April 22, 2008

◇マニラ航路のガレオン船 - フィリピンの征服と太平洋


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《 スペイン・Sevilla にて 》

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 ■ マニラ航路のガレオン船
   - フィリピンの征服と太平洋

  ・著者: 伊東章
  ・出版社: 鳥影社
  ・サイズ: 単行本
  ・ページ数: 584p
  ・発行年月: 2008年04月
  ・ISBN:9784862651259



↑今月発行されたばかりの新刊書です。 ネットで見つけて飛びついて買ってしまいました。
マニラ−アカプルコ間の ガレオン貿易 について、というか、アカプルコに到着後スペインに渡った貨物について、何か情報が得られないかと期待して。

ところが、それ以前にこの本の著者と私の思考回路にはどうやら大きな違いがあるようです。 1ページ目から進めません。 一行一行、文脈が読み取れなくて・・・。

理解できないのは、文章だけではなく、「人名」、「地名」、「単位」・・・。
これは果たして一般書なんだか、どうなんだか??? 

・登場人物がどこのどういう人なのかわからない。 
・地名(特に諸島の名前)がどこにあるのかわからない。 
・当時の単位(多分「距離」とか)がそのまま書かれているので、現在使用されている単位に換算してどれくらいなのか見当がつかない。

注釈らしきものも見あたらないんですよね。 当時の歴史的背景に精通した人を対象として書かれた専門書なのかも???

なので、適切なコメントができません。 以下、楽天ブックス から引用します。



【内容情報】(「BOOK」データベースより)

インディオたちの血と涙が支えた「ガレオン船のロマン」の真実。大航海時代から今日にいたる、世界の基本構図を明らかにする。


【目次】(「BOOK」データベースより)

歯茎や足が爛れて腫れる―先立つ二つの航海/的に当たるのは外れますように―長い休息/行政院の封印し密封した指示書―出帆/兵士たちへ体を提供する―セブ島領有/最高で三十九度半前後へ上る―黒潮の発見/きっと首を括るに違いない―反乱/徴収は飢えて喧嘩するより骨が折れる―委託開始/野蛮人に食われないようにし給え―グァダルカナル島の発見/お伽のようなマニラの大きさ―ルソン島の征服/おい、俺がお前らのご主人さまだ―サラザール司教/神の法からはるかに遠い―年貢取り立て/四百八十レグア航行すると―オーストラリアの発見



*最近、「Amazon」 より「楽天ブックス」をよく利用しています。 指定したコンビニ(ファミリ^・マート、サークルK)で受取ができて、通常は1500円以上送料無料ですが、コンビニ受取便だと、本の金額に関係なく送料無料なので。(詳しくはこちらを → 【楽天ブックス@コンビニ受取便】)




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↓ これについて、何か情報が得られないかと期待していたのですが・・・。


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Manton de Manila (マントン・デ・マニラ)・ 2008/02 》


Sevilla は、街中マントンだらけでした。 そして Córdoba も。



「いったい何のことだ???」と思われた方は、以前の投稿記事、

《◇フィリピン、マニラ の”ショール” 》 をどうぞご覧ください。




この記事へのコメント
私もたまたま本日amazonでフィリピン関係の書籍を探していたら、この本のことを知りました。600ページと値段の割にはページ数が多いいのと、線ポン過ぎて難しそうなので、買うのを躊躇しました。難しい本ですか?前回フィリピンの歴史という本を読んで興味が出てきたのですが。
Posted by 多摩 at April 22, 2008 20:39
目次を見ると私も著者の思考回路に同期するのは難しそうです (^_^)
マゼラン,コロンブスなど航海に関するいくつかの書籍を出していらっしゃるようなのですが…

昨日は有り難うございました.
Posted by cattle at April 22, 2008 20:52
そうですか?買うかどうか迷いますね。本屋だと流し読みしてから買えますが、ネットだと、読まずに買うかどうか決めねばならず、難しいですね。
Posted by 多摩 at April 23, 2008 00:06
☆多摩さん、
本(あるいは著者)には読者との相性があるような気がします。
私の場合、相性が良いわけではないみたいです。
大航海時代の知識をある程度持ち合わせている人には、
面白い内容なのかもしれません。
「物語 マニラの歴史」は読みやすかったです。(←左サイドバーに紹介)


☆cattle さん、
お仲間がいて安心しました。
私の思考回路が異常なのかと一瞬悩みましたが(笑)



☆多摩さん、
参考までに、裏表紙側の帯にこう書いてあります。↓
「本書の目的は、あくまでもスペインによる征服史の一部で
『マゼランと初の世界周航の物語』の続編として、
ハワイ、タヒチ、オーストリアを取り逃がした歴史でもあり、
フィリピンは最後のインディアスとなりました。(あとがきより)」

私には意図しているポイントがわかりかねます(泣)
Posted by harana at April 23, 2008 11:55
そうですか。私はスペインの世界制覇、大航海時代に興味がありますので、この本を買ってみます。

マニラの歴史は読みたいですが6000円と高く、今回6月末よりセブ2週間滞在をしますので、旅行日を捻出せねばならず、パスします。

今回はバンタヤン島かマラパスクア島でハンモックに揺られながらどくしょでもしてのんびりすごそうと思っています。

2月にバンタヤン島に行ったのですが、妙にこの島と波長が合って、再度訪問したいと思っています。
Posted by 多摩 at April 23, 2008 14:21
☆多摩さん、
この本を読んだら、是非貴ブログでご紹介ください。
できればあらすじも。そうすれば、もう読まなくてすむし(笑)

バンタヤンは妙に気になって、来月行ってみようと計画を
練っていたのですが、来月は渡航できそうにありません。
1−2ヶ月先に延期です。
個人的に色々お尋ねするかもしれませんが、いいですか?
Posted by harana at April 24, 2008 09:46
いいですよ。2月に行ってます。私のブログの3月2日から5日までのブログで滞在気を書いています。その前にボラカイ・イロイロにも行きました。ブログを見てください。

64歳にならんとする変なおじさんが海外に出て、英語での会話を現地の人と楽しんでいます。
Posted by 多摩 at April 24, 2008 16:58
フラメンコやってる友達がいるのですが、「マニラ」と名前のついたショールがあるなんて。早速報告しなければ!

プライマーvol.2の発送ありがとうございます。
今回は、ハラナさんの写真が載ってるのですよね。
きっと明日届くだろうなぁ、楽しみです。
Posted by maligaya at April 24, 2008 23:41
☆多摩さん、
ありがとうございます。
是非参考にさせていただきます。


☆maligaya さん、
フラメンコをやっている方なら、「マントン」と言えばわかると思います。
単に「マントン」と呼びますが、正式名は「マントン・デ・マニラ」だそうです。
Primer vol.2 まだ着いてませんか、翌日には着くと思ったのですが。
今日、まだ着かないようならご一報ください。
Posted by harana at April 25, 2008 09:44
この本本日到着。あとがきを読んでももうひとつって感じですね。1900円で600ページ。専門書ですね。正座しないと読めないかも(笑)
Posted by 多摩 at May 10, 2008 13:01
☆多摩さん、
ハンモックでは無理ですか(笑)
私はプロローグ1ページ目で、つまづいたままです。
Posted by harana at May 11, 2008 09:59