April 16, 2008

◇フィリピンの城壁都市 ”INTRAMUROS”  − [ フローラル・モチーフ ]


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Intramuros(イントラムロス)内では特にお気に入り、

コロニアルムード漂う、Plaza San Luis Complex.

お目当ては ”石造りのカフェ”、・・・・のはずが、

敷地内に入った途端、ついキョロキョロ。 

で、目に留まったのがこれ(↓)。


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「わっ、好みのデザインパターン!」

と思ったその瞬間、「見たことある!!!」


帰国後、この(↓)本を開いてみると、


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やっぱり! あった!


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この本のことは随分前に紹介していながら、本文はろくに読まず、

写真やイラストを眺めては喜んでいるだけだったので、

ここで初めて事実を知ることになるのですが、驚きました。


庇(ひさし)にフローラル・モチーフが「描かれている」のだと

勝手に思い込んでいたら、実は「通気孔」だったのです。

ってことは、手彫り? ってことですよね?



同じ Plaza San Luis Complex 内の Case Manila でも手の込んだ

フィリピンバージョンの欄間みたいなのだとか、オールドハウスには

暑さ対策や換気のための、南国らしい様々な工夫が見受けられます。

こちら にもフィリピンならではのアイデアを紹介しました。)


* * * * *


さて、外に出て Urdaneta 通りの角へ。

ここは建物の表通り、 General Luna 通りと交わる地点。

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一階はこんな感じですが、(これだけでも♪♪♪)



頭上を見上げると、二階はほら、


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中庭で見たのと同じパターンの「通気孔」が。



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よく見たら、表通り側にもあったのでした。

庇の下のパネルにも、フローラル・モチーフ。

アイアンワークも可愛い。(ここも小窓)


1870年頃から1930年代にかけて、建築物の装飾の主流であった

幾何学模様は、花模様へと移り変わっていったという事です。



この記事へのコメント
お久しぶりです.
写真を拝見して,昔,大分県で見た土蔵の「鏝絵」を思い出しました.
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%8F%9D%E7%B5%B5
もちろん中味はずいぶん違うんですが,本来は余分だった装飾を付加した人々の心意気が感じられたのです.
Posted by cattle at April 21, 2008 09:38
☆cattleさん、
鏝絵(こてえ)と読むんですね。
へー、こんなのがあるんだ。
国によって、地域によって、面白いものがありますね。

p.s. 2回目にいただいたコメントの件、
訂正しておきました。
毎度のことながら、このブログあとから
訂正できなくてすみません。
これに懲りず、またどうぞ。
Posted by harana at April 22, 2008 03:11
イントラムロスに一度さらっとしか行けなくて、もっと見たかったなあと思いました。ルソン島は首都だけあって、物資も観光拠点もありますね。
セブ島やネグロス島にはよく行きます。セブのカサ・ゴロド、良かったし、ネグロスのsilayにある砂糖農園主の家も素敵なものでした。この他にも通りすがりに見たり、聞いた話でたくさん伝統的な家がたくさんあるようですが、保存状態が悪いイメージがあります。なんだかもったいないと思って、セブみたいな観光地に移築して、観光スポットにしないかしら、とふと思ってしまいました。お金かかりそうですね。
Posted by sugarlandia at April 24, 2008 11:06
☆sugarlandia さん、
オールドハウスは、様々な工夫が凝らしてあるし、パーツパーツが面白いです。
カサ・ゴロルドで鶏の檻付きベンチを見たときは、感心してしまいました。
現存する家は修復して、なるべく残してほしいものです。
Posted by harana at April 25, 2008 09:38