October 08, 2014
◇フィリピン国立博物館

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先日の投稿 《 ◇急遽、フィリピン行きを決めたのは・・・ 》 に登場した写真展 "Pagkaing Filipino" や、《 ◇フィリピンの伝統織物を見に行こう [前編]・[後編] 》 のテキスタイル展 "Hibla ng Lahing Filipino" が開催されていた国立博物館、"National Museum of the Philippines" は、広大な敷地を有する Rizal Park の北東に位置しています。
National Museum of the Philippines は、P国各地に支部がありますが、マニラの場合は "National Art Gallery" と、"Museum of the Filipino People"、そして "プラネタリウム" で構成されていて、近接していますが建物はそれぞれ独立しています。
National Art Gallery には、その名の通り 絵画や彫刻など芸術関係のコレクションが、Museum of the Filipino People には、芸術を除く文化遺産のコレクションが所蔵されています。
先日、ナショナル・ミュージアムとしてアップしたこの外観

正確には Museum of the Filipino People の 建物です。
Museum of the Filipino People の入り口は、

上の写真から、ぐぐーっと裏手に回った右寄り。

前身は財務省ビルだったそうです。 この趣きのある階段もその当時のものなのでしょうか?
写真展のあと、ひと気のないこの階段を使って館内をウロウロしたのでありました。
Museum of the Filipino People には、考古学的コレクション、人類学的コレクション、植物・動物・地質等自然界に関する膨大なコレクションが展示されていますが、写真展とテキスタイル展でエネルギーを使い過ぎたのか、あとは集中力が欠如したままでしか見学できなかったのが残念でした。 再訪しなければ。
では、そのほんの一部をどうぞ。
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古代文字(表記法) Baybayin



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確か2階の海洋関係のコーナー


Butuan boat (Balangay boat)
歴史上、重要なボートらしい。 → ★(英語)
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植物学的資料が豊富

Flora Filipinas

下の本、ばかでかい!?

花、草木、シダ類、コケ類、菌類、藻類等のリサーチには力をいれているみたい。 膨大な植物の標本やイラストが数か所に展示されていました。
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中庭をとり囲む回廊

San Augustin 教会の回廊を想い出します。

途中にはこんなホールも。
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National Museum of the Philippines :
開館日:火曜日 - 日曜日
開館時間:10:00AM - 5:00PM
入館料: 大人 PP150 (日曜日無料)
* 受付けて入場料を払ったら、レシートは保管しておきましょう。 レシートで全館 ("National Art Gallery" 、"Museum of the Filipino People"、"プラネタリウム") 入場できます。
* 館内は、旅の記念程度の写真撮影は許されていますが、バッグは持ち込めません。(受付で預けるシステム) 貴重品を入れたポシェットもだめでした。 小さなポーチくらいは大丈夫みたいです。
* 先週末から新しく、'Faith, Tradition and Place' というイスラム文化の展示が始まったようです。
* この10月は、"Museums and Galleries Month" という特別月間で、スペシャルイベントが企画されているようです。 "Hibla ng Lahing Filipino" では、(日によりますが) 機織りの実演も行われています。 是非お出かけください。
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