May 28, 2006

◇ VCD で知るフィリピン [1]

昨夜は、突然の出火騒ぎで、予定していたブログの更新を途中で断念してしまい、「予告編」などというコソクな手を使って一応更新ってことにはしましたが、アクセスしていただいた皆さん、申し訳ありませんでした。

さて、「予告」したとおり、《◇VCD で知るフィリピン》のVCDのご紹介です。

VCD SARILING LUPA s ■ Sa Sariling Lupa (= In One's Own Land)


NCCA(The National Commission For Culture And The Arts) のコンセプトに基づき、 DOT (Department of Tourism), NHI (National Historical Institute), NM (National Museum) とのコラボレーションで、フィリピンの文化的観光事業のプロモーションとして作られたビデオで、主要7ヵ所の観光地が1ヶ所につき各1枚のCDに収められ、合計7枚のCDで構成されています。

前回紹介した、"LEGACY" とは少し異なり、こちらはより観光色の強いものに仕上がっています。



まず、そのうちの一枚です。

VCD SARILING LUPA BANAUEBAGUIO TO BANAUE (A JOURNEY THRU THE CORDILLERAS)

避暑地で有名な BAGUIO (バギオ)をスタートし、世界遺産ライステラスがある BANAUE(バナウエ)までを辿ります。

道すがら、その土地の先住民族の歴史や文化をはじめ、広範囲にわたる一般的なツーリスト・スポットが紹介されています。

そして、手編みバスケット、木彫り製品、手織り布、銀細工などこの地方の手工芸品及び、それらを実際に作っている工場の様子なども楽しめます。

また、この土地に居住したり関連をもつ、画家や写真家といった芸術家も数名登場し、作品作りの風景を垣間見ることができます。
《ほんの一瞬ですが、映画監督でもあり役者でもある、KIDLAT TAHIMIK ( 英文 WIKIPEDIA )が写真を撮られている場面もあります。》

浅く広い情報源かもしれませんが、日本の旅行ガイドブックには、紹介はされていても写真までは掲載されていないような場所まで映像で見ることができる、というのはうれしいものです。
旅行の前に見ておけば、現地でのスケジュールを組み立てるのに役立つ、とても便利な資料だと思います。


          ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

残りの6枚については、2−3回に分けてご紹介していきます。




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