January 08, 2015

◇ フィリピンのお粥 "Arroz Caldo"


arroz caldo 1

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新年あけましておめでとうございます。

 
本年も当ブログをどうぞよろしくお願いいたします。


さて、昨日 (1/7) は 「七草粥」 をいただく日でしたが、P国にもお粥があります。 年中暑いイメージがあるP国でも、雨降りの日や12月頃の朝晩は結構肌寒く、そんな時には温かいお粥が恋しくなります。

この国におけるお粥は、当然ながら中国からの影響かと思われますが、P国ならではの素材を用い、お得意のアレンジも施され、自国料理としてすっかり定着しています。 が、面白いのは、呼び名が Arroz Caldo (アロス・カルド)、または Arroz con Caldo (アロス・コン・カルド) と、「スープ入りご飯」 と言う意味のスペイン語であること。 (内臓系を具にしたお粥は特に 「Goto = ゴト」 と自国名で呼ばれてはいますが) 
フィリピン料理には、見た目中華料理でありながらスペイン語名を持つものがいくつかあります。 スペイン語である所以は、もうずいぶん前に こちら にも書きましたが、フィリピン料理レストランは実はまだ歴史が浅く、スペイン統治時代のレストランというと、中華料理であったと言われています。 当時外食ができるのはエリート階級、つまりスペイン人。 ですから、外食するスペイン人のために、中華料理をスペイン語で表示していたのだそうです。


ところで、インスタントミックスでおなじみの Mama Sita から Arroz Caldo が簡単に作れるキットが発売されているので、昨日はそれを試してみました。


arroz caldo 2

キットの中身は、3種類




arroz caldo 3

       ・右 : お米 (白米ともち米のミックス)
       ・左 : 調味料ミックス(スープの素)
       ・手前 : Calamansi (カラマンシ=フィリピンレモン)パウダー

これでお気づきでしょうが、P国バージョンのお粥は白粥ではなく、スープで炊くのです。 意図的に Kasuba (カスバ=紅花の花弁) で黄色く色付けすることもあります。 



パッケージのレシピ (5皿分):

■ 材料
 お米ミックス    1 パック (120g)、使用前にさっと洗っておく
 調味料ミックス   1 パック (25g)
 水          2.25 L
 チキン        1/4 kg お好みの部位を食べやすい大きさに切っておく
 カラマンシパウダー 1 パック (6 g)

■ 作り方
 1. 鍋に水を入れ、2分ほどチキンを茹でる。
 2. お米ミックスと調味料ミックスを加える。
 3. 40-45 分(または十分に煮えるまで)コトコトと煮る。
 4. 必要であれば途中で水を足す。
 5. お好みで Patis (パティス=魚醤)、カラマンシーパウダーを振って、温かいうちに
   召しあがれ。

 追加トッピング例: 茹で卵、揚げ豆腐、黒コショー、小口切りネギ 


* * *


5皿分はあまりにも多いので、キットの半量だけ使い、苦手なチキンはエビに代えてアレンジ Arroz Caldo を作ってみました。 ↓



arroz caldo 4

もう一度言いますが、あくまでも ”アレンジ” バージョンです。

本場P国バージョンとは、見た目全く違うので、ご了承を m(_ _)m





arroz caldo 5


「春の七草 (セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ)」 とまではいきませんが、「スズナ (蕪)、スズシロ (大根)」 は入っています。 といっても蕪は葉でなくて実本体の薄切り (手前にチラリと、見えるかな?)、大根は生の葉でなくて塩漬けをトッピングしただけですが・・・ (^ ^;

カラマンシーパウダーは使いませんでした。 (別のものに使えそうなので、このままキープ) 代わりに、今話題の塩レモンのミジン切りをトッピング。 (わかりにくけど、大根葉の上に乗っています)。 

スープの素は、塩、蔗糖、生姜パウダー、玉ねぎパウダー、ガーリックパウダー等でできていますが、マイルドで優しいお味です。 Patis がないので、小皿に日本製の魚醤を添えました。 後ろの小瓶は 同じく Mama Sita の Toyomansi (Toyo =醤油 とカラマンシを合わせたもの)。 これでもいいかもね。 


量は半分ですが、基本的にレシピ通りに作ってみました。 でも加熱時間はもっと短くてもいいかも。 お鍋のせいかもしれませんが、20分ほど経過したところでスープのお味見をすると、もれなくお米もついてきたのですが、もうすっかり炊けていました。 お水は分量だけ用意しておいて、最初は全部入れずに少し残して、様子をみてあとから足した方がいいかもしれません。 (トッピングも沈んじゃったし) 

おかわりするくらい十分美味しかったのですが、炊き過ぎとお水の多過ぎで、本来のお米の食感と美味しさが半減してしまったかも。 以前に試食した時は、お米が美味しい! というのが印象に残ったのに・・・。 (>_<)  

実はこの製品、2013年5月にマニラで開催された国際食品見本市 "IFEX" で新製品として発表され、その際に試食していたのです。 その後市場でなかなか見かけないので、発表だけしてお蔵入りしてしまったのかと思っていたら、販売場所が限られていて、諸事情により Green Hills の Uni Mart でしか売られていないことがわかりました。 なるほど、大人の事情があるのね、と納得していたら、前回 (2014/10) 、M.O.A の SM Hyper Mart で見つけました! ついでに同じシリーズのこれ (↓) も!



champorado

Champorado Kit

チョコレートのお粥、Champorado (チャンポラード) のお手軽キットです。 ダバオ産の良質カカオ豆を使用。 これも IFEX で試食しました。 日頃は 「チョコレート粥なんて。 それも Salted fish (塩魚) が最強コンビなんてありえない!」 と見向きもしないのですが、お米の食感、濃厚でありながら上品なカカオの香りと味に、脱帽してしまいました。

M.O.A の SM Hyper Mart 売っているってことは、他の SM にもあるかも。 どちらも、売り場で見かけたら一度お試しあれ。 くれぐれも調理時間と水加減には用心してね!

さて、残った半量で次は絶対にリベンジするぞ!  




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