December 01, 2005

◇フィリピンのイカ (PUSIT =プシット)

 ここ数日の外食続き、食糧の買出しもしていなくて、さて何を食べようかとキッチン中を物色。
『フィリピン製イカの缶詰発見!』 かつての統治国スペインの名残ともいえようか、"CARAMARE EN SU TINTA"(直訳すると、「イカの墨に入ったイカ」)。
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温めて、それこそスペイン料理のイカの墨煮のままワインで一杯、またはイカ墨パスタにしようか、と考えながら缶を開けたところ・・・、

残念、思ったほど墨は濃くはなかったので、予定変更。

そこで思いついたのが、イカご飯、もちろん「濃くはない漬け汁(墨)」も使って。

使用したもの:
・缶詰のイカ
・缶詰の濃くはない漬け汁(墨)
・冷凍してあった、剣イカのゲソ(缶詰だけではたよりないので)
・冷凍してあった、豆ご飯
・冷凍してあった、パセリのみじん切り
・ガーリックがなかったので、ガーリックパウダー
・マギー液状コンソメ(写真は11月20日の記事中にちらりと)
・バター、白ワイン、塩、ブラックペッパー

PUSIT4いい色目に仕上がりました。
作りながら頭をよぎったのが、まだフィリピンに行き始めた遠い昔、連れて行ってもらったスペインレストランの ADOBO RICE (アドボご飯)。スペインレストランといえど、お国柄、国民的料理アドボをアレンジしたご飯がありました。 今も「あれはどこのレストランだったのだろう、今でもあるのだろうか?」と時々思い起こします。MAKATI のどこかであったのは確かなのですが。
その時のアドボライスがこのようなスペインのテラコッタの器に盛り付けられていたのです。

■フィリピンには、イカの缶詰だって、いくつも種類があります。
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写真の下左は、BOPIZ(ボピス)風。
BOPIZ = 本来は、ポークの内臓(特に肺)を細かく切って、シリ(唐辛子)で味付けたスパイシーな料理。

それから、写真下右は、SISIG(シシグ)風。 
SISIG = 本来は、マリネードした(漬け汁に漬けた)ポークの頬肉を炭焼きし、細かく切って炒めたもの。アツアツの鉄板に乗せてでてきます。

あとは、すべて墨入り漬け汁にはいったもの。



■この際です、お気に入りのイカ製品をご紹介しましょう。
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《DRIED PUSIT BU-O》
ホタルイカのような小さいイカの干物です。
何がお気に入りかというと、なんと墨入りのまま干してあるのです。これは美味じゃ!!!
SM (シューマート)のスーパーマーケットで売っています。約¥80-90

これは真空パック入りですが、フィリピン仲間の MR. N は、いつもセブに行くと、市場のはかり売りのものを買ってきてくれます。


■フィリピン料理レストランでは:
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 《左》イカバーベキュー   《右》イカ墨ご飯

■スペイン料理レストラン(在マニラ)では:
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 《左》これこそ CARAMARE EN SU TINTA(イカの墨煮)
 《右》ARROZ NEGRO (イカ墨のパエリャ)

○●○ お・ま・け・ ○●○ 
      ↓
ADOBONG PUSIT (アドボン・プシット=イカのアドボ)の写真がみあたらないよ〜、一番のお気に入りのフィリピン料理なのに。
探しておきます。

その代わりと言っては、なんですが、こんなのでも。

《かつての統治国スペインの 本物 CARAMARE EN SU TINTA 缶詰》

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この記事へのコメント
いか墨は日本酒が最適や自分ばかり食べずみんなに配る事。
Posted by かつ爺 at December 02, 2005 09:12