボホールが紹介されています。
教会もあります。ホテルもあります。リバークルーズも、お美しいピーナのお姉さんも。
それから、動くターシャも見ることができます。「動くターシャ?」と疑問に感じたら、まずこちら。
《下調べをするなら》
☆ プレミアム・リゾート・アイランド(フィリピン政府観光省日本語サイト)の「ボホールの見どころ」
☆ WOW PHILIPPINES (フィリピン政府観光省本国英語サイト)"Explore Philippines : Bohol"
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July 03, 2006
◇フィリピンメイドの ”超半生(!?)” ドライフルーツ − バナナ&マンゴ
インターネットは、ホントに便利!(過ぎ?)
フィリピン産の食品を、日本で買う事はまぁありませんが、楽天市場でこんなキャッチ・コピーをみつけてしまって・・・。
《バナナ好きなら絶対のお薦め^^ 超半生ドライソフトバナナ》
→バナナの半生ドライ? よくある「干しバナナ」とはちがうの?
おまけに、こんなものも・・・。
《2006年新物:超半生ドライマンゴー!! フィリピンマンゴー》
→半生に「超」がつくのが”超”気になる・・・。
気がついたら、注文ボタンをクリックしていたらしい。
一種の「怖いものみたさ」?
昨日、いやかなり遅い深夜に帰宅してみると、クロネコヤマトの「不在票」。
早いなぁ。
再配達をお願いすると、午前中に届けてくれました。
☆《超半生ドライマンゴー》:
確かに半生ですね、はい。 これまで日本で売っていた、「ドライマンゴ」なるものと比べるとかなり。
でも、7Dとくらべると、「生さ加減」がちょっとちがう。 肉厚もちがうみたい。
「ちょっと甘すぎ」+「酸味が足らない」かな、私には。もっと言えば、「CHEWY さ」(弾力性というか、腰の強さというか)に欠ける。
でも、悪くはないですよ。
☆《超半生ドライソフトバナナ》
う〜ん、不思議な味。
こういう時、ボキャブラリーの無さ、表現力の乏しさを痛感。
パッケージの原材料を見てみると、「バナナ、砂糖、ココナッツ油、バナナフレーバー」ふーん。
蒸かしたサツマイモをマッシュ状にし、固めて砂糖をまぶして乾したような味。
食感にばらつきあり。「干し芋」もねっとりして柔らかいもの、硬いものがあるように。 さしづめ「干し芋」のバナナフレーバー付き、といったところかな。
もう半分以上減っている、おかしい・・・。
なんだかんだ言いながら、結局は食べているんです。
*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*
人気blogランキング【海外旅行】部門
現在30位 皆様、ご協力ありがとうございます。引き続き宜しくお願いします。
25位以内に入れば、ページ名称/紹介文の枠のスペースが大きくなります。
フィリピン産の食品を、日本で買う事はまぁありませんが、楽天市場でこんなキャッチ・コピーをみつけてしまって・・・。
《バナナ好きなら絶対のお薦め^^ 超半生ドライソフトバナナ》
→バナナの半生ドライ? よくある「干しバナナ」とはちがうの?
おまけに、こんなものも・・・。
《2006年新物:超半生ドライマンゴー!! フィリピンマンゴー》
→半生に「超」がつくのが”超”気になる・・・。
気がついたら、注文ボタンをクリックしていたらしい。
一種の「怖いものみたさ」?
昨日、いやかなり遅い深夜に帰宅してみると、クロネコヤマトの「不在票」。
早いなぁ。
再配達をお願いすると、午前中に届けてくれました。
☆《超半生ドライマンゴー》:
確かに半生ですね、はい。 これまで日本で売っていた、「ドライマンゴ」なるものと比べるとかなり。
でも、7Dとくらべると、「生さ加減」がちょっとちがう。 肉厚もちがうみたい。
「ちょっと甘すぎ」+「酸味が足らない」かな、私には。もっと言えば、「CHEWY さ」(弾力性というか、腰の強さというか)に欠ける。
でも、悪くはないですよ。
☆《超半生ドライソフトバナナ》
う〜ん、不思議な味。
こういう時、ボキャブラリーの無さ、表現力の乏しさを痛感。
パッケージの原材料を見てみると、「バナナ、砂糖、ココナッツ油、バナナフレーバー」ふーん。
蒸かしたサツマイモをマッシュ状にし、固めて砂糖をまぶして乾したような味。
食感にばらつきあり。「干し芋」もねっとりして柔らかいもの、硬いものがあるように。 さしづめ「干し芋」のバナナフレーバー付き、といったところかな。
もう半分以上減っている、おかしい・・・。
なんだかんだ言いながら、結局は食べているんです。
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July 01, 2006
◇フィリピンに ”シソの葉(大葉)”? なんて、ないよね
KALIBO(カリボ)の知人宅で裏庭をウロウロしていたら、形が紫蘇(シソ)の葉によく似た、こんな葉っぱを発見。
まるで、青紫蘇と赤紫蘇の MESTIZO(メスティーソ)のようだ。
《*フィリピンでは、ハーフのことを「メスティーソ」と言います。国籍の違うパパとママの間に生まれた子供のことです。 特に女性のメスティーソを指す場合は、MESTIZA(メスティーサ)となります。》
興味津々で写真を撮っている私をみて、知人は、「こっちも同じ種類よ」と言って示したのが、←これ。
これこそ、青紫蘇ライク。これは、PURE (ピュア)青紫蘇のようだ。
《*メスティーソの多いフィリピン。多かれ少なかれ外国の血が混じっている人が多いので、国籍をいくら「○○人よ」と言っても、「生粋(100%)の○○人?」と念を押されます。そのとき、「PURE ○○人?」という表現をします。》
でも、よく見ると似ているのは輪郭だけで、葉脈はちがうみたい。
「日本の植物に似ている」と言うと、「フィリピンでは蚊に刺された時に使う薬草」なのだ、と説明してくれました。
葉っぱを小さく折りたたんで、患部にすり込むのだそうです。
「でも、もっとよく効くのがあるよ」と指差したのが、これ↓。 まったく別の種類だって。
シソに似てる方のと、効果大の方とでは、葉っぱの大きさに差があります。
比較してみると、これくらい。
おなじみWIKIPEIDA で調べてみたら;
【シソ(紫蘇)は、シソ科シソ属の植物。変種、品種が多く(中略)・・・、
学名 Perilla frutescens (変種、品種多数)/ 和名 シソ(変種、品種多数)/ 英名 Shiso
漢方医学では、主に赤紫蘇の葉を「蘇葉」(そよう)といい、理気薬(気が停滞している状態を改善する薬物、精神を安定させる目的もある)として半夏厚朴湯や香蘇散に配合される。
成熟した果実を「蘇子」(そし)といい、咳、喘息、便秘などの治療に用いる。
シソの葉はロズマリン酸という成分を含み、アレルギー疾患に有用として・・、】
どの効能にもあてはまらない、やっぱりちがったのか。
名前は聞いたけど、ふたつとも忘れました。 QUIAPO(キアポ)教会辺りの屋台の薬草屋にもあるでしょうか? (あそこには、アボーション(堕胎)用の薬草もあるらしい。)
*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*
←おかげさまで 人気blogランキング【海外旅行】部門 は、”ぎりぎり”、”なんとか”、”かろうじて”50位圏内にランクアップしました。 皆様、ご協力ありがとうございます。
これでランキングチェックするのにワン・クリックだけですみます。あとは、25位までに入れたら →ページ名称/紹介文の枠のスペースが大きくなる。 →サブ紹介文も表示されるようになる。 →よりフィリピンをアピールできる。
と、こういう仕掛けになっておりますです。 引き続きヨロシク!
まるで、青紫蘇と赤紫蘇の MESTIZO(メスティーソ)のようだ。
《*フィリピンでは、ハーフのことを「メスティーソ」と言います。国籍の違うパパとママの間に生まれた子供のことです。 特に女性のメスティーソを指す場合は、MESTIZA(メスティーサ)となります。》
興味津々で写真を撮っている私をみて、知人は、「こっちも同じ種類よ」と言って示したのが、←これ。
これこそ、青紫蘇ライク。これは、PURE (ピュア)青紫蘇のようだ。
《*メスティーソの多いフィリピン。多かれ少なかれ外国の血が混じっている人が多いので、国籍をいくら「○○人よ」と言っても、「生粋(100%)の○○人?」と念を押されます。そのとき、「PURE ○○人?」という表現をします。》
でも、よく見ると似ているのは輪郭だけで、葉脈はちがうみたい。
「日本の植物に似ている」と言うと、「フィリピンでは蚊に刺された時に使う薬草」なのだ、と説明してくれました。
葉っぱを小さく折りたたんで、患部にすり込むのだそうです。
「でも、もっとよく効くのがあるよ」と指差したのが、これ↓。 まったく別の種類だって。
シソに似てる方のと、効果大の方とでは、葉っぱの大きさに差があります。
比較してみると、これくらい。
おなじみWIKIPEIDA で調べてみたら;
【シソ(紫蘇)は、シソ科シソ属の植物。変種、品種が多く(中略)・・・、
学名 Perilla frutescens (変種、品種多数)/ 和名 シソ(変種、品種多数)/ 英名 Shiso
漢方医学では、主に赤紫蘇の葉を「蘇葉」(そよう)といい、理気薬(気が停滞している状態を改善する薬物、精神を安定させる目的もある)として半夏厚朴湯や香蘇散に配合される。
成熟した果実を「蘇子」(そし)といい、咳、喘息、便秘などの治療に用いる。
シソの葉はロズマリン酸という成分を含み、アレルギー疾患に有用として・・、】
どの効能にもあてはまらない、やっぱりちがったのか。
名前は聞いたけど、ふたつとも忘れました。 QUIAPO(キアポ)教会辺りの屋台の薬草屋にもあるでしょうか? (あそこには、アボーション(堕胎)用の薬草もあるらしい。)
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June 29, 2006
◇お土産に フィリピンメイドの ”カトラリー” はいかが?
フィリピンっていう国は、世間からはかなり誤解されていて、どうしてもネガティブなイメージが先行してしまいます。
ついでに、フィリピン雑貨までが「ダサい」イメージで通っているような。
ちゃ〜んと探せば、お洒落な雑貨もあるのですが・・・。
フィリピンには天然素材がいっぱい。 素材自体もとってもユニーク。
フィリピン旅行のお土産に、そんなナチュラル素材を利用したカトラリーはいかが?
例えば、←お箸。お箸置きもついたペアセット、ケース入り。(お箸も「カトラリー」と呼んでいいのでしょうか? ここでは、いいことにします。)
これはシェルをはめ込んだもの。
三日月形に細工したシェルは、M・O・P(マザー・オブ・パール=白蝶貝、黒蝶貝、あこや貝等、真珠が生み出される真珠貝の殻の裏側の真珠層)
三日月は、ひとつひとつ輝きが違います。それはそうですね、大量生産のプラスティックじゃなくって天然の貝なのですから。
お箸置きも、自然の木目がそれぞれ異なった表情を見せてくれます。
楢(ナラ)、マンゴ、カマゴン、アカシヤ・・・、これらはフィリピン・ハンディクラフトの素材となる木。
アクセントにはバラエティー豊かなシェル、カラバオ・ホーン(水牛のツノ)、ココナッツ・シェル(ココナッツの殻)などなど。
↓これらは、ほんの一例。
★☆インテリアやファッション雑誌の小道具としても、十分活躍すると思うのですけど☆★
*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*
←3日前に 人気blogランキング【海外旅行】部門 に参加しました。
初日は、140位あたりにいましたが、みなさまの「ポチッ」のおかげで、今朝は64位まで上昇です。 ありがとうございます。
なんとか、50位に入りたいな、そうすればランキングチェックするのにワン・クリックですみますよ〜。 あとは、下にスクロールするだけ。(1-50位まで同じページです。)
ついでに、フィリピン雑貨までが「ダサい」イメージで通っているような。
ちゃ〜んと探せば、お洒落な雑貨もあるのですが・・・。
フィリピンには天然素材がいっぱい。 素材自体もとってもユニーク。
フィリピン旅行のお土産に、そんなナチュラル素材を利用したカトラリーはいかが?
例えば、←お箸。お箸置きもついたペアセット、ケース入り。(お箸も「カトラリー」と呼んでいいのでしょうか? ここでは、いいことにします。)
これはシェルをはめ込んだもの。
三日月形に細工したシェルは、M・O・P(マザー・オブ・パール=白蝶貝、黒蝶貝、あこや貝等、真珠が生み出される真珠貝の殻の裏側の真珠層)
三日月は、ひとつひとつ輝きが違います。それはそうですね、大量生産のプラスティックじゃなくって天然の貝なのですから。
お箸置きも、自然の木目がそれぞれ異なった表情を見せてくれます。
楢(ナラ)、マンゴ、カマゴン、アカシヤ・・・、これらはフィリピン・ハンディクラフトの素材となる木。
アクセントにはバラエティー豊かなシェル、カラバオ・ホーン(水牛のツノ)、ココナッツ・シェル(ココナッツの殻)などなど。
↓これらは、ほんの一例。
★☆インテリアやファッション雑誌の小道具としても、十分活躍すると思うのですけど☆★
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June 28, 2006
◇フィリピンの ”CUP NOODLES"
いつもお邪魔している皆様のブログをウロウロしていたら、また食べ物の話題に反応して、ひと言コメントしてしまいました。
よそ様の、それも、高尚な写真ブログさんのところで、ご本人が不在であるのをいいことに、また食い物ネタで勝手に盛り上がりそうになったので、早々と引き揚げてきました。 続きは自分のブログでやることにします。
話題は、日本から帰国するフィリピン人のお土産の代名詞、日清カップヌードル、”シーフード味” についてでした。
皆さん、何カートンもお持ち帰りになりますね。
フィリピンにカップヌードルがないわけではないのですが、皆さん、”MADE IN JAPAN ”には弱いようで、特にお土産ともなると。
フィリピンのカップヌードルは、まずフレーバーが違います。
確か、ビーフ味、ポーク味、チキン味、シュリンプ味、(シーフード味もあったかな?)
BULALO (ブラロ=ビーフの膝骨入りスープ。)もカップヌードルだったかな?(これは別ブランドだったかもしれません。)
BACHOY(バチョイ=モツスープみないたなの)味はあったはず。
[追記:よく見たら上から シーフード、ビーフ、チキンでした。]
安いし、まずくはないのですが、食べたのは一度きり。
パッケージが、問題だったんです。 日本のような発砲スチロールではなく、プラスティックなので、熱がもろに伝わって、熱くて持てない。 それに、カップのフチに口をつけてスープが飲めない、もちろん熱いので。
(日本人は熱いものは、熱いうちに食べなきゃ気がすまないから、ちょっときついです。)
YAKISOBA も何故かカップ入り。(カップヌードルの "YAKISOBA"バージョンです)
量も少なくて丁度いいんですけどね。
フィリピンはカップヌードルも、袋入りインスタントラーメンも、日本のものよりひとまわり小さ目。 日本では一食分になり得ますが、フィリピンでは食事ではなく、MERIENDA (メリエンダ=食事と食事の間のスナック)なので。
マニラのホテルには、ミニバーにこの日清カップヌードル”シーフード味”を常備しているところもあります。袋入り割り箸も用意されています。
上の写真は、マニラではありません。BAGUIO(バギオ)のホテルのミニバーです。
関係ないけど写真右下の NAGARAYA (ナガラヤ)クラッカー・ナッツもフィリピンではポピュラーなスナック菓子です。フレーバー多数。
それにしても・・・・、ミニバーの料金をマジックで直接書く? なんて、フィリピンなんでしょう!!
《日清カップヌードルについての豆知識》
世界各国で販売されているカップヌードルは、味、カップの形以外に日本国内用と違う点があります。 ご存知ですか?
答え:日本国内仕様 →CUP NOODLE / 海外仕様 →CUP NOODLES
Pombo さん、カップヌードル・ブラジルバージョン、待ってますよ!
(カップヌードルに夢中になっていて、ブラジルvsガーナ戦を忘れていた!
もう2-0 になってる)
←お夜食の前にワンクリックを!
★もうひとつ追記(2006/06/28):
フィリピン・カップヌードルのパッケージにクレームしましたが、私の「お湯の入れ方」、「カップの持ち方」に問題があったようです。
詳しくは、マニラ在住 ipi-p さんのコメントをどうぞ(↓)。
みなさん、説明書はちゃんと読みましょう。
ipi-p さんは、説明書がそばにあるようにスラスラと語られています。
(おかしいな、今は日本のはずなのに。 きっとフィリピンバージョンのシーフードヌードルを持ち帰ってこられたのにちがいない、お土産用に)
よそ様の、それも、高尚な写真ブログさんのところで、ご本人が不在であるのをいいことに、また食い物ネタで勝手に盛り上がりそうになったので、早々と引き揚げてきました。 続きは自分のブログでやることにします。
話題は、日本から帰国するフィリピン人のお土産の代名詞、日清カップヌードル、”シーフード味” についてでした。
皆さん、何カートンもお持ち帰りになりますね。
フィリピンにカップヌードルがないわけではないのですが、皆さん、”MADE IN JAPAN ”には弱いようで、特にお土産ともなると。
フィリピンのカップヌードルは、まずフレーバーが違います。
確か、ビーフ味、ポーク味、チキン味、シュリンプ味、(シーフード味もあったかな?)
BULALO (ブラロ=ビーフの膝骨入りスープ。)もカップヌードルだったかな?(これは別ブランドだったかもしれません。)
BACHOY(バチョイ=モツスープみないたなの)味はあったはず。
[追記:よく見たら上から シーフード、ビーフ、チキンでした。]
安いし、まずくはないのですが、食べたのは一度きり。
パッケージが、問題だったんです。 日本のような発砲スチロールではなく、プラスティックなので、熱がもろに伝わって、熱くて持てない。 それに、カップのフチに口をつけてスープが飲めない、もちろん熱いので。
(日本人は熱いものは、熱いうちに食べなきゃ気がすまないから、ちょっときついです。)
YAKISOBA も何故かカップ入り。(カップヌードルの "YAKISOBA"バージョンです)
量も少なくて丁度いいんですけどね。
フィリピンはカップヌードルも、袋入りインスタントラーメンも、日本のものよりひとまわり小さ目。 日本では一食分になり得ますが、フィリピンでは食事ではなく、MERIENDA (メリエンダ=食事と食事の間のスナック)なので。
マニラのホテルには、ミニバーにこの日清カップヌードル”シーフード味”を常備しているところもあります。袋入り割り箸も用意されています。
上の写真は、マニラではありません。BAGUIO(バギオ)のホテルのミニバーです。
関係ないけど写真右下の NAGARAYA (ナガラヤ)クラッカー・ナッツもフィリピンではポピュラーなスナック菓子です。フレーバー多数。
それにしても・・・・、ミニバーの料金をマジックで直接書く? なんて、フィリピンなんでしょう!!
《日清カップヌードルについての豆知識》
世界各国で販売されているカップヌードルは、味、カップの形以外に日本国内用と違う点があります。 ご存知ですか?
答え:日本国内仕様 →CUP NOODLE / 海外仕様 →CUP NOODLES
Pombo さん、カップヌードル・ブラジルバージョン、待ってますよ!
(カップヌードルに夢中になっていて、ブラジルvsガーナ戦を忘れていた!
もう2-0 になってる)
←お夜食の前にワンクリックを!
★もうひとつ追記(2006/06/28):
フィリピン・カップヌードルのパッケージにクレームしましたが、私の「お湯の入れ方」、「カップの持ち方」に問題があったようです。
詳しくは、マニラ在住 ipi-p さんのコメントをどうぞ(↓)。
みなさん、説明書はちゃんと読みましょう。
ipi-p さんは、説明書がそばにあるようにスラスラと語られています。
(おかしいな、今は日本のはずなのに。 きっとフィリピンバージョンのシーフードヌードルを持ち帰ってこられたのにちがいない、お土産用に)
June 27, 2006
◇フィリピンの ”パイナップル” : フルーツ(実)より葉っぱが貴重?
これまで当ブログ内で、「PIÑA(ピーニャ)はパイナップルの繊維」である事を何度か書いてきましたが、大切な事を言い忘れていることに気づきました。
「パイナップル」− もしかして、日本にも輸入されていて、いつも私達が食べているパイナップルを想像されていません?
実は、ピーニャ用のパイナップルは、私達が食べているパイナップルとは別の種類なのです。
ピーニャ用は、Red Spanish(レッド・スパニッシュ)という種類。(←)
実を食用とする、おなじみのパイナップルは葉っぱが短く、それに比べ繊維を取り出すことを目的としたピーニャ用は、長い葉っぱが特徴。
100本の葉からとれる繊維は、わずか 40g 程度。
一本一本の繊維は、手作業で結ばれ長い糸となります。
結び目は二本の両端が無駄になるので切り取られ、結局は36gくらいに減ってしまうそうです。
織機にかける前の糸は髪の毛よりも細く、櫛を使って鋤くのだとか。
(←クリックすると、拡大画像になります)
こんなに細い繊維を、手で結んでいくなんて、とんでもない作業です。
まだこれから、手織り、刺繍、縫製という工程が待っているのですから、ピーニャのバロン・タガログが高価なのも十分うなづけます。
ちなみに、こちらは 加工前の ABACA(アバカ=マニラ麻)の繊維です。
アバカは、バナナと同じ芭蕉科の植物。見た目もバナナにそっくりなのですが、違いは、実を食用とするかしないか。バナナは実を食用としますが、アバカは実は食べず、葉から繊維を取り出すためのもの。
(↑クリックすると、拡大画像になります)
*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*
さて、話は変わりますが、 人気blogランキング【旅行】部門に参加することにしました。
☆【旅行】部門に参加ということで、フィリピンには直接関係ありませんが、ご紹介したいブログがあります。 《機内食・ドットコム〜機上の晩餐〜》
ショップHPを立ち上げる前に、お世話になった方のブログです。
私もいくつか、機内食の写真を提供させていただきました。
毎度マニラ行きには利用させていただいているTG(タイ航空)をはじめ、AZ(アリタリア航空)、IB(イベリア航空)、JK(スパン・エアー)、LH(ルフトハンザ航空)など。(私が撮った機内食にはナショナル・フラッグは皆無ですが)
海外旅行がお好きな方は、こちらも覗いてみてください。
←をクリックしていただくと、助かります。
ipi-p さんの順位にはほど遠いでしょうが、フィリピンのイメージアップに一票を!
* * * * *
《 追記 2008.12.11 - お知らせ 》
★只今フィリピンの正装、Barong Tagalog (バロン・タガログ) 販売中!
→ → → ショップ 内、こちら のページです。
(数に限りがあります。 予めご了承ください。)
「パイナップル」− もしかして、日本にも輸入されていて、いつも私達が食べているパイナップルを想像されていません?
実は、ピーニャ用のパイナップルは、私達が食べているパイナップルとは別の種類なのです。
ピーニャ用は、Red Spanish(レッド・スパニッシュ)という種類。(←)
実を食用とする、おなじみのパイナップルは葉っぱが短く、それに比べ繊維を取り出すことを目的としたピーニャ用は、長い葉っぱが特徴。
100本の葉からとれる繊維は、わずか 40g 程度。
一本一本の繊維は、手作業で結ばれ長い糸となります。
結び目は二本の両端が無駄になるので切り取られ、結局は36gくらいに減ってしまうそうです。
織機にかける前の糸は髪の毛よりも細く、櫛を使って鋤くのだとか。
(←クリックすると、拡大画像になります)
こんなに細い繊維を、手で結んでいくなんて、とんでもない作業です。
まだこれから、手織り、刺繍、縫製という工程が待っているのですから、ピーニャのバロン・タガログが高価なのも十分うなづけます。
ちなみに、こちらは 加工前の ABACA(アバカ=マニラ麻)の繊維です。
アバカは、バナナと同じ芭蕉科の植物。見た目もバナナにそっくりなのですが、違いは、実を食用とするかしないか。バナナは実を食用としますが、アバカは実は食べず、葉から繊維を取り出すためのもの。
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毎度マニラ行きには利用させていただいているTG(タイ航空)をはじめ、AZ(アリタリア航空)、IB(イベリア航空)、JK(スパン・エアー)、LH(ルフトハンザ航空)など。(私が撮った機内食にはナショナル・フラッグは皆無ですが)
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《 追記 2008.12.11 - お知らせ 》
★只今フィリピンの正装、Barong Tagalog (バロン・タガログ) 販売中!
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(数に限りがあります。 予めご了承ください。)
June 26, 2006
◇フィリピンで ”ハッ” とする瞬間
フィリピンは、長い間スペイン統治下にあり、今もヨーロッパ文化の影響が色濃く残っているせいか、時々ではありますが見逃しそうなちょっとしたデザインのモチーフにも、「ハッ」とする瞬間があります。
教会の扉や神輿もそうですが、もっと身近に、例えばレストランでのカトラリーや食器にそれらを見ることがあります。
NORITAKE や DANSK など海外メーカーがフィリピンに進出はしていても、それらは輸出用の生産が目的であって、国内の「一般」消費用はほとんど輸入品に頼っていると推測します。(アウトレット販売は別として)
それでもどことなく日本で見る製品のデザインとは異なるのは、この国のバックグラウンドのせいなのか、古きよき時代のアンティックがまだまだ残っているからなのか・・・。
そんな事を考えながら、PCに保存している画像をチェックしていたら、デザインのモチーフが気に入って、記録のつもりで撮っていた写真がいくつかありました。
写真上: ORTIGAS にて
PASAY CITY にて
MAKATI, GREENBELT にて
PARAÑAQUE にて
改築したばかりの知人宅。
玄関の柱の柄が可愛いので写真を撮っていたら、カスタムメイドだと言われました。
絵心のある姪のデザインを、そのまま柱にしたそうです。
フィリピンでは、こんなことも簡単に低価格でできるのですね。
他にもレストランや、一般住居のエクステリアとして設置されたアイアンワークには、その場に留まって記録に収めたい、と思わせるものが多々あります。
それを実行するのが、これからの私の課題でもあります。
←人気blogランキング【旅行】部門に参加しました。
フィリピンを愛する方、フィリピンに興味がある方、クリックよろしくです。
教会の扉や神輿もそうですが、もっと身近に、例えばレストランでのカトラリーや食器にそれらを見ることがあります。
NORITAKE や DANSK など海外メーカーがフィリピンに進出はしていても、それらは輸出用の生産が目的であって、国内の「一般」消費用はほとんど輸入品に頼っていると推測します。(アウトレット販売は別として)
それでもどことなく日本で見る製品のデザインとは異なるのは、この国のバックグラウンドのせいなのか、古きよき時代のアンティックがまだまだ残っているからなのか・・・。
そんな事を考えながら、PCに保存している画像をチェックしていたら、デザインのモチーフが気に入って、記録のつもりで撮っていた写真がいくつかありました。
写真上: ORTIGAS にて
PASAY CITY にて
MAKATI, GREENBELT にて
PARAÑAQUE にて
改築したばかりの知人宅。
玄関の柱の柄が可愛いので写真を撮っていたら、カスタムメイドだと言われました。
絵心のある姪のデザインを、そのまま柱にしたそうです。
フィリピンでは、こんなことも簡単に低価格でできるのですね。
他にもレストランや、一般住居のエクステリアとして設置されたアイアンワークには、その場に留まって記録に収めたい、と思わせるものが多々あります。
それを実行するのが、これからの私の課題でもあります。
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June 22, 2006
◇”ちょっと” 気になる フィリピンの習慣〔5〕 - 「母音」編
LONGANIZA,
LONGANISA,
LONGGANISA,
LANGONISA,
LANGGONISA・・・、
スペルミスではありません。
どれも、フィリピンソーセージ、”ロンガニーサ”。
↑これじゃ、まるで同じじゃん、3月8日に投稿した《◇フィリピンのソーセージ》と。
- そんなの、みんな覚えてないって?
- いえ違います。追加です、LANGGONISA を。
じゃなくって、フィリピン語は母音が曖昧だってこと。
(お気づきの方もおられるでしょうが、これは既に当ブログのあるコメント欄で言いました。)
”a ”と ”o”、 それから ”e” と ”i” の区別がかなりグチャグチャ。
何かの本で、フィリピン国内のサインボートにこの”グチャグチャさ”が表されている例があったので、さっきから探しているのですが見当たりません。
でも、自分で撮った「証拠写真」があるのです! じゃ〜ん!!
← ”k a e s e k e ”
これだけで判断するのは、よくないですが、白地に赤丸、それからその右の小さい文字、JAPANESE AND SEAFOOD RESTAURANT
ってことは、明らかに日本の K A I S E K I、カ・イ・セ・キ。 「懐石」、あるいは 「会席」のつもりなワケでしょ?
なんでも、日本っぽい名前にすればいいってものではないんですけど・・・
でも、まぁ、天下のBORACAY(ボラカイ)ですから。
いいんじゃないですか、日本人以外には。
正面は、こんな風でした。
ついでで悪いんですが、
←こんなの、
BORACAY(ボラカイ)に必要???
在日フィリピーノとの会話で(日本語であろうが、英語であろうが、タガログ語であろうが)、「ギンバ」(G I N B A)と聞こえたら・・・・、
それは「ゲンバ」のことです。
そう、G E N B A、現場。(=工事現場:ここを職場としている人、多いです)
Posted by harana at
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│* CUSTOM・CULTURE / ライフスタイル・習慣 | * LANGUAGE / 言葉
June 20, 2006
◇フィリピン・マンゴ?の "DOLCE(ドルチェ)"
先週の土曜日、女友達ばかりで、かつての御三家の一人「● ひ○み」がプロデュースする、やや高級な某イタリアンレストランでディナーを楽しんできました。
(勝負デートに場所をお探しの男性へ: ここはオススメですよ。雰囲気抜群!)
オープン当時は、大阪ドーム内にあったのですが、心斎橋に移転し3周年ということで、6月16日から19日まで(もう終わっちゃいましたが)、”3周年特別コースメニュー”が用意されていました。
コースでお一人様¥10,000。 少しお高いようですが、「素材は最高、¥10,000 なら超お徳」などというインサイダー情報を「聞いちゃった」ので、早くから予約をしていたのです。
メニューはこんなの
・色々調理したポルチーニ茸
・北海道産生ウニをたっぷり使った冷製カッペリー二
・活オマール海老のグリルとコライユを使った温かいプリン添え
・最高級三角バラの炙りカルパッチョに伊産サマートリフを散らして
ここまでで、もうお腹いっぱい。量は少ないけれど、結構ヘビーの連続。
メニュー外に「● ひ○み」発案というワサビ風味のネギトロ(みたいな)ピザも最初に出てきたし。
だいたい、いつも飲みだしたらあまり食べない連中が、フルコースなんて無理。
「アラカルトにすればよかった」とか、最高級三角バラかもしれないけれど、「炙りが足りない」、「バーナー持ってきてほしい」とかみんな好き勝手なことを言い出したのでした。
そんな時に、出てきたのがこのデザート。
・ペリカンマンゴーとココナッツの初夏仕立て
軽めのカスタードのプールに、よく冷えたペリカンマンゴーの角切りと、タピオカ。ココナッツクリームも非常にあっさり。トッピングは紅茶のジェラート。
涼しげなイタリア製のガラス器の巾広いフチには、サクサクスティックと粉砂糖のデコレーション。
いつもならデザートも食べずに、飲んでる連中が、大満足。
今日のメニューの中で、ダントツ一番だ、などと言い出す始末。
でも、本当に美味! 素晴らしく美味! マンゴってこんなに美味しかったっけ???
ペリカンマンゴだから、フィリピン産に違いない。
バナナ、パイナップル、マンゴ・・・、フィリピンフルーツは、フィリピン現地で食べるに限る、と思っていたけれど、考えをあらためよう。
ここでマンゴについて、ちょっとだけお勉強。
マンゴは大まかに分けて、ペリカンマンゴとも呼ばれるフィリピンマンゴと、赤くてリンゴのようなアップルマンゴ(メキシコ産が有名)の二つに大別されます。
ペリカンというのは、実が扁平で、その姿がペリカンのくちばしの形に似ていることろから、こんな愛称で呼ばれているらしい。
最近「グリーンマンゴ」という種類が店頭に並んでいますが、あれはフィリピンで言う「グリーンマンゴ」(未熟のマンゴ)ではなく、皮がグリーンなだけ。中身は熟しています。形もアップルマンゴに似ていて、フィリピンマンゴとはほど遠いものです。お間違えのないように!
《マンゴについてもっと知りたければ》
・DIAMOND STAR さん
・FRUIT MART さん
・おなじみ WIKIPEDIA
*〜* *〜* *〜* *〜* *〜* *〜* *〜* *〜* *〜* *〜* *〜*
週末には、日本の裏側にお住まいの Pombo さんに教えていただいた、Google のフリー画像ソフト Picasa をダウンロードして試してみました。
クリックするだけで、上の写真がこんなふうにもなるんです。(↓)
(勝負デートに場所をお探しの男性へ: ここはオススメですよ。雰囲気抜群!)
オープン当時は、大阪ドーム内にあったのですが、心斎橋に移転し3周年ということで、6月16日から19日まで(もう終わっちゃいましたが)、”3周年特別コースメニュー”が用意されていました。
コースでお一人様¥10,000。 少しお高いようですが、「素材は最高、¥10,000 なら超お徳」などというインサイダー情報を「聞いちゃった」ので、早くから予約をしていたのです。
メニューはこんなの
・色々調理したポルチーニ茸
・北海道産生ウニをたっぷり使った冷製カッペリー二
・活オマール海老のグリルとコライユを使った温かいプリン添え
・最高級三角バラの炙りカルパッチョに伊産サマートリフを散らして
ここまでで、もうお腹いっぱい。量は少ないけれど、結構ヘビーの連続。
メニュー外に「● ひ○み」発案というワサビ風味のネギトロ(みたいな)ピザも最初に出てきたし。
だいたい、いつも飲みだしたらあまり食べない連中が、フルコースなんて無理。
「アラカルトにすればよかった」とか、最高級三角バラかもしれないけれど、「炙りが足りない」、「バーナー持ってきてほしい」とかみんな好き勝手なことを言い出したのでした。
そんな時に、出てきたのがこのデザート。
・ペリカンマンゴーとココナッツの初夏仕立て
軽めのカスタードのプールに、よく冷えたペリカンマンゴーの角切りと、タピオカ。ココナッツクリームも非常にあっさり。トッピングは紅茶のジェラート。
涼しげなイタリア製のガラス器の巾広いフチには、サクサクスティックと粉砂糖のデコレーション。
いつもならデザートも食べずに、飲んでる連中が、大満足。
今日のメニューの中で、ダントツ一番だ、などと言い出す始末。
でも、本当に美味! 素晴らしく美味! マンゴってこんなに美味しかったっけ???
ペリカンマンゴだから、フィリピン産に違いない。
バナナ、パイナップル、マンゴ・・・、フィリピンフルーツは、フィリピン現地で食べるに限る、と思っていたけれど、考えをあらためよう。
ここでマンゴについて、ちょっとだけお勉強。
マンゴは大まかに分けて、ペリカンマンゴとも呼ばれるフィリピンマンゴと、赤くてリンゴのようなアップルマンゴ(メキシコ産が有名)の二つに大別されます。
ペリカンというのは、実が扁平で、その姿がペリカンのくちばしの形に似ていることろから、こんな愛称で呼ばれているらしい。
最近「グリーンマンゴ」という種類が店頭に並んでいますが、あれはフィリピンで言う「グリーンマンゴ」(未熟のマンゴ)ではなく、皮がグリーンなだけ。中身は熟しています。形もアップルマンゴに似ていて、フィリピンマンゴとはほど遠いものです。お間違えのないように!
《マンゴについてもっと知りたければ》
・DIAMOND STAR さん
・FRUIT MART さん
・おなじみ WIKIPEDIA
*〜* *〜* *〜* *〜* *〜* *〜* *〜* *〜* *〜* *〜* *〜*
週末には、日本の裏側にお住まいの Pombo さんに教えていただいた、Google のフリー画像ソフト Picasa をダウンロードして試してみました。
クリックするだけで、上の写真がこんなふうにもなるんです。(↓)
June 18, 2006
◇W杯観戦に フィリピン ”スナック”
もうまもなく、「日本 vs クロアチア」戦が始まりますが、観戦用スナックの準備はお済みですか?
観戦に備えて、ストッカーの中をゴソゴソ。
フィリピン・ピーナッツとコーンチップ発見。
ピーナッツは、定番中の定番、Growers(グローワーズ)の”ガーリックフレーバー”と Tobi(トビ)の”ドライローステッド”。
コーンチップはまだ食べた事がなかったので、観戦用といいながら、先にちょっとお味見。
しまった〜。
大好物の Chippy と同じ JACK & JILL ブランドだったので、期待して買ったのに・・・・、イマイチ。
(miccasharon さん ご推薦の ”LA LA” というのも食べてみなくちゃ)
やっぱり、スタンダードなものに限ります。
日清カップヌードルも、どれだけ新フレーバーを発売しても、行き着く先は結局、発売当初からのオリジナル3フレーバー。 これらに勝るものは無し。
ピーナッツも、スタンダードが一番。
Tobi はあと白いパッケージの ”オニオン・ガーリック”、オレンジのパッケージの”ガーリック”もお気に入りだったのですが、最近どうも味付けの調合をリニューアルしたのか、「白」と「オレンジ」は味が濃くなっているような。
「オレンジ」は皮付きのガーリック入りなので、よけいにキツイ!
これまで少し物足りなかった「ブルー」パッケージが、今はちょうどいいかな。
SAN MIGUEL(サンミゲール)ビールも、いろんなのが出てるけど、スタンダートの "PALE PILSNER”、または "SAN MIG LIGHT" ね、やっぱり。
おっと、TVで動きが・・・。
こんなことをしている場合ではありません。
今日のところはこの辺で失礼。
《追記:2006/06/24》
この記事のコメントで、日本のメーカーいずみ製菓の”ポテト・スナック”というお菓子を紹介しましたが、カルビ味については同メーカーではなく、東豊製菓から発売されており、商品名は”ポテトフライ”でした。
June 17, 2006
◇ VCD で知るフィリピン [3]
☆RIZAL AND LAGUNA: (AN ARC OF HERITAGE AND ART)
■ Sa Sariling Lupa (= In One's Own Land)
NCCA(The National Commission For Culture And The Arts) 2,800 ペソ
7枚組みVCD より:
フィリピンは、アジア唯一のキリスト教国。 だから当たり前といえば当たり前なのですが、ホント、どこに行っても教会が建っていますね。いったいこの国にはどれだけの教会があるのか?
でも日本のガイドブックに載っているのは、世界遺産に登録されているバロック様式教会や、バンブー・オルガンのラス・ピニャス教会など、お決まりの有名どころばかり。
今回の VCD は、マニラの東部から南部にかけてのカラバルソン(CALABARZON)地方に属する、リサール(RIZAL)州とラグナ(LAGUNA)州の旅。
州としての”リサール”、”ラグナ”の名はよく耳にしても、ここに登場する町の名前は、いくつかを除いてはあまり聞いたことがありません。(さすがの『○×の歩き方』も全てはカバーしていませんでした。)
私達外国人にはあまり知られてはいない、こんな町々でも、教会はその土地の人々の生活に密着しています。 このVCDでは、行く先々で、これでもか、これでもか、というように古〜い教会、そして様々なサントス(聖人の像)や宗教絵画、プロセッション(カトリックの行列)が登場します。
教会自身にも、それぞれに特徴があります。
触れると病気が治るキリスト像や聖母像がある、なんていうのはありがちですが、聖水が入った聖水盤が中国の磁器(blue & white)の聖堂もあったり、建築様式もバロックばかりでなく「フィリピン・ロココ」と呼ばれるスタイルの教会があったり。
そして、この地域は、多くの国民的アーティスト(画家、音楽家、建築家など)の出身地としてもよく知られているそうです。
VCDでは、マニラからもさほど遠くはないアンティポロを起点に、バイエ湖(LAGUNA DE BAIE)を取り囲むように位置する町々を南下していきます。
最終地点は、マキリン(MAKILING)山の麓、ホット・スプリング(温泉)で有名なロス・バニョス。そしてここは 学生達の町。 UP(フィリピン大学)のロス・バニョス校や、HIGH SCHOOL FOR THE ARTS(ハイスクール・フォ・ジ・アーツ)があり、後者で学ぶ未来の芸術家達が、絵画に、舞踏に、音楽にと訓練、練習に励む姿を映し出し、この旅は幕を閉じています。
今回のルート(↓): 位置関係がわかりやすいように、各地名に地図をリンクしました。
リサール州:アンティポロ(ANTIPOLO) 〜 ビナゴナン(BINANGONAN) 〜 モロン(MORONG) 〜 バラス(BARAS) 〜 アンゴノ(ANGONO) 〜 タナイ(TANAY) 〜
ラグナ州:パキル(PAKIL) 〜 パエテ(PAETE) 〜 マハイハイ(MAJAYJAY) 〜 ルンバン(LUMBAN) 〜 リリウ(LILIW) 〜 ナッカラン(NAGCALAN) 〜 パグサンハン(PAGSANJAN) 〜 ロス・バニョス(LOS BOÑOS)
**〜 **〜 **〜
パグサンハンの「川くだり」よりは、この地方の教会巡りツアーっていうのがあれば参加してみたいものです。(できれば日本語の解説付きで。)
教会近辺だけなのかもしれないけれど、何世紀も前にタイムスリップしたような、あるいは、名もないヨーロッパの田舎町にいるような、そんな雰囲気が味わえるのではないかと思います。
スペインの名残を肌で感じてみたいなら、マニラのような都会よりも、近代化がそれほど進んでいない田舎町に行ってみるべきなのかもしれません。
でも、リサール州マロン(MARONG)の教会の天井の宗教画には、聖人の横にカラバオ(水牛)が描かれていました。 この辺がやっぱりフィリピンなんですね。
**〜 **〜 **〜 **〜 **〜 **〜 **〜 **〜 **〜
今回は、掲載するような写真があまり無いのですが、ラグナ州ルンバン(LUMBAN) の刺繍風景でも どうぞ。PIÑA(ピーニャ)や JUSI(フーシ)の刺繍で名高い町です。
**〜 **〜 **〜 **〜 **〜 **〜 **〜 **〜 **〜
*参考までに:
《カラバルソン地方》 = カヴィテ州 CAVITE / ラグナ州 LAGUNA / バタンガス州 BATANGAS / リサール州 RIZAL / ケソン州 QUEZON
■ Sa Sariling Lupa (= In One's Own Land)
NCCA(The National Commission For Culture And The Arts) 2,800 ペソ
7枚組みVCD より:
フィリピンは、アジア唯一のキリスト教国。 だから当たり前といえば当たり前なのですが、ホント、どこに行っても教会が建っていますね。いったいこの国にはどれだけの教会があるのか?
でも日本のガイドブックに載っているのは、世界遺産に登録されているバロック様式教会や、バンブー・オルガンのラス・ピニャス教会など、お決まりの有名どころばかり。
今回の VCD は、マニラの東部から南部にかけてのカラバルソン(CALABARZON)地方に属する、リサール(RIZAL)州とラグナ(LAGUNA)州の旅。
州としての”リサール”、”ラグナ”の名はよく耳にしても、ここに登場する町の名前は、いくつかを除いてはあまり聞いたことがありません。(さすがの『○×の歩き方』も全てはカバーしていませんでした。)
私達外国人にはあまり知られてはいない、こんな町々でも、教会はその土地の人々の生活に密着しています。 このVCDでは、行く先々で、これでもか、これでもか、というように古〜い教会、そして様々なサントス(聖人の像)や宗教絵画、プロセッション(カトリックの行列)が登場します。
教会自身にも、それぞれに特徴があります。
触れると病気が治るキリスト像や聖母像がある、なんていうのはありがちですが、聖水が入った聖水盤が中国の磁器(blue & white)の聖堂もあったり、建築様式もバロックばかりでなく「フィリピン・ロココ」と呼ばれるスタイルの教会があったり。
そして、この地域は、多くの国民的アーティスト(画家、音楽家、建築家など)の出身地としてもよく知られているそうです。
VCDでは、マニラからもさほど遠くはないアンティポロを起点に、バイエ湖(LAGUNA DE BAIE)を取り囲むように位置する町々を南下していきます。
最終地点は、マキリン(MAKILING)山の麓、ホット・スプリング(温泉)で有名なロス・バニョス。そしてここは 学生達の町。 UP(フィリピン大学)のロス・バニョス校や、HIGH SCHOOL FOR THE ARTS(ハイスクール・フォ・ジ・アーツ)があり、後者で学ぶ未来の芸術家達が、絵画に、舞踏に、音楽にと訓練、練習に励む姿を映し出し、この旅は幕を閉じています。
今回のルート(↓): 位置関係がわかりやすいように、各地名に地図をリンクしました。
リサール州:アンティポロ(ANTIPOLO) 〜 ビナゴナン(BINANGONAN) 〜 モロン(MORONG) 〜 バラス(BARAS) 〜 アンゴノ(ANGONO) 〜 タナイ(TANAY) 〜
ラグナ州:パキル(PAKIL) 〜 パエテ(PAETE) 〜 マハイハイ(MAJAYJAY) 〜 ルンバン(LUMBAN) 〜 リリウ(LILIW) 〜 ナッカラン(NAGCALAN) 〜 パグサンハン(PAGSANJAN) 〜 ロス・バニョス(LOS BOÑOS)
**〜 **〜 **〜
パグサンハンの「川くだり」よりは、この地方の教会巡りツアーっていうのがあれば参加してみたいものです。(できれば日本語の解説付きで。)
教会近辺だけなのかもしれないけれど、何世紀も前にタイムスリップしたような、あるいは、名もないヨーロッパの田舎町にいるような、そんな雰囲気が味わえるのではないかと思います。
スペインの名残を肌で感じてみたいなら、マニラのような都会よりも、近代化がそれほど進んでいない田舎町に行ってみるべきなのかもしれません。
でも、リサール州マロン(MARONG)の教会の天井の宗教画には、聖人の横にカラバオ(水牛)が描かれていました。 この辺がやっぱりフィリピンなんですね。
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今回は、掲載するような写真があまり無いのですが、ラグナ州ルンバン(LUMBAN) の刺繍風景でも どうぞ。PIÑA(ピーニャ)や JUSI(フーシ)の刺繍で名高い町です。
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*参考までに:
《カラバルソン地方》 = カヴィテ州 CAVITE / ラグナ州 LAGUNA / バタンガス州 BATANGAS / リサール州 RIZAL / ケソン州 QUEZON
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June 14, 2006
◇フィリピンの結婚式・・・の舞台裏
San Sebastian Church (サン・セバスチャン教会)
何度かフィリピンでの結婚式に招待されたことがあります。
「6月=ジューン・ブライド」。 6月ももう半ば、ということで、結婚式での体験談を。 と言っても、舞台裏ですけど・・・。
★ その1 ★
結婚式当日、新婦の自宅には、同居する母親を筆頭に、近所に住む姉やら姪っ子やら、女性陣が早朝からワイワイ、ガヤガヤ、大集合。 そしてまもなくやってきたのは、3人のバクラ(オカマ)ちゃんたち。
これからバクラちゃんたちによる結婚式のための、ヘアー&メイクが始まります。
私も、便乗しました。
(*フィリピン・バクラの基礎知識 → 主な職業:美容師)
左:中堅どころバクラ&アシスタントバクラ
中:リーダーバクラは、一見男っぽいのだが
右:ソフトクリーム頭になった私
☆ウエディングアルバム/ビデオ用の撮影風景は、こんなカンジ。
左:みんながヘアー&メイク中も、花嫁は空きスペースでポーズ
右:本番での衣装、結婚式関連グッズをパチリ
(”ウエディング・フォトグラファーというのは、フィリピンではおいしい仕事らしい”です。→ 詳細は、マニラ在住 fortunedragon さんのブログで。)
早朝からとはいえ、全員のヘアー&メイクをこなすには相当の時間を要します。
フォトグラファーさん達も、夕方のお式まで、ずっと密着で撮影しています。
日本なら、お昼休憩を取って各自食事に出るところでしょうが(または仕出し弁当)、さすがフィリピンは違います。家族もヘアー&メイクさんも、フォトグラファーさんたちも食事ができるよう、十分なお料理が何種類もテーブルに用意されています。裏方さんたちも、仕事の合間を縫ってかわるがわるダイニングでランチを取っていました。
*〜 *〜 *〜 *〜 *〜 *〜 *〜 *〜 *〜 *〜
★ その2 ★
こちらは、結婚式を挙げるため、セブまで行ったカップル。(日本で手配したウェディング・パッケージ。)
場所は、高級リゾートホテル Pulchra (プルクラ)。
「この日のためにだけ用意された、海辺に面した祭壇の前で永遠の愛を誓う・・・」
あ〜、ロマンティック・・・。
(左にチラッと見える青いのは海)
《これも裏方さんたちのサポートがあってこそ》
☆綿密なスタッフ間の打ち合わせの後は、こちらでもはやりアルバム/ビデオ用の撮影。
☆コテージからビーチまでの小路が、この日のバージンロードに。
☆待ちくたびれて退屈気味なフラワーガールちゃんも、本番ではしっかりお役目遂行
☆新郎新婦を追っかけるカメラクルー (かなりヤラセあり)
本来は、日本から同行したもっと多くの友人達からも祝福されるお式になるはずでした。
2001年9月。約半月後の渡比をひかえ、同行者のツアー手配もすべて完了した時でした、世界中が恐怖で震えあがったのは。まだ記憶に新しい、9・11の惨事です。
当然のごとく同行予定者が次々とキャンセル表明し、フィリピン行きがすべて白紙に戻りかけた時、花嫁の「絶対に行く、キャンセルはしない!」そのひとことで花嫁の姉と私だけが随行し、フィリピンでのお式が執り行われました。
世界中が航空便の利用を避け、渡航を見合わせていました。
(ホテルの宿泊客は、我々4名と、ドイツ人のカップル1組だけでした)
お二人さん、あの時の根性で、何があってもがんばってね!
◆フィリピンのウエディング専門サイト
◆The Essential Wedding Workbook For The Filipina
Nerissa Neri /ISBN: 9712707768
フィリピーナのための、結婚式のHOW TO ガイド。
ウェディングの基本的な常識や準備マニュアル以外に、
「彼がリッチで、あなたはそうでない場合」、
「あなたに学歴があって、彼がそうでない場合」など、
目次を見ているだけで興味津々。
June 12, 2006
◇フィリピンの正装 "BARONG TAGALOG(バロン・タガログ)"・・・についてもう少々
昨日の《◇フィリピンの正装”BARONG TAGALOG(バロン・タガログ)”》について、あと少し付け加えます。
今日(6月12日)は早めの更新です。みなさん今夜はPCに向かうどころではないかもしれないので。(多分私も)
その理由はどちらでも、各自状況にあった方をお選びください。
1. フィリピン独立記念日のパーティーで飲んだくれている
2. ワールドカップの「日本 vs オーストラリア」戦をTV観戦している
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
昨日の記事で、この本を紹介するのをうっかり忘れていました。
その名も、「バロン・タガログ」
■The Barong Tagalog: The Philippine national wear
Visitacion R. de la Torre / ISBN: 971-91030-0-0
【注】:写真は1986年出版時の表紙。 2000年にタイトルが、The Barong Tagalog Then & Now (The Millennium Edition)- Philippine Bookと改訂され、表紙もリニューアルされています。
現在の表紙は、バロンを着たポギー(ハンサム)です。改訂された(↑)タイトルをクリックすると、表紙を(ポギーを?)見ることができます。
(だから、現在のISBN は私の所有するここに掲載した表紙のものとは異なります。)
参考までに、こちらも
■BARO Philippine Fabric and Fashion
Mons Romulo-Tantoco 編集 /ISBN: 971-92852-0-6
こちらは、バロン・タガログではなく、フィリピン女性用のコスチュームとそのファブリックについて書かれた本です。
コスチュームを身につけた写真は、「本物のモデルさん」ではなく、「本物のセレブさん」達のようで、はっきり言って・・・ちょっと怖そう。(強そう?)
そこそこ年配の方が多く、みなさんお得意の笑顔とカメラ目線で写真におさまっておられます。 が、どのカットもどこの宮殿?と思わせるような背景。 とんでもないリッチな方々なんでしょうね。
近頃のフィリピンは、遅ればせながらもスパに力を入れだしたり、フィリピン観光省も「女性に優しいフィリピン」と銘打ってセミナーを開催したり、女性の旅行者を意識している様子。
バックアップする意味で、「女性のためのコスチューム」についてちょっと一言(↓)。
ナチュラルカラーのバロン・タガログは、シンプルなデザインだとどうしても男性っぽくなってしまいます。
昨日紹介したように、生地を染めたものもあるので、これならデザインはスタンダードなものでも、女性らしさは表現できるはずです。
←左は、写りが悪いですが、JUSI(フーシ)をグラデーションに染めたもの。
昨日のラベンダー色のバロンと比べると、スタイルはきわめてスタンダード。
でも細部は、しっかりレディース仕様です。
型パットも入っているし、胸のボタンは染めと色調が似たコーラルピンクと白のコンビネーション。
こちらはツーピース。バロンではありませんが、正装としてOK。
生地は PIÑA(ピーニャ)でも JUSI(フーシ)でもなく、多分化繊です、安かったから。(フィリピンで衣料を買うと困る点→材質の表示タグがないことが多い、いやほとんど無い、多分。)
半透明な袖が、やはりフィリピンらしい。
これくらいなら、日本でも着る機会はあるでしょ。
フィリピンではあまりお洋服は買いませんが(一定のお店以外)、こうした民族衣装っぽいものを探すと、結構パーティー着になりそうなものが見つかります。
あと、ショールや、ハンドバッグ等、パーティの脇役グッズも豊富です。
* * * * *
《 追記 2008.12.11 - お知らせ 》
★只今フィリピンの正装、Barong Tagalog (バロン・タガログ) 販売中!
→ → → ショップ 内、こちら のページです。
(数に限りがあります。 予めご了承ください。)
今日(6月12日)は早めの更新です。みなさん今夜はPCに向かうどころではないかもしれないので。(多分私も)
その理由はどちらでも、各自状況にあった方をお選びください。
1. フィリピン独立記念日のパーティーで飲んだくれている
2. ワールドカップの「日本 vs オーストラリア」戦をTV観戦している
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
昨日の記事で、この本を紹介するのをうっかり忘れていました。
その名も、「バロン・タガログ」
■The Barong Tagalog: The Philippine national wear
Visitacion R. de la Torre / ISBN: 971-91030-0-0
【注】:写真は1986年出版時の表紙。 2000年にタイトルが、The Barong Tagalog Then & Now (The Millennium Edition)- Philippine Bookと改訂され、表紙もリニューアルされています。
現在の表紙は、バロンを着たポギー(ハンサム)です。改訂された(↑)タイトルをクリックすると、表紙を(ポギーを?)見ることができます。
(だから、現在のISBN は私の所有するここに掲載した表紙のものとは異なります。)
参考までに、こちらも
■BARO Philippine Fabric and Fashion
Mons Romulo-Tantoco 編集 /ISBN: 971-92852-0-6
こちらは、バロン・タガログではなく、フィリピン女性用のコスチュームとそのファブリックについて書かれた本です。
コスチュームを身につけた写真は、「本物のモデルさん」ではなく、「本物のセレブさん」達のようで、はっきり言って・・・ちょっと怖そう。(強そう?)
そこそこ年配の方が多く、みなさんお得意の笑顔とカメラ目線で写真におさまっておられます。 が、どのカットもどこの宮殿?と思わせるような背景。 とんでもないリッチな方々なんでしょうね。
近頃のフィリピンは、遅ればせながらもスパに力を入れだしたり、フィリピン観光省も「女性に優しいフィリピン」と銘打ってセミナーを開催したり、女性の旅行者を意識している様子。
バックアップする意味で、「女性のためのコスチューム」についてちょっと一言(↓)。
ナチュラルカラーのバロン・タガログは、シンプルなデザインだとどうしても男性っぽくなってしまいます。
昨日紹介したように、生地を染めたものもあるので、これならデザインはスタンダードなものでも、女性らしさは表現できるはずです。
←左は、写りが悪いですが、JUSI(フーシ)をグラデーションに染めたもの。
昨日のラベンダー色のバロンと比べると、スタイルはきわめてスタンダード。
でも細部は、しっかりレディース仕様です。
型パットも入っているし、胸のボタンは染めと色調が似たコーラルピンクと白のコンビネーション。
こちらはツーピース。バロンではありませんが、正装としてOK。
生地は PIÑA(ピーニャ)でも JUSI(フーシ)でもなく、多分化繊です、安かったから。(フィリピンで衣料を買うと困る点→材質の表示タグがないことが多い、いやほとんど無い、多分。)
半透明な袖が、やはりフィリピンらしい。
これくらいなら、日本でも着る機会はあるでしょ。
フィリピンではあまりお洋服は買いませんが(一定のお店以外)、こうした民族衣装っぽいものを探すと、結構パーティー着になりそうなものが見つかります。
あと、ショールや、ハンドバッグ等、パーティの脇役グッズも豊富です。
* * * * *
《 追記 2008.12.11 - お知らせ 》
★只今フィリピンの正装、Barong Tagalog (バロン・タガログ) 販売中!
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(数に限りがあります。 予めご了承ください。)
June 11, 2006
◇フィリピンの正装 "BARONG TAGALOG(バロン・タガログ)"
明日6月12日は、フィリピンの INDEPENDENCE DAY(独立記念日)。
独立運動指導者 EMILIO AGUINALDO (エミリオ・アギナルド)が、スペインからの独立を宣言した日です(1898年)。
日本でも毎年、各地で在日フィリピン人のための独立記念日を祝う式典が催されます。アロヨンからのメッセージなんかも読み上げられたりして。
日頃はジーンズ姿が多いピーナやピーノも、この日ばかりは正装で現われます。
「フィリピンの正装」といえば、言わずと知れた"BARONG TAGALOG(バロン・タガログ)"
「男性用」というイメージがありますが、結構女性も着用しています。
フィリピン関係のフォーマルな催しには、これがあればとっても便利。私も愛用しています。
バロン・タガログ は奥が深〜くて、私の持ちあわせている知識では、その「何たるかを語るには100年早い」ので、またマイナーネタで勝負することにします。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
バロン・タガログ は既製品もありますが、胸元の位置に刺繍を施しただけの誂え用生地も販売されています。(写真↑:pina-seda=ピーニャ&シルク)
既製品を購入するのも楽チンでいいのですが、生地を自分好みのデザインに仕立てる、という手もあります。
ある時、マニラ滞在中に友人《J》 からラベンダー色のバロン用 JUSI(フーシ)をプレゼントされました。
丁度結婚式を間近に控えた別の友人《M》 に相談したところ、「自分のウエディングドレスも縫ってもらうことになってるから、一緒に頼んであげる」というので、フーシはそのまま友人《M》 に預けて帰国しました。
一ヵ月後、《M》 の結婚式に参列するため、再び渡比。
勿論、式にはバロンを着用するつもり。
マニラに残してきたラベンダー色のフーシは、イメージ通りのバロンに仕上がっていました。(下の画像:↓)
デザイン画など、私は描けません。どうしたかというと、《M》 に簡単に採寸してもらって、私は口頭でデザインのポイントを伝えただけ。
・襟は、スタンドカラー
・袖は、7分袖、カフス無し
・サイドスリット
・後ろボタン
以上。
こんなに簡単にできてしまうとは、ちょっとオドロキ。(実は、念のために予備のバロンを持参していったのですが、不要でした。)
そうそう、肝心のお仕立て代はいくらだっだのか。
《M》 に立て替えてもらっているので、払おうとしたら、「ドレスもぶっこみで払ったから、仕立て代は私からのプレゼント」と言われてしまいました。 (おいおい、花嫁に払わせてどうするの。)
ちなみに、先日 KALIBO(カリボ)で聞いたところによると、仕立て代は約800 - 1,000ペソくらいとのこと。でも、これはカリボ価格。「マニラはもっと高いよ」といってました。
* * * * *
《 追記 2008.12.11 - お知らせ 》
★只今フィリピンの正装、Barong Tagalog (バロン・タガログ) 販売中!
→ → → ショップ 内、こちら のページです。
(数に限りがあります。 予めご了承ください。)
独立運動指導者 EMILIO AGUINALDO (エミリオ・アギナルド)が、スペインからの独立を宣言した日です(1898年)。
日本でも毎年、各地で在日フィリピン人のための独立記念日を祝う式典が催されます。アロヨンからのメッセージなんかも読み上げられたりして。
日頃はジーンズ姿が多いピーナやピーノも、この日ばかりは正装で現われます。
「フィリピンの正装」といえば、言わずと知れた"BARONG TAGALOG(バロン・タガログ)"
「男性用」というイメージがありますが、結構女性も着用しています。
フィリピン関係のフォーマルな催しには、これがあればとっても便利。私も愛用しています。
バロン・タガログ は奥が深〜くて、私の持ちあわせている知識では、その「何たるかを語るには100年早い」ので、またマイナーネタで勝負することにします。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
バロン・タガログ は既製品もありますが、胸元の位置に刺繍を施しただけの誂え用生地も販売されています。(写真↑:pina-seda=ピーニャ&シルク)
既製品を購入するのも楽チンでいいのですが、生地を自分好みのデザインに仕立てる、という手もあります。
ある時、マニラ滞在中に友人《J》 からラベンダー色のバロン用 JUSI(フーシ)をプレゼントされました。
丁度結婚式を間近に控えた別の友人《M》 に相談したところ、「自分のウエディングドレスも縫ってもらうことになってるから、一緒に頼んであげる」というので、フーシはそのまま友人《M》 に預けて帰国しました。
一ヵ月後、《M》 の結婚式に参列するため、再び渡比。
勿論、式にはバロンを着用するつもり。
マニラに残してきたラベンダー色のフーシは、イメージ通りのバロンに仕上がっていました。(下の画像:↓)
デザイン画など、私は描けません。どうしたかというと、《M》 に簡単に採寸してもらって、私は口頭でデザインのポイントを伝えただけ。
・襟は、スタンドカラー
・袖は、7分袖、カフス無し
・サイドスリット
・後ろボタン
以上。
こんなに簡単にできてしまうとは、ちょっとオドロキ。(実は、念のために予備のバロンを持参していったのですが、不要でした。)
そうそう、肝心のお仕立て代はいくらだっだのか。
《M》 に立て替えてもらっているので、払おうとしたら、「ドレスもぶっこみで払ったから、仕立て代は私からのプレゼント」と言われてしまいました。 (おいおい、花嫁に払わせてどうするの。)
ちなみに、先日 KALIBO(カリボ)で聞いたところによると、仕立て代は約800 - 1,000ペソくらいとのこと。でも、これはカリボ価格。「マニラはもっと高いよ」といってました。
* * * * *
《 追記 2008.12.11 - お知らせ 》
★只今フィリピンの正装、Barong Tagalog (バロン・タガログ) 販売中!
→ → → ショップ 内、こちら のページです。
(数に限りがあります。 予めご了承ください。)
Posted by harana at
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│* TEXTILE・COSTUME / 衣・布 | * CUSTOM・CULTURE / ライフスタイル・習慣
June 09, 2006
◇フィリピンのファブリック〔4〕JUSI(フーシ):「言い出しっぺは誰?」
(独り言)*〜言っちゃっていいかなぁ〜??? そろそろ〜*
ずーっとひっかかっていた事があって、悩んでいたんですよ、言うべきか、言わざるべきか。
←ブラウスのように見せたハンカチ、これは JUSI(フーシ)ですね、ご存知の方も多いと思います。フィリピンの正装、BARONG TAGALOG(バロン・タガログ)の生地のひとつとしても有名ですね。
日本では、ガイドブックをはじめフィリピンを紹介している書籍や、パンフレットのような印刷物、それからインターネット上のあちこちのサイトでも、たいていは「『パイナップル繊維のピーニャ』、『バナナの繊維のフーシ』は・・・・」という書き出しでフーシを紹介しています。
ところで、フーシが『バナナの繊維』であるって、いったい誰が最初に言ったのでしょう???
「ピーニャはパイナップル」、「フーシはバナナ」− 何年もの間、何度もこの活字を目にしてきたので、私も当然そう思い込んでいました、何の疑いもなく。
でも、これって間違ってない??? (重大発言?)
←は、2枚のハンカチーフで模した女性用のコスチューム、MARIA CLARA (マリア・クララ)。
私がフィリピンに行きだした頃にいただいたものなので、かなり前のものです。
何故か、3ヶ国語(タガログ語、英語、日本語)の解説付き(下の写真)。
ここにも日本語で、こう書かれています。
「繊細なピニヤ(パイナップル繊維)や、フシ(バナナ繊維)に刺繍をしたパニエロ(スカーフ)をカミサ(ブラウス)の上から羽織り、色鮮やかなサヤ(スカート)に合わせます。(略)」
では、英語はどうでしょう?
"Embroidered in delicate fabrics of piña or jusi, the panuelo(scarf), wrapped over the camisa(blouse), was paired with a colorful multipaneled saya(skirt)."
タガログ語は?
"Burdado sa telang piña o jusi, ang camisa(blusa) at ang nakabalabal na panuelo(alampay) ay tinatambalan ng makulay na saya(palda)"
どこにも『バナナ』なんて、書いてないぞ〜。(クリックすると拡大します)
ピーニャとなる繊維をパイナップルの葉っぱから取り出しているシーンは、書籍でもインターネット上でもよく目にします。
でも、バナナの葉っぱから繊維を取り出すシーンなんて見たことがありません。
-「じゃあ、いったいフーシの正体は何なの?」
実はですね、ロウ・シルクなんですよ、それも中国からの輸入物。
生地だけ輸入して、フィリピンで加工(刺繍)している、というのが実情のようです。
-では、何故『バナナ』の繊維と言われてしまったのか?
「今は中国産シルクだけど、以前はバナナだった」という噂も聞いたことがあるので、これは私のまったくの推測ですが、もともとはバナナではなく、”アバカ(abaca)”だったのではないでしょうか? (abaca についてはこちらをどうぞ)
アバカは、バナナによく似ていることから、好印象を与えるため、意図的に『バナナ』と呼ばれることがあります。
「アバカの」繊維とは言わず、「バナナの」と言われたのを真に受けた昔の日本人が、本来の意味を知らず「バナナの繊維」と印刷物上で発表してしまって、それ以来みんな「右へ倣え」で現在に至る・・・ではないか?というのが私の推測。(注:単なる推測なので、真に受けないでください。)
====================================================
今回は、前回の更新との間がかなりあいてしまいました。
更新していない間も、アクセスしてくださった方々、ごめんなさい & ありがとうございました。
前回の更新直後から、当ブログの部分的リニューアルに連日連夜、悪戦苦闘していて、記事どころではありませんでした。
が、昨夜やっと成功しました。
CSSやら、HTMLが苦手な私には、至難の業。(終わってみれば、たいした作業ではなかったのですが、方法すらわからなかったので大変でしたよ)
「えっ、どこがリニューアルなのか」って? 一見、わからないでしょ?
最近のブログにはあって当たり前の機能が、当ブログにはなかったのです・・・・・。
わかるかなぁ、どこか。
ずーっとひっかかっていた事があって、悩んでいたんですよ、言うべきか、言わざるべきか。
←ブラウスのように見せたハンカチ、これは JUSI(フーシ)ですね、ご存知の方も多いと思います。フィリピンの正装、BARONG TAGALOG(バロン・タガログ)の生地のひとつとしても有名ですね。
日本では、ガイドブックをはじめフィリピンを紹介している書籍や、パンフレットのような印刷物、それからインターネット上のあちこちのサイトでも、たいていは「『パイナップル繊維のピーニャ』、『バナナの繊維のフーシ』は・・・・」という書き出しでフーシを紹介しています。
ところで、フーシが『バナナの繊維』であるって、いったい誰が最初に言ったのでしょう???
「ピーニャはパイナップル」、「フーシはバナナ」− 何年もの間、何度もこの活字を目にしてきたので、私も当然そう思い込んでいました、何の疑いもなく。
でも、これって間違ってない??? (重大発言?)
←は、2枚のハンカチーフで模した女性用のコスチューム、MARIA CLARA (マリア・クララ)。
私がフィリピンに行きだした頃にいただいたものなので、かなり前のものです。
何故か、3ヶ国語(タガログ語、英語、日本語)の解説付き(下の写真)。
ここにも日本語で、こう書かれています。
「繊細なピニヤ(パイナップル繊維)や、フシ(バナナ繊維)に刺繍をしたパニエロ(スカーフ)をカミサ(ブラウス)の上から羽織り、色鮮やかなサヤ(スカート)に合わせます。(略)」
では、英語はどうでしょう?
"Embroidered in delicate fabrics of piña or jusi, the panuelo(scarf), wrapped over the camisa(blouse), was paired with a colorful multipaneled saya(skirt)."
タガログ語は?
"Burdado sa telang piña o jusi, ang camisa(blusa) at ang nakabalabal na panuelo(alampay) ay tinatambalan ng makulay na saya(palda)"
どこにも『バナナ』なんて、書いてないぞ〜。(クリックすると拡大します)
ピーニャとなる繊維をパイナップルの葉っぱから取り出しているシーンは、書籍でもインターネット上でもよく目にします。
でも、バナナの葉っぱから繊維を取り出すシーンなんて見たことがありません。
-「じゃあ、いったいフーシの正体は何なの?」
実はですね、ロウ・シルクなんですよ、それも中国からの輸入物。
生地だけ輸入して、フィリピンで加工(刺繍)している、というのが実情のようです。
-では、何故『バナナ』の繊維と言われてしまったのか?
「今は中国産シルクだけど、以前はバナナだった」という噂も聞いたことがあるので、これは私のまったくの推測ですが、もともとはバナナではなく、”アバカ(abaca)”だったのではないでしょうか? (abaca についてはこちらをどうぞ)
アバカは、バナナによく似ていることから、好印象を与えるため、意図的に『バナナ』と呼ばれることがあります。
「アバカの」繊維とは言わず、「バナナの」と言われたのを真に受けた昔の日本人が、本来の意味を知らず「バナナの繊維」と印刷物上で発表してしまって、それ以来みんな「右へ倣え」で現在に至る・・・ではないか?というのが私の推測。(注:単なる推測なので、真に受けないでください。)
====================================================
今回は、前回の更新との間がかなりあいてしまいました。
更新していない間も、アクセスしてくださった方々、ごめんなさい & ありがとうございました。
前回の更新直後から、当ブログの部分的リニューアルに連日連夜、悪戦苦闘していて、記事どころではありませんでした。
が、昨夜やっと成功しました。
CSSやら、HTMLが苦手な私には、至難の業。(終わってみれば、たいした作業ではなかったのですが、方法すらわからなかったので大変でしたよ)
「えっ、どこがリニューアルなのか」って? 一見、わからないでしょ?
最近のブログにはあって当たり前の機能が、当ブログにはなかったのです・・・・・。
わかるかなぁ、どこか。
June 03, 2006
◇フィリピンの ”マンゴ・ボール”
ひさびさに 食べ物ネタ!
何 これ?
ん???
お団子ではなくって、
つくねでも、
アメリカンドッグ でもない?
Mango Ball(マンゴ・ボール)!
◇ ◆ ◇ ◆ ◇
■DRIED MANGO BALLS(発売元:PROFOOD INTERNATIONAL CORP.)
フィリピンのマンゴといえば、7Dブランドのドライ・マンゴ。 日本のインターネットショップの、スーパーヒット商品ではないでしょうか?
でも、日本人が買いあさるのか、日本に送るためにフィリピン人が買いあさるのか、フィリピンのスーパーマーケットでは常に品薄状態。
で、7Dが買えなかった場合のオススメブランドは、ずっと前にご紹介しましたが、何もドライ・マンゴだけがマンゴ加工品ではありません。
今回ご紹介した PHILIPPINE ブランド DRIED MANGO BALLS (ドライ・マンゴ・ボール)もすてた物ではありません。
どうやって作っているんだろう? グミにも似た食感。
ほんのり甘酸っぱくて、結構ヤミツキになるかも。
ひとつひとつ、包装されているのがうれしいですね。
7Dからもかなり前から同じような商品、MANGORINDO (マンゴリンド)が発売されていますが、こちらはネーミングからも推測できるように、マンゴとTAMARINDO(タマリンド=SINIGANG シニガン・スープの酸味はこれ)をミックスしたもの。 タマリンドのせいか私には酸っぱすぎて・・・。
でもフィリピン人の友人たちは、これ好きですね。
チャンスがあれば、どちらもお試しください!
==================================================
ipi-p 教授はただいま、ご出張中。 今日はお休みだし、今のうちに課題「モノクロ写真応用編(チャンネルミキサー&色相彩度)」をもう少し練習しておこうっと。
とは言うものの、元になる写真が問題。
私には先輩方(写真ブロガーさん達)のような立派な写真がありません。
アップに耐えられるような代物ではなく、構図も何もあったもんじゃない。
そこで考えついたのが、手持ち写真の部分使用。
写真全体を使うには無理があるので、部分的に使用し、カード風にしてみました。
これで、暑中見舞いでも出そうかな、って思って。
教授、こんなのは、反則ですか?
↑画像をクリックすると、拡大画像になります。
何 これ?
ん???
お団子ではなくって、
つくねでも、
アメリカンドッグ でもない?
Mango Ball(マンゴ・ボール)!
◇ ◆ ◇ ◆ ◇
■DRIED MANGO BALLS(発売元:PROFOOD INTERNATIONAL CORP.)
フィリピンのマンゴといえば、7Dブランドのドライ・マンゴ。 日本のインターネットショップの、スーパーヒット商品ではないでしょうか?
でも、日本人が買いあさるのか、日本に送るためにフィリピン人が買いあさるのか、フィリピンのスーパーマーケットでは常に品薄状態。
で、7Dが買えなかった場合のオススメブランドは、ずっと前にご紹介しましたが、何もドライ・マンゴだけがマンゴ加工品ではありません。
今回ご紹介した PHILIPPINE ブランド DRIED MANGO BALLS (ドライ・マンゴ・ボール)もすてた物ではありません。
どうやって作っているんだろう? グミにも似た食感。
ほんのり甘酸っぱくて、結構ヤミツキになるかも。
ひとつひとつ、包装されているのがうれしいですね。
7Dからもかなり前から同じような商品、MANGORINDO (マンゴリンド)が発売されていますが、こちらはネーミングからも推測できるように、マンゴとTAMARINDO(タマリンド=SINIGANG シニガン・スープの酸味はこれ)をミックスしたもの。 タマリンドのせいか私には酸っぱすぎて・・・。
でもフィリピン人の友人たちは、これ好きですね。
チャンスがあれば、どちらもお試しください!
==================================================
ipi-p 教授はただいま、ご出張中。 今日はお休みだし、今のうちに課題「モノクロ写真応用編(チャンネルミキサー&色相彩度)」をもう少し練習しておこうっと。
とは言うものの、元になる写真が問題。
私には先輩方(写真ブロガーさん達)のような立派な写真がありません。
アップに耐えられるような代物ではなく、構図も何もあったもんじゃない。
そこで考えついたのが、手持ち写真の部分使用。
写真全体を使うには無理があるので、部分的に使用し、カード風にしてみました。
これで、暑中見舞いでも出そうかな、って思って。
教授、こんなのは、反則ですか?
↑画像をクリックすると、拡大画像になります。
June 01, 2006
◇ VCD で知るフィリピン [2]
☆THE ART AND PEOPLE OF ILOCOS: (BOUND TO THE LAND)
■ Sa Sariling Lupa (= In One's Own Land)
NCCA(The National Commission For Culture And The Arts) 2,800 ペソ
7枚組みVCD より:
《◇VCDで知るフィリピン[1]》のBAGUIO(バギオ) TO BANAUE(バナウエ): に続いて、第2弾は、ILOCOS(イロコス)をご紹介しようと思っているのですが・・・、正直、途方にくれています。
「紹介のしようがないのだろう」って?
いいえ、そうではなくて、思ったより盛りだくさんの内容に、少々困惑気味。
どうまとめたらいいのか???
この映像を見るまでは、「なんで ”BAGUIO TO BANAUE” と一緒にしちゃわないのよ、どうせ VIGAN (ビガン)くらいしか見せ場はないのにさぁ」なーんて、とっても失礼なことを考えていました。 が、撤回します。
前回よりも観光名所が少ないだけに、密度が濃く、そして日本のガイドブックには決して紹介されないような場所や情報が満載されています。
どこかで”聞き覚えのあるような声”のナレーションで始まるILOCOS(イロコス)地方の文化的観光事業プローモーション VCD、世界遺産にも登録されている、VIGAN が登場するのは、ずっと後半です。
まずは、フィリピンで唯一の砂丘 LA PAZ(ラ・パス)、PAGUDPUD(パグドゥプッド)のビーチ、BACARRA(バカラ)のライスフィールドなど、聞きなれない名前が続きます。
そのあとは、この地方の特産品、郷土料理、伝統的手工芸の数々が登場。
特産品:「お米(18世紀には中国に輸出していたらしい)」、「綿」、「ガーリック」、そして「タバコ(TABACCO =葉巻)」。
特にタバコは出番が多いのです。まだ青い葉をまとめて乾かす作業風景、乾した葉だけを束ねて売る人たち、葉で葉巻を巻いている様子、葉巻をくわえる女性たち・・・。
イロコス地方の有名な郷土料理:PINAKBET(ピナクベット=アミエビの塩辛 BAGOONG バゴオンで味付けした野菜の炒め煮)、DINENDENG(ディネンデン=野菜の煮物)、PAPAITAN(パパイタン=山羊の胆汁煮込み)、KINILAW (キニラウ=山羊肉と内臓の酢ジメ)と、「倹約家」といわれるイロカノらしい料理。
お酒は サトウキビから造るBASI (バシ)。
CARABAW (カラバオ=水牛)も登場です。畑を耕すのではなく、BASI造りに一役かってます。サトウキビを巨大な臼を使って汁を絞り出しますが、臼を挽いているのがカラバオ。
食品のあとは、伝統的手工芸品の紹介と生産風景。
木製の手彫り家具、様々なパターンの手織り布(←左写真をクリックで拡大/VCDから拝借したわけではありません。私の持ち物です)。
陶器の壷造りにも、再びカラバオの登場。今度は浴槽のようなところに入って、土を練ってます。(踏んでます)
今回、私にとっての一番の情報は、伝統的ジュエリーのTAMBORIN(タンボリン/タンブリン)がこの地方で生産されていた、ってこと。 シルバー同様に細線細工だったので、てっきりバギオで生産されていると思っていたのですが、イロコス地方だったのです。(まぁ、近いといえば近いけど)
フィリピン人女性が、セレモニーに正装で出席する際、アンティックのTAMBORINを身につけているのをよく目にします。(本物が欲しい! 私が持ってるのは安物のレプリカ。写真下参照)
後半は、VIGAN の歴史地区をはじめ、イロコス中のスペイン風建築物、教会のオンパレード。 VIGAN だけじゃなかったんだ。 言われなければ、フィリピンとはわからないような町並み。何世紀も前にタイムスリップしたみたい。 ますます行きたくなってしまいました。
ところで、はまりやすい私は、おとといからまだ引き続きモノクロ写真の処理に励んでいます。
前述の 伝統的ジュエリーTAMBORIN とPINA(ピーニャ) です。
どうかな? (実はこの作業にばっかりかかりきりだったので、文章に全然やる気が見えないでしょ?−反省)
そうそう、ナレーションの声は、アロヨンに似ています。
追記(2006.06.15):
"TAMBORIN(タンブリン)"のネックレスを実際に身につけると、こんなカンジ。(fortunedragon さんのブログより)
■ Sa Sariling Lupa (= In One's Own Land)
NCCA(The National Commission For Culture And The Arts) 2,800 ペソ
7枚組みVCD より:
《◇VCDで知るフィリピン[1]》のBAGUIO(バギオ) TO BANAUE(バナウエ): に続いて、第2弾は、ILOCOS(イロコス)をご紹介しようと思っているのですが・・・、正直、途方にくれています。
「紹介のしようがないのだろう」って?
いいえ、そうではなくて、思ったより盛りだくさんの内容に、少々困惑気味。
どうまとめたらいいのか???
この映像を見るまでは、「なんで ”BAGUIO TO BANAUE” と一緒にしちゃわないのよ、どうせ VIGAN (ビガン)くらいしか見せ場はないのにさぁ」なーんて、とっても失礼なことを考えていました。 が、撤回します。
前回よりも観光名所が少ないだけに、密度が濃く、そして日本のガイドブックには決して紹介されないような場所や情報が満載されています。
どこかで”聞き覚えのあるような声”のナレーションで始まるILOCOS(イロコス)地方の文化的観光事業プローモーション VCD、世界遺産にも登録されている、VIGAN が登場するのは、ずっと後半です。
まずは、フィリピンで唯一の砂丘 LA PAZ(ラ・パス)、PAGUDPUD(パグドゥプッド)のビーチ、BACARRA(バカラ)のライスフィールドなど、聞きなれない名前が続きます。
そのあとは、この地方の特産品、郷土料理、伝統的手工芸の数々が登場。
特産品:「お米(18世紀には中国に輸出していたらしい)」、「綿」、「ガーリック」、そして「タバコ(TABACCO =葉巻)」。
特にタバコは出番が多いのです。まだ青い葉をまとめて乾かす作業風景、乾した葉だけを束ねて売る人たち、葉で葉巻を巻いている様子、葉巻をくわえる女性たち・・・。
イロコス地方の有名な郷土料理:PINAKBET(ピナクベット=アミエビの塩辛 BAGOONG バゴオンで味付けした野菜の炒め煮)、DINENDENG(ディネンデン=野菜の煮物)、PAPAITAN(パパイタン=山羊の胆汁煮込み)、KINILAW (キニラウ=山羊肉と内臓の酢ジメ)と、「倹約家」といわれるイロカノらしい料理。
お酒は サトウキビから造るBASI (バシ)。
CARABAW (カラバオ=水牛)も登場です。畑を耕すのではなく、BASI造りに一役かってます。サトウキビを巨大な臼を使って汁を絞り出しますが、臼を挽いているのがカラバオ。
食品のあとは、伝統的手工芸品の紹介と生産風景。
木製の手彫り家具、様々なパターンの手織り布(←左写真をクリックで拡大/VCDから拝借したわけではありません。私の持ち物です)。
陶器の壷造りにも、再びカラバオの登場。今度は浴槽のようなところに入って、土を練ってます。(踏んでます)
今回、私にとっての一番の情報は、伝統的ジュエリーのTAMBORIN(タンボリン/タンブリン)がこの地方で生産されていた、ってこと。 シルバー同様に細線細工だったので、てっきりバギオで生産されていると思っていたのですが、イロコス地方だったのです。(まぁ、近いといえば近いけど)
フィリピン人女性が、セレモニーに正装で出席する際、アンティックのTAMBORINを身につけているのをよく目にします。(本物が欲しい! 私が持ってるのは安物のレプリカ。写真下参照)
後半は、VIGAN の歴史地区をはじめ、イロコス中のスペイン風建築物、教会のオンパレード。 VIGAN だけじゃなかったんだ。 言われなければ、フィリピンとはわからないような町並み。何世紀も前にタイムスリップしたみたい。 ますます行きたくなってしまいました。
ところで、はまりやすい私は、おとといからまだ引き続きモノクロ写真の処理に励んでいます。
前述の 伝統的ジュエリーTAMBORIN とPINA(ピーニャ) です。
どうかな? (実はこの作業にばっかりかかりきりだったので、文章に全然やる気が見えないでしょ?−反省)
そうそう、ナレーションの声は、アロヨンに似ています。
追記(2006.06.15):
"TAMBORIN(タンブリン)"のネックレスを実際に身につけると、こんなカンジ。(fortunedragon さんのブログより)
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May 30, 2006
◇フィリピン最古の石造教会 "サン・アウグスティン教会" ・・・の側面
「フィリピン、マニラの イントラムロス(INTRAMUROS)に建つ、 バロック様式のサン・アウグスティン/オウガスティン(SAN AGUSTIN) 教会は、世界文化遺産にも登録されている、フィリピン最古の石造建築の教会です。
度重なる地震や、第2次世界大戦の爆撃にも耐え、当時の姿を残しています。
教会の右は博物館となっていて、幼きイエスの像サント・ニーニョのコレクション、礼服や礼拝に使う品々、大鐘、アンティック陶器などを見ることができます。」と、ガイドブックに載っているような紹介はここまでにしておいて、と。
この先はガイドブックや、インターネットでその種のサイトをご覧ください。有名な観光スポットでもあるので、検索は容易です。
参考サイト:・WIKIPEDIA / ・FLICKR(写真)
■ □ ■ □ ■
(ここからは、マイナーネタ。)
このサン・アウグスティン教会、「フィリピン最古の石造建築の教会」ということですが、もとはニッパヤシで葺かれた木造の教会だったようです。
当ブログに度々登場する(2月5日、3月11日、3月14日)、「物語 マニラの歴史(NICK JOAQUIN = ニック・ホアキン著)」によると、(略)
「『フィリピナス』と呼ばれる本国から最も離れたこの地を繁栄させるという現実的な希望を持っていたスペイン王フェリペ2世に、フィリピンの四代目総督として指名されたゴンサロ・ロンキーリョは、3年間の多忙な執務期間の後、1583年にこの世を去った。その亡骸は、当時まだニッパヤシで葺かれていた木造のサン・アウグスティン教会に安置された。
その棺は、ほとんど教会の天井に届くほどの高い位置に設けられた棺台に乗せられていたが、たくさんの燈火のうちの一つが倒れ棺台に火がつき、その火は教会の屋根、ニッパヤシの葉のみで建てられていた近所の家々に飛び火した。数分後、マニラはくすぶった灰の積もった廃墟と化してしまった。
この火事で建設中の大聖堂、司教館、病院、ガレオン貿易で運ぶはずの中国製品で埋っていた倉庫などが灰となって消えてしまった。 この災害を契機に、スペイン人はマニラを耐久性のある都市にするため、石を使って再建する決心をした」、ということです。
★前述のように、この教会には博物館があります。 展示室内の撮影は禁止ですが、廊下はOK。 "回廊"好きの私には(変な趣味?)、これでも十分楽しめます。
★どちらかというと、展示品よりこんなものにばかり興味をそそられてしまいます。
★こんなものも。
★極めつけは、コレ。
これは何かというと、"CARROZA"(カロサ=スペイン語/英語では FLOAT)と呼ばれる輿。木の土台にシルバーが貼り付けてあり、このようなモチーフが全体に施されています。 廊下に何台も展示されていました。 うっかり全体像を撮るのを忘れましたが。
■ □ ■ □ ■
ところで、私がいつもお邪魔している写真ブロガーさん達の間では、今モノクロ写真ブーム。 フィリピンでも(miccasharon さん、fortunedragon さん、mota-mota さん)、日本でも(meteortrain さん)、日本の裏側ブラジルでも(Pombo さん)、みなさん ipi-p 教授が投げかけられる課題を実践?実験?練習?中。
遅ればせながら私もちょっとだけ、最新の課題を練習してみました。(一番上の写真)
こういうのでいいのかなぁ?
イメージした通りの色にはならなかったけど・・・・、まぁ初回ということで。
理屈はよくわからないけど、PHOTO SHOP の「チャンネルミキサー」と「色相彩度」という機能を使うと、カラー写真がこういう風になるのだそうです。
「どういう数値」にすれば、「どうなる」のか理解できていないので、適当にレバーを触ってたら上の写真のようになりました。(こんな説明じゃ説得力がないので、お手本を見てみよう)
度重なる地震や、第2次世界大戦の爆撃にも耐え、当時の姿を残しています。
教会の右は博物館となっていて、幼きイエスの像サント・ニーニョのコレクション、礼服や礼拝に使う品々、大鐘、アンティック陶器などを見ることができます。」と、ガイドブックに載っているような紹介はここまでにしておいて、と。
この先はガイドブックや、インターネットでその種のサイトをご覧ください。有名な観光スポットでもあるので、検索は容易です。
参考サイト:・WIKIPEDIA / ・FLICKR(写真)
(ここからは、マイナーネタ。)
このサン・アウグスティン教会、「フィリピン最古の石造建築の教会」ということですが、もとはニッパヤシで葺かれた木造の教会だったようです。
当ブログに度々登場する(2月5日、3月11日、3月14日)、「物語 マニラの歴史(NICK JOAQUIN = ニック・ホアキン著)」によると、(略)
「『フィリピナス』と呼ばれる本国から最も離れたこの地を繁栄させるという現実的な希望を持っていたスペイン王フェリペ2世に、フィリピンの四代目総督として指名されたゴンサロ・ロンキーリョは、3年間の多忙な執務期間の後、1583年にこの世を去った。その亡骸は、当時まだニッパヤシで葺かれていた木造のサン・アウグスティン教会に安置された。
その棺は、ほとんど教会の天井に届くほどの高い位置に設けられた棺台に乗せられていたが、たくさんの燈火のうちの一つが倒れ棺台に火がつき、その火は教会の屋根、ニッパヤシの葉のみで建てられていた近所の家々に飛び火した。数分後、マニラはくすぶった灰の積もった廃墟と化してしまった。
この火事で建設中の大聖堂、司教館、病院、ガレオン貿易で運ぶはずの中国製品で埋っていた倉庫などが灰となって消えてしまった。 この災害を契機に、スペイン人はマニラを耐久性のある都市にするため、石を使って再建する決心をした」、ということです。
★前述のように、この教会には博物館があります。 展示室内の撮影は禁止ですが、廊下はOK。 "回廊"好きの私には(変な趣味?)、これでも十分楽しめます。
★どちらかというと、展示品よりこんなものにばかり興味をそそられてしまいます。
★こんなものも。
★極めつけは、コレ。
これは何かというと、"CARROZA"(カロサ=スペイン語/英語では FLOAT)と呼ばれる輿。木の土台にシルバーが貼り付けてあり、このようなモチーフが全体に施されています。 廊下に何台も展示されていました。 うっかり全体像を撮るのを忘れましたが。
ところで、私がいつもお邪魔している写真ブロガーさん達の間では、今モノクロ写真ブーム。 フィリピンでも(miccasharon さん、fortunedragon さん、mota-mota さん)、日本でも(meteortrain さん)、日本の裏側ブラジルでも(Pombo さん)、みなさん ipi-p 教授が投げかけられる課題を実践?実験?練習?中。
遅ればせながら私もちょっとだけ、最新の課題を練習してみました。(一番上の写真)
こういうのでいいのかなぁ?
イメージした通りの色にはならなかったけど・・・・、まぁ初回ということで。
理屈はよくわからないけど、PHOTO SHOP の「チャンネルミキサー」と「色相彩度」という機能を使うと、カラー写真がこういう風になるのだそうです。
「どういう数値」にすれば、「どうなる」のか理解できていないので、適当にレバーを触ってたら上の写真のようになりました。(こんな説明じゃ説得力がないので、お手本を見てみよう)
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May 28, 2006
◇ VCD で知るフィリピン [1]
昨夜は、突然の出火騒ぎで、予定していたブログの更新を途中で断念してしまい、「予告編」などというコソクな手を使って一応更新ってことにはしましたが、アクセスしていただいた皆さん、申し訳ありませんでした。
さて、「予告」したとおり、《◇VCD で知るフィリピン》のVCDのご紹介です。
■ Sa Sariling Lupa (= In One's Own Land)
NCCA(The National Commission For Culture And The Arts) のコンセプトに基づき、 DOT (Department of Tourism), NHI (National Historical Institute), NM (National Museum) とのコラボレーションで、フィリピンの文化的観光事業のプロモーションとして作られたビデオで、主要7ヵ所の観光地が1ヶ所につき各1枚のCDに収められ、合計7枚のCDで構成されています。
前回紹介した、"LEGACY" とは少し異なり、こちらはより観光色の強いものに仕上がっています。
まず、そのうちの一枚です。
☆BAGUIO TO BANAUE (A JOURNEY THRU THE CORDILLERAS)
避暑地で有名な BAGUIO (バギオ)をスタートし、世界遺産ライステラスがある BANAUE(バナウエ)までを辿ります。
道すがら、その土地の先住民族の歴史や文化をはじめ、広範囲にわたる一般的なツーリスト・スポットが紹介されています。
そして、手編みバスケット、木彫り製品、手織り布、銀細工などこの地方の手工芸品及び、それらを実際に作っている工場の様子なども楽しめます。
また、この土地に居住したり関連をもつ、画家や写真家といった芸術家も数名登場し、作品作りの風景を垣間見ることができます。
《ほんの一瞬ですが、映画監督でもあり役者でもある、KIDLAT TAHIMIK ( 英文 WIKIPEDIA )が写真を撮られている場面もあります。》
浅く広い情報源かもしれませんが、日本の旅行ガイドブックには、紹介はされていても写真までは掲載されていないような場所まで映像で見ることができる、というのはうれしいものです。
旅行の前に見ておけば、現地でのスケジュールを組み立てるのに役立つ、とても便利な資料だと思います。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
残りの6枚については、2−3回に分けてご紹介していきます。
さて、「予告」したとおり、《◇VCD で知るフィリピン》のVCDのご紹介です。
■ Sa Sariling Lupa (= In One's Own Land)
NCCA(The National Commission For Culture And The Arts) のコンセプトに基づき、 DOT (Department of Tourism), NHI (National Historical Institute), NM (National Museum) とのコラボレーションで、フィリピンの文化的観光事業のプロモーションとして作られたビデオで、主要7ヵ所の観光地が1ヶ所につき各1枚のCDに収められ、合計7枚のCDで構成されています。
前回紹介した、"LEGACY" とは少し異なり、こちらはより観光色の強いものに仕上がっています。
まず、そのうちの一枚です。
☆BAGUIO TO BANAUE (A JOURNEY THRU THE CORDILLERAS)
避暑地で有名な BAGUIO (バギオ)をスタートし、世界遺産ライステラスがある BANAUE(バナウエ)までを辿ります。
道すがら、その土地の先住民族の歴史や文化をはじめ、広範囲にわたる一般的なツーリスト・スポットが紹介されています。
そして、手編みバスケット、木彫り製品、手織り布、銀細工などこの地方の手工芸品及び、それらを実際に作っている工場の様子なども楽しめます。
また、この土地に居住したり関連をもつ、画家や写真家といった芸術家も数名登場し、作品作りの風景を垣間見ることができます。
《ほんの一瞬ですが、映画監督でもあり役者でもある、KIDLAT TAHIMIK ( 英文 WIKIPEDIA )が写真を撮られている場面もあります。》
浅く広い情報源かもしれませんが、日本の旅行ガイドブックには、紹介はされていても写真までは掲載されていないような場所まで映像で見ることができる、というのはうれしいものです。
旅行の前に見ておけば、現地でのスケジュールを組み立てるのに役立つ、とても便利な資料だと思います。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
残りの6枚については、2−3回に分けてご紹介していきます。
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