February 19, 2007

◇フィリピンなら ”ADOBO(アドボ)”


kangkong1

前回のエントリー、《◇フィリピンのポピュラーな野菜の「新芽」》の野菜とは、

東南アジアで日常的に食べられている、空芯菜でした。

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空芯菜は、水辺や水中で育つので、水に浮きやすいように茎は空洞になっています。
空芯菜という名は、ここからつけられたようです。
また、朝顔の葉に似ていることから、朝顔菜とも呼ばれています。

フィリピンでは、タガログ名 ”KANGKONG(カンコン)"。
↑このような新芽(スプラウト)は見たことがありません。(あるかもしれないけど・・・)

さて、フィリピンでの KANGKONG (カンコン)の料理法は? といえば、やはり"ADOBONG KANGKONG(アドボン・カンコン)"、つまりフィリピンの国民食、ADOBO(アドボ)ではないでしょうか?
ADOBO(アドボ)は、肉でも、シーフードでも、野菜でも、酢、醤油、ニンニク、黒胡椒で(時にはココナッツミルクも)味付けした料理の総称。
野菜のアドボといえば、まず KANGKONG (カンコン)でしょう。
あとは、フリッター。 一見、日本の大葉のテンプラみたい。
でも衣は、もっとクリスピー。

以下、フィリピンのレストランで食べた、KANGKONG(カンコン)炒め色々。

kangkong2

写真にはありませんが、印象的だったのは、レストラン PINAUSUKAN(ピナウスカン)の ADOBONG KANKONG(アドボン・カンコン)。ポークとエビ入りでした。
さすがに野菜だけでは出ないコクと旨みが・・・、もう一度食べたい。
(何年も前の話です。現在はどうなのか?)

残念ながら、成長したKANGKONG(カンコン)の調理前の写真がPCの中にみあたりません。(多分フィルムで撮ってプリントしたものしかないんだ・・・)
気になる方は、WIKIPEDIA でご覧ください。
日本語よりも、英語の方が記述も写真も豊富です。


【追記】空芯菜の新芽の発売元さんのHP には、詳細季節別レシピも掲載されています。楽天 にも出店されていて、そこでは様々なスプラウトの種が販売されています。


【追記2】コメント欄(↓)にhiroさんから、情報をいただきました。
こちらに、カンコンを含む、野菜の栽培風景が掲載されています。


この記事へのコメント
カンコン栽培中の写真が出ています。
http://www.akiniwa.net/blog/blog.cgi?category=yasai
Posted by hiro at February 19, 2007 17:24
☆hiro さん、
ありがとうございます。
本文に追記します。(支障があれば、削除しますのでお知らせください。)
Posted by harana at February 19, 2007 17:45
画像は使用してもかまいません。
ホームページもブログの設定も私がしました。
ドメインも名前で取れるなんて最高と言って取らせました。
Posted by hiro at February 19, 2007 19:40
なんだかね、ここに来るとうまそうな写真ばっかりで(笑)。
miccaさんはタイ飯最高って言ってるけど、haranaさんの所を見ているとフィリピン飯もうまそうです!
Posted by Pombo_Brasil at February 20, 2007 03:07
☆hiro さん、
ありがとうございました。
追記したのに、hiro さんにリンクするのを忘れていました。
遅くなりましたが、さっきリンクしました。


☆Pombo さん、
micca さんに同意!(あっ、言ってしまった)
私は、ブラジルの鉄板焼きソバとナチュラル・アイスクリームが食べてみたいですぅ・・・。
Posted by harana at February 20, 2007 11:41
妊娠中につわりが酷かったとき、
唯一むさぼるように食べてたのが
カンコンアドボです。

朝昼晩と毎日食べてました(笑)
だからなのか、今は食べられませんw
Posted by icedcoffee775 at February 20, 2007 23:21
フィリピンに行くと毎回買いに行かせます。
茎より先の葉の部分は、オヒタシで食べます。
茎の所だけ炒め物かシニガンスープにします。
庭先に箱を置き栽培しましょう。
切っても切っても節の所より芽が出てきます。
日本の露地栽培のホウレン草よりも栄養があります。
Posted by hiro at February 21, 2007 07:42
☆ICさん、
「ツワリにはカンコンのアドボ!」
wikipedia 編集しておきましょうか。(笑)


☆hiroさん、
>切っても切っても節の所より芽が出てきます。
それいいですねぇ。
日本でも、もっとスーパーに出回ればいいんですが。
いつかタイ風茎炒めにトライしてみたいと思ってます。
Posted by harana at February 21, 2007 17:38
卵とじも結構美味しく食べられます。
アホな私の昔の写真です。
http://www.lacafe.in/g/
http://www.lacafe.in/b/
Posted by hiro at February 21, 2007 21:15
adobong kangkong, おいしいですよね。日本ではなかなか材料が揃わないため、うちでは食べれませんが、フィリピンに帰るとかならず食べる野菜の一つです。ああ、食べたいです。
Posted by dungawan at February 21, 2007 23:18
☆hiroさん、
「カンコンの卵とじ」の写真にジャンプ
するかと思ったら、なにやら物騒な場面に・・・。
色々経験されてるんですね。
今度ゆっくりサイト内を拝見させていただきます。


☆dungawanさん、
アンパラヤのように、もっと日本でも
ポピュラーになればいいですね。
夏場、たまにスーパーで見かけますが、
高いです。

Posted by harana at February 22, 2007 10:48
カンコンを買って来たら直にビールの
大ジョッキーのような容器に水を入れて
置くと元気になり長持ちします。
100年経っても電気の無い所で冷たいビールを
飲むには風通しの良い所に濡れたタオルでビールを
包み置いて数時間で15℃位迄冷えます。
放射冷却の利用です。
Posted by hiro at February 22, 2007 12:26
☆hiroさん、
アドボやキラウィンにしても、
日持ちをさせる、食欲を増進させる、と
いった暑い国ならではの生活の知恵から
生まれた料理なのでしょうね。
Posted by harana at February 22, 2007 23:25
今頃書いても目に止まらないかもしれませんが…

本日,イオン・グループではない地場のスーパーに行ったところありました.空芯菜の新芽.他に,ブロッコリーのスプラウトってのもありました.いろいろあるんですね〜
Posted by cattle at February 25, 2007 23:17
☆cattle さん、
ブロッコリーは結構どこでも見るのですが、
空芯菜の新芽は、我が家の近くのスーパー1件だけです。
成長したものは、もうそろそろ九州地方には出回るのではないでしょうか?

で、空芯菜の新芽は召し上がりました?
Posted by harana at February 26, 2007 10:24
>で、空芯菜の新芽は召し上がりました?

まだで〜す.私にできる料理のレパートリーはごく僅かなんです.今度,休日の昼にでもチャレンジしてみます.
昨日は,キャベツの千切り(マヨネーズ+醤油),ワカメ(ポン酢かけ)食べてました (^_^;
Posted by cattle at February 26, 2007 17:45
☆cattleさん、
娘さんに調理をお願いすれば、すぐにでも食べられたりして・・・。
ちなみに私は、スープを作って最後に投げ込んだだけです。

それにしても、すっごくヘルシーメニューですねぇ。(見習いたい!)
Posted by harana at February 27, 2007 12:02
空心菜って上野にでも行かないとないかなあと思っていたら、種を見つけて畑に1.5mぐらいの列で植えてみたところ、簡単に育って夏には食べきれないぐらいに増えました。ネグロス島のきれいな水辺にもたくさん生えていました。簡単で貴重なフィリピン野菜料理のadobong kankongはよく食べます。
Posted by sugarlandia at April 07, 2008 14:13
☆sugarlandiaさん、
夏場になると、スーパーで時々みかけます。
大葉みたいな、カンコンのフリッターも
美味しいですね。
Posted by harana at April 09, 2008 09:43
セブのレストランでフリッターを食べてすごくおいしくて。フィリピン料理、作りたいなあと思っていたんです。十数年前、六本木の本屋で偶然haranaさんの本を見つけて、とっても嬉しかったのを覚えています。フリッターのレシピもあったので作ってみました。1回目は上手にかりっと揚げられなくて。。。
何度か練習しました。
Posted by sugarlandia at April 11, 2008 17:42
☆sugarlandiaさん、
あの本が出版されたのは、インターネットも普及していない頃。
今は、何でもネットで調べることができるので楽ですね。
ネットがあれば、もっと楽に原稿が書けたかも。
でもネットがあれば、本は出ていなかったかも・・・。

Posted by harana at April 12, 2008 16:42