July 28, 2008

◇フィリピンのプロビンス、Bicol(ビコール)地方へ [ Vol.6 山頂の聖母マリア ]


lady of the most holy rosary1

"Our Lady of The Most Holy Rosary"
Barangay Tabgon, Mt. Caglago


マリア様、事実を知らされていたら、

お傍でお目にかかれなかったかもしれません・・・


* * * * *


Gota ビーチでのランチ中、ガイド君に「巨大なマリア像があるそうだけど」と言うと、「見たい?」と彼。
そういわれると、見たいにきまってるでしょ。
じゃ、帰る前に寄っていこうということになり、車に乗ったものの全く着く気配なく、結局凸凹の山道を走ること約1時間。 
で、着いたよ、と降ろされたのがこんな場所。


stairs1


???
どういうこと?  階段を昇るってこと?

どれくらいかかるの?という問いに対して、この地で生まれ育ったという地元ドライバーから返ってきた答えが
「あなた次第」 
「・・・・・・・・・」

上り口から見上げてみても、草木が茂っていて先がほとんど見えない。
とりあえず、ガイド君を先に行かせて上ってみることに。

数十段上った踊り場で、 日頃の運動不足がたたって既に息は切れ、体力の85%は消耗。
まだ、50段も上ってないよな・・・

途中何度もギブアップしかけるも、踊り場に着いて後ろを振り向くたびに、眼下の景気がどんどん変化しているのがわかり、多少疲れが和らぐ。
景色に励まされて、結局また上ることになる。


mt 1



とはいえ、上っても上っても、階段は続く。 
先を行くガイド君に、「まだ〜?、まだ〜?」と何度も声をかけるが、まともな返事が返ってこない。
汗が噴き出す。 暑さにも耐えられなくなってきたよ〜。



mt 2




マリア像を見に来て倒れたなんて、シャレにもならない。
 (こんな所まで救急車は来てくれるのだろうか?)
 (運良く病院に担ぎ込まれたとしても、まともな治療がうけられるだろうか?)
ネガティブな想像ばかりが頭をよぎる。


体力の限界などとっくに超えていて、気力だけで足を運んでいる状態。
マジでもうヤバイ!ついにギブアップか、と思った瞬間、ガイド君の歓声が。

最後の力を振り絞ってあと数段上ってみたが、階段は終わったものの、マリア像はまだ遠く・・・・・


lady of the most holy rosary2




でも振り返ると、眼下には息を飲むようなパノラマが〜。

mt 4



ここから先は草の斜面。 傾斜がきつくて上り辛い。

mt 3



やっとここまで這い上がってきた。

mt 5


その先はというと、「ここからはちょっと上がるの大変、危ないよ!」ってガイド君がいうので、そんなに危ないならやめておこう。


lady of the most holy rosary3

あとは彼を記念写真に収める。

この時点では、マリア像の巨大さはそれほどわからなかった。



lady of the most holy rosary4

ガイド君がマリア像の傍らに立って、始めてその大きさを知ることとなる。





lady of the most holy rosary5

標高約800フィート(約244m)の Caglago 山の頂上から Caramoan 半島を見守るマリア像。
その高さは、約30フィート。(約9m? もっとあるように見える)

確かに達成感はある。 悔いはない。
ガイド君が言う、「こんな綺麗な景色を見るには、自らを犠牲にしなければならないってこと。」
「sacrifice (犠牲)」、クリスチャンらしい言葉だ。


階段の下で待っていたドライバーは、「往復1時間弱か、上出来だ!」


* * * * *


stairs2
心臓破りの階段。 

Naga に戻って 527段あるのだと教えられる。 
(今更遅いって)

帰りの車の中で足が痙攣していた。 
翌日まともに起きあがれなかった。 
ふくらはぎの筋肉痛が1週間続いた。

知っていたら、絶対に行ってなかった・・・





・・・・・ 続く ・・・・・


この記事へのコメント
こんばんは。
こんな階段私も嫌です。
でも、見られた景色は最高ですね!
先ほどコメントを書こうと思ったら
おもいっきり2時間眠っていました。(笑)
Posted by 一緒に夜空眺めよう at July 28, 2008 23:13
☆yozora さん、
帰りに街の教会にも立ち寄るつもりだったのですが、
もうそれどころではありませんでした。(笑)
港までノンストップで戻りましたよ。
日頃運動とはかけ離れた不健康な生活をしているので、
まとめて数年分の運動をした気がします。(汗)
Posted by harana at July 29, 2008 10:43
>どれくらいかかるの?という問いに対して、この地で生まれ育ったという地元ドライバーから返ってきた答えが
>「あなた次第」

爆笑です (^_^)
Posted by cattle at July 29, 2008 21:12
☆cattle さん、
笑い事じゃないってば。
死ぬかと思ったんだからぁ。
あのドライバー、昔は平気で上ってたのに、
今はもうさすがに無理だって。
何度も言いますが、知ってたら行かなかった!
Posted by harana at July 30, 2008 09:39