August 26, 2009
◇注目したい フィリピン産 ココ・シュガー
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Pampanga フードトリップ の投稿に時間がかかりすぎて、渡比のメイン目的であったフードフェアのことをすっかり忘れていました。 (フードフェアの模様は、先月号の PRIMER vol. 17 でもレポートしたので、もう終わったような気になっていました。)
さて、先頃マニラで開催された、フィリピン貿易産業省主催国際フードフェア、“IFEX (The International Food Exhibition Philippines) 2009” ですが、視察してまず感じたのは、 Healthy、Wellness、Natural、Organic、 Herbal など、やたら健康オタク的単語が目についたこと。 世界的なヘルシー指向は、P国食品業界でもご多分に漏れず、トレンドとなっているようです。
そして、ヘルシー指向にも関連するのですが、やけに気になるものの存在が・・・。 それは、ココナッツの花茎の樹液を原料とする一連の製品 ― ネクター、お酒、ビネガー、そして砂糖。
”ココ・ビネガー”、”ココ・ネクター”は、既に こちら で紹介済みですが、更にもう一点注目したいアイテムが、原料を同じとする ”ココ・シュガー”、「砂糖」です。 これには同行していたP−ナも初めて見たらしく、大変驚いていました。
ココナッツの花茎の樹液を発酵させたものが、Tuba (トゥバ)と呼ばれるお酒。 更に発酵すると、ココ・ビネガー。 蒸留したお酒が、おなじみ Lambanog (ランバノッグ)。 ココ・シュガーはというと、樹液を粒状になるまで煮詰めたもの。 無漂白で、保存料、着色料、香料、添加物無しの天然糖です。
ココ・シュガーの最大の特徴は、世界的に注目されているグリセミック指数 (GI値) が低いこと。 低GI食品は糖質がゆっくりと時間をかけて吸収されるため、体内の糖質と脂肪の燃焼の効率がよく、特に運動時には脂肪を継続的に燃焼してくれるのだそうです。
その上、カルシウム、カリウムなどの必須ミネラル分が豊富。 ヘルシーブームの波に乗ってココ・シュガーに注目が集まらないわけはありません。 会場でも、数社の製品が紹介されていました。
最近では同じP国産、サトウキビの Muscovado (マスコバド) 糖の知名度が随分上がってきていますが、こちらのココ・シュガーも、今後ますます話題にのぼりそうな予感。 しばらく動向が気になるアイテムです。
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♪日本では、フィリピン・ココナッツ製品の専門店、Cocowell さんがココ・シュガーを販売されています。 ココ・シュガーの特徴や GI値についても詳しく解説されているので、是非一度アクセスしてみてください。→ こちら


この記事へのコメント
ココウェルの社長を梅田に行く度にお見かけします(笑)
ポチしときました〜〜♪
ポチしときました〜〜♪
Posted by naoko at August 26, 2009 13:37
★nao ちゃん、
ポチありがと〜〜♪
ココウェルさん、梅田で何してはるんでしょ?(笑)
私はスーパーからの帰り、「ご近所のお料理上手なPノイ、B君」
にしばしば出会ってしまいますぅ〜。
ポチありがと〜〜♪
ココウェルさん、梅田で何してはるんでしょ?(笑)
私はスーパーからの帰り、「ご近所のお料理上手なPノイ、B君」
にしばしば出会ってしまいますぅ〜。
Posted by harana at August 26, 2009 15:28