October 07, 2013
◇ フィリピンフードツアー "Manila Foodprints" Vol. 3 セレブ邸再訪
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「◇ フィリピンフードツアー "Manila Foodprints" Vol. 2 カトリック色の濃い (濃すぎる?) レストラン」 の続きです。
Intramuros (イントラムロス)を後にして、バスは Malacañang (マラカニャン) 宮殿のある、 San Miguel 地区へ。
この辺り一帯は、「マニラが最も優雅であった時代」 に、 「マニラで最も優雅であった地域」 であり、今も当時のお邸が残っています。
フードツアー3軒目のレストランは、
《 La Cocina de Tita Moning 》
こちらには、以前 にもお邪魔していて、今回2度目です。 前回は夜だったので、昼間に来るとまた別の雰囲気が漂っているように感じました。 エントランスの看板にも、前は気づかなかったし。
1937年に建てられたこの建物は、 Legarda 家のお邸で、現在は完全予約制レストランとして利用されています。 (前回の投稿 をご参照ください。)
レストランのダイニングスペース以外のお部屋も、実際にファミリーが使用していたコレクションの品々が展示され、公開されています。 お食事の前には、専任のスタッフがそれぞれのお部屋を案内してくれます。
玄関を入ると、左手に絵画が飾られています。 Oscar Zalameda というフィリピン人画家の値打ちのある作品だそうですが、どちらかといえばレースのようなカットワークを施したベンチの方に興味を抱いてしまいました。(笑)
玄関を入って右手には、物販品が並ぶ小部屋
1階では、Tita Moning (Ramona Hernandez Legarda) のご主人 Dr. Alejandro Legarda の趣味であったアンティークカメラと機材が並ぶ部屋 (↑) や、医療器具が残るクリニック、書庫などが公開されています。
クラシックな階段を上り、2階へ。 ここは踊り場。
2階はダイニングルーム以外に、リビングルーム、ドレッシングルーム、アンティークラジオが並ぶ部屋などが公開されています。
こちらのダイニングルームの存在は、前回気づきませんでした。 メインダイニングとは離れた場所にあり、個室といった感じ。 前からあったのか、メインダイニングだけでは足らなくてこの部屋もダイニングとして使用するようになったのか・・・?
我々フードツアーの一行が食事をしたのは、
前回同様、こちらのメインダイニングルーム。
さて、お料理ですが、こちらでいただけるのは スペイン統治時代を反映するようなご馳走の数々。 現レストランオーナーのお祖母様であり、高レベルの調理技術を身につけていたという Tita Moning のレシピを受け継いだ、古きよき時代のお料理が再現されています。
テーブルは、当時の宴会と同じようにセッティングされています。
食器の裏が、ついつい気になってしまいます。 (^ ^;
スペインはセビージャ製の陶器でした。 番号が気になる・・・。
この日のメニューは・・・
[左上] Paella Valenciana
[左下] Whole Baked Lapu-Lapu サーブ中の図
[右上] Fresh Kangkong from Our Garden with Grilled Peppers,
Cilantro, Caramelized Walnuts and a Homemade Walnut Vinaigrette
[右中] Tita Moning’s Famous Lengua Cooked in White Wine
[右下] Sauteed Vegetables
デザート
[左] Queso de Bola Cheesecake with a Fresh Mango Sauce
[右] Tita Moning’s Bread and Butter Pudding
■ La Cocina de Tita Moning
#315 San Rafael Street, San Miguel District, Manila
マニラが最も優雅であった時代の、上流階級の生活様式がプチ体験できます。
ランチもディナーも完全予約制ですので、ご注意を!
・・・ 続く ・・・
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