December 24, 2005

◇フィリピンのクリスマス 〔7〕

xmas.doll 
 先週、いきなり来日したフィリピン人の友人一家も、さすがにイブは母国で過ごすのか、今朝関空から帰国の途につきました。
1週間の日本滞在で、そろそろフィリピン料理が恋しくなっている頃。今夜の NOCHE BUENA (ノーチェ・ブエナ=イブの日のディナー)を楽しみにしているに違いありません。


           □ ■ □ ■ □


マニラで過ごした、ある年の クリスマス・イブ。 NOCHE BUENA (ノーチェ・ブエナ)にご招待いただきました。

xmas.noche buena 
 家中クリスマスのデコレーション。
 私達が食事をしたラナイもすっかり、
 クリスマスバージョン。






     
     
xmas.pancit molo 
 まずは、
 ■PANCIT MOLO (パンシット・モロ) 
  ワンタン風スープ。 
  ネギの小口切りと炒めたガーリックの
  みじん切りがアクセント。




xmas.BBQ
 ■BBQ (ポーク・バーベキュー)
  唐辛子入りビネガーを少ーしかけていただきます。







xmas.lengua estofado 
 ■LENGUA ESTOFADO (レングァ・エストファド)
  牛タンシチュー。







xmas.lumpiang sariwa 
 ■LUMPIANG SARIWA (ルンピアン・サリワ) 
  生春巻き。
  中央の甘辛いソースをかけて。






xmas.relleno g manok 
 ■RELLENONG MANOK (レリエノン・マノック) 
  チキンの詰め物。







maja blanca 
 ■MAJA BLANCA (マハ・ブランカ) 
  コーン入りデザート







★ シーフードに比べ、肉類はよりご馳走。大切な日のメニューは肉類を中心としたものです。 
  MORCON (モルコン=野菜やゆで卵の肉巻き)、COCIDO(コシド=ビーフやポークの固まり肉、ソーセージ、キャベツ、ガルバンソー豆、ポテト etc,具だくさんのシチュー。具とスープを別々に器に盛ります。)等、肉類を中心とてした料理がテーブルに。


  

December 22, 2005

◇フィリピンのクリスマス 〔6〕

 今朝は、外は真っ白の雪景色。ここ大阪では久しぶりのホワイトクリスマスとなりそう。 
クリスマス前だというのに先週突然来日して、まだいる友人のフィリピン人一家も、さぞや驚いていることでしょう。

 前回前々々回に、フィリピンのクリスマスについて詳しく書かれた書籍、《PASKO, The Philippine Christmas
》をご紹介したので、他にもフィリピンのクリスマスについて書かれたものはないかと、探してみました。

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Christmas in the Philippines (Christmas Around the World Series)

《世界のクリスマスシリーズ・フィリピン編》
 表紙から、子供用かと感じられますが、とんでもない。 PAROL(パロル=星型のランタン)をはじめとする、フィリピンのクリスマスの風物詩を多くの写真で紹介しています。クリスマスソングや、料理レシピまで紹介されています。

残念ながら、日本のAmazon では、『現在、在庫切れです』と表示されていました。
おまけに最新のAmason の画期的システム《中み検索》ができません。でも御本家アメリカの Amazon では、できちゃうんですね、これが。→ Christmas in the Philippines (Christmas Around the World) (Christmas Around the World Series)

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Christmas Around the World

《世界のクリスマス》
珍しく、Amazon の日本サイトに、日本語でかかれた読者レビューが掲載されています。とっても貴重なご意見です。
写真では見にくいですが、表紙には各お国柄をあらわすクリスマスグッズを手にした子供達が描かれています。
ちなみに左下、時計の針が8時を示す方向にいるのがフィリピンの子供で、パロルを手にしています。

この本も同じく、日本のAmazon では、《中み検索》ができません。でもやはり御本家アメリカの Amazon では、できちゃいます。だから、表紙のパロルを持ったフィリピンの子供もはっきりとわかります。 → Christmas Around the World

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Ang Mahiwagang Tala - Philippine Book

BOOK TALA

《不思議な物語》
キリストの誕生で、三人の博士(賢者)が大きく輝く星に導かれてそれを知る、というかの有名な、クリスマスタブロー(クリスマスの劇)の一場面が描かれているようですが、日本のAmazon では取り扱っておらず、アメリカのAmazon でも検索でヒットはしますが、直接購入はできず、マーケットプレースを通じて外部業者からの購入となります。

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Bertday Ni Dyisus Bukas - Philippine Book

BOOK DYSUS

《明日は、ジーザス(キリスト)の誕生日》
子供向け、クリスマスガイド。
残念ながら、こちらも日本のAmazon では取り扱っておらず、アメリカのAmazon でも検索でヒットはしますが、直接購入はできず、マーケットプレースを通じて外部業者からの購入となります。

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Christmas Crafts from Around the World (Kids Can Do It)

《子供も作れる世界のクリスマスクラフト》
右下の写真、まさしく PAROL (パロル)じゃない?
《中み検索》ができないのが、残念! (でもこれは日本のAmazon で取り扱っています)
  

December 20, 2005

◇フィリピンの言葉 〔3〕−クリスマス編

 パロルを持って帰ったというぷとぼん さんから《◇フィリピンのクリスマス〔4〕》に、コメントをいただきました。ありがとうございます。 
ご自慢のパロルの写真などあれば、お送りください。

フィリピンの家々に灯るクリスマスのシンボル "PAROL(パロル)" は、スペイン語でライト(LIGHT=光)を意味する"FAROL(ファロル)" から派生したものだそうです。

フィリピンでは、F(エフ)P(ピー)として発音する傾向がありますよね。
OFFICE (オフィス)を「オピス」と言ったり。(でも本人は「オフィス」と言ってるつもりらしい)

余談ですが、ある時友人のフィリピーノが "マイ ワイフ イズ パット" (MY WIFE IS PAT???)と言ったことがありました。
「僕のワイフはパット。」《えぇ? あんたの嫁はBETH(べス)でしょう》
パットは名前でなくて「ファット」、FAT(太っている)のことでした。
BETH の体型を知らなかったら、彼の奥さんの名前だと思うところでした。


せっかくの機会です。 クリスマス関連の言葉をいくつか。

■MERRY CHIRSTMAS (メリー・クリスマス)

クリスマスのあいさつは、クリスマス時期に看板に書いてあるのを見たり、よく耳にする "MALIGAYANG PASKO (マリガヤン・パスコ)" だと思っていたのですが、どうやらこれはマニラを中心としたタガログ語圏の言い方で、地方の方言によってかなり違いがあることがわかりました。

ここで、《◇フィリピンのクリスマス〔4〕》でご紹介した、Amazon.com では買えない本、"PASKO! THE PHILIPPINE CHRISTMAS" に再び登場していただきましょう。

BOOK PASKO2 
 ■PASKO, The Philippine Christmas

  REYNALDO GAMBOA ALEJANDRO &
  MARLA YOTOKO CHORENGEL 共著
  NATIONAL BOOKSTORE, INC
  (ISBN: 9712706648)

 著者の一人、REYNALDO GAMBOA ALEJANDRO は、
 既にご紹介済みの 
 The Food of the Philippines:
 の著者でもあります。

   

フィリピンのクリスマスについて詳しく書かれたこの本によると、《クリスマスの挨拶》も地域によって様々です。

□北部ルソン□
・IGOROT (イゴロット):  Na Salamat ay Pascua Tan Nawaya

・ILOCOS (イロコス地方) :  Maliket ya Pasco / Naimbag a Pascuayo
 (※本には ILOCANO として記述されていますが、比人読者の方から間違いである
   とのご指摘がありましたので、「イロコス地方」と表示しました。正確には、
   パンガシナン語だということです。)

・BICOLANO (ビコール):  Maugmang Paskuwa

□セントラル・ルソン□
・PAMPANGUENO (パンパンガ): Maligayang Pascu

・NUEVA ECIJA (ヌエバ・エシハ): Mebes anj Pascua

□南部タガログ地方□
・CHAVACANO (チャバカーノ):Felices Pascuas

・TAGALOG (タガログ):  Maligayang Pasko

・CUYO (クヨ諸島):   Masadyang Pasco

□ビサヤ地方□
・AKLAN (アクラン):   Malipayong Pascua

・Cebuano (セブ):   Maayong Pasco / Malipayong Pasco

・Waray (ワライ):   Maupay nga Pasko

□ミンダナオ島□
・SULU (スールー諸島):Macong Sing Hari-Raya


★☆★ さて、あなたの彼女(彼)のプロビンス(出身地)は? ★☆★  

December 19, 2005

◇フィリピンのクリスマス 〔5〕

フィリピンのクリスマス。 風物詩は、まだまだ続きます。

■《フルーツケーキ

fruit cake
ドライフルーツやナッツがたっぷりのフルーツケーキ。
この時期になると、ギフト用にリボンでデコレーションされ、特別にパッケージングされたフルーツケーキが店頭に並びます。

 




■《クリスマスバスケット

また、ギフト用に食品やワインをいっぱい詰め込んだクリスマス・バスケットは、スーパーマーケットやデパートの床いっぱい、ところ狭しと並んでいるのを目にします。
箱の中に整然と並べられた日本のお歳暮と比べ、バスケットからはみ出さんばかりのギフトは、より贈り主のハートが伝わるような気がします。


■《QUESO DE BOLA (ケソ・デ・ボラ)

これもクリスマスシーズンには、山積みにされています。 大きなボール状のエダムチーズ。赤いセロファン(パラフィン紙かな?)でラップされています。
NOCHE BUENA (ノーチェ・ブエナ=24日のディナー)のテーブルに登場。


■《HAMON (ハモン)

ハムのカタマリ。表面がちょっと甘すぎかなっていうのもありますね。
こちらも NOCHE BUENA の定番。


           □ ■ □ ■ □

手持ちの写真がみあたらな〜い。でもご安心。今やネット上では、あっちでも、こっちでも、こんな記事付ショップまで、そしてレストランでも販売されているので、ご覧あれ。  

December 17, 2005

◇フィリピンのクリスマス 〔4〕

 クリスマスで盛り上がっているフィリピンから、何故だか今晩友人がやってくる。
昨夜いきなり、「そっちに行くから」という電話。
 「へっ、いつ?」
 「明日」
 「エェェェェ〜〜!、あしたぁ?」

どこに宿泊するのか聞いても、「あとで連絡する」といったままかかってこない。
しょうがないから、今朝 PC から彼女のセルフォーン(携帯)にテキストしたら、(E-MAIL ではなく、MSM テキストメッセージです)、聞いたことのないようなホテル名を連絡してきた。
 「それどの辺り?電話番号持ってる?」
 「あとでダンナから連絡させる」

で、無しのつぶて。空港では、もうそろそろボーディングのはずだけど。
どうせ、明日になって、とんでもない時間に電話がかかってきて・・・・。
《いやな予感。振り回されそう・・・・・。》
何も、こんな時に来なくても・・・・・、フゥー。

* * * * * * * * *

まぁ、そんなことはほっておいてですね。

BOOK PASKO ここ数日「◇フィリピンのクリスマス」と題して投稿していましたが、クリスマスの食い物ばかりに神経が集中していて、もうひとつ《フィリピンのクリスマスになくてはならないもの》を書き忘れていました。
”PAROL(パロル)" 、星型のランタン です。
左は、パロルが表紙を飾る、フィリピンのクリスマスについて書かれた本、PASKO, The Philippine Christmas
(ISBN: 9712706648)

例によって、これも日本のAmazon では直接買えません。アメリカの Amazon のマーケットプレイスを通し、外部業者からの発送になります。

フィリピンでは街角の道路沿いで、カラフルなパロルが売られています。 でも、結構家庭でも竹と紙で、ホームメイドのパロルを作るみたいです。
今年はみかけませんでしたが、日本に住むフィリピーノのクリスマスパーティでは、彼ら手作りのMADE IN JAPAN のパロルを見かけることがあります。

先日触れた、フォトシェアリングサービス(フォトオーガナイザー&検索)サイトの Flickr には、 多種多様のパロルの写真 が投稿されています。

パロルだけでなく、街中はイルミネーションでいっぱい。
しばし、マニラのクリスマス風景を!(過去のものですが)

     xmas.illumination 4PARAÑAQUE にて

         PARAÑAQUE にて xmas.illumination 3



     xmas.tree ORTIGAS にて

     xmas.LV GREEN BELT, MAKATI にて


     xmas.illumination 1 GREEN BELT, MAKATI にて

     xmas.illumination 2 GREEN BELT, MAKATI にて


日本もいくら今年はイルミネーションが派手とはいっても、マニラと比べると、ずーっと地味。今夜大阪に着く友人も、びっくりするかもね。

  

December 15, 2005

◇フィリピンのクリスマス 〔3〕

 フィリピンではこの時期、すでに挨拶は ”メリー・クリスマス”。 もちろん現地では、もうすっかりクリスマス気分で盛り上がっていることでしょうが、さぁ 明日(12/16)からいよいよクライマックスに突入です。

現地フィリピンでは、クリスマス前の9日間、すなわち12月16日から24日まで、MISA DE GALLO (ミサ デ ガーリョ) または SIMBANG GABI (シンバン ガビ)と呼ばれる《夜明けのミサ》が行われます。

英語でいうなら MASS OF THE ROOSTER、雄鶏のミサ=一番鶏が夜明けを告げるとともに始まるミサ、実際にはまだ暗いうちに始まります。

simbang gabi 2 
ある時、宿泊していた友人宅で、メイドさんがこのミサに参加するというので、早起きして一緒に連れて行ってもらったことがあります。






simbang gabi 1
本当に、まだ真っ暗でした。 
もちろん、9日間は続けられませんでした。
だいたい動機が不純でした、単にミサの後に出る屋台の BIBINGKA (ビビンカ)や PUTO BUMBONG (プトボンボン)に目がくらんだのでした。



BIBINGKA (ビビンカ)
bibingka1 bibingka2

上下から炭火で焼いた、ホットケーキ風のお菓子。
素焼きの器にバナナの葉をしき、生地を流し込みます。器の下には炭がセットされていて、上からは炭をいれたハンドルのついた器をのせて加熱する、という具合です。
ITLOG NA MAALAT(イトログ ナ マアラット=茹でた塩卵)や KESONG PUTI (ケソン プティ=水牛のチーズ)をトッピングし、更に出来上がったらたっぷりのココナッツをかけます。


PUTO BUMBONG (プト ボンボン)
puto bumbong1 puto bumbong2

紫色で棒状のモチ米のお菓子。 筒状の器具で蒸しあげます。

あとは、ホットな SALABAT (サラバット=ジンジャーティー)、クリスマスの風物詩です。

★ MISA DE GALLO 用のグリーティングカードを見つけました。
特に これは、ユニーク! 中央の ”PLAY” をクリックしてみて! まさしく、夜明けを告げる一番鶏です。

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December 14, 2005

◇フィリピンのイメージ写真

BANANA LEAF 
 ブログ記事に写真を挿入したくても、適当な写真が無くて、「言葉だけの説明ではわかりにくいだろうとな」、と感じながらも記事をアップすることもしばしば。

文面だけではイメージがわかない場合に、訪れてみてほしいサイトを見つけました。
フォトシェアリングサービス(フォトオーガナイザー&検索)サイトの Flickr には、フィリピン関連の写真を、それもとても美しい写真をたくさん掲載しているページがあり、カラーやアングルにも凝った、お洒落なフォト達に出会えます。




SHELL そのサイトでは、タグでカテゴリー分けされているので、お目当ての写真もきっと見つけやすいはず。

ちなみに私のお気に入りは:
 ★Church (教会)
 ★Food (食べ物)
 ★Intramuros (イントラムロス=かつての城壁都市)

 セブをはじめ、各主要地域名のタグ、FILIPINO (フィリピーノ)JEEPNY (ジープニー)といったのもあります。



* * * * * * * * * * * 


GREEN MANGO
 タグ以外にも、《グループ》というのがあって、グループのメンバーによって共通のテーマに沿ったイメージ写真が投稿されています。

例えば: 
 ☆Pinoy Foodie(ピノイ・フーディー)
 
 ☆Philippines Images (フィリピン・イメージ)

 ☆Philippines Pearl Of The Orient (フィリピン・東洋の真珠)


* * * * * * * * * * * 

RED FLOWER
 もちろん、検索機能もついているので、見たいイメージの名前でダイレクトに検索することも可能です。
最近当ブログで触れた LECHON(レチョン=豚の丸焼き)や CHAMPORADO(チャンポラード=ホットチョコレートのお粥)なんかも、ダイレクト検索でサムネイルが表示されます。

たどり着いたページから、どんどんリンクしていくと、様々なジャンル、様々な国へ飛んでいけます。




《サイトは英語表示ですが、写真がキレイなので充分楽しめますよ。》

注:上の4枚の写真は、Flickr とは関係ありません。


          ★★ 追 記 (2006/03/14) ★★

上記記事を投稿した後、とても美しいフィリピンの写真を掲載されているブログに出会いました。

検索で、このページにアクセスされた方、是非下記のサイトを訪れてみてください。

コマーシャルフォトの第一線で活躍する《望月宏信さん》のブログ
 Photos@Philippines 写真と海外生活

  

December 12, 2005

◇フィリピンのクリスマス 〔2〕

 昨日は、在日フィリピーノ達のクリスマスパーティーの様子をご紹介しました。
自国さながらの「料理でパーティー」とレポートしましたが、足りないものを思い出しました。
パーティーのテーブルに欠かせないのが、LECHON(レチョン=豚の丸焼き)です。

レチョンの醍醐味は、パリパリに焼けた皮と耳。
身の部分が残ったら、翌日は LECHON PAKSIW (レチョン・パクシュー)に変身。
食べやすい大きさに切った肉を、酢やレバーを使った、独特のソースで味付けしたもので、これだけでもれっきとした一品です。

日本でも、フィリピーノの集まりでは時々、レチョンがふるまわれ事がありますが、これを用意するのは大仕事。 第一に、場所が・・・・。

lechon
処理した豚の腹にレモングラスやスパイスを詰め、丸のまま太い棒にさした豚を何時間もかけて、クルクルと回転させながらジワジワ炭で焼いていきます。

■これは、マニラで実際にレチョンを作っているところ。



なんと、このレチョン用の子豚まるごと一匹が、ネットで売られていました。
さすが楽天!
写真付ですが、その姿をここに掲載するのはあまりにも KAWAWA (カワワ=かわいそう)なので、リンク先のみをご紹介します。 → 小豚一匹まるごと 


lechon2
■街角のレチョン売り




  

December 11, 2005

◇フィリピンのクリスマス 〔1〕

 約20万個の電飾が師走の町を彩どる「神戸ルミナリエ」が、この9日から始まったそうです。
同日、京都嵐山周辺までも行灯で照らす「京都・嵐山花灯路(はなとうろ)」が開幕し、渡月橋がスポットライトに浮かべあがったとか。


 今年は例年に比べると、クリスマス(商戦?)ムードが早いような気がします。
11月も早いうちに、デパートやショッピングセンターは、クリスマスのデコレーションやイルミネーションで飾られていました。

xmas.fruit salad 今年は専門店がオープンするほどクリスマスイルミネーションがブームですが、フィリピンにとっては、クリスマスのイルミネーションは日本よりも、ずーっとすすんでいて、この時期には当たり前のこと。 そして、このイルミネーションは、ニューイヤーまで続きます。
だいたい、10月には、クリスマスデコレーションが売り出され、もうクリスマスムードに突入です。 11月に入れば、挨拶は「メリー・クリスマス」
フィリピンのクリスマスは、《世界一長いクリスマス》と言われています。

フィリピンではクリスマスは、一大イベント。フィリピンの人たちを見ていると、一年中クリスマスをベースにして生活しているのではないか?と思ってしまいます。

            □ ■ □ ■ □

xmas.party 今日は、一足早いクリスマスパーティーに参加してきました。日本で暮らすフィリピンの人たちによる、パーティーです。
住む地は違えども、彼らのクリスマスパーティは、自国さながらの料理や飲み物が用意され、ゲーム、歌、ダンス、が繰り広げられます。




xmas.drinks

ほら、飲み物だって、SAN MIGUEL(サン・ミゲル)社の のマンゴジュースやビール。






xmas.pabitin
写真はお子チャマ用ゲーム、PABITIN (パビティン)。オモチャやお菓子を吊り下げて、子供達が飛び跳ねながらそれらをつかみ取ります。








eggrace
ゲームは子供用ばかりではありません。 大人用のゲームまで用意されています。
例えば男性には、EGG RACE、 女性には BANANA EATING.

EGG RACE はゆで卵を床に置いて、ヒモをつけた茄子を腰の部分からぶら下げ、腰を振って茄子を前後に揺らして茹で玉をゴールまで運びます。

BANANA EATING は、単なるバナナの早食い競争です。 でも、EGG RACE のすぐあとに行うと、大うけ間違いなしです。(何故? ご想像におまかせします。)


xmas.stick

料理は、フィリピンの定番料理の数々。 こんなに盛りだくさん!(→)
  続きを読む

December 10, 2005

◇フィリピンのカニミソ 〔2〕

 aligue rice1
《◇フィリピンのカニミソ》で TABA NG TALANGKA(タバ・ナン・タランカ=小さい蟹、タランカのミソ、卵)の瓶を開けて、パスタを作りましたが、まだ残りがあります。

マニラで ALIGUE(アリゲ=大きいカニのミソやタマゴ)ライスを食べたことを思い出して、TABA NG TALANGKA 入り、簡単なフライドライスを作ることにしました。


またもや冷蔵庫は食材不足。
フライドライスに使えそうなものをかき集め、なんとか完成しました。

aligue rice2

葉っぱは、かぶらの葉。

食材には恵まれない我が家の冷蔵庫も、アルコール類だけは充分にそろっておりました。 
SAN MIGUEL (サン・ミゲール)ビールよ、まだ残っていてくれて「ありがとう!」

 ☆かき集めた材料 →  続きを読む

December 08, 2005

◇フィリピンの言葉 〔2〕−朝食編

 昨日、《さすがのスペインもフィリピンには残してくれなかった、フラメンコの公演》を東京まで観に行っている間に、前回の記事『◇フィリピンの言葉〔1〕』に対してセブ在住の SHIN さんより、貴重なコメントをいただいておりました。

SHIN さん、ありがとうございました、これからもどんどんコメントや情報をお寄せくださいませ。


これを機に、タイトル『◇フィリピンの言葉〔1〕』は、『◇フィリピンの言葉〔1〕−数字編』と改訂することにしました。


          □ ■ □ ■ □

早速本日は、それに続く『◇フィリピンの言葉〔2〕−朝食編』です。

単に《朝食》だけをご紹介するのであれば、ネタになりやすい「CHAMPORADO (チャンポラード)」ということになるのですが。
日本人には想像できませんが、ホットチョコレートのお粥です。CHAMPORADO と一緒に食べるのが、TUYO (トゥヨ)、油で焼いた塩魚。なんとも言えない取り合わせですが、フィリピン人にとってはこれがベストカップルのようです。

さてさて、タイトルは、「フィリピンの言葉−朝食編」。忠実にすすめていきましょう。

どこにでも、短縮した言葉はあるもの。フィリピンの朝の定番セットメニューがなんともユニークな短縮形で呼ばれています。

TAPSILOG

 ■ これは《タプシログ》






 LOGSILOG


 ■ こっちは《ロングシログ》








TOSILOG

 ■ それでもってこちらは《トシログ》







   どう違うのかって???  続きを読む

December 05, 2005

◇フィリピンの言葉 〔1〕−数字編

 今日のタイトルは「◇フィリピンの言葉」としましたが、別に『タガログ語のお勉強』の時間になどするつもりはありません。

インターネットが急成長する昨今、タガログ語でも、ビサヤ語でも容易にフィリピンの言葉が学べるサイトがたくさんできています。ちゃんとしたお勉強はそういったサイトにお任せして、ここではフィリピンの言葉に関するちょっとしたエピソードなどをお話してみたいと思います。

HALO HALO
 フィリピンという国は、「HALO HALO (ハロハロ=ごちゃ混ぜ)でSARI SARI (サリサリ=なんでもかんでも)だ」、と表現されます。(写真=国民的デザート HALO HALO) 
料理、習慣、何から何まで様々な生活様式と文化が混在しています。言葉もしかり、です。

フィリピンの言語というと、タガログ語と一般に知られていますが、実は7,107 の島々から成るフィリピンは、地方によってかなり言語に違いがあり、87の言語がある、といわれています。タガログ語は、主にマニラ周辺で話されて、フィリピンの公用語であるフィリピノ語の基盤となっている言語です。
タガログ語とフィリピン語の違い

出身地がちがうと、フィリピン人同士でも言葉が通じず、時には辞書が必要であったり、でも結局そんな時は、英語が共通語となるそうです。

フィリピン滞在中、たいていは英語で事が足りてしまうので、私のタガログ語は一向に上達しません。 「食」に関するタガログ語は結構自然に身についたのですが、あとは・・・・・。
(反対に、日本在住のフィリピン人の友人は、周りが英語と片言のタガログ語を理解するので、日本語が上達しない、とぼやいていました)

あるコンドテル(キッチン付ホテル)に宿泊していた時、近くのショッピングセンターに食料の買出しに行きました。
ホテルの前にはいつもバイクにサイドカーがついた乗り物、トライシクルがたむろしています。(自転車の場合はぺデイキャブと呼ぶ事も)
歩くには少しかったるいし、トライシクルを利用することにした私は、あまり旅行者とは思われたくないので、タガログ語で「いくら?(MAGKANO マグカーノ?)」とたずねました。ドライバーは「SAMPU (サンプ=10ペソ)と答えました。
OKと言って、無事目的地へ。
 
お買い物が終わった後、重い買い物袋を提げては歩けません。当然帰りもトライシクルです。 スーパーマーケット付近にも、トライシクルは買い物客目当てにスタンバイしています。 一台のトライシクルに近づき、念のためにもう一度「 MAGKANO(マグカーノ=いくら?)」
当然 「SAMPU(サンプ=10ペソ)」 と返ってくると思ってたら、なんとドライバーが発したのは「キンセ」だったのです。(しまった、タガログ語の数字は10までしか知らなかったんだ)『エッ?』っていう顔をしている私に気づいたのか、ドライバーはすぐに「FIFTEEN (15)」と英語で言い直してくれました。

この日の午後、早速現地の友人に「こんなことがあってさぁ。XXXXX 私10以上のタガログ語の数字知らなかったのよね」と言うと、「キンセは、タガログ語じゃないの、スペイン語!」と言われてしまいました。そうなんです。私が聞いた「キンセ」は、「QUINCE」、スペイン語だったのです。(タガログ語的に綴ると、KINSE) ちなみにタガログ語の15はLABINLIMA(ラビン リマ)


この出来事以来、数字には敏感になってしまって、フィリピン人同士が話しているのを聞いていて気づいたことがあります。
■桁によって異なる言語
 ・小さい数字、1から10くらいまでは、タガログ語使用、
 ・11以上の数字は、スペイン語、
 ・大きい数字、千や万以上は、英語

■更に気づいたこと
 ・時間表現はスペイン語を頻繁に使用する
  例: A LAS DOS (ア ラス ドス=2時)

ね、HALO HALO(ハロハロ)でしょ?

☆ところで、《私が乗ったトライシクルが、行きと帰りでは値段が違ったのは何故でしょう?》  続きを読む

December 04, 2005

◇フィリピンのカニミソ

 再び我が家の冷蔵庫が食糧危機! 
休日の今日は、完成間近のネットショップのホームページ作成に時間を費やしておりました。きりのいいところまで終わったら、お買い物に行こうと思っていたのに、突然の大雨。おまけに雷まで。
これでは外出ができません。またしてもキッチン中を物色するはめになりました。

talangka 見つけたのは、フィリピンから持ち帰った瓶入り TABA NG TALANGKA! (タバ・ナン・タランカ)
小さなカニのカニミソをペースト状にしたもの。(写真の製品はカニの身も混ざっています。)
CRAB FATとも呼ばれています。 いわゆるカニミソですね、卵も含め。

通常、CRAB FAT は、ALIGUE(アリゲ)といって、ALIMASAG (アリマサ=大きな蟹)のミソをさしますが、どういうわけか、小さい種類の蟹、TALANGKA (タランカ)のミソは TABA NG TALANGKA と呼ばれます。TABA (タバ)は、 FAT、直訳すると脂肪のこと。

よし、これでパスタを作ろう!
とはいっても、冷蔵庫は、ホントに最悪な状態。野菜もないのだから。
念のために冷凍室をチェック。 ラッキー!茹でた野生のクレソン発見。フレッシュではないのが残念だけど、しょうがありません(フレッシュの野生クレソンはあの苦味がたまりません)。TABA NG TALANGKA やALIGUE はそれだけでは結構ヘビーなので、酸味や野菜がほしいところ。クレソンのほかに、本当は生のトマトの角切りでも最後に加えたいのですが、なかったのでオリーブオイルに漬けたドライトマトを使うことにしました。
フレンチドレッシングも少々、隠し味にして。

 ■完成品です。
TALANGKA PASTA
 使用したもの:
・TABA NG TALANGKA (タランカのミソ)
・乾燥スパゲティ
・冷凍してあったエビ
・冷凍してあった茹でクレソン
・冷凍してあったトビコ(トッピング用)
・オリーブオイル漬けドライトマト
・タカのツメ(唐辛子)
・オリーブオイル、バター、
・塩、コショー、ガーリックパウダー、
・フレンチドレッシング、白ワイン

作り方? 作るたびに材料が違うので、ついついいつも適当・・・・・(そのときにある材料で作るので)。
興味のある方は、上記材料を「適当に」使って作ってみてください。
あるものを使って新しい料理を作る、これこそ料理の醍醐味です。
常日頃、『料理はパズルみたいでオモシロイ』、と楽しんでおります。  

December 02, 2005

◇フィリピンのファブリック 〔1〕 (ピーニャ)

 さっき、たまたま観ていたTV番組、「中居正広の金曜日のスマたちへ 」(TBS) で、「フィリピン」という言葉を耳にしました。 (金曜日のこの時間、TVを観る事は珍しいのですが。)
ゲストは、世界的衣装デザイナーのワダエミさん。 黒沢明監督の“乱”でアカデミー賞を受賞されたことで有名。またご主人が元NHKの和田勉さんであることでも知られていますね。 

ワダエミさんが衣装デザイナーになられたきっかけから、現在のご活躍に至るまでをVTR で紹介されていました。
一旦カメラがスタジオに戻った時、レギュラー陣も映画に使われたような色とりどりの衣装を身に着けていました。それらはすべてイメージにあうよう一から色を染めものだそうです。中居君が着ていた黒の衣装も、有り物の布ではなく、ワダエミさんの思うところの「黒」に染めたものでした。

その中で、飯島愛ちゃんが着ていたオレンジの衣装を指差したワダさんが、「これはパイナップルからできているフィリピンの布で、元は生成りのものをオレンジに染めました、刺繍はハンドメイドです」みたいなことを紹介されました。
これこそ、フィリピンが世界に誇れるファブリックの女王、PIÑA (ピーニャ)です。
ワダさんにも認められたPIÑA 、これを公表せずにはいられません。まったく喜ばしいことです。(日ごろは、ネガティブなニュースしか報道されないフィリピンですから)

pina

このブログ、「ハラナの屋根裏部屋」の表サイトである、フィリピングッズのショップフィリピニアナ・セレクトショップ・ハラナ」をはじめようとしたきっかけは、まさしくPIÑA をはじめとする、フィリピンの布に長い間、興味と憧れを抱いていたことからでした。

ショップのホームページはほぼ完成に近づきながら、もう数ヶ月も本オープンできずにいます、というのはどうしてうまくできないページがあるのです。 それが、PIÑAを掲載したページです。
ショップをはじめるきっかけとなったPIÑAが、一番難しいページになろうとは、考えもおよびませんでした。思い入れがあるがゆえに、反対に手がつけにくくなってしまいました。
それでも丁度数日前に、やっと●○● PIÑAについて ●○●というスペースをとったページをアップすることができました。まだまだ、情報不足のページで、徐々に手直しをしていくつもりですが、来週からショップオープン決定です。

PIÑAについては、また別の機会にじっくりと記事にしたいと思っています。
奥が深すぎて、まだまだ書けません。

参考文献だけでも: (例によって、Amazon.com の在庫からは買えません)

 
BOOK PINA ■ Piña
LOURDES R. MONTINOLA (ISBN:9718551050)
1991年発行
私の大大大宝物的 蔵書。 
アメリカの Amazon.com からは検索でヒットしますが、マーケット・プレイスから(外部業者から)の購入となります。






BOOK DYE■ Katutubong kulay
COCA-COLA FOUNDATION PHILIPPINES, INC. MANILA (ISBN: 9719200618)
英語のタイトルは、 THE REVIVAL OF PHILIPPINE NATURAL DYE
「フィリピンの自然染め復活」
こちらも、アメリカの Amazon.com からは検索でヒットしますが、マーケット・プレイスから(外部業者から)の購入となります。





* * * * *

《 追記 2008.12.11 - お知らせ 》

★只今フィリピンの正装、Barong Tagalog (バロン・タガログ) 販売中!

 → → → ショップ 内、こちら のページです。

 (数に限りがあります。 予めご了承ください。)


  

December 01, 2005

◇フィリピンのイカ (PUSIT =プシット)

 ここ数日の外食続き、食糧の買出しもしていなくて、さて何を食べようかとキッチン中を物色。
『フィリピン製イカの缶詰発見!』 かつての統治国スペインの名残ともいえようか、"CARAMARE EN SU TINTA"(直訳すると、「イカの墨に入ったイカ」)。
PUSIT3
温めて、それこそスペイン料理のイカの墨煮のままワインで一杯、またはイカ墨パスタにしようか、と考えながら缶を開けたところ・・・、

残念、思ったほど墨は濃くはなかったので、予定変更。

そこで思いついたのが、イカご飯、もちろん「濃くはない漬け汁(墨)」も使って。

使用したもの:
・缶詰のイカ
・缶詰の濃くはない漬け汁(墨)
・冷凍してあった、剣イカのゲソ(缶詰だけではたよりないので)
・冷凍してあった、豆ご飯
・冷凍してあった、パセリのみじん切り
・ガーリックがなかったので、ガーリックパウダー
・マギー液状コンソメ(写真は11月20日の記事中にちらりと)
・バター、白ワイン、塩、ブラックペッパー

PUSIT4いい色目に仕上がりました。
作りながら頭をよぎったのが、まだフィリピンに行き始めた遠い昔、連れて行ってもらったスペインレストランの ADOBO RICE (アドボご飯)。スペインレストランといえど、お国柄、国民的料理アドボをアレンジしたご飯がありました。 今も「あれはどこのレストランだったのだろう、今でもあるのだろうか?」と時々思い起こします。MAKATI のどこかであったのは確かなのですが。
その時のアドボライスがこのようなスペインのテラコッタの器に盛り付けられていたのです。

■フィリピンには、イカの缶詰だって、いくつも種類があります。
PUSIT2
写真の下左は、BOPIZ(ボピス)風。
BOPIZ = 本来は、ポークの内臓(特に肺)を細かく切って、シリ(唐辛子)で味付けたスパイシーな料理。

それから、写真下右は、SISIG(シシグ)風。 
SISIG = 本来は、マリネードした(漬け汁に漬けた)ポークの頬肉を炭焼きし、細かく切って炒めたもの。アツアツの鉄板に乗せてでてきます。

あとは、すべて墨入り漬け汁にはいったもの。



■この際です、お気に入りのイカ製品をご紹介しましょう。
PUSIT5 
《DRIED PUSIT BU-O》
ホタルイカのような小さいイカの干物です。
何がお気に入りかというと、なんと墨入りのまま干してあるのです。これは美味じゃ!!!
SM (シューマート)のスーパーマーケットで売っています。約¥80-90

これは真空パック入りですが、フィリピン仲間の MR. N は、いつもセブに行くと、市場のはかり売りのものを買ってきてくれます。


■フィリピン料理レストランでは:
PUSIT1 PUSIT6
 《左》イカバーベキュー   《右》イカ墨ご飯

■スペイン料理レストラン(在マニラ)では:
PUSIT7 PUSIT8
 《左》これこそ CARAMARE EN SU TINTA(イカの墨煮)
 《右》ARROZ NEGRO (イカ墨のパエリャ)

○●○ お・ま・け・ ○●○ 
      ↓  続きを読む

November 29, 2005

◇Amazon.com では買えないフィリピンの本 〔2〕

 わたくし、本日少々二日酔い気味。思考能力が低下しており、集中力もありません。 
ということで、「苦しい時の本だのみ」。《◇Amazon.com では買えないフィリピンの本》−第2弾です。(第一弾はこちら
かといって、いい加減な本の紹介では決してありません。私にはとても大事なコレクションの中の1冊です。

◎建築に興味のある方は、必見!

BOOK A.HOUSE


Philippine Ancestral House (1810-1930) - Philippine Book 

古きよき時代の建築物が、その細部にまでわたり詳しく紹介されています。
ページはベージュ地にセピア色の写真とイラスト、”ノスタルジー”を感じます。


「Amazon では買えない」といっても、日本のAmazon の検索でヒットしないだけで、実はアメリカの Amazon ではヒットします。(上のタイトルから、Amazon アメリカにリンクします) ただし、Amazon 自体の在庫ではなく、《マーケット・プレイス》(外部業者)からの販売となります。(アメリカの取扱い業者ですので、アメリカからの発送となります。)

各章のタイトルページもお洒落。単なるお堅い建築の本ではありません。
編集者(著者でなく、編集者です。)の名を見てびっくり!

詳しい内容については、こちら →  続きを読む

November 27, 2005

◇フィリピンの大統領

 本日のタイトルは一見堅そうですが、昨日も書いたように、政治には全くうとい私です。よって政治的事実からはまったくかけはなれた、別の角度からみた大統領のお話です、アシカラズ。
           ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

 数日前にTVでフィリピンについての報道がありました。 
新100ペソ紙幣に、GLORIA MACAPAGAL ARROYO (グロリア・マカパガル・アロヨ)現大統領の名前が誤ったスペルで印刷されたものがあり、既に流通しているとか。
わざわざ、ヨーロッパの某国に依頼して印刷したそうですが。

物好きな私は、早速インターネットで詳細を調べてみました。
100ペソ紙幣の表、第5代大統領 MANUEL ROXAS の肖像の右、SANDAANG PISO (100ペソ)の文字の上に大統領の署名があります。 その署名の下に名前が活字体で印刷されているのですが、ARROYO ではなく、 ARROVO とミスプリントされていたそうです。

本当に物好きな私は、今フィリピン用財布の中をチェックしたところです。残念ながら(いや、ラッキーにも)、5枚ある100ペソ紙幣はすべて正しいスペルが印刷されたものでした。

当のご本人、アロヨ大統領の心中はいかに?  気の強いフィリピーナのこと、大統領もあの小柄なお身体で、怒りを表されているのでしょうか? あるいは、良家の出らしくさらっと流されたのか?
《第14代フィリピン大統領、グロリア・マカパガル・アロヨ大統領は、クリントン前アメリカ合衆国大統領のご学友だそうです。そしてお父上は第9代フィリピン大統領、DIOSDADO MACAPAGAL (ディオスダード・マカパガル)。》
100ペソ紙幣をチェックしていて、気がつきました。 200ペソ紙幣の肖像画は、第9代ディオスダード・マカパガル大統領のものでした。当然ここにも娘であり、現大統領の署名と名前が印刷されています。

             ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

大統領といえば、前エストラーダ大統領にはジョークや、よからぬ噂がつきものでした。 だいたいフィリピンという国は(私にとってですが)面白い国で、「何でもありぃ??? 笑うしかないな」と思う事しばしばです。
ERAP (エラップ)の愛称で親しまれた(?)第13代 JOSEPH ESTRADA (ジョセフ・エストラーダ)大統領は、元映画のアクションスター。
1998年の大統領選で大勝利を収めながら3年後に違法賭博の収賄疑惑で解任され、挙句のはてに特別横領罪等で刑務所入り。
ここで面白いのが、フィリピン。なんと、逮捕された前エストラーダ大統領を現アロヨ大統領が訪問し、刑務所内で2人がカメラを前に握手をしている。そのシーンをTV や新聞で見た私は、「出た、何でもありのフィリピン!」とまた笑ってしまったのでした。

何故 ERAP が政界入りしたのか、よく知りませんが、大統領になるずっと以前から彼に関するジョークは、フィリピン人の間では当たり前。お酒の席では、彼に関するジョークで盛り上がっていた事を覚えています。

大統領になってからも、そのジョークは止むことはなく、どちらかといえばエスカレートする一方。 なんと”JOKE NI ERAP (ジョーク・二・エラップ =「エラップのジョーク」)”という本まで出版されてしまいました。

BOOK ERAP 
JOKE NI ERAP (ISBN: 971 8686 25 8)
- PHILIPPINE CENTER FOR INVESTIGATIVE JOURNALISM

ジョークはほぼ、ERAP のIQに関連することばかり。(特に英語が不得意であること)
「いくらなんでも現大統領よぉ、いいの???」と当時は思ったものですが、読んでいると面白く、笑いがもれてしまいます。

しかし、フィリピンも平和になりました。 こんなこと(大統領の悪口やジョークを口にする)を公にできるようになったのですから。 マルコス時代ならどんな罰が待っていたことやら・・・・。

ERAP のジョークをいくつか抜粋します。 見たい方は、こちらをどうぞ。→  続きを読む

November 26, 2005

◇フィリピンのお酒 〔3〕

 ●明日11月27日(日)、私が住む大阪市は市長選の投票日です。

本日の記事のタイトル《フィリピンのお酒〔3〕》から、『またお酒の話題かよぉ?』と思った方、または『《フィリピンのお酒〔3〕》なのに、何ゆえにいきなり選挙の話?』と思った方もおられるでしょう。

今日は、お酒と選挙にまつわるお話です。
といっても、フィリピンばかりか、我が祖国日本の政治や選挙にも全くうとい私なので、それほどたいした話ではありませんが、念のため。


選挙を明日に控えた今日、もしこれがフィリピンなら《LIQUOR BAN》(リカー・バン)、一切アルコール類の販売は禁止です。
レストランでアルコール類を注文しても、”Sorry Mam/Sir, Liquor ban kasi (ソーリー、マム/またはサー。リカー・バン カシ)” と注文を拒否されます。つまり、「申し訳ございませんが、お客様。本日アルコール類の販売は禁止されております、何分明日は選挙ですから」といったところでしょうか。

そうなんです、フィリピンでは選挙の前日は一切アルコール禁止。「レストランで飲めないのなら、スーパーマーケットで買って飲もう」なんて思っても無駄!
スーパーマーケットのお酒売り場にも《LIQUOR BAN》のサインが貼られ、購入できません。

LIQUOR (アルコール類)のBAN (禁止)。
フィリピンの選挙に関する法律で、「いかなる場所でも、選挙前日のアルコールは販売、または提供されてはならない。この法律は、秩序ある投票の場を保証するために実行されるものである。」というようなことらしいです。

- Omnibus election, Section 261 of the Batas Pambansa blg 881 -
  

November 24, 2005

◇フィリピンのお酒 〔2〕

●  《11月17日の記事、フィリピンのお酒》で紹介した、ココナッツの蒸留酒 《LAMBANOG(ランバノッグ)》 を楽天で見つけました。 手持ちの写真がなかったので、写真付きで紹介できずに残念だった、と思っていたところでした。

(Pure Lambanog Queen)ピュア ランバノグ クイーン 750ml 40度
(Pure Lambanog Queen)ピュア ランバノグ クイーン 750ml 40度


●  同じお店にランバノグ&ココナッツクリームのリキュール「ココロコ」というものまでありました。これは試したことがないなぁ、どんな味なのでしょう?

ピュア ランバノグ & ココナッツ クリーム リキュール『ココロコ』 375ml 17度(Pure ...

ピュア ランバノグ & ココナッツ クリーム リキュール『ココロコ』 375ml 17度(Pure ...



他にも、楽天でフィリピンのお酒が買えますよ。
●おなじみの SAN MIGUEL ビール 
 立派なラベルがついていますが、こちらは輸出仕様と聞いたことがあります。

サンミゲール・ピルスナー 瓶 330ml
サンミゲール・ピルスナー 瓶 330ml


●通常、フィリピンでは、ボトルに直接印刷したものがポピュラーです。
サンミゲル スタイニーボトル 320ml 5度(San Miguel Pale Pilsen)
サンミゲル スタイニーボトル 320ml 5度(San Miguel Pale Pilsen)


●あと、面白いのがカリシャンディ。 写真のブランドは、その名もCALI (カリ)。
 サン・ミゲル【パインが香る不思議な飲みもの】カリ 330ml
サン・ミゲル【パインが香る不思議な飲みもの】カリ 330ml

このカリは、アルコール0.01%以下だそうです。

もう何年も前のことですが、フィリピン人の友人が「シャンディ」という名の飲み物を紹介してくれた際、ジンジャーエールとビールを混ぜたもの、なんていう言い方をしていました。
 男女のグループでピザを食べに行った場合、男性はビールを飲みますが、アルコールに弱い女性は、このシャンディを注文する、とのこと。(でもこれはずいぶん前の習慣じゃない???)
 このことを知り合いのカリスマバーテンダーに話すと、さすがプロ。 それは「シャンディ ガフ」というカクテルのことだ、と教えてくれました。実際に、ジンジャーエールとビールで作るイギリスのカクテルがあるのだそうです。

 現地フィリピンには、《カリ10》 というライトバージョンもあります。  

November 21, 2005

◇フィリピン家庭料理入門

BOOK
この本が出版されてから、もうずいぶん経ってしまった。 
出版が決まったものの、締切りが迫っていて、当時勤務していた会社の社員旅行でハワイへ行く飛行機の中、現地到着後ホテルのベッドの上で、足らないページを必死になって書き足した。 確かハワイ島のホテルから DHLだか、FEDEX だかで書き足した原稿を出版社に送ったはず。
文献さえままならなかったあの頃、インターネットがあれば、あんな生みの苦しみはしなかっただろう、と今つくづく思う。原稿だってEメールで瞬時に送れるのだし。 でもそれも今となっては、笑って言える思い出。



ベストセラーにはほど遠いけれど、日本に存在するフィリピン料理の専門書は今のところ、多分これ一冊なので、結構重宝されているらしい。 −それだけフィリピン料理がマイナーってことなんだけれど。


きょうもこのタイトルでネット検索してみたら、「めざましテレビ」天気予報の皆藤愛子さんのファンサイトなるブログにまでほんの一行だけど、載せていただいているのを見つけ、結構感激したりして・・・。

ところが、いいことばかりでないのが、世の常。 時々あることだけれど、また本の中の写真を無断掲載しているサイトを発見!
一番最初はもう何年も前のこと、フィリピン在住の日本人が運営しているサイトだった。
日本にいる私が必死になって原稿を書き上げ、限られた食材で料理を作って撮影したのに、フィリピンにいる人が(私より容易に写真を入手できるはずの人が)無断で写真を使用するということが許せなかった。
今日発見したのも、フィリピン関連のサイト。 ひとこと言ってくれれば、事がすむのに。 悲しいことです。

■■フィリピン家庭料理入門―おいしくさわやかハロハロクッキング