April 02, 2013
◇絵本にみるフィリピンの Palengke (市場)
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P国での市場通いがやめられない Palengke (パレンケ) フリークの私としては、買わずにはいられない本を見つけました〜 ♪ (^ ^)/
お子ちゃま用絵本であろうと、タガログ語であろうと、関係ないわ〜 ♪
その名も、"Araw sa Palengke (アラウ・サ・パレンケ)" 英語に訳すと "A day in the market" 、日本語なら 「市場での一日」 みたいな。
女の子が Nanay (ナナイ=お母さん) と一緒に市場に行った日のお話なのですが、市場での出来事だけでなく、朝起きてから帰宅するまでのP国らしい日常が描かれています。 表紙にも描かれているP国ならではのカゴバッグや、おなじみ交通手段ジープニーも本文に登場しますよ。
例えば、これはもう数ページ進んだ Palengke の中の様子。 「いるいる、こんな奴〜」 って笑っちゃいましたよ。 何がって、左のブースにご注目。 店員が寝てます。 (爆)
最初、タイトルがタガログ語だったので、タガログ語の絵本だとばかり思っていたのですが、ページを開いてみてビックリ。 タガログ語と英語の2カ国語表記でした。 しかも、英文は原文であるタガログ語、特に動詞が忠実に訳されている・・・・と思います、多分ですけど。(^ ^; まちがってたらすみません。
まずタガログ語の方を読んで、「???」 だったら英語の方でカンニングする、ってことができます。 タガログ語ビギナーにはいい教科書になりそうです。
あと、もうひとつうれしい事が・・・・・
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なんと、同名の Apple アプリがあるのです!
(↑ はパソコン上の画面です。)
早速 ipad にダウンロードしてみました。
ipad 版は音声付で、タガログ語か英語のどちらかを選択することができます。 ↑ は英語バージョンを選んだ画面です。
言語選択のほか、音量、音声の有無などの設定ができます。 音声はタガログ語で、文字は英語というパターン、またその反対も設定可能です。
料理に関連した簡単なゲームもできるようになっています。
あと、iPad 版では書籍にはありえないお楽しみがあります。
ipad 版には色々仕掛けがしてあって、フリックしても、そう簡単に次ページに進むことができません。 画面のどこかをタップしたり、ドラッグしたりと、その背景に応じた何らかの操作をしなければ、次に進めないという面白さがあります。
もっとも書籍版とまったく同じ画像が見られるだけなら、ipad 版の意味ないですものね。
書籍版には書籍版の、iPad 版には iPad 版のそれぞれ特徴があることでしょう。 必要に応じた使い分けをして、両者共に大いに利用したいものです
■ Araw sa Palengke
著者:May Tobias-Papa
イラスト:Isabel Roxas
発行:Adarna House
ISBN :978-971-508-317-1
言語:タガログ語(英訳付)
ページ数:32 ページ
2010年 National Children's Book 賞
受賞
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