September 12, 2013

◇ フィリピンフードツアー "Manila Foodprints" Vol. 1 尾頭付き


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只今、「番外編・スペイン旅行記 配信中」 ですが、当ブログ、本来 ”フィリピン” ブログでありますゆえ、番外編ばかり続けていると、フィリピン記事をお目当てにされている読者さんの来訪が減っちゃいそうなので、フィリピンネタも同時進行していくことにしました。 ご了承ください。 で、今回はフィリピンネタです。


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"IFEX (国際食品展) フィリピン 2013" では、展示会だけでなく、来場者のために趣向を凝らした様々なプログラムが用意されていましたが、そのうちの一つが ”Manila Foodprints” と題したフードツアー。 これは面白そう♪ 連日展示会場に入り浸っているのもつまらないので、このツアーに参加することにしました。


IFEX ももう4日目の最終日、そろそろ飽きてくる頃にツアー催行。 当日午前8:30、IFEX の会場に集合し、待っていたバスに乗車し出発です。




IFEX の会場 SMX から、バスは Roxas Blvd. へ


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まず最初に降りたったのは、 Baclaran の Lydia's Lechon


創業 1965 年という老舗の Lechon (レチョン) 屋さん。 P人なら誰もが知る有名店。 MOA (Mall of Asia) や、SM (Shoe Mart) のフードコートなど、あちらこちらにブランチがあります。


日本では、おめでたい席には鯛の尾頭付きがつきものですが、フィリピンでは "Lechon" 。 鯛ではなく豚ですがこちらも尾頭付き。 つまり "Lechon" とは、お祝いやパーティーには欠かせない 「豚の丸焼き」 で、フィリピンの食文化を象徴するひとつです。



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「年月」 と 「慣れ」 というのは恐ろしいものです。 こんな写真を自分で撮って、ブログにアップできるまでに成長しました〜♪(笑) 以前はほんのちょっとでも "Ledhon" が視界に入るのを避けていたのに〜。 もっとも、ン十年経ってますけどぉ。

一番最初にフィリピンを訪れた時、レストランに連れて行かれて目にした "Lechon" 。 まったく予備知識もないままの渡比、この国の食事情など知る由も有りませんでした。 なのでいきなりの "Lechon" はカルチャーショック。  テーブルについても、"Lechon" に背をむける側の席に座らせてもらったものです。 

個人的 Lechon 歴はこれくらいにして、と。 老舗 Lechon 屋さんのレポートです。




お店の外に併設されている作業場を見せていただきました。

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豚ちゃん達が、ゆーっくり、グールグル、と炭火でローストされています。





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その傍らには、こんなものが。





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↑ の竹製パレットにバナナの葉っぱを敷き、
出来上がった "Lechon" ちゃんをのせる。





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ラッピングして紐をかければ、デリバリーもテイクアウトも OK。




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こちらでは出来上がった "Lechon" を切り分ています。





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店内では "Lechon" だけでなく、典型的なフィリピン料理がいただけます。





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料理名を指定してオーダーするもよし、「これください」 と好きな料理を指さしてオーダーするもよし。  後者のように、たくさん並んだ料理の中から好みのものを指さしてオーダーするようなシステム を Turo-Turo (トゥロトゥロ)、または Turo-Turo レストランと呼びます。  これもフィリピン食文化のひとつですね。 





フードツアーには、試食も含まれていました。

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[上左] Lechon : レバーで作ったレチョンソースでいただきます。 醍醐味はパリパリの皮・・・らしい、です(笑)。 Lechon が視界に入るのには慣れましたが、食べることはいつまでたっても慣れることができません。 (^ ^;   
家庭では、残ったお肉は翌日、酢やレチョンソースで煮て、Lechon Paksiw (パクシウ) にリメイクします。

[上右] Laing (ライン) : 乾燥したタロイモの葉をココナッツミルク、唐辛子で味付けしたスパイシーな一品。

[下左] Lumpiang Sariwa (ルンピアン・サリワ): 生春巻き。 たっぷりかかったソースは、わかりやすく言うと、「みたらし団子のタレ+ガーリック+ピーナッツ」 のようなお味。 わかる? (笑)

[下右] Ampalaya Gyisado (アンパラヤ・ギサド): ニガウリ (Ampalaya) の炒め物。





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店先では、Chicharon (チチャロン) も売られていました。  豚ちゃんの皮をカリカリに揚げたものです。 おやつに、ビールのお供にどうぞ。




■ Lydia's Lechon, Baclaran Inc.
  551 Service Road, Roxas Blvd. Baclaran, Parañaque
  Metro Manila, Philippines

  Lechon 一頭のお値段は、25〜30人分 (10-11kg) の 5,800 ペソから
  90〜100人分 (30-32kg) の 11,500 ペソまで数段階揃っています。
  人数、ご予算に合わせて、どうぞ。 
 
  あと、このお店のオリジナル、パエリャを詰めた Lechon もあります。
  普通の Lechon より割高です。(中身だけ食べたい! 笑)



・・・ 続く ・・・



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《IFEX (国際食品展) フィリピン 2013》 のレポートはこちらをどうぞ ↓

◇ IFEX (国際食品展) フィリピン 2013 - Vol. 1 概略

◇ IFEX (国際食品展) フィリピン 2013 - Vol. 2 Calamansi

◇ IFEX (国際食品展) フィリピン 2013 - Vol. 3 神の食べ物、Cacao

◇ IFEX (国際食品展) フィリピン 2013 - Vol. 4 トロピカルワイン

◇ IFEX (国際食品展) フィリピン 2013 - Vol. 5 ヘルシー志向の表れ?

◇ IFEX (国際食品展) フィリピン 2013 - Vol. 6 ダントツ Malunggay (マルンガイ)

◇ IFEX (国際食品展) フィリピン 2013 - Vol. 7 「和」





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この記事へのコメント
>「年月」 と 「慣れ」 というのは恐ろしいものです。 
>こんな写真を自分で撮って、ブログにアップできる>までに成長しました〜♪(笑) 以前はほんのちょっ>とでも "Ledhon" が視界に入るのを避けていたのに〜。 
>もっとも、ン十年経ってますけどぉ。

同意.
あと10年たったらレチョン食べれるようになっていることと… ^^;
Posted by cattle at September 13, 2013 10:18
★ cattle さん、
そればかりは無理かと・・・ (^ ^;
Posted by harana at September 16, 2013 16:26