November 08, 2008

◇フィリピンのプロビンス、Bicol(ビコール)地方へ [ Vol.17 Only in Bicol ]


Tabagwang

Tabagwang (River snails)

*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*


BIcol 滞在中に、何度となく耳にした

Only in Bicol (ビコールにだけ)"


初日の 朝食 から、それは始まりました。


プールサイドに並んだブッフェの前で、

あるいはテーブルについて、マニラから到着した

ばかりのゲストへの説明のつもりか、Bicol 出身の

P−ナたちが、口々に ”Only in Bicol " を連発。



どこにでもあるような、干し魚も


abo 1

”Only in Bicol "

abo (アボ) と呼ばれています。 地名がそのまま

魚の名前になっちゃった!? ようなのです。

Camarines Sur 州Calabanga

Abo という町の OTOP 製品でもあるのです。

だから、ここ でも売られていました。 


abo 2


Calabanga に面した San Miguel 湾 だけに生息し、

数ある干し魚の中でも、最も高価であるということです。


OTOP, Philippines の公式 HP には、

Tiger Toothed Croaker (ニベ科?)と紹介されています。


* * * * *


こちらの奇妙な物体は・・・


biti 1

bete、 または biti という「珍味」。

(母音の ie が曖昧なので・・・)



こちらも、もちろん ”Only in Bicol " です。

なぜなら、前述の abo の浮き袋を揚げたものなので。


biti 2


調理前の姿からは、想像できませんが。




* * * * *


newlook

こちらの干し魚は、P−ナが 「ニュールック」と

呼んでいたので、綴りを尋ねてみたところ、

なんのことはない、NEWLOOK ですって。

正式名はわからないのですが、 Bicol では、

こう呼んでいる、ということでした。



* * * * *


それからトップ写真の Tabagwang (タバグワン?)は、

貝のように見えますが、フィリピン版エスカルゴ、

kuhol (クホール=タニシ) の川バージョン。

これも Bicol だけに生息するといいます。


料理法は、生姜、ニンニク、タマネギ、ココナッツミルクで

味付けた Bicol 名物、Ginataang (ギナタアン)がポピュラー。

 


* * * * *



ほんの数日間の Bicol 滞在でしたが、見たもの、食べたもの、

あれもこれもとよくばって投稿していくうちに、なんと、

今回で [ Vol. 17 ] にもなっていました。 ひとまず

◇フィリピンのプロビンス、Bicol (ビコール)地方へ 』は、

これにておしまい、 『 完 』 です。


長い間お付き合いいただき、ありがとうございました。 m(_ _)m

(ちょっと、引っ張りすぎ。 反省・・・)





この記事へのコメント
こんにちは。
昔、学校給食で食べた揚げた干物、
もしかしたらメイドイン フィリピン
だったかも知れませんね。

アジの干物は昨日焼いて食べました。
ご飯がすすんで酒の肴にはなりませんが。(笑)
Posted by 一緒に夜空眺めよう at November 10, 2008 14:47
例の件メール送っときました。
うひひ。
Posted by mota at November 10, 2008 17:08
★ yozora さん、
フィリピンには、干物入りチャーハンというものもあります。
これがまた美味い! あの塩味がたまらない! 
ヤバイほど、いくらでも食べられます。
Posted by harana at November 10, 2008 17:39
★ mota さん、
サラマット です。 m(_ _)m

ところで、近々 Penafrancia の記念本が出版されるそうです。
予約すると少し安くなるみたいです。
詳しいことがわかったら、ブログにアップするつもりですが。
Posted by harana at November 10, 2008 17:44
>フィリピンには、干物入りチャーハンというものもあります。

これ興味ありです (^_^)
おいしそう.
Posted by cattle at November 11, 2008 19:47
★cattle さん、
salted fish というので、干物というより
塩魚なんですが、メチャ旨です♪ 
日本のヘシコで試してみましたが、そこそこ
上手く出来上がりましたよ。
あと、ササゲと一緒に炒めたのもいけます。
こちらは、アンチョビーとモロッコインゲンで
真似してみました。
あ〜、アカン。本物が食べたい〜。
行くしかないっか。

Posted by harana at November 12, 2008 08:24