June 04, 2009

◇フィリピン産 ココネクター・ビネガー



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先日 も少しだけ触れましたが、先月マニラで国際フードフェア " IFEX (International Food Exhibition) Philippines 2009" が開催されていたので覘いてきました。

数ある出展ブースのうち、やはりきれいにディスプレイされたブースは目立つもの。 つい足が止まります。 こちらはココナッツビネガーを扱うメーカーさんのブース。


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製品ラインは、用途の多いクラシックタイプ、ガーリック入り、チリ&ジンジャー入り、とバラエティーに富んでいますが、一押しはどうやら天然ハニー入りのようです。
この天然ハニー入りビネガーをドレッシングとして、サラダを試食させていました。 並んでいる器もディスプレイ同様気の利いたものだったので、ある種の手ごたえを予感。 試食してみることにしました。


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(写真・左下/Coconut Nectar Vinegar with Wild Honey)



いくつも並んだ器から野菜を盛り付けてもらっている間、ガラスの容器にも目が・・・
中身を聞いてみると、chicharon(チチャロン=豚の皮を揚げたもの) やら dilis(ディリス=小魚フライ)といったおつまみ類。  多分これらはビネガーを sawsawan (サウサワン=ディッピングソース)としてつけていただくのでしょうけれど、図々しくもサラダのトッピングとしてリクエスト。

ドレッシングは甘味があって、生のフルーツ、ドライフルーツ、ナッツなどが入ったサラダともよく合いそうでした。



ココナッツビネガーというと、原料はココナッツウォーター(椰子の実ジュース)というイメージが強いですが、 こちら Lola Conching ブランドのビネガーは、ココナッツの花茎の樹液(ネクター)を採取し自然発酵させたものだそうです。 


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収穫後、年月が経過するにつれ、色も変化。

【左→右】 収穫から2年/3年11ヶ月/4年11ヶ月/5年2ヶ月/6年




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ハニー入りココネクター・ビネガーを一本持ち帰ったので、早速ピクルス作り。 ピクルスといっても超簡単な「なんちゃって」ですが。 トップ写真のように、キュウリ(所々皮をむく)、大根、赤パプリカなどありあわせの野菜スティックと、ローリエ、粒胡椒(今回はピンクペッパー)を瓶に入れ、ハニービネガーを注ぎます。 ビネガーの量は、野菜全体が浸からなくても、2/3 ほどの高さで充分です。 瓶の蓋をしっかり閉め、上下にシャカシャカ振って、時々上下を逆さまにしたりして、あとは冷蔵庫で2,3日寝かせるだけ。 甘さが効いているので、フィリピンのピクルス Achara(アチャラ)みたい!
漬けてからちょうど4日目に、こちら で集まりがあったので持参したところ(掲載した写真にチラリと写ってます。)、結構評判もよかったので、それに気をよくして今度は「なんちゃって Achara」作り。 (千切りにしただけです。)



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残念ながら青パパイアも、ubud (ウブッド=椰子の新芽)もないので、大根で代用。 あとは、タマネギ、生姜、キュウリ、赤パプリカ、ローリエ、粒胡椒を。 同じくハニー入りビネガーを注ぎ、瓶をシャカシャカ。 「大根なます」に見えなくもないので、より Achara のイメージを出すために飾り用のニンジンも追加。  
カレー、BBQ、焼肉、フライ物などオイリーなお料理のお供に!
お砂糖を入れなくていいのでヘルシー♪ です。

*かなり濃厚なので、一度漬けた残り液は水っぽくなく少し注ぎ足せばあと一度は使えます。 ご近所のPノイ君は sawsawan にすればいい! というアイデアを出してくれました。 酢豚や甘酢あんかけにも再利用できそうです。

*ドレッシング、ピクルス液のほか、お水や炭酸で割ってコールドドリンクとするも良し。
 焼酎とも合うかも(←不確かです、想像だけで言ってます。)



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実はこのフードフェアは、本来輸出を目的とした業者向け。(一般消費者も入場できないわけではありませんが、制約があります。) 気になるアイテムをみつける度に、国内で販売されているか尋ねたのですが、出展品の中には輸出向けにのみ生産されていて国内マーケットには出回っていないものも多数ありました。
スーパーマーケットで見かけた記憶がなかったので、このブースでも同じ質問をしてみると、Gourdo's (Trinoma、The Fort、Greenhills 等)にはフルライン揃っているとのこと。 さすがに Gourdo's です。(このショップは こちらこちら で紹介済み)

それから驚いたのは、ハニー入り1種類だけなのですが、日本にも輸出しているとのこと。 帰国して調べてみると、なんと楽天内で販売されていました。 日本語での説明書きは貴重! こちらをどうぞ → 「ココナッツ酢」 




coco nectar

← はココネクター。 メープルシロップやハニー感覚で利用できそう。

特に世界的(?)にミツバチが大量に姿を消しているということなので、ハチミツ不足の救世主としてとって代わる日が来るかも???


■今回紹介したのはすべて
  Sorsogon Foods Enterprises
 の製品です。






ココナッツカントリー、フィリピン。 ココナッツ製品は出尽くしていると思っていましたが、まだまだ開発の余地がありそうで、今後もこの国のココナッツ産業には注目したいところです。





【註】:フェア会場内での撮影は禁止されています。 掲載した会場内の写真は、主催者である CITEM(Center for International Trade Expositions and Missions)の許可を得て撮影したものです。