July 26, 2013

◇ フィリピンの ゴージャスカジノで ディナー


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[◇ フィリピンの ”ゴージャス” カジノ ] の続きです。



Solaire Resort & Casino の中をひと通りウロウロした後は、いよいよディナー。  Pチャンのおススメで広東料理の Red Lantern に入るつもりが、途中でなにやら良さげなレストランを発見。 入り口付近で中を覗き込んでいると、スタッフのお姉さんに中を見てから決めてもいいと言われ、お言葉に甘えて店内をチェック。 そこは FRESH というブッフェ&アラカルトを提供するカジュアルダイニングでした。



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いきなりお肉! のコーナーが目に飛び込んできました。(@_@)

韓国料理あり、中華料理あり、洋食あり、和食あり、ピザ・パスタあり。

もちろんフィリピン料理も (種類は少なかったけど)。




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こちらでは、好きな素材を選んで厨房内でグリルしてもらうシステム。




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シーフードのコーナー 

生ものは、前出↑ のグリルコーナーに持っていけばグリルしてくれます。 






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生ハム、サラミ、チーズ、ピクルスなど、ワインに合いそうなヨーロッパ食材も豊富。





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デザートにはチョコレートファウンテンまで。 

色鮮やかなプチスウィーツの数々。 これでもほんの一部。




すべてのコーナーを撮影したわけではないので、全貌をお見せできないのが
残念ですが、お料理の豊富さに感動! で、結局ディナーはこちらに決定!!




どんどん混雑してくるっ。 先にテーブルを確保しなきゃ。

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通路を挟んでカジノスペースに面した場所しか空いていませんでした。





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テーブルとブッフェコーナーは、モダンなパーテーションで仕切られています。




さて、何をいただいたかというと、

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[ 左 ] 一皿目は、魚の燻製やら酢漬けやらを中心に、まずはアペタイザーを数種。
[ 中 ] 二皿目には、コールドカットに野菜を添えて。 まだアペタイザー。
[ 右 ] 三皿目、スモークサーモンのサラダ風とオリーブ。まだアペタイザー? (笑)





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[ 左 ] 四皿目、ロブスターのグリル、レモンバターソース(だったと思う)で。 
     やっとメインらしきものが登場。 Pちゃんと半身ずついただきました。
[ 中 ] 五皿目、ちょっと 「和」 が恋しく、お刺身を。 一口カツも。 
     ちなみに、マニラは今とんかつレストランブームです。
[ 右 ] 六皿目、「和」 だけでは物足りなくて、「伊」 も少々。
 




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[ 左 ] Pちゃんが持ってきてくれたケーキ類は 「無理〜」 とパスしておきながらジェラートを。 もうこれが ”超”がつくくらいの絶品!  口当たりがよく、永遠に食べていられそう。 自分でも信じられないけど4スクープも食べてしまいました。 先日の ”フィリピンビジネスミッション”では、Solaire ホテルも参加していて営業担当者と話す機会があったのですが、彼女もここのジェラートがおススメだということから随分話が盛り上がりました。 
[ 右 ] 仕上げはエスプレッソで。 クッキーがついてきます。 Pちゃんが選んだ紅茶は、モダンなポットに入ってでてきました。 お砂糖、ミルクの容器もポットとお揃い(写ってないけど)


* * *


このレストランでは、お料理の豊富さもさることながら、驚いたのはこれ。

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大きめのお鍋が、そのまま盛り付け容器として利用されていたのですが、よく見ると、日本でもおなじみ、お料理好きさんたちに人気の有名メーカーのもの。 なのですが、こんな形あったっけ? と日本では見たことがないようなタイプ、サイズがゴロゴロ。





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[右]、[左上] STAUB / [左中]、[左下] CHASSEUR

右の STAUB は、それほどポピュラーではないですが日本でも販売されています。 本来ティーポットなのですが、ここではソース入れとして使われているようでした。 左上は両手付き中華鍋??? こんなのあったっけ???

CHASSEUR は、パステルカラーのラウンドタイプというイメージが強いですが、角型でモノトーンなんていうのもあったんですね。 日本の公式 HP を調べてみたら 20cm (3L)、 24 cm (5.5L) というのがありました。 でも楽天でヒットするのは 20cmばかり。 ここで使われてたのは大きい方にちがいありません。 ラウンドキャセロールも日本では最大 24cm。 ここのはもっと大きいように思えたのは気のせいでしょうか???


まさか、ブッフェに行ってお鍋に目が釘付けになるとは、想像もしませんでした。 進化しているP国。 何があっても不思議じゃないです。




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Solaire には、MOA からシャトルが出ています。 

(シャトルサービスはこちら →





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Posted by harana at 16:09Comments(0)

July 22, 2013

◇ フィリピンの ”ゴージャス” カジノ


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今年3月、MOA (Mall of Asia) の南側にオープンした Solaire Resort & Casino に行ってきました。 ”カジノ” とはいっても、ホテルやレストランもあるリゾート施設。 ゲームはしなくても充分楽しめます。

以前 にネタにした Resort World も、「いったいどこの国?」 って印象が強かったけど、こちらは更に上をいく超ゴージャス版。






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エントランスを入ると、いきなりこんな光景がお出迎え。





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通路は広くて、高級ホテルのロビーみたい。






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左側の絨毯が敷いてある部分はカジノのゲームスペース。 オープンなので、通路からゲームをしている様子が見えます。






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ゲームをしているところは撮影禁止。  この程度ならギリギリ許されそう。 






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通路を挟んで、奥にもあるゲームスペースがおわかりでしょうか?
こういうゲームスペースがいくつもあり、通路に囲まれています。
最新式のスロットマシンが 1,200台、カードやルーレットなどのゲームテーブルが 300卓あるそうです。
連れて行ってくれたPちゃんによれば、海外に出稼ぎに行ってディーラーをしていた多くのフィリピン人たちが呼び戻され、現在このカジノで働いているそうです。

通路とはほとんど仕切りのない開けっぴろげのゲームスペースですが、ここには子供は入れません。 でも通路には、ショッピングモールにでもいるように子供連れが多くてビックリ。






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ウロウロしていると、途中でゴージャスなシャンデリアや噴水があったり、






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VIPルームへのゴージャスな階段があったり。 (掛け金もゴージャスらしい)






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レストランスペースへと続いていきます。

シグネチャーレストラン、カジュアルダイニング、フードコート、とお好みで。






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イタリアンレストラン FINESTRA
(シグネチャーレストラン)





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ステーキハウス STRIP
(シグネチャーレストラン)




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広東料理 RED LANTERN
(シグネチャーレストラン)





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フードコート





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バー ECLIPS




他には和食の YAKUMI 、カジュアルダイニングの LUCKY NOODLEFRESH があります。


Solaire に行ったのはカジノがお目当てではなく、ディナーのため。 元々広東料理の Red Lantern に行く予定だったのですが、ウロウロしている間に予定変更。 二人じゃ中華料理はキツイしね。


・・・ ディナーの報告は、次回 に続きます ・・・ 





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画像がボケてますが (^ ^;、 手前の建物は Solaire のパーキングです。 (右のネオンが Solaire) 車の収容量は半端ないですね。
Solaire に到着した頃はそれほど人も多くはありませんでしたが、食事をして帰る頃にはもう人であふれかえっていました。 まだできたばかりで目新しいので、見物人ばかりかと思ったけど、ゲームをしている人の多いことったら。 P国人て、お金持ち・・・。





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Posted by harana at 14:22Comments(0)

July 16, 2013

◇ IFEX (国際食品展) フィリピン 2013 - Vol. 4 トロピカルワイン


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IFEX (国際食品展) フィリピン 2013 - Vol. 3 神の食べ物、Cacao の続きです。

「Vol. 1 概略」 にも書きましたが、今回の IFEX には ”ワイン” と呼ばれる製品が急激に増えていました。 P国ならではのトロピカルな素材を原料とした果実酒が、あちらこちらのブースに出展されていて、その多さには驚かされました。



こちらは、過去の IFEX から何度も出展されている製品

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この国の伝統的なココ椰子の蒸留酒 Lambanog (ランバノッグ)をココナッツワイン、またはココナッツウォッカとして、世界市場にアピールしています。 様々なフレーバーを加えた製品もあり、国内消費用の Lambanog と比べると、パッケージに随分工夫を凝らしているのがわかります。





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ボトルの形はまるでワイン。 よく見ると、Vino de Coco (ココナッツのワイン)というネーミング。 辛口・赤、 甘口・白、 甘口・赤、という区別はワインさながら。  






お酒にする素材はココナッツばかりではありません。 例えば、

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マンゴスティン / コーヒー / Marang (マラン) / ドラゴンフルーツ






こんなのも

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オレガノ!?  オレガノもお酒になるんですね?





あと、 おなじみのマンゴ、パイナップルをはじめ、Duhat (ドゥハット)、Guyabano (グヤバノ) といったような、国内に豊富なローカルフルーツが利用されているのですが、そのほかに特に気になった素材が二つありました。




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Duhat (ドゥハット)/ Pina (ピーニャ=パイナップル)/ Bignay (ビグナイ)

この右端の Bignay は、あまり耳にしない名前ですが、ワイルドチェリー、ワイルドベリーなどと言われていて、フィリピンのみならず、東南アジアに多く生息する植物です。 熟した実は生でも食べられ、ジャムやジェリー、ジュースにも加工されるそうです。





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《 Bignay 》


Bignay って、これまでそれほど注目されてはいなかったように思うのですが、ヘルシーブームに乗ってか急浮上している感じ。 抗がん性に富んでいて、自然治癒力を高め、アンチエイジング効果があるとか。 その上栽培もしやすいという利点も、この植物が見直されている理由の一つではないかと思われます。 





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Bignay をアピールするバナーがあちらこちらに

ここまでするのは、Bignay 促進に力を入れている表れでしょう。






もうひとつ気になったのは、

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《 Lipote (リポーテ)》

このブースの前を通りかかった時、一瞬葡萄かと思ってしまいました。 でもここには葡萄はないはず。 ボトルには Lipote という文字が。 帰国してから調べてみると、Bignay 同様ワイン以外にジャム、ジェリー、ジュース等に利用され、Duhat にも似たフルーツですが、味はかなり違うそうです。





ワインのディスプレイはいたる所に

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以前 にも投稿したことのあるミード (ハニーワイン)、伝統的なサトウキビのお酒 Basi (バシ)やココナッツの醸造酒 Tuba (トゥバ)、バギオ名物のストロベリーワイン等も。 
幾つか試飲してみましたが、種類がありすぎて最終的にどれがどれだか、区別がつかなくなってしまいました (^ ^; コーヒーが意外と美味しかったのだけは覚えています。


P国には、この風土ならではの未知の植物がまだまだ存在しているような気がします。 トロピカルワインとして、まだまだ種類が増えるかも。 次回の IFEX (2015年) が楽しみです。



・・・ 続く ・・・



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Posted by harana at 12:47Comments(0)

July 08, 2013

◇ フィリピンの予約で満席イタリアン


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IFEX (国際食品展) レポート の途中ですが、ちょっと飽きてきたので、マニラ滞在中に行ったレストランに話題を移すことにします。


IFEX 初日の夕刻、ディナーの約束をしていたPちゃん達と会場で待ち合わせ。 パーキングまで歩きながらどこに行こうか相談するも、なかなか決まらず。 2軒くらい候補が上がったので、とりあえず車に乗り込み、近い方に向かう。 「1軒目を覗いてみてから決めようよ!」 これが結論。

向かったのは Paco Park (パコ公園)。 目指すレストランは、 Paco Park に隣接する、というか公園の石壁に面した通り沿いの Oasis Park ホテル内にある "My Kitchen by Chef Chris"



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公園の石壁に面したホテルの入り口





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1階のアウトドアプールを挟んで両側にダイニングルームがあります。

メインルームらしき奥の部屋を覗くと、平日だというのに予約席だらけ。 





my kitchen 4


予約をしていないことを告げると、もう一方のプールの手前の部屋に案内されました。 まだ早かったからか、お客はほとんどいなかったけど、1テーブルを除いてすべて予約席でうまっているとのこと。 運よく最後の1テーブルを確保できたってこと!?  こんなに予約でいっぱいなら、きっとまちがいないはず!  もう2軒目の候補のことなどすっかり忘れ、ここで食事する気満々(笑)。

しばらくするとどんどん予約客が入ってきて、なかには西洋人の年配男性だけ6名ほど、というグループもいました。 かなり期待大! 


ところで、この場所が候補の一つになったのは、Pちゃんがこの日のディナーのために、レストラン通である義妹に、 Roxas. Blvd. (ロハス大通り)付近のおススメレストランを聞き出しておいてくれたからでした。 増々期待度が高まります。






さて、お料理です。 (サラダは写真撮り忘れ (^ ^; )


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《 THE ORIGINAL TINLOU 》


シェフのオリジナルピザ。 但し店内では「ピザ」 とは呼ばれてはおらず、あくまでも "The Original" が料理名。 ベーコン、ハム、オニオン、ドライトマト、マッシュルームなどがトッピングされていますが、アルファルファ、ルッコラなどの生野菜を巻いていただく、ロールアップピザです。 ”オリジナル” というネーミングからも想像できるように、どうやらこのレストランの 「ウリ」 のようですね。
画像ではわかりにくいかもしれませんが、予め縦長くテープ状にスライスされています。






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Pちゃん、「ただ今ロールアップ中」 の図。






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「ロールアップ完成」 の図。

生地は薄く、野菜と一緒に食べるので、いくつでもいけちゃいます。
薄いながらも層がしっかりしているからか、外はパリパリ、中は結構モッチリ。

チョイスしたのは "TINLOU" とネーミングされたものですが、他にも様々なバージョンがあり、メインとなる具材はスモークサーモン、パルマハムにアーティチョーク、ハーブチキン、シーフード、野菜、チーズ等々、どれも魅力的で選択するのに時間がかかってしまいます。

 




お次はパスタ

frutti de mare

《 SPAGHETTI CON FRUTTI DI MARE 》

魚介類のスパゲティ(ガーリックブレッド添え)。 数種類の魚の切り身、エビ、ムール貝、トマト、オリーブ、ケッパーとパスタがオリーブオイルで調理されています。
パスタの比率が少ないんじゃない? って思わせるほど具材がたっぷり。 
パスタ、リゾットの種類も豊富です。





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実は、最初にこんな (↑) アペタイザーがサーブされていて、San Mig Light を飲みながらついついつまんでしまったので、パスタの頃には結構満腹状態。 珍しくお肉料理もお魚料理も追加オーダーすることなく、これで終了。 
Pちゃん達も翌朝遠出で早いので、この夜はさっさと岐路につきました。 







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■My Kitchen by Chef Chris
 Oasis Park Hotel,  
 1032-34 Belen St., Paco, Manila

Pampanga (パンパンガ) 州、Angeles (アンへレス) に、大人気のイタリアンレストランがあるという噂は随分前から耳にしていましたが、そこのシェフ、Chris Locher 氏が出したお店であることがわかりました。 どうりでフーディー達で予約がいっぱいになるはずです。




こちらのお店、お味といい、オリジナリティーといい、予約でいっぱいになるのが十分うなづけるクオリティーで、おススメできます。
ただ、難を言わせてもらえれば・・・・、 高っ! (>_<)

ちなみに、
 THE ORIGINAL TINLOU  PhP780.00
 SPAGHETTI CON FRUTTI DI MARE  PhP720.00

本日 (2013/07/08) かなり円安です。 フィリピンペソの換算レート(TTS) 1PHP = ¥2.50
ってことは、The original は約¥1,950、パスタは約¥1,800 !!!!! (x_x)

Makati や、BGC (Bonifacio Grobal City) の高級レストラン並み。 いえ、それ以上かも?
場所柄家賃が高いわけはないはずだけど・・・、何故?

でも、ここに来るのは、お値段なんかまったく気にしないセレブでフーディーな人達ばかりなのでしょうね、きっと (^ ^; 




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July 02, 2013

◇ IFEX (国際食品展) フィリピン 2013 - Vol. 3 神の食べ物、Cacao


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[◇ IFEX (国際食品展) フィリピン 2013 - Vol. 2 Calamansi] の続きです。


過去の IFEX で、やたらコーヒー豆の出展が目立った年がありましたが、今回の IFEX 2013 では、「カカオ」 が目につきました。 これまでに出展がなかったわけではありませんが、露出度急上昇です。 
スペインの文化が色濃く残るフィリピンでは、カカオを原料とする Tsokolate (チョコラーテ=ホットチョコレート)を摂る習慣があり、また Champorado (チャンポラード) というチョコレートのお粥がポピュラーな朝食メニューのひとつだったりするので、カカオ自体は昔からなじみのある素材であったはずなのですが、国際食品展にそれほど出展されていなかったのは、もしかしたらこれまでは国内消費だけで、輸出することにはあまり目が向けられていなかったのかもしれません。


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ブログネタにするにあたり、カカオについて調べてみようとググっていると、「日本チョコレート・ココア協会」 と、森永製菓の 「Cacao Fun」 というHPを見つけました。 両サイトともカカオに関する情報が豊富で、更に、多くのイラストや写真入りでとてもわかりやすく解説されています。


会場の様子を報告する前に、まずはカカオの歴史をどうぞ↓ (前出の両サイトから抜粋・要約しています。)

カカオ豆は、インカやマヤ、アステカのルーツである中南米の古代文化圏で紀元前10世紀以前にすでに飲料として利用され、人々の間では大変重宝されたと言い伝えられています。
14世紀に成立したアステカ王国では、カカオ豆は 「ショコラトル」 という名称のドリンクとして、王侯貴族の間で普及していました
1502年コロンブスはホンジュラス付近を航行中にマヤ人の交易商人と会い、交易品のなかにカカオ豆を見ました。そして、スペイン・アラゴンの王フェルディナンドII世に献上していますが、コロンブスをはじめ、誰もカカオ豆に興味を示さなかったようです。
ヨーロッパにチョコレートをもたらしたのはスペイン人エルナン・コルテスです。
コルテスが1519年にアステカから持ち帰ったカカオ豆は、飲み物に加工してスペイン宮廷へ献上されました。そのままでは苦味が強く受け入れられませんでしたが、同時に新大陸からもたらされたバニラと砂糖を加えると、味が程よく整い、その後宮廷と上流階級の間で大流行することになったのです。 コルテスは、カカオ豆を持ち帰ると同時に、現地ではカカオ豆が非常に高価に取引されている光景を目にし、本国スペインでカカオプランテーションの設立を進言します。スペインではこの助言に基づいて中南米や南米、のちにカリブ諸島、フィリピンなど各地にプランテーションをつくり、大規模な生産体制を確立しました。

と、一応フィリピンについても触れられています。 が、残念ながらこれだけです。 (^ ^;

そこで、こちらに頼ることに。(↓)

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Cacao Bean to Bar

  By Pacita U. Juan, Josephine V. Ramos
  and Ma. Regina S. Francisco

  ISBN: 9789712727733

  フィリピンで今年発行されたカカオの本。
  歴史、栽培、加工、レシピ等カカオ情報満載。
  もちろん、フィリピンにおけるカカオ事情も



この本によれば、スペイン人が持ち込んだチョコラーテは、フィリピンにおいてもやはり上流階級層やカトリックの聖職者に好んで飲まれていたそうです。 当初チョコラーテの原料となるカカオ豆は、マニラーアカプルコ間を行き来する ガレオン貿易 で輸入されていたのですが、1821年メキシコ独立でガレオン貿易が終焉をむかえたことによりそれまでの供給ルートが途絶え、フィリピンでの生産が必要になったようです。 国内生産が盛んになったことで、上流階級だけでなく、国全体の一般庶民にもチョコラーテを飲む習慣が広がったのではないでしょうか。 



さて、会場でのカカオ製品の展示風景です。


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ミンダナオ島の特設展示スペース内に設けられたブース。 

カカオ栽培には、ミンダナオの土地が特に適しているようです。





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カカオ製品を扱うブースは、どこもディスプレイに趣向を凝らしていました。





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カカオ豆で使った試食用ブラウニー





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製品化されたホットチョコレート、つまりチョコラーテ




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チョコラーテの素は Tablea/Tableya (タブレア)

(タブレアについてはこちらをご参照下さい →


* * *


これらのブースの出来栄えに貢献したのは、ポスターや装飾品だけでなく、製造過程毎のカカオの状態を展示していたことではなかったかと感じます。 こんな風に ↓ (説明文は、前出の両サイトを参考にしました。)





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ラグビーボールのような形をしたカカオの実は Cacao Pod (カカオ・ポッド) と呼ばれ、厚さ1センチ以上の堅い殻で覆われています。





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カカオポッドの中には、パルプと呼ばれる白い果肉に包まれた30〜40粒の種子、すなわちカカオ豆が入っています。 種子はカカオポッドからパルプとともに取り出して発酵させます。





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発酵の終わった種子は、乾燥させます。





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豆をくだいて皮などを取り除いたものを Cacao Nib (カカオ・ニブ) と呼びます。 これを焙炒してカカオ豆独特の味を引き出します。




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カカオニブには脂肪分(ココアバター)が多く含まれているので、それをすりつぶすと、ドロドロ状態のカカオマスになります。 (写真は固まったもの。 出展者の方いわく、こちらでは昔ながらの手仕事で作業する部分が多いのだとか。)



ここまでは "チョコレート" も "ココア" も製造プロセスは共通、この後用途によって製造方法が異なります。 (この後のプロセスも 「日本チョコレート・ココア協会」 と、「Cacao Fun」 のHPに詳しく解説されています。)

"チョコラーテ" の素タブレアは、カカオマスをコインのような形になる型に入れて冷やし固められます。



カカオの木は陰樹といって、大きくなるまではほかの木の陰で生育させる必要があります。風除けや日除けのための樹木です。 主にバナナやココヤシのような大きくなる木と混栽されます。 
また、カカオ豆を発酵させる際に、バナナの葉を上に被せると発酵が早く進むのだそうです。 バナナもココヤシも豊富なフィリピンは、カカオ栽培にも適しているということですね。

"チョコレート" は世界中で愛され、庶民的なものから、高級チョコまで多種多様。 そのまま食べるだけでなくケーキなどの製菓材料としても、原料となるカカオ豆の需要は増々伸びていることでしょう。 フィリピン産のカカオ豆は、既にヨーロッパやアメリカに輸出はされているそうですが、全世界の生産量の内のほんのわずか。 どうやらフィリピン政府もカカオ産業をバックアップをしているようだし、今後の成長が期待できそうです。

ちなみに、カカオの学名は Theobroma (テオブロマ) cacao といいます。 「テオブロマ」とはギリシャ語で「神の食べ物」 という意味だそうです。



・・・ 続く ・・・



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