November 09, 2006
◇フィリピンの ”ボールペン”
"Pusit Ballpen (プシット・ボールペン)"
なんとまぁ、ピノイらしいネーミング!

これって本名? 初めて聞く名前ですが、
この表示を見た瞬間、「アレ」に違いないと直感しましたね。
*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*
PUSIT(プシット)はタガログ語で「イカ」。 ってことは、「イカ・ボールペン」?、「ボールペン・イカ」?
想像できます?

どうして「ボールペン」なのかって?
当ブログを始めたばかりの、丁度一年ほど前にも少し触れたことがありますが、イカの墨、ワタを取り除かずに丸ごと干したスルメがあるのです。(こちらの投稿です。)
イカのINK(インク=墨)が胴体の中央に入っていて、ボールペンみたいだからつけられた名前じゃないでしょうか。(推測ですけど)
こういうネーミングは、お手の物ですね、ピノイは。
マニラではスーパーマーケットにホタルイカくらいの小さいもの、それとホタルイカより少し大きめのものが真空パック入りで売っています。
量り売りでこれくらいのサイズのものは、セブのお土産でいただいたものしか見たことが無かったので、「マニラでは買えないだろうな、地方でなきゃ」と、諦めていたのですが、さすが MOA(MALL OF ASIA) の SM HYPERMARKET、デカイだけじゃなかったのですね。
品揃えが豊富です。売っていました。(でも100g 47ペソは高いなぁ。 地方に行けばもっと安いはずですけど。)
なかなか見栄えのいい透明アクリルのディスプレイケースに入って、ずっら〜と干物が並んでいました。
フィリピンも日本に負けないくらい、干し魚があります。 種類は日本以上かも。
日本は網で焼きますが、フィリピンでは多目の油で焼いているようですね。
干し魚のフレーク入りフライド・ライスなんかも、最高です。

墨というか、ワタというか、ほんのりとした苦味が何とも言えないです。
私は日本式に軽くあぶります。八代亜紀の世界です。
酒の肴には、もってこい。 ”酒呑み”の皆さん、お酒がよけいに進みます。要注意!!です。
料理バサミで細く切ってオリーブオイル漬けにし、パスタやフライドライスに利用することもあります。
ただ、難点はニオイ。
かなり臭うので、プラスティックバッグと新聞紙でグルグル巻きにして持って帰ってきました。日本の飲み仲間にも好評なんです。

この記事へのトラックバックURL
この記事へのコメント
おお「フィリピンのボールペン」.同じような物を石垣島で食べたことがあります.珍味でした.
私の方にも記事と写真を上げてみました.
私の方にも記事と写真を上げてみました.
Posted by cattle at November 10, 2006 07:26
☆cattle さん、
墨入りスルメも日本にあることはあるのですが、地元の猟師さんが自分達が食べるのに作って、あまり市場には出ないようです。
沖縄は、本土よりフィリピンに似てますね。
本土にないフィリピンの野菜や果物も、沖縄にはフツーにありますし。
墨入りスルメも日本にあることはあるのですが、地元の猟師さんが自分達が食べるのに作って、あまり市場には出ないようです。
沖縄は、本土よりフィリピンに似てますね。
本土にないフィリピンの野菜や果物も、沖縄にはフツーにありますし。
Posted by harana at November 10, 2006 11:45