April 10, 2015

◇フィリピンの "オールドハウス" ガイドブック


heritage house 1


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近年フィリピンファンが増加してきているのは事実。 現地への日本人旅行者も年々増えています。 
かといって、フィリピン建築にまで興味を持つ日本人がそう多くいるか?っていうと・・・、かなり疑問ではあります。 ましてやそのディテールに 「目が釘付け」 ってなってしまうような変人は (えっ、誰のこと?)・・・。

今回のこんな話題はマニアック以外の何ものでもないかもしれませんが (今に始まったわけではないですね ^ ^; )、少数いるかもしれない フィリピンの 「オールドハウスファン」、「伝統建築ディテールファン」 の方々に向けて投稿しておきます。 興味の無い方は、スルーしてくださいね。


では、興味がなければ全く無視されそうな、興味があれば歓喜乱舞されそうな書籍2冊のご紹介です。




1冊目

heritage house 2

《 Philippine Heritage Homes 》


読み物を含む、フィリピンの伝統的建築物を再現した博物館、現存するオールドハウスのガイドブックです。 カラーページが多く、紙質もしっかりしています。 (少なくても再生紙ではありません。)

 [掲載内容 ↓]
 ■ 読み物
 ・The architecture of heritage Philippine homes
 ・The bahay kubo and the bahay na bato 
 ・Inside story: Philippine interior design
 ・Memories of vanished houses

 ■ 博物館
 ・Padre Jose Burgos House, Vigan City
 ・Casa Manila, Intramuros, Manila
 ・Apolinario Mabini Shrine, Sta. Mesa, Manila
 ・Baldomero Aguinaldo Shrine, Kawit, Cavite
 ・Museo De La Salle, Dasmarinas, Cavite

 ■ 現存するオールドハウス
 ・Northern Luzon (3ヵ所)
 ・Central Luzon (4ヵ所)
 ・Metro Manila (2ヵ所)
 ・Southern Tagalog (6ヵ所)

 ■ 付録
 ・地図 (4ヶ所)
 ・用語集 (フィリピン語版/スペイン・ヨーロッパ語版)

 


heritage house 3

博物館 Museo De La Salle のページ


この博物館の事は以前に投稿したことがありますが (→  )、内部の撮影は一切禁止だったため写真はアップできず、残念な思いをしました。 この本のおかげで記憶が少しずつ甦ってきました。

ここ (↑) に限らず実際に行ったことのある博物館、オールドハウスが登場すると、懐かしいし、更なる知識を得たりして、より親しみがわいてきますね。(訪問先に関する投稿記事例 → [1]・[2]・[3]・[4]・[5]・[6] 等)

マニアックなお仲間様 (いる?)、当ブログのカテゴリー [Architecture/建築] で過去の投稿をごゆっくりお楽しみくださいませね。  



そして、この本の親切なところは、

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"How to Get There" という項目が設けられていて、アクセス方法と近辺の地図が掲載されています。 (日本なら当たり前かもですが、無いよりまし。~ ^; )




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2冊目

balay ukit

《 Balay Ukit 》

メインタイトルを直訳すると、「家屋の装飾彫物」 とでもなるでしょうか。  表紙だけでもワクワク感一気に上昇ってとこです。 

が、こちらは1冊目とはちがって、カラーは表紙のみ。 中身はモノクロです。 写真もモノクロ、おまけに不鮮明 (笑)。 更には再生紙使用。 なのに、それなりに凄い一冊。




飛び上がるほど驚いたのが、このページ

balay ukit 3

パーツである Calado のモチーフがイラスト化されています。




更に、更に、

balay ukit 4

写真はお粗末ですが、実際の家屋のベランダや軒、欄間などにほどこされた Calado (カラド=明かり採りや通気のための透かし模様装飾)、外観、間取りなどが何点ものイラストに描き起こされているのです。





balay ukit 5

Calado のモチーフ別、地域別のデザインがチャート化されていたり、





付録もまた圧巻

balay ukit 6

Calado 調査対象の物件リスト(地域/建築者または所有者/建築年)が延々7ページ続き、覚え書き、索引までもがマニアにはたまらない内容です。


タイトルの "Ukit (彫り物)" という単語が表すように、明かり採りや換気が目的でありながら、家屋のデザインの一部として受け継がれてきた Calado がこれでもか、これでもかと報告されています。  




こちらもどうぞ

■ ■ 過去の CALADO ネタ例 ■ ■


フィリピンのオールドハウス大集合 [ Vol. 7. CALADO (カラド) ]

フィリピンのオールドハウス大集合 [ Vol. 6. 通気孔 ]

フィリピンの城壁都市 ”INTRAMUROS” − [ フローラル・モチーフ ]

フィリピンのプロビンス、Central Visaya (中部ヴィサヤ)地方へ 2010 [Vol.14 B & B]

フィリピンのプロビンス、Batangas (バタンガス)州、Taal (タール) の町へ [Vol. 7 Parts ]

フィリピンのプロビンス、Quezon (ケソン)州 へ [Vol.10 Sariaya (サリアヤ) の Don Catalino Rodriguez House 1/2 ]




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1冊目は 全135ページ、カラー写真多数。 2冊目は 全231 ページ、写真はモノクロ、調査レポートタイプ。  厚さも内容も、紙質まで全く異なった2冊ですが、どちらもフィリピンの伝統建築に関する貴重な資料であることに間違いありません。




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