May 23, 2013

◇ PAL (フィリピン航空) の機内食 "マスターシェフ・シリーズ"


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《 PAL Mabuhay Lounge @NAIA 2 》

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ご無沙汰で〜す。 フィリピンに行っていたので、ブログ更新が滞ってしまいました。

今回の渡比目的は、マニラで開催された国際フードフェア視察。 一昨年までは毎年開催されていたフェアですが去年は開催されず、今回から隔年になるそうです。
今年のトレンド、新製品、レストラン情報、と美味しいネタを仕入れていますが、頭と画像を整理するのにまだ少し時間がかかりそう。 (おまけにフェア初日に撮った画像がすべて消滅してしまって、そのショックからまだ完全に立ち直れてないし・・・)

フェアの様子は追々レポートするとして、取り急ぎ、例によってPAL (フィリピン航空) の機内食だけアップしておきます。  特に帰りの Mabuhay クラスにご注目を。



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PR407 KIX - MNL / Fiesta (エコノミー) クラス

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メインディッシュ: ビーフのオイスターソース炒め

「ビーフ or チキン?」 CA さんのお決まりの問いかけに、調理法を尋ねることもなく、期待することもなく、(チキンはダメなので) もちろん選ぶ余地なく 「ビーフ プリーズ」 と応える。 と、”おー、久々のヒット!”  感動のあまり、画像が大きくなってしまいました。(笑)
ビーフは柔らかく、コクのあるーソースがしっかり絡まっていて、付け合せの椎茸は小さいながらもかなりの肉厚。 Pancit Canton (パンシット・カントン) っぽい麺は、柔らかすぎずほどよい固さ、野菜もたっぷり。 まったく期待してなかったので、感動はより大 ♪
ただ、デザートの ”京きな粉ぷりん" なるものは想像通り。 一口でギブアップ (^ ^;




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PR408 MNL - KIX / Mabuhay (ビジネス) クラス 

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Soda Water with sliced Lemon & Mixed Nuts



帰りは重量オーバー確実なので、貯まったマイレージでビジネスクラスにアップグレード。 
ビジネスクラスのメニューブックによれば、PAL では料理の質を向上させ、豪華で魅力的な食事提供を目指しているのだとか。 そこで企画されたのが国内ではトップクラスのシェフ達6名の起用。 その名も "マスターシェフ・シリーズ" 彼らの独創的な才能を生かした料理で、"究極" のインフライト・ダイニングを体験してもらおう、という試みらしいです。 シェフはフィリピン人のみならず、日本人やタイ人も含まれていてインターナショナル。 飛行地に合わせた料理の提供は、専門のシェフの手による本物を、ということですね。 (^_^)




《 前菜 》

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Steamed Prawn and Scallop on Green Papaya Salad
with Coconut Green Chilli Dressing

蒸し車海老と帆立貝柱 未熟のパパイヤサラダ添え
ココナッツ&グリーンチリドレッシングで





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数種類用意されたパン、食べ過ぎ防止の為1種類だけにすることに。
ローズマリーの香りが食欲を刺激する〜、白ワインも欲しくなるぅ〜。

 



《 メインディッシュ 》

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Bacalao-style Cod fillet by Fernando Aracama
in Tomato Bell pepper sauce with steamed rice

鱈のフィレ・バカラオ風、トマトとピーマンのソースで。 ご飯付


マスターシェフの一人、バコロド出身の Fernando Aracama (フェランド・アラカマ) 氏が手がけた一品です。 フィリピン風料理担当の彼はいくつかのレストランのエクゼクティブシェフをこなし、更にマネージメントにも携わり、またご自身のファミリーネームを冠したファインダイニングレストラン Arcama Filipino Cuisine が、ハイエンドが多く集まる The Fort に昨年オープンしています。

このメインディッシュのソースがウマウマ! (まったくフィリピン風ではなく、イタリアン!) 流石にマスターシェフ! 実はお茶碗サイズのボールに盛られたご飯がついてくるのですが、どうせ食べないと思って即返品しました。 よかった、返品して。 あったらソースと一緒にご飯一杯完食してしまっているところ。 恐ろしや〜。

お食事は和風 (1種類)、洋風 (メイン2種類) からチョイスできます。 ここで選んだのは洋風です。 
和食メニューは Trader's (トレーダース) ホテルのダイニング 「吉祥」 の水木昌弘料理長の考案。 前菜 (鰆の味噌柚庵焼き、諸味噌、鰻巻き、紅白なます、オクラ、山桃)、煮物 (筑前煮)、小鉢 (ほうれん草胡麻和え)、台の物 (US 牛テンダーロインの照り焼き)、漬け物、味噌汁、甘味、という本格的日本料理。

ちなみに洋風メインのもう一方は、Stuffed Chicken with Mushroom in Tomato Olive Ragout with Rissot Cake (チキンのマッシュルーム詰め トマトとオリーブのラグー、リゾット添え)。 洋風料理担当 Clifton Lyles (クリフトン・ライルス) シェフによるものです。





《 デザート 》

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Premium Ice Cream

アイスクリームのフレーバーは、ダブルダッチ/ウベ/チョコレートの3種。
P国らしくウベ (Ube=紅芋)を選ぶべきでしょうが、敢えてダブルダッチを。





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Little Oscar


Sans Rival (サン・リバル) のお一人様バージョンがこの Little Oscar (過去の投稿 参照)。 で、 Sans Rival とは、メレンゲに砕いたカシューナッツを混ぜてオーブンでシート状に焼いたものと、濃厚なバタークリームを何層にも重ね、トッピングにもカシューを散りばめたフィリピンでは伝統的な定番スウィーツのひとつ。 直訳すれば、「無敵」。 他の追随をゆるさないほどの逸品ってこと・・・・、なのですが、この Little Oscar は他の追随をいくらでも許しそうな代物でした (笑)。 固くてスプーンが入らない! 力づくで切ろうとしたら、周りのコーティングだけが砕けて剥がれてこのありさま。(^_^;

"究極" とまではいかないけど、全体的には満足のいくインフライト・ダイニング♪ ご馳走様でした〜♪



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