February 07, 2014
◇フィリピンの城壁都市 − [ 民族色豊かなギフトショップ ]

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前回の投稿 は、たまたまネット上で見つけた google ネタ。 それが Intramuros にもからんでいたことから思い出しました、まだアップしていない Intramuros ネタがあったことを。
マニラの観光スポットといえば、外せないのがスペイン時代の城壁都市 Intramuros ですね。 行ったら観光のついでにお土産の買い物も済ませちゃいましょうか。
昨年オープンした、こちらのショップ

場所柄、当然外観はコロニアル調。
Manila Collectible といいます。

通路を抜けて、ショップのある2階へ。
2階に上がってみて、その広さにビックリ。

入口からは想像できないくらい広い店内には、ありとあらゆるフィリピングッズが所狭しと並んでいました。
まずは、フードが気になるところ。

左上→下、中→右へ: ビコール名物 Pili Nut/Tsokolate (チョコラーテ=ホットチョコレート)の材料だけでなくそれを作る器具も/スペインの名残り、カシューナッツの焼き菓子/サゴ椰子パウダー/ココナッツ入り Bagoong (アミエビの塩辛)やココナッツビネガー/IFEX でみた トロピカルワイン 達が棚2段にズラリ勢揃い/ライスコーヒー、等々。 これらはほんの一部にすぎません。
バッグ類

伝統的に実生活に使用されていると思われる、ハンドメイドのカゴタイプが目立ちます。
Benguet の伝統的織物と竹製バスケットと組み合わせたタイプ (左) や、Ifugao 族のショルダー型(右)等。
各地方の特色あるハンドメイドの織物や敷物が充実

特に T'boli 族 の Tinalak (ティナラック・左下) には力を入れているようです。
民族衣装や装飾類も

上段に見覚えはありません? 同じモチーフが こちら に登場したことがあります。 何故なら、このショップを運営しているのが彼女だから。
雑貨もかなりネイティブなコレクション

上: 伝統的ゲーム Sungka のコーナー。
下左: Plawan の Manunggul 洞窟で発掘された Manunggul Jar という壺のレプリカ。 本物は文化遺産として国立博物館に展示されています。 二人の人物が乗ったボートを蓋のハンドルにしているのが特徴的。
下中: 多分 Ifugao 族のお米の神様のレリーフ。 この神様、何故だか必ず体育座り。
下右: 鉄器時代にイヤリングとして使用されていたというパーツ、Lingling-o をモチーフにしたポップなオブジェ。 山岳地方ではペンダントやお守りとして今も使用されているとか。
Manunggul Jar はこちらにも大量に

壺もさることながら、その背景にご注目
実は、このショップのロケーションがすごいんです。
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もう一方の階段で屋上に上ってみると、な、な、なんと・・・

目の前に Manila Cathedral (マニラ大聖堂) が接近!
地上から見ると、

モロに、 Manila Cathedral の真裏!

■ The Manila Collectible Co.
Cabildo cor. Beaterio,
Intramuros, Manila
物品販売だけでなく、店内にはイベントスペースも併設されていて、民族文化発信の場にもなっています。
なんとも 彼女 らしい計らい。 ご本人はイベントにガイドにと日々多忙そうですが、運が良ければ売り場で会えるかも。
Intramuros 関連の過去の投稿はこちら → ★
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