October 23, 2010

◇番外編:遠出中につき、フィリピン・ブログは、しばしお休み [2010/10 Vol. 7 ご機嫌ナナメに Burano 島 ブラブラ ]


burano 1

*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*


フィリピン・ブログはしばしお休み。
2010/10 イタリア旅行記公開中。


[Vol. 6 Pomodori (トマト) ] の続きです。


Rialto の 市場 を満喫した後、Burano (ブラノ) 島 に渡るため、本島北側に位置するヴァポレットの停留所 Fondamente Nove (フォンダメンテ・ヌオーヴェ)へと歩き出す。 迷路のようなヴェネチア本島。 思い描いたコースからはかなり逸脱してしまったけれど、何度か迷いながらもいつの間にか目的地にたどり着いていたので、よしとしよう。


San Michele

《 San Michele 》


Fondamente Nove の前には、San Michele ( サン・ミケーレ)島 が浮かぶ。 ここは、ヴェネチアの墓地。 有名人も多く眠っているらしい。

Burano 島までは、LN 線で約40分。 途中 Murano (ムラノ) 島 を過ぎた辺りから雲行きが怪しくなってきて、遂には土砂降り。 雨が波間を叩きつけてる。 集中豪雨?  
ヴァポレットを降りても雨足が激しすぎて、停留所の外に出られず。 待つこと約30分。 濡れてもいいや、と外に出てみると、下船客の足元を見るように傘を売りまくってる黒人。  ノー・チョイス。 5 ユーロ也。


カラフルな家並みで有名・・・、なはずの ブラノ島。 この島は冬は霧が深く、漁から戻った漁師が視界が悪くても自分の家を見分けやすいように、家々をペイントしたという。 これが見たくて去年に引き続き今年もヴェネチアにやってきたのに。

burano 3

雨に煙ってせっかくのカラーがくすんじゃってる。
ぱっとしない。 お天気がよければ、もっと映えるはず。




burano 4


もうひとつのブラノ島名物は、レース編み。  おばさん達がおしゃべりしながら道端でレース編みをしていると聞いて楽しみにしていたのに・・・。 この雨じゃね。




burano 2

メインストリートもこのあり様。



お腹はすいてくるし、足元が濡れて歩きずらいし、想像以上に観光地化していて人は多いし、あんまり漁師町っていう雰囲気じゃないし、傘をさしながら写真撮りにくいし、だんだんイライラしてきたっ。 ランチにしよう、ランチに!


メインストリートにある一軒のレストランに入る。 入り口でテーブルに案内してくれるのを待っているのに、わかっていながら無視してずっと電話しているスタッフ、外でおしゃべりに夢中のスタッフ。 いやな予感・・・。



burano 5


やっとテーブルに案内され、即 Vino Bianco (白ワイン) をオーダー。 
「Pinot Grigio (ピノ・グリージョ) でいい?」とウエイトレス。 
一番好きなイタリアンワインじゃないですか♪ モチ、いいとも〜。
お料理が出てくるまで、ワイン片手にグリッシーニをポリポリ。 単純なので、これだけでさっきの不愉快さはもう忘れつつある。


* * *


Antipasto

burano 6


まずは、Antipasto alla Buranella (ブラノ風前菜)。
シャコ、3種類のエビ、タコの盛り合わせ。 タコがとびきり柔かい! グリーンはイタリアンパセリかと思ったら、ルッコラも混ざっていて、これがいいアクセントになってる。  レモンをギュッと絞り、サラダ感覚でいただきました。
ところで、これ 17 ユーロ、高くない? 円高とはいえ、両替した時の換算レートは ¥117.95/€、てことは¥2,005! まっ、いいか、観光地だし。



Primo

burano 7

お次は、Risotto di Pesce alla Buranella
メニューはイタリア語のみならず、英語、日本語も印刷されていて(ドイツ語もあったかも)、ついつい先に日本語に目をやってしまったのが間違いだった。 「ブラノ風魚介類のリゾット」と書いてあったので、てっきりシーフード入りリゾットだと思ったら、この通り。 具は皆無。 シーフード使用はスープのみ。 英語はどうかと確認すると、「Seafood Risotto Burano Style」、とこれまた誤解をまねくような表現。 要は「魚のスープで炊いたリゾット」でした。 これでなんと 14 ユーロ(=¥1,651)。 これは高過ぎぃ〜!

「パスタにすればよかった」 と少々後悔しながら食後のカプチーノを飲んでいると、さっきの長電話のスタッフが隣のテーブルで接客するのが聞こえてくる。 隣はアメリカ人と思われる初老のカップルが数組。 彼らに対しての長電話スタッフの接客態度が横柄。 食べさせてやってるんだぞ、って感じ。 観光地では、こうなっちゃうのでしょうか???

この日のランチ代、しめて45ユーロ(=¥5,308)! 高っ!

雨も止まないし、かーえろっと。

レース屋にも寄らず、ヴァポレット乗り場へと向かうのでした。


* * *


ブーブー愚痴ってますが、いいこともありました。↓

burano 8

《 Esse 》

ブラノ島名物のお菓子、「S]字型クッキー "Esse" (エッセ =S←そのままやん)。 買ったのは別のメーカーのものだけど、このお菓子は正解。 一見「カチカチ」風、でも実際はバターがたっぷり入っているのか見た目よりサクサクして食べやすく、思ったより甘くないし、お土産にも最適。

あと、ドーナッツ型のクッキー "Bussola" (ブッソーラ=羅針盤 ←これもそのままやん)。 買わなかったけど、こちらもブラノ名物だそうです。


burano 9




・・・ 続く ・・・  



* * * * *



にほんブログ村 旅行ブログへ 
本日も "ポチッ" よろしくお願いします。 m(_ _)m