August 27, 2010

◇フィリピンのプロビンス、Central Visaya (中部ヴィサヤ)地方へ 2010 [Vol.9 リゾート内でランチ&ディナー ]


blue orchid meal 1


*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*


前回 [Vol.8 ダイビングスポット Pescador 島 ] の続きです。



Moalboal 滞在中は、”ディナーの後の一杯” 以外、お食事はすべて宿泊していたリゾート (The Blue Orchid Resort ) 内ですませました。  いつも一人旅で困るのは、お料理を何種類もオーダーできないこと。 でもこちらには長期滞在中の日本人ご夫妻がおられたので、朝・昼・夕と毎回ご一緒させていただき、お料理もシェアーできたので大助かり♪

ここのレストランは、混みあってさえいなければ、そして材料があれば、メニューにないものでもリクエストに応じて調理してくださいます。
で、まったくメニューを無視して、「アレ食べたい! コレ食べたい!」 と言って出来上がってきたのが ↓


blue orchid meal 2

《 ランチ 》



malunggay

Malunggay (マルンガイ=モリンガ)のスープ

奇跡の植物として注目されているモリンガ。 葉っぱは見かけによらず案外しっかりして食感があります。 Greenbelt 5 の こちら でいただいた Utan Ilongo (ヴィサヤ風魚介と野菜のスープ ) を思い出しました。 魚介類は入ってなかったけど。



kangkong

Adobong kangkong
アドボン・カンコン (空芯菜のアドボ)

おなじみ空芯菜のソテー。 ポーク入りでした。




guso

Guso (グソ=海藻の一種)サラダ

Guso は多分、沖縄の 「スーナー」 とか、「サンゴノリ」、「キリンソウ」、「キリンサイ」 と呼ばれている海藻と同じものではないかと思います。 さっと熱湯に通してありますが、コリコリした食感で、Lato (ラト=海ブドウ) より、好きかも。
 



suahe

Steamed Suahe
蒸し小エビ

蒸し料理 (または蒸し焼き) は、マニラでは halabos (ハラボス) と言えば通じるので、「Halabos na Suahe (ハラボス・ナ・スアへ) にして!」 とリクエストしましたが、全く通じず。 英語の steam でやっと通じました。



* * *



blue orchid meal 3

《 ディナー 》

お魚のグリル2種、フライドライス等




fried rice


トップ写真の魚は、小さめの鰹か、大きめの鯵のように見えましたが、Tuna (鮪)だそうです。 サイズが小さいせいか、イメージしている鮪とは随分違いました。  もう一方 (ディナー写真の左端にちょい写り)は Snapper だということなので、鯛の一種ってことでしょうか??

Suahe (スアへ=小エビ) 入りフライドライスは、シャキシャキ野菜もたっぷりでこれだけで十分。 おかずがいらないくらい。 これがまた San Mig Light ビールに合うんです。 何本おかわりしたことか。 


・・・ 続く ・・・




* * * * *


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July 10, 2010

◇美食家の名を冠した フィリピン料理レストラン


abe 1


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Pampanga (パンパンガ)の郷土料理をベースに伝統的フィリピン

料理を提供する Abé は、コンセプト・レストラン/カフェの先駆者、

故 Lorenzo ”Larry” J. Cruz 氏 (〜 2008年2月4日没 ) が、

著名なジャーナリストであり、アーティストであり、そして美食家と

しても知られた父 E. Aguilar "Abe" Cruz 氏に捧げたレストラン。


なんだか聞き覚えがある話じゃないか、とお思いでしょうか?

そうです。 先日紹介したばかりの Fely J's Kitchen は、

Larry J. Cruz 氏の母に捧げたレストラン。 つまり、Fely

J's Kitchen 同様、 Abé も LJC グループが運営する

レストランのひとつで、この2店舗はグループの創設者

故 Larry J. Cruz 氏のご両親の名を冠しているのです。




abe 8


壁には、Fely J さんのお写真も。 





Abé は セレブの多い Serendra 店が有名ですが、

TriNoma、Mall of Asia にもブランチがあります。


今回は、Mall of Asia 店でランチしてきました。



abe 5



お店はマニラ湾に面しています。 ディナー・

タイムには、マニラ名物の「夕日」が見れるかも。




abe 6


ベイウォーク側の大きなイラストが目印



* * *



さて、お料理です。 この日はP−ちゃんと二人だけ。

超ハングリーというわけではないので、品数も少なく、

軽目のチョイス。 が、結局ライスを食べすぎるはめに。




abe 2


Sinute Baby Squid (PHP 168.-)

小イカをオリーブオイルと香辛料でソテーしたもの。

ごはんにも、ワイン、ビールにもあいます。 絶品!





abe 3


Gising gising (PHP.220.-)

ココナッツ風味の kangkong (空芯菜)の茎炒め。

唐辛子も効いてスパイシー。 ごはんが進みます。





abe 4


Bamboo Rice (PHP.220.-)

山岳地帯で採れたお米、エビ、キクラゲ、タケノコを竹の

筒で蒸したもの。 サーブする前に、テーブル脇で竹筒を

パンパン叩く、というウエイターのパフォーマンス付き。




* * *


別のP−ナから、このお店のスペシャリティーは Binukadkad

na Crispy Pla-Pla (プラプラという魚のカリカリ揚げ) だと

聞きました。 Camaru や Betute 等 (共に こちら で触れ

ました)、Pampanga らしい食材を使ったお料理も豊富です。

Pampanga といえば、この方 の名を冠したお料理が2品も。

ほかにもメニュー上に、各業界の著名人の名があちらこちら

に登場します。 ご一家の交友関係の広さがうかがえます。



Serendra の雰囲気は敷居が高い、と感じたら

まずは 気軽に Mall of Asia 店からお試しを!



        

abe 7
▶ Abé

・ Abé MOA
  2nd Level, Entertainment
  Section, SM Mall of Asia,
  Pasay City

・ Abé Serendra
  Serendra Plaza,
  Fort Bonifacio

・ Abé TriNoma
  Level M3, Trinoma Mall,
  North EDSA, Quezon City






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July 05, 2010

◇壁の中のフィリピン料理レストラン



barbara 1


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ダンス大好きP国人。 囚人の更生プログラムにもダンス! 

で、壁の中の受刑者によるマイケル・ジャクソン追悼ダンス

は今やセブ名物(?) 全員が一糸乱れず踊る姿は、圧巻!

先月末には、マイケルの一周忌に合わせて Billie Jean

も披露されたそうで、早く YouTube にアップされない

ものかと首を長〜くして待っているのですが。 まだ〜?




さて、マニラでも 「壁の中」 でダンスが鑑賞ができます。

といってもその方面の壁ではなくて、ここはスペイン時代の

壁に囲まれた要塞都市 ”Intramuros (イントラムロス)”



barbara 2


ある夜、ノスタルジックなレストラン、Barbara's では、

伝統的な民族舞踊の数々が披露されていたのでした。



例によって、「暗い場所」で「動く」被写体は苦手なので、

ダンスの写真はこれくらいに。 その代わりってことでも

ないですが、民俗衣装に身を包んだP−ナちゃん♪を。



barbara 4




このレストランでは、スペイン料理の影響を受けた伝統的

フィリピン料理がいただけるのですが、残念ながら今回は、

お料理の写真はありません。 ↑の写真にチラリと写って

いるブッフェテーブルだけ。 ランチをしっかりといただいた

上に、ここに来る前にこちら でもついついお料理に手が出て

しまったのでさすがにもう空きスペースがなく、ステージ前に

陣取って目の前のパフォーマンスに魅入っていたのでした。




お料理の代わりに、お店の雰囲気をお楽しみください。


barbara 7


2階のエントランスへ




barbara 8


2階へと続く階段下のスペース




barbara 5


階段から見おろせば、スペイン風の小路




barbara 6


クラシカルな調度品がより雰囲気度アップ



* * *


barbara 3


           ▶ Barbara's

              2nd Level, Dining Hall and Sala Filipina,
              Plaza San Luis Complex,
              Gen. Luna cor. Urdaneta





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June 23, 2010

◇セピア色が似合うフィリピン料理レストラン


fely j's 1


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Cafe Adriatico、 Cafe Havana など、居心地のよい

大人のための空間をいくつも生み出してきた大手外食企業

LJC Group。 Fely J’s Kitchen は、グループの創始者、

故 Larry J. Cruz 氏の母上に捧げられたレストランです。




fely j's 7



メニューブックや店内の装飾には、お母様である Fely J

(Felicidad de Jesus-Cruz) さんの写真を中心に、昔を

偲ばせるセピア色の写真が用いられ、木製家具と共にノスタル

ジックな雰囲気をかもしだしています。 アクセントカラーの

優しいピンクも、女性らしいソフトで優雅なイメージにぴったり。





こちら ↓ は、バンケットルーム


fely j's 3



厚い木の扉を開いてみると、





fely j's 5


Terno (テルノ) のドレスに身を包んだ女性たちや、




fely j's 6


教会、街角と、ここでもセピア色の写真が壁一面を飾ります。



* * *



お料理はというと、 Fely J さんが家族のために作っていた

伝統的フィリピン家庭料理のレシピと、彼女が旅先から持ち

帰った幾つかのアジア料理のレシピを基に構成されています。 

高級店揃いの Greenbelt 5 という場所柄、同じフロアに

位置する 「某Tカフェ」 のように、お値段もそこそこ高級なの

では、と想像してしまいますが、これが意外にリーズナブル。

心地良い空間に、更にこのお値段というのは、かなり魅力的。




fely j's 2


[上・左] Fresh Lumpia Ubod (PHP145.-)
ヤシの新芽入り生春巻き


[上・右] Thai Shrimps and Pomelo (PHP245.-)
タイ風エビ&グレープフルーツのサラダ


[下・左] Namit Nangka sa Gata (PHP95.-)
ココナッツ風味の若いジャックフルーツのサラダ


[下・右] Utan Ilongo (PHP245.-)
ヴィサヤ風魚介と野菜のスープ (取り分けたもの)



* * *



おススメは、"Utan Ilongo"。 アサリ、エビなどの魚介類

にモロヘイヤ、モリンガという超ヘルシーコンビを投入した

スープ。 特にタガログ名を Malunggay (マルンガイ)

という モリンガ は、「奇跡の木」 と呼ばれ、数々の効能を

持つことから、P国でも再認識&注目されている植物です。 



写真は食事らしくないオーダー内容ですが、理由はP国の

ヘルシー料理に興味を持つ同伴者へのための意図的な選択、

そして予定していた (ヘビーに違いない) ディナーの時間が

迫っていたから。 次回はしっかり 「食事」 に挑戦するつもり。



* * *




fely j's 4



           ▶ Fely J’s Kitchen

             2nd Level, Greebelt 5,
             Ayala Center, Makati City




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June 09, 2010

◇遅まきながら ” トラベルカフェ・フィリピン ” へ


travel cafe 1


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お店の前を素通りするだけで、入ったことがなかった

グリーンベルト5の TRAVEL CAFE PHILIPPINES

P−ナに誘われて、遅まきながら初体験してきました。



第一印象は、「暗っ!」


[ 素通りしていたのは、暗かったから (笑) ]



インテリアはシンプルで、何も知らずに入ると

トラベルカフェってことわからないかも・・・




お料理は、「リーズナブル」 とは言えませんが、

ボリュームはあるので、シェアするには十分。


コーヒーやハーブティーは、ティーポット

でサーブされ、カップに数杯分あります。

コールドドリンクも、超がつくほどのトール

グラスに注がれて、飲みきれないほどの容量。



* * *



↓ P−ちゃん達とシェアしたお料理 ↓



travel cafe 2


[左・上] Shrimp Pomelo Salad (PHP.375)
エビとグレープフルーツのサラダ


[左・中] Heart of Palm Pouches (PHP.150)
Lumpiang Ubod (ヤシの新芽入り生春巻き) の巾着バージョン


[左・下] Crispy Ukoy (PHP.125)
フィリピン風かき揚げ


[右・上] Lucban Longganisa and Fettuccini (PHP.325)
Lucban ソーセージ入りパスタ


[右・下] Smoked Fish Fried Spring Roll (PHP.120)
燻製魚(多分ミルクフィッシュ)の揚げ春巻き





オーダーした中で、何故だかサラダが一番高い!?


お気に入りは、右上。 Pahiyas のお祭りで有名な

Quezon 州 Lucban のソーセージをメインに、ナス、

アスパラ、Kesong Puti (水牛のチーズ) を具にした

フェットチーネ。 フィリピン食材が、イタリアンに変身!



* * *


travel cafe 3

《 素通りした時の一枚 》


     ▶ TRAVEL CAFE PHILIPPINES

        Level 2, Greenbelt 5, Ayala Center,
        Makati City, Philippines




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May 24, 2010

◇フィリピンのブラッセリーで ”プレフィックス・ディナー”


BRASSERIE BOHEME 1

BRASSERIE BOHEME


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外見ばかりが小洒落ていて、中身は薄っぺらそうなレストラン

が次々とオープンした時期もあったけど、近頃のP国外食産業、

かなりいい線いってるかも。 今回のマニラ滞在中に数件行った

レストランは、ほぼハズレ無し。 今日ご紹介するのもその内の

ひとつ。 難を言えば、店内が暗過ぎて写真を撮るのが大変。 

何しろ 「暗い」、「動く」 被写体は大の苦手。 「動き」 は

しなかったけれど、上手くいきませんでした。 予めご容赦を。

[ 撮る側の問題なので、厳密には「難」でありません。(笑)]



* * *



ある夜のディナー、場所をどこにするか P−チャンと散々悩んだ

結果、Makati の Salcedo Village にある、ブティック・サービス

アパートメント Picasso 1階の BRASSERIE BOHEME に決定。

土曜日の朝市でおなじみ Salcedo Market のすぐそばです。 




BRASSERIE BOHEME 5


こちらで フレンチ風 ”プレフィックス・ディナー” をいただき

ました。 (奥は、サービスアパートメントのスペース。)




プレフィックスコースは、まず 「スープ」 か 「サラダ」 を

選び、次に 「メインディッシュ」、そして 「デザート」 という

一見ライトミール風。 なので、アラカルトメニューはやめて、

プレフィックスにしたのに、全然ライトじゃなかった・・・



BRASSERIE BOHEME 6

パンはもれなく、ついてくるみたい。

器もピカソ風? すでにワクワク度 「高」。





◆ 「スープ」 又は 「サラダ」 ◆

それぞれ4種類からチョイスできます。

BRASSERIE BOHEME 4

左: キノコのスープ

右: ハウスサラダ (スモークサーモン入り)





◆ 「メインディッシュ」 ◆

ミート系、シーフード系、合わせて確か8種類くらいからチョイス

BRASSERIE BOHEME 3

左: スモークハムのチーズロール、リゾット添え

右: 白身魚のソテー、ガーリックライス添え





◆ 「デザート」 ◆

BRASSERIE BOHEME 2

左: マンゴクレープ (フルーツは数種からチョイス)

右: (多分) クリームブリュレ




スープをひと口すすった瞬間、「ムム、ピノイの味付け

じゃない。 シェフはヨーロッパ人に違いない」と直感。

サラダのドレッシングにも、工夫が凝らされている感じ。


見かけよりずっとボリュームがあり、メインは完食ならず。

この質、量で 390ペソ(約820円)は、超リーズナブル。


サービスアパートメントと丁度反対側の奥には、デリ

コーナーが併設されています。 Makati 在住の外国人

には重宝されることでしょう。 次回は、是非明るい昼間

に出かけてみたいものです。 (夜は暗くてわからないけど

サービスアパートメントの外観も実にユニークなのです。)



 
     ▶ BRASSERIE BOHEME
        Ground Floor,
        The Picasso Boutique Serviced Residences
        119 L.P. Leviste Street, Salcedo Village,
        Makati City, Philippines 1227





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March 08, 2010

◇ フィリピンの高級チャイニーズ・レストラン


Li Li 1

Peking Duck


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昼間チャイナタウンで、庶民的フードを堪能したその夜、

古くから家族ぐるみでつき合っている P−ナファミリー

からディナーのお誘い♪  のこのこ出かけていくと、



そこは、Hyatt ホテルの ”Li Li


Li Li 2


エレベーターを降りたとたん、

「わっ、すごそう!」





Li Li 3


チャイニーズ・レストランだというのに

立派なワインセラーまで完備





Li Li 4


”ベネチアン・ミラー” も

(メイド・イン・フィリピンです。 結構有名)






Li Li 5


ティー・バーまで



* * *



さて、お料理の方はというと、

5人家族の内、2名ダイエット中とかで、 


Li Li 6


野菜とシーフード中心のメニュー。 (Lucky♪)

写真はないけど 「スペアリブの煮込み」 と、

トップ写真の 「北京ダック」 は、ダイエット中

ではない二人の息子用。 私は北京ダックをダック

抜きでいただきました。 (皮と野菜とソースだけ)



父親と長女のダイエットは、マジ本物。 その効果が

はっきりと見てとれました。 特に長女の変身ぶりには

唖然。 どうしようもないほどおデブちゃんだったのに、

見違えるほどスリム&セクシーに。 本人とは気づかず、

息子がガールフレンドを連れてきたのかと思ったほど。、

母親P−ナは、「自分だけが太ってる」、と言いつつ、

ダイエットする気などさらさらなさそう・・・。



この夜のディナーは、同じチャイニーズ・フードでも

昼間のものとはお料理も、雰囲気も、全くの別物。

両極端ではありますが、どちらもフィリピンで目に

する ”チャイニーズ・フード” に違いありません。




上海Binondo (チャイナタウン)、高級チャイニーズ・

レストラン、といつまでチャイニーズネタを続けるのかと

言われそうですが、今回をもって、本当におしまい! 

次回の投稿からフィリピンネタに戻ります。 (多分)




* * * *




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February 25, 2010

◇ フィリピンのチャイナタウン "Binondo(ビノンド)" 地区・食べある記 [ Vol. 8 Lumpia ]


New Po-Heng 7


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[ Vol. 7 の続きです。]



Ho-Land Hopia 横の路地 (実はマーケット)を抜けて、

Yuchengco 通りと平行する Quintin Paredes 通りへ。



New Po-Heng 1


通路のようなビルの入口をどんどん奥に入っていくと、

つきあたりの壁にはレストラン名らしき看板が。





New Po-Heng 2


なんと、古いビルの奥には、中庭が付いた

アールデコな空間が広がっていたのでした。




New Po-Heng 5


アールデコな雰囲気からは想像することも

できない、チャイニーズレストランでした。




New Po-Heng 4


Pancit (パンシット=麺) も美味しそうだけど、

このお店のウリは、Fresh Lumpia (ルンピア)、




New Po-Heng 3


野菜たっぷりの ”生春巻き” なのです。





New Po-Heng 6


その人気のほどがうかがえます。 店内は満席。 

空いている席がなかったので、中庭の噴水に腰掛けて

パクつくことになった Lumpia でありました。




        ▶ New Po-Heng Lumpia House
           Uy Su Bin Building
           531 Quintin Paredes St., Binondo, Manila





・・・ 続く ・・・   



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February 17, 2010

◇ フィリピンのチャイナタウン "Binondo(ビノンド)" 地区・食べある記 [ Vol. 4 Dumpling ]


Dong Bei Dumpling 1


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[Vol. 3 の続きです。]



Café Mezzanine を出て Ongpin 通りを横切り、

Yuchengco 通りの角を左へ。 次の目的地は、



Dong Bei Dumpling 2


東北水餃 / Dong Bei Dumpling


作りたての ダンプリング がいただけるお店。

かなりディープな場所にありました。

店内は狭く、テーブルも小さいのが 4、5 卓のみ。



Dong Bei Dumpling 3



入口を入ってすぐ右側では、皮作りから

具を包むまでの作業が行われていました。




Dong Bei Dumpling 7



包み終わったダンプリングは店の奥へと運ばれていきます。

調理場は別に、客席から見えない所にあるようです。






Dong Bei Dumpling 4


「蒸し餃子」 ニラ入り・ポーク入り

(水餃子にも見えるけど・・・)




Dong Bei Dumpling 5


「焼き」 バージョン。 中身は同じみたい。





Dong Bei Dumpling 6


作業風景がガラスの扉越しに見えています。


地元の人しか行きそうにない穴場的なお店ですが、

逆に ”Hole in the wall” (「見つけにくいほど小さな店」、

「狭苦しくて薄暗い店」、「きれいではないけれどおいしい店」と

いうような意味) として最近、人気を集めているようです。



あまり人気が出過ぎると、 ”Hole in the wall” では

なくなっちゃいますね。 常連さんには迷惑かも。



         ▶ Dong Bei Dumpling
            Yuchengco St (former Nueva St.)
            Binondo, Manila



・・・ 続く ・・・



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February 16, 2010

◇ フィリピンのチャイナタウン "Binondo(ビノンド)" 地区・食べある記 [ Vol. 3 Fireman's Cafe ]



Cafe Mezzanine 1


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[ Vol. 2 からの続きです。 ]



Binondo 教会 の角を曲がり、 Ongpin 通りをほんの少し北東へ。 

チャイナタウン食べ歩きツアーのまず最初の 「食スポット」 は、

Ongpin 通りと Yuchengco 通り (旧 Nueva St.) の角、

Chuan Kee Restaurante の2階にある Café Mezzanine




Cafe Mezzanine 2

《 Kiampong & Fish Ball Soup 》


フライドライスとフィッシュボールスープのセット。

フライドライスにピーナッツ!? 珍しい組み合わせ。 

香ばしい! ご飯もしっかりお醤油味がしみているし。

スープの白菜は半生でシャキシャキ。 これは使えます。




Cafe Mezzanine 4


このお店は、別名 Fireman's Cafe (消防士カフェ)。

その名の通り、消防士のヘルメットや、消火活動中の

写真が壁いっぱいにディスプレイされています。





Cafe Mezzanine 3


こんな道具も。




あと、入口前のショーケースにもトップ写真のような消防士の

オブジェ、楯など数々の消防関連アイテムが飾られていました。



この地域の消防活動は、Binondo Volunteer Firemen’s

Association という有志で結成された消防団体が行っていて、

このお店のオーナーは、団体の中心人物。 お店の収益金も

団体の活動運営費にまわされているそうです。





Cafe Mezzanine 5


おっと、言い忘れていましたが、今回はチャイナタウンを熟知したPノイ、

Ivan Man Dy 率いる、Old Manila Walk の ツアー、”The BIG Binondo

Food Wok!” に参加しました。  ↑水色のポロシャツ姿で、右から二人目に

立っているのが Ivan。 テーブルを埋め尽くすツアー参加者は約30名くらい。

参加する前には、ガイドはタガログ語で行われるのかと心配していましたが、

外人も多かったせいか(多分参加者の半分くらい)、英語でした。 ホッ。



   ▶ Café Mezzanine
     650 Ongpin Cor. Yuchengco Sts.,(Former Nueva St.)
     Binondo, Manila



・・・ 続く ・・・



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January 22, 2010

◇侮れない ”小洒落系” フィリピン料理レストラン


cafe metro 1


*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*



前夜のディナー でライスがすすみ過ぎたというのに、翌日のランチもまた同じ目に。

「”Kanin Club” に行こうと思っていたけど、昨日行ったのならじゃあ・・・」と、P-ナが別のレストランをいくつか提案。 その中から、ランチは ”RECIPES by cafe metro” に決定。



cafe metro 2


名前の通り、一見モダンなカフェ風。 これからフィリピン料理を食べるぞ、と意気込んでいる者には、正直アトラクティブな店構えではありません。 だいたい店名がフィリピン料理に似つかわしいくないし。(大丈夫か???) が、そんな思い込みは即座に覆されたのでした。


*


gising gising

《 Gising Gising 》


悪の根源(笑)は、この一皿 ”Gising Gising (ギシン・ギシン)”。  このお料理は様々なバージョンがあるようですが、基本的には Kangkong (カンコン=空芯菜) の茎、または Baguio Bean (バギオ・ビーン=インゲン豆) をこまかく小口切りにして豚ひき肉と炒め、唐辛子、ココナッツミルクで味付けしたもの。
Kangkong の茎は確かにかたい、それをネギのように小口切りにするという思いつきは、ナイス!  タイで kangkong の茎を縦に裂いて炒めたもの(写真)を見たときは、そのアイデアに脱帽でしたが、同じような感動を覚えます。

料理名は、P国特有の 「繰り返し言葉」。 英語なら ”Wake-up, Wake-up”- つまり、食欲・味覚を目覚めさせるというような意味合いなのでしょう。 文字通り、目が覚めました。 辛さにではなく、美味さにです。 単なる野菜料理のようですが、コクがあって、でも野菜なので軽いし、一旦ごはんと混ぜて食べ始めると、もう止まりません。 このレストランのスペシャリティーであるはずです。 またもや罪作りなヤツに出会ってしまいました。



*

トップ写真手前の "Crispy Tilapia" もこの店のスペシャリティー。 前夜 に続き、また Tilapia のから揚げですが、前夜とは全くの別物。 身の切り方も違えば、ソースも違います。 身は頭、骨とは別々に揚げてあるので食べやすく、ソースは 甘酸っぱい sampaloc (サンパロック=タマリンド)がベース。 patis (パティス=魚醤)も入っているようでした。
Sinigang (シニガン)以外の料理に sampaloc が使われているのを食するのはこれが初めてかも。 

*



crispy squid

《 Crispy Squid 》


イカフライ。 こちらは想像していたものとは少々ちがいましたが、これはこれで良し。 かかっているのは hot sweet & sour (辛い甘酢)ソース。


*



この日のランチは二人だけだったので、オーダーはこれら3品とプレーンライス。 少ないような多いような。 いずれにしろ、またもやヒット! 選択ミスさえしなければ、「P国料理はいまひとつ・・・」 なんてがっかりすることもありません。 

そして、レストランの良し悪しは店構えだけで判断してはいけない、と実感。 中途半端に食器やインテリアに凝っている ”小洒落た” お店はどうも敬遠したくなりがちですが、現地人の口コミ、お客の入り具合はその店を判断する上での重要なポイント。


このお店はモール (Shangri-La Plaza) 内にあり、店内そのものは広くはなくてテーブル席が確か3、4卓くらい。 あとカフェの屋外席のように、お店の前の通路にもテーブルが並んでいます。 それだけかと思ったら、周りの空いたスペースに目いっぱいテーブルが。



cafe metro 3



食事を終えて店を出る頃には、こんなところのテーブルまでほぼ満席でした。 


ついでに 同じく Shangri-La Plaza 内の ”C2” というレストランもおススメです。 こちらは、P−チャン達みんな空腹でほかにフィリピン料理レストランを探す気力がなくて入ったお店。 名前も食器もちょっと小洒落てるかなと感じて、お味の方は期待しなかったのですが、ここでもそんな心配は無用でした。 後に店名の ”C2”というのは、”Classic Cuisine” のことだと知りました。


C2

《 C2 / Nov. 2007 》




”小洒落系” レストランも侮れないものです。 リーズナブルで美味しくて、Makati や Bonifacio 辺りに最近ありがちなバカ高いだけの高級レストランよりも、狙い目かも。


 ▶ Shangri-La Plaza
   EDSA corner Shaw Boulevard,
   Mandaluyong City
    

 ▶ RECIPES by cafe metro
   Shop No. 559, Level 5
   Shangri-La Plaza Mall
   Phone: 637-4050

   * Alabang Town Center/ Greenbelt 3 / Robinsons Midtown
    SM Megamall / Trinoma にも支店があります。


 ▶ C2 Classic Cuisine Philippines
   Shop No. 614, Level 6
   Shangri-La Plaza Mall
   Phone: 636-1510

   * Power Plant Mall / Robinsons Midtown にも支店があります。



* * * * *


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Posted by harana at 14:07Comments(0)

January 18, 2010

◇”ごはん” がすすむ フィリピン料理レストラン


kanin club


*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*


前回お茶しに行った、フィリピンの一流大学と大財閥のコラボ、

"UP-Ayala Land TechnoHub "。 今回は、ディナーに。




ライトアップされた噴水の広場には、新たなオブジェが。


up


ブルー、ライトグリーン、イエロー、オレンジ、レッド、ピンク、バイオレット・・・、

刻一刻と光の色が変化していく大きなボール。 



その向こう側のちょうど広場の真ん中辺りに、お目当てのレストラン。



kanin club 2


Kanin Club (カニン・クラブ)。 英語ならライスクラブ。

日本語なら 「ごはんクラブ」 ってところでしょうか。


お米好きのP国人のハートをガッチリつかんじゃった、行列のできる

フィリピン料理レストラン。 売りはひとひねり加えたスタンダードな

フィリピン料理。 それらはどれもご飯に合うものばかり。 しかもお味

は良し、とくれば評判にならないわけはなく、その結果お店は超満員。



実際、入店するのに待つこと20分。 テーブルについてからもなかなか

注文を取りにきてもらえなくて、お料理が運ばれたのは入店して約30分後。



さてさて、お料理はというと、


kanin club 3


・[上左] : Pancit Lucban (パンシット・ルクバン)

焼きそばに見えますが、乾麺を使用した Lucban 名物のヌードルです。 野菜料理を注文する予定だったのに、別のテーブルに運ばれていくこの料理を見たP−ナが急遽心変りして、オーダーした一皿。 


・[上右] : Tinapa Rice (ティナパ・ライス)

魚の燻製 Tinapa のフレーク入りフライドライス。 あまりのボリュームに、「三人では食べ切れないよね〜」、なんて言ってたのは大きな勘違い! ヤバイと言いつつ、何度もおかわりして、結局は完食。


・[下左] : Binukadkad na Tilapia (ビヌカッドカッド・ナ・ティラピア)

ティラピア のから揚げ。 料理名は split, open という様な意味合いだとか。 つまり、ティラピアの開きのから揚げ。 カレイのから揚げみたい。 たまらないくらい骨までカリッカリ!


・[下右] : Tapa ni Ana (タパ・二・アナ)

Ana (人名)の特製タパ (味付け肉のソテー)。 見た目はイマイチ? でもお味はその見た目の何倍も反比例。 またしてもご飯がススム。 なんて罪作りなんでしょう!?


* * *


12月に入ってからパーティー続きで、さすがのPノイもお疲れ気味。 今回の注文量はかなり控えめの 4 品のみ。 正直言って、こちらにとっては好都合♪ 

今回はオーダーしませんでしたが、このレストランのスペシャリティーは、Crispy Dinuguan (クリスピー・ディヌグアン)。 Dinuguan (ポークの血で煮込んだモツシチュー)がクリスピーだなんて容易に想像できませんが、水分をかなり飛ばしドライ気味に仕上げたバージョンのようです。
あと、Sinangag na Sinigang (シナガッグ・ナ・シニガン)なんてのも。 「シニガンのガーリックライス」?  Sinigang (酸っぱいスープ)味の Sinangag (フライドライス) らしいです。 Siningang 味のリゾットなのかも???
と、これら以外にもひとひねりしたアイデア・フィリピン料理が人気の的。 


食事が終って、今度はお勘定にまたしばらく待つはめに。 やっと支払をしたと思ったら、お釣りをもらうのにまた一苦労。 また待つの???  散々待たされるというのに客足が途切れることなく繁盛しているのは、それだけPノイのツボに大はまり、ということなんでしょうね。

翌日、別のP−ナから 「kanin Club はもう行った?」 と聞かれ、そのまた翌日、また別の P-ナからも同じ質問!! 人気の度合いを再認識。 


Pノイのハートを虜にする Kanin Club、日本人のお口にも合えばいいのですが。 是非一度、お試しを。



kanin club 4


壁のディスプレイやテーブルの天板に、伝統的フィリピン建築には欠かせない

capiz window (カピス・ウインドウ)が取り入れられた店内。


* * *



【店舗】

 ▶ Paseo de Sta. Rosa
     Paseo de Sta. Rosa, Laguna
     Phone : (63 49)544-0332
     こちらが本店。 あっという間にマニラに進出。 評判のほどがうかがえます。

 ▶ U.P. Ayala Land Technohub
     Ground Level, Q.C.
     Phone : (63 2) 332-5978

 ▶ Westgate Center
     Ground Level, Muntinlupa
     Phone : (63 2) 771-1400


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Posted by harana at 23:09Comments(0)

November 11, 2009

◇フィリピンの外食業界は和風モドキがお好き


sushi?

《 SUSHI? @Salcedo Market 》


*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*



フィリピン外食業界の怪しい日本語については、あっち や、こっち や度々

書いていますが、モールをウロウロするたびに新しいものが目に留まります。


今年 MOA で見つけた 「?」 なポスター数種








japanese1


「今日のお勧め料理はなんですか」って、いきなり日本語!?

KAISEN (海鮮) SIZZLER !? って何よ?



あの時 のお店 でした。


japanese2


KAISEN(海鮮) SIZZLER とは、"COMBINATION OF TUNA, SALMON, PRAWN,
SQUID AND MUSSELE IN SWEET AND SPICY GARLIC TEPPANYAKI SAUCE
SERVED IN SIZZLING PLATE"

つまり、ツナ、鮭、海老、イカ、ムール貝など、シーフードの盛り合わせが甘くてスパイシーな "ニンニク鉄板焼きソース" なるものにからまって、ジュージュー焼けた鉄板にのってでてくるってことのようです。 和食というより、P人に人気の SIZZLING PLATE のネーミングだけ和風バージョンってとこですね。



japanese5

やたら日本語が起用されてます。





こちらのお店でも


japanese3


クレージーな巻き寿司だそうです。




japanese4

・Jurassic Maki

・Crunchy Salmon Roll

・Salmon Skin Roll w/Shrimp Salad

・Rainbow Roll

・Super California Roll



Jurassic だけ "Roll" じゃなくて "Maki" なのが不思議。

悔しいけれど、正直食べてみたいものもあります。


活気のあるP国外食産業、"和風モドキ" の氾濫はまだまだ続きそう。





何度も登場していますが、P国人に人気の JAPANESE FOOD レストラン(和食屋さんとは言い辛いのであえて英語)の過去の記事はこちら → [ 1 ][ 2 ][ 3 ]




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Posted by harana at 09:45Comments(4)

October 23, 2009

◇フィリピンにも有り、フィリピンには無し


phil.vegetables

《 フィリピンの市場・個人宅の裏庭にて 》


*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*


Ampalaya (アンパラヤ=ニガウリ)、Okra (オクラはオクラ)、Talong (タロン=ナス)、Sayote (サヨーテ=隼人瓜)、Kundol (クンドール=冬瓜)、などなど・・・、形やサイズ、色は違っても、フィリピンと日本には共通の野菜がたくさんありますが、同じ野菜でも所変われば料理法も随分変わるものです。


フィリピン料理に興味を持ったきっかけは、初めてフィリピンを訪れた時、日本と同じ食材がまったく違う方法で調理されているのを知り、それらが日本でも取り入れられそうであったこと。 例えば "Tortang Talong(トルタン・タロン)"、 焼きナスがオムレツに変身しちゃうなんて、これは思いつかない発想。 帰国して即実行したものです。


最近ふと思ったのは、「P国人も、同じ食材が日本では全く異なる方法で調理、盛り付けされているのを見たら驚くかも。」 
ということで、今回は趣向を変えて、P国にも有る共通の野菜が日本ではこんなお料理になるんだよ、と伝えるために和食を掲載することに。 似ている調理法があっても、味付けが違うだろうし、特にこんな盛り付け方は、P国には無いはず。(P−ナ、Pノイが見てるかどうかわかりませんが、載せます。)



お料理の写真は、9月某日、枚方市の "農園 杉・五兵衛" でのお食事。 自家製野菜、山菜、川魚などの「農園会席」です。 本館の、代官屋敷や酒蔵の古い木材を活かした個室でいただきました。





まずは、これから


sugigohei2

《 ニガウリの青汁 》


P国のニガウリは長さを競い合うそうで(「何のこと?」と思ったら、こちら を)。 代表的料理といえば、Pinakbet (ピナクベット=アミエビの塩辛で味付けした野菜の煮物)や、 Ampalaya con Karne (アンパラヤ コン カルネ=ニガウリと肉の炒め物)。




sugigohei6


初めてニガウリを食べたのは、初めてフィリピンを訪れた時。 まだ日本(本州)の市場にはほとんど出回っていなかった頃で、まさに初体験。 加熱したものではなく、生のサラダだったのでよけいに苦く、今では大丈夫だけど、あの時は一口でギブアップ。  シンプルにこんな白和え(右下)もいいものです。 

オクラの花(右上)は盛り付けにも利用されていました。(以前には器として、中央にお料理が盛られていることもありました。) 花びらもこのまま食べられます。 実と同様、少し粘り気があります。 P国でも食べるのかな?(カボチャの花は料理に使いますが、オクラの花は聞いたことありません。) 


ちなみに、オクラの花は園内でこんな風に (↓)咲いてました。


sugigohei9

《 この写真のみ、2006年9月撮影 》



* * *



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《 冬瓜の含め煮 》


P国でも、冬瓜の炒め煮のようなものはよく見ます。 こちら に投稿した Dulce Prenda というクッキーのように、甘く煮てクッキーの具(まるでお饅頭の餡みたいに)にするのは珍しいかも。 




* * *



sugigohei5

《 隼人瓜の葉の天ぷら 》


Baguio(バギオ)で食べた隼人瓜の 若い葉とツルのサラダ は美味でした。   ここではカリッと揚げて天ぷらに。

白ナスも最近日本のスーパーで見かけるようになりました。 田楽風に味噌ダレで。
P国では、ニガウリ同様 ナスは Pinakbet や、前述の焼きナスオムレツ Tortang Talong に。(美味しそうな写真は → こちら

また、甘酢で煮てピクルス風にも (こちら に投稿した Paksing Demonyo)





sugigohei4


* * *


あと、こんなお料理もいただきました。


sugigohei7

    [左上] 温かいお豆腐、 お出汁をかけて。
    [右上] 右の器には蒸した Gabi(ガビ=里芋)。 ユズ風味の大根おろしで。
    [左下] お吸い物の具は、ブドウ!
    [右下] デザートの柿シャーベット&バニラアイス



* * *


フィリピンにも有る野菜を使った、フィリピンには無いお料理の紹介でした。

野菜中心ですが、種類が多いので目にもお腹にも十分満足感を味わえます。

註:P国人にはちょーっと、物足りないかも。 ダイエットのつもりで!





sugigohei1

自然の恵みを生かした農園料理、 "農園 杉・五兵衛"

大阪府 枚方市 杉責谷(スギセメダニ)1丁目951番地



* * * * *


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Posted by harana at 15:50Comments(2)

October 13, 2009

◇フィリピンの一流大学と大財閥のコラボ


UP-Ayala Land Tehcno Hub 1



*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*



パティオのある一軒家レストラン では、「もうデザートは無理〜」

とかなんとか言いながらも、どこかでコーヒーぐらいは飲もうよということに。






目的地はP−ナにまかせて車に乗り込むと、着いたのはこんな場所。 



UP-Ayala Land Tehcno Hub 2



何やらだだっ広くて、円形の広場。 広場を囲むように円周上にお店が

建ち並び、午後10時も過ぎているというのにまだネオンが輝いています。




ここは Commonwelth Ave. 沿いに建つ "UP-Ayala Land TechnoHub "


フィリピンの東大とも言われる一流大学 UP (University of the Philippines)

と、大財閥 Ayala グループのコラボレーションによるプロジェクトで、UP が

所有する土地に ALI (Ayala Land) が開発したテクノロジーパークです。

IBM をはじめ、IT 関連企業やコールセンターがこの一帯に集まっているそうです。





* * * * *



UP-Ayala Land Tehcno Hub 3



広場の真ん中から、いきなり噴水が!

雨上がりで地面が濡れているだけではなかったのか。






UP-Ayala Land Tehcno Hub 4


おっと、噴水を照らすライトの色まで変わった!!





UP-Ayala Land Tehcno Hub 5


お茶することになったのは、The Coffee Bean & Tea Leaf

日本未参入のチェーン店ですが、P国ではいたるところに 進出




UP-Ayala Land Tehcno Hub 6


Pーナのおススメで Tea Latte の Tropical Passion を。

店頭で販売していたティーバッグの パッケージ もラブリー。

African Sunrise というフレーバーも悪くないそうです。



* * * * *



十数年前によく遊んでいた Quezon City (ケソン・シティー)も

随分変貌を遂げたものだと感心していたら、更に更にビックリ。


この施設のオープニング式典 (2008年11月) にはアロヨンも出席し、

その様子が YouTube や ALI の HP で配信されているのですが、

そこに映し出されている敷地全体の模型を見てビックリ! 

上(↑)の広場はテクノパークのほぼ中心に位置しているものの、

(行った夜は暗くてわからなかったけど)周りは何棟もの建物に囲まれ、

広場自体の面積は全敷地のほんの一部にすぎなかったのでした。 



次々と自然災害に襲われるP国、一方では広大な土地にこういった

近代的施設が開発され、グローバル化が進んでいるということが

些かアンバランスのような・・・・・。 そんな気がします。




* * * * *


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Posted by harana at 14:37Comments(0)

October 07, 2009

◇ "パティオ" のある フィリピン料理 レストラン


adarna 1



・.☆°・.。*.°・.。★・.°*。・ ☆・.



スペインやイタリアを旅していると、通りに面した小さな入口からは

想像できないほど中に入ると敷地は広く、中央の中庭を囲むように

建物が配置されている独特の建築様式にしばしば驚かされます。


スペイン統治時代の名残りでしょうか、フィリピンでも、一瞬

アジアの一国にいることを忘れてしまいそうになるほどノスタル

ジックでヨーロピアンなムード漂う建物に出逢うことがあります。 


マニラ滞在最終日は、その中のひとつ、スペイン風パティオ(中庭)

のある一軒家レストランをディナーの場所にと選びました。



 



adarna 9


あいにくの雨で、せっかくのパティオも使用されていなかったのが残念でしたが。



.★・.°



メインダイニングへと続く柱廊にもテーブルがセッティングされ


adarna 10


アンティックの小物たちが所狭しとディスプレイされています。




adarna 6


Sari Sari (サリサリ)ストアを模したコーナーも。



.★・.°



adarna 11

メインダイニングルームにも、様々なディスプレイが。




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これらは、 この方 の作品のようです。



.★・.°



adarna 8

メインダイニングから短い階段を上がるとファンクションルーム。

民族衣装や、古い映画スターの写真が飾られています。


パティオのあるスペイン風の造りとはいえ、 フィリピン建築を代表する

capiz (カピス)ウインドウ も、違和感なく共存しているから不思議。



* * * * *




adarna 5


レストラン探索が終わる頃にはお料理の準備も整い、

いよいよマニラでのラストディナーの始まりです。





adarna 2


同じ一軒家レストランでも、前回 エリート階級のお邸跡でいただいた

スペインの影響が色濃く残る懐古的料理とは少々異なり、こちらでは

伝統的でありながら、ややカジュアルなフィリピン料理がいただけます。




Sigarillas Salad

* Sigarillas Salad *

シカクマメ のサラダ、イロカノ風ポークのカリカリ揚げ (Bagnet) がアクセント



・.☆°・.



batanes yellow rice

* Batanes Yellow Rice *

フィリピン最北 バタネス のターメッリックライス
みじん切りのガーリック & ポークを散りばめて



・.☆°・.



bicol express

* Bicol Express *

ココナッツ&唐辛子で味付けしたスパイシーな ビコール 地方の代表的料理。
ただし、通常のシチュー風ではなく、具(ポーク、エビ)を詰めた唐辛子に
衣をつけて揚げ、甘めのココナッツソースでいただくというユニークなもの。



・.☆°・.



Pancit Anamita 1930

* Pancit Anamita 1930 *

pancit (麺料理)は、何故かどれも年号がついたネーミングでした。
これは pancit の具には珍しい water chestnut (クログワイ)入り。
キクラゲも入って、シャリシャリ、コリコリと食感のハーモニーが楽しめます。




デザートも含め、まだまだトライしてみたいメニューがあったのですが、

ランチ にしてはヘビーで、その上 予定外のメリエンダ まで食べて

しまったので、最終日なのに残念ながらこの程度でギブアップ。  




* * * * *



adarna 4

シェフ、Ms. Giney Villar





adarna 3

Adarna Food And Culture

119 Kalayaan Avenue, Diliman, Quezon City



近代的なショッピングモール内では決して味わうことのできない雰囲気。

ラストディナーのための場所選びは、間違っていなかったようです。






* * * * *




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Posted by harana at 10:42Comments(2)

September 04, 2009

◇”モダン・フィリピン・キュイジーヌ” レストラン で充実ランチ


sentro 1

Sago - Gulaman


・.☆°・.。*.°・.。★・.°*。・ ☆・.




「◇モダン・フィリピン・キュイジーヌ」 と題して紹介したことのある カジュアル・ファイン・ダイニング・レストラン " Sentro (セントロ) 1771 " に新メニューが加わっていると聞きつけて、早速行ってきました。

前回は Makati の Greenblet 3 店でしたが、今回行ったのは、今マニラで最もホットなエリア、Bonifacio Global City の Serendra 店です。



・.☆°・.


まずは、アペタイザーから


sentro lumpia

Fresh Smoked Fish Spring Roll

Tinapang Bangus (燻製ミルクフィッシュ)、Itolog na maalat (塩漬け玉子)、

Mustasa (カラシ菜)、玉ネギ、トマトの生春巻き。 ビネガーベースのソースで。



いち押しアイテムらしく、


sentro 2


こんな風にもアピール。



・.☆°・.



sentro bangus

Bangus Belly Tocho

豆豉(トウチ)風味のミルクフィッシュ

ショウガもきいて、ニュー・チャイニーズの趣き

トッピングしたベークド・トマトがユニーク 




・.☆°・.



sentro vege karekare

Kare Kare Vegetable

伝統的フィリピン料理 ”カレカレ”(オックステールの

ピーナッツソースシチュー)、ベジタブルバージョン。

puso ng sagin (バナナの蕾)の食感がアクセントに



・.☆°・.




sentro osobucco

Pinoy Osso Bucco

牛スネ肉のシチュー・ピノイ風

コクのあるソースの秘密は、たっぷりのシャロット。



・.☆°・.



ほんの少量のグリーンと、ちょっと器に凝るだけで、

典型的なP料理も、どれもがこーんなに美味しそうに!

(見た目だけではなく、実際に美味しいですけどね。)

これまでのフィリピン料理の弱点を克服して、大幅に

イメージアップ。 そしてどれもこれもライスがすすむぅ〜





デザートは迷った挙句、結局2品オーダーすることに。

(一人分でなく、3人でシェアです。 キッパリ。)



sentro cheesecake

Sentro's Cheese Cake

チーズケーキ、Queso de Bola (エダムチーズ)
& Red Egg (塩漬けタマゴ) 添え


プリンに見えますが、正真正銘、濃厚なチーズケーキ。

エダムチーズと塩漬けタマゴを一緒に食べることで、

その塩味がよりケーキの味を引き立てます。



・.☆°・.



sentro sans rival

Coffee Bean Sans Rival

コーヒー味の Sans Rival (無敵のケーキ)

焼いたメレンゲのレイヤーに、たっぷりソースをつけて



・.☆°・.




写真はありませんが、Catfish Adobo Flakes (フレーク状にしたナマズを揚げたもの) もおススメ。 ご飯とも、ビールとも相性抜群です。


まだまだトライしてみたいお料理が目白押し。 次回はもっと大人数で行くべきかも。



sentro 5



小洒落ただけのレストランが増殖中のマニラで、お味も雰囲気も満足できるお店。 スタッフもフレンドリーだし、とっても充実したランチタイムでした。 



sentro 3


Sentro 1771 : First in Modern Filipino Cuisine

Serendra, Bonifacio Global City, Taguig





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Posted by harana at 00:03Comments(2)

August 21, 2009

◇フィリピン・セレブのお邸でクラシック・ディナー体験


la cocina de tita moning 1


*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*


1937年に建てられたという Legarda 家のお邸 Legarda Mansion.  現在は、完全予約制のレストラン "La Cocina de Tita Moning" として利用されています。 


このお邸が建てられた頃は、「マニラが最も優雅であった時代」で、またこの辺り (San Miguel 地区) 一帯は 「マニラで最も優雅な地域」であったということです。

実際、目と鼻の先に建っているのは、マラカニアン (Malacañang Palace / 大統領官邸)。 信じられないくらいの近さです。 ご近所さんがマラカニアンとは、まさしくセレブ。


当時 (おそらくどこの上流家庭でも同様であったと思われますが) こちらのお邸では、しばしば大規模なパーティーが催されていたようです。 そこで振るまわれるご馳走は、レストラン名にもなった Tita Moning (Ramona Hernandez Legarda)、現レストランオーナーのお祖母様が、腕によりをかけて料理されたもの。 高レベルの調理技術を身につけていた彼女のお料理には、かなりの定評があったとのことです。



* * *


la cocina de tita moning 6


レストランでは Tita Moning のレシピを受け継ぎ、古きよき時代のお料理が再現されています。 テーブルには Legarda ファミリーのコレクションの一部でもあるアンティックの陶磁器、グラスウェア、銀製品などがセッティングされ、雰囲気をよりいっそう盛り上げています。



la cocina de tita moning 7


ダイニングルームの壁に飾られたドイツの名窯 Meisen (マイセン)のプレートは、当時パーティー用に特別注文されたものの一部。 オリジナルのセットは全部で40枚から成り、ハンドペイントでそれぞれ異なった図柄が描かれているそうです。



* * *



さて、いよいよディナーの始まりです。


《 MENU 》


la cocina de tita moning 2

La Cocina Gazpacho


*


la cocina de tita moning 3

Fresh Papaya Salad with Jamon Serrano,
Carabao Cheese, Fresh Basil from our Garden
and a Honey Calamansi Dressing


*


la cocina de tita moning 4

Whole Baked Lapu-Lapu

Sauteed Fresh Vegetables


*


la cocina de tita moning 5

Tita Moning's Bread and Butter Pudding

Barako Coffee, Native Chocolate or
Herb Tea from our Garden





これらは、レパートリーのほんの一部。 メニューリストには、スペイン統治時代を反映するようなご馳走が勢揃い。


瓶詰めのソース類やデザートは、邸内の物販コーナーで、また MOA(SM Mall of Asia, South Parking Walkway) 他でも販売されています。

[オススメは、リッチな味わいに別腹も満たされる Bread and Butter Pudding、飴かけした Pilinut がポイント。 Pilinut 無しのバージョンもあるそうですが、トライするなら、是非 Pilinut 付きを!]



* * *


la cocina de tita moning 8



ダイニングルーム以外にも、リビングルーム、ドレッシングルーム、ライブラリー、クリニック(Tita Moning のご主人、Dr. Alejandro Legarda と4人のお子様はドクター)なども公開されていて、様々なコレクションがディスプレイされています。 お食事の前に専任のスタッフがそれぞれのお部屋を案内してくれます。 




la cocina de tita moning 9

アンティックカメラや、アンティックラジオ専用のお部屋などは、マニアにはたまらないかも。 


当時の上流階級の生活様式をプチ体験した気分。 満足度「高」の一夜でした。


■ La Cocina de Tita Moning
  #315 San Rafael Street, San Miguel District, Manila

  詳細は HP でどうぞ! お部屋の写真も豊富に掲載されています。





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Posted by harana at 11:04Comments(4)

January 20, 2009

◇フィリピンのプロビンス、Central Visaya (中部ヴィサヤ)地方へ [ Vol.13 海岸通りのレストラン]


lab-as 1

Lab-as Seafood Restaurant


*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*



いよいよ Sumilon Bluewater Island Resort

チェックアウトし、帰途へ。

往路 同様、Dumaguete 経由でマニラに戻るため、

午前中にボートで Silliman 港へ向かいました。


マニラ行きのフライトまでには十分時間があるので、

Dumaguete に住むP-ナフレンドと逢うことに。


彼女のデスクワークが終わるのを待ってランチへ。



* * *



レストランの真正面は海。 


右を見ても、


lab-as 3




左も見ても、


lab-as 4


180度、 海。




このレストランには、まるで木の上にでもいるような

tree house という眺めのよい別席(トップ写真)も

あったのですが、風が強すぎたので諦めて階下へ。




次々とテーブルに運ばれてくるのは、

新鮮なシーフードをふんだんに使ったお料理たち。


lab-as 5


[上] ・P風ブイヤベース / ・Sinangag(ガーリックライス)

[中] ・Sizzling Squid / ・Garlic Shrimp

[下] ・Grilled Kitong(スダレダイ?) / Green Mango Shake




シーフード三昧のランチは、最高でした。





町の散策もするつもりでいたのに、P−ナとは約10年ぶりの

再会だったせいか、おしゃべりに夢中になりすぎてここで

タイムアウト。 次回は Dumaguete にも宿泊しなければ。 



でも、Dumaguete ネタはこれだけでは終わりません。



・・・ まだ 続く ・・・



* * * * *



lab-as 2■ Lab-as
  201 Flores Avenue, Piapi,
  Dumaguete City

店名の Lab-as というのは、この地方の言葉で fresh(新鮮)という意味だそうです。
隣には同経営のバー Hayahay があり、敷地内で繋がっていて、Lab-as と同じお料理がいただけます。




  
Posted by harana at 10:57Comments(0)

December 23, 2008

◇”ニューフェイス登場” フィリピン・ナイトツアー イン ミナミ 


前回同様、最初にお断りしておきます。

タイトルから、P-ナちゃん達の登場を期待してアクセスされた方、
残念ながら、そういう類のナイトツアーではありませんので、
予めご了承願います。


* * * * *


以前 ([1], [2], [3]) にもレポートしたことのある、

大阪ミナミのフィリピン・ナイトツアーの第2弾です。

クローズしたお店もあれば、オープンしたお店もあるということで、

久々に、在阪ピノイたちの最新の夜の遊び場に潜入してきました。


* * *


まず1軒目は、ミナミ出勤前の腹ごしらえに最適、

オープン3ヶ月目の "Miho's turo-turo"


turoturo 1



★☆ 本日のメニュー (Part I) ☆★

turoturo 2


・Ampalaya con Karne(↑左上/アンパラヤ・コン・カルネ=苦瓜の炒め物)

・Adobong Pusit(↑右上/アドボン・プシット=イカのアドボ)

・Paksiw na Baboy(↑左下/パクシウ・ナ・バボイ=ポークのビネガー煮込み)

・Bulalo Soup(↑右下/ブラロ=牛骨のスープ。Part 胸仮函)


日替わりで、数種類のお料理がカウンターに並びます。 

お店に入るやいなや、この日のメニューをチェック。

すると、「大好物があるよ!」と一緒にいたPノイ君。

ヤッホー、Adobong Pusit でした。  これらのおかずと

San Miguel ビール、ご飯をオーダーしてイッキ食い。 

Bulalo のスープはシェフからのサービス。スープは見た目の

オイリーさとは大違いで、とーってもサッパリ、アッサリ。 




★☆ 本日のメニュー (Part ) ☆★

turoturo 3


全品オーダーするわけにもいかず、不本意ながら諦めたお料理たち。

・Chiken Curry (↑左上/チキン・カレー=チキンのココナッツカレー)

・Tortang Talong (↑右上/トルタン・タロン=ナスのオムレツ)

・Tilapiang Prito(↑左下/ティラピアン・プリトー=揚げ ティラピア

・Bulalo(↑右下/ブラロ=牛骨スープのメインの具は、骨髄付き膝骨)




turoturo 4 ■Miho's turo-turo
  大阪市中央区宗右衛門町 1-28
  JUNON 三津寺ビル 6F
  TEL: 06-6211-2244

  シェフ&スタッフ。 シェフは在阪ピノイにはおなじみの顔。 
  今までに何軒ものフィリピンレストランを任されてきました。
  別の日のメニューは こちら でも紹介されています。
   





* * *


2軒目は、Bulalo をスペシャリティーとする、

ラウンジ風、ダイニング・バー "Bulaluhan"


bulaluhan 1




★☆ 本日のおすすめ ☆★


bulaluhan 2

・正式名不明 Tenga(↑左/テンガ=豚の耳の煮込み)

・Ginataang Langka(↑右/ギナタアン・ランカ=
 ジャックフルーツのココナッツミルク煮)


カウンターに並ぶのは2種類のみですが、こちらの

お得意料理は店名が示す如く Bulalo(ブラロ)、

これは定番アイテム。 あと LONGANIZA(ロンガニーサ

=フィリピン・ソーセージ)などの常備アイテムを

オーダーすることもできます。 この日はスペシャル

メイドだというママご自慢のマカロニサラダがサービスで。

P国のマカロニサラダは、チキン、フルーツ、チーズ入りで

オカズなのかデザートなのわからない中途半端な代物。

いつもならまず手をつけないのですが、一口食べてみると、

あとを引く味。 スペシャルというだけあります。 完食。




bulaluhan 3


Bulalo は下準備に時間がかかります。 定番アイテムとはいえ、

まだ調理中。 Bulalo を見ずにお店を出るわけにはいきません。

調理中でいいから見せて!とお願いし、キッチンまで潜入。

Bulalo がお目当てなら遅い時間に行くべき! 教訓です。




bulaluhan 4 ■Bulaluhan
  大阪市中央区宗右衛門町 5-2
  シャトー上方ビル 2F
  TEL: 06-6213-8275

  マミー Linda は、ミナミでのお店経験が長く、
  大阪に寄港するピノイ シーマン(船乗り)の
  間では有名なのだそうです。(以前は別のビル
  にお店を持っていたようです。)
  



* * *


3軒目は、前回も紹介した "Paraiso"


paraiso 1


シェフは只今休憩中。




paraiso 2


San Miguel ビールはもちろん、またここでも

大好物 Adobong Pusit をオーダーすることに。

もう一品は、Pinakbet(ピナクべット=野菜の旨煮)。

ママからのサービスで Lumpiang Shanghai(ルンピアン・

シャンハイ=挽肉の揚げ春巻き)もいただいちゃいました。



* * *


さて、夜も更けてきましたが、ミナミではまだ宵の口。

4軒目は、クラブ&ダイニング、"Embassy Osaka"


embassy 1


メニューをはじめ、店内には "フィリピン" という文字や国旗など、

フィリピンを主張するものは見当たりません。 が、お料理は

定番フィリピン料理がズラリ。 メニューは綺麗な写真付なので

フィリピン料理を知らなくても、簡単にオーダーできそう。

さすがにもう食べられなくて、オーダーはドリンクだけ。 次回の

目標は、もう一つの大好物 Kilawin(キラウィン=P風カルパッチョ)!

   


embassy 3


7時頃お店の前を通りかかった時は、まだサインボードの灯りは消えた

ままでした。 オープンするのは午後9時頃の模様。 店内が活気づく

のは午前1時以降。 ミナミで働くP−ナさん達のお仕事が終わってから。




embassy 2


この日は平日ということもあり客足はまばらでしたが、週末はステージ

だけでは足らず、通路がダンスフロアと化すほどの大盛況ぶりだそうです。 




embassy 4■Embassy Osaka
  大阪市中央区東心斎橋 2-3-6
  ナポリ千年町ビル B1F
  TEL: 06-6212-1630

  男性客もスタッフもイケメンの傾向有り♪
  テーブルチャージ無しというのも嬉しい♪






* * * * *

今回紹介したニューフェイスのお店は、前回の3軒([1], [2], [3])

ともご近所。 一晩で、全店ハシゴをすることも可能。 残念なのは、

これらのお店と比べると古株だった Tapsilog というTuro-turo 兼

Sari-sari がクローズしてしまったこと。 でも、ここで使用していた

テーブルは、現在 こちら に再就職して活躍中とのこと。


大阪ミナミのフィリピン村(今、勝手につけた名前です)、

X’MAS が楽しみ!!


”Merry Christmas ! "

"Maligayang Pasko!"

  
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October 01, 2008

◇フィリピンのプロビンス、Bicol(ビコール)地方へ [ Vol.9 ベジタリアン・レストラン ]


green earth 1

《 Green Earth Café 》


*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*


CWC の Villa でいただいた フィリピンスタイルの朝食 がヘビーだったので、

ランチは Naga では(というより比国では)、珍しいベジタリアンレストランへ。



何よりも先にP−ナのオススメ、「Pako (パコ) サラダ」をオーダー。

Pako は、食用のシダの一種。 若くて柔らかい芽や葉、茎をいただきます。


green earth 2

《 Pako Salada - P.75 》


わっ、Pako が山盛り! 

上げ底ではありません、底までしっかり Pako でした。


これだけ贅沢に盛り付けられていたら、食感も十分に楽しめます。

海草のようにシコシコした歯ごたえ、これが植物だとは信じられないくらい。

白く細いのは singkamas(シンカマス)、ヤム芋の一種で梨のようにシャリシャリ

した食感。 あとは豆腐と、トマト、キュウリ、紫タマネギなどのオーガニック野菜。


ドレッシングは、マンゴ&ハーブ・ビネグレットであっさりと。

これは最高! ヘルシーだし。(Pako は薬草としても利用されるようです。)

マニラなら、Pako の量はせいぜいトッピングに数本ってとこでしょうね。

  
* * *


あと ホームメイドのトルティージャでカレー風味の Garbanzos (ヒヨコ豆)や

野菜、ピーナッツを巻いた「Buritto Special (スペシャル・ブリトー)」、

生姜とセサミオイルで風味付けした「シイタケ&野菜のソテー 」をオーダー。




デザートは、これも P−ナが一押しの「バナナアイスクリーム」。


green earth 3

《 Banana Ice Cream - P.25 》


濃いっ! アイスクリームというより、100% バナナっぽいぞ。

家で作れそう。 ナッツだけでなく、チョコレートもかけたりして。

(でもこのところ、日本のスーパーではバナナ連日品薄状態。 

夕方行ったら3日連続売れ切れていたので、翌日はお昼12時過ぎに

行ったのに、甘熟王もスウィーテオもフィリピンバナナは1本残らず

完売で、エクアドルバナナを補充中でした。 なんとかして〜!

フィリピンにお住まいお皆さん、考えられますか? この現象?

TVのダイエット番組の影響ってすごい。)




* * *


green earth 4


インテリアには、古い家の廃材が利用されているのでしょうか。

おなじみ ”カピス窓” が、あちらこちらにはめ込まれていましたから。 

オーガニック素材にリサイクル、オーナーのポリシーが伝わってきそうです。



お料理は量も多く、野菜といえどもお腹いっぱい。 お値段も超リーズナブル。

マニラのバカ高い価格を見慣れているのか、Naga 価格が非常に安く感じて

しまうのですが、本来はこれくらいが妥当なのではないのでしょうか?

それにしても安いです。一番高いお料理が P.120、ドリンク類は P.15 から。




ナチョス、パスタ、タイ風ヌードルなど、各国料理もベジタリアンスタイルで。 

地球にも身体にも優しいレストラン、機会があればもう一度訪れてみたいものです。





green earth 5

■ Green Earth Café

  3rd St. cor. Soriano Ave.,
  Villa Sorabella, Naga City

  野菜、ハーブ入りの手作りパンや
  マフィンも販売されていました。

  ※P.1 (1ペソ)=約 ¥2.5



     メニューの最後にはこんなこだわりもアピール↓ 

     [Green Earth Café のお料理がヘルシーな理由]
       ●ノー・コレステロール、ローファット
       ●食物繊維、ビタミン、ミネラル豊富
       ●植物性たんぱく質(豆類、ナッツ類)
       ●玄米、全粒穀物使用
       ●ナチュラルハーブ/スパイス使用
       ●甘さは Muscovado 糖(サトウキビ原料の黒糖)使用
       ●化学調味料、インスタント調味料不使用
       ●卵、乳製品不使用
       ●合成保存/着色/甘味料、添加物不使用
       ●アルミ製調理道具、電子レンジ不使用
        (食品の栄養価低減、有害物質による汚染を避けるため)






Bicol の食レポートはまだ 続く・・・(多分)



  
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September 11, 2008

◇フィリピン人好みの ”JAPANESE FOOD”


teriyaki boy 00

《 "Teriyaki Boy"  プレースマット (間違い探し) 》



*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*


長年の友、P-ナ&PノイカップルとMOA (MALL OF ASIA) で合流することに。

待ち合わせ場所も時間も決まってないけど、とにかく MOA に向かう。


セルフォーンに TXT メッセージで彼らが指定してきた場所は、

TERIYAKI BOY (太った少年)” (過去の記事 [ 1 ][ 2 ])


和食というより、JAPANESE FOOD と英語表記したくなる

フィリピン人に人気のこのレストラン。

プレースマットにプリントされているのは「間違い探し」

混んでいる時は、これでもしてお待ちくださいってことなのでしょうか。

幸運にもそれほど待たされなかったので、必要ありませんでしたが、

ブログネタにでもなるかも、と思って持って帰ってきました。

相違点は17箇所。 お暇な方は、 拡大画像 でお楽しみください。

(正解されても当ブログからは何も出ません、アシカラズ)


* * * * *



ところで、周りのP-ナ、Pノイフレンドは何故だかみんな

このレストランがお気に入り。 これまで何度連れてこられたことか。


彼らも 「和食=ヘルシー」と認識していて、

それが魅力のひとつでもあるようなのですが、



teriyaki boy 05
(ピンボケはご容赦を m(_ _)m )


結局オーダーするのは、こんなものばかり。

これじゃ、太るわ。

(左上は揚げ出し豆腐のつもりらしい。 衣はパン粉。 ソースはすき焼き風。
 違和感はあるものの、悔しいけれど、意外に美味♪)




私なんか、


teriyaki boy 04


これだもんね。

もちろん、サラダのマヨネーズは極力除去。

カリフォルニアロールも、ここではマンゴ入り。




同じ MOA 内でこんなの発見。


okioki

「ŌkiŌki 大きい」 ???

なんでも日本語をつければいいってものじゃ・・・

  
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September 08, 2008

◇フィリピン・マニラの "NEW" シーサイド・マーケット&レストラン


new seafood market 2



*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*



前回 (ニューベイウォーク)の続きです。 いきなり夕刻ですが。



昼間は人影もまばらだったニューベイウォークも、夕暮れ時になると続々と

人が集まってきました。 やがて陽が沈み、花火が打ち上げられ、ステージでは

パフォーマンスが繰り広げられ、ベイサイドは盛り上がってきました。


さて、お目当ては SMBB(San Miguel By The Bay) の南端に

できた ”NEW” シーサイド・マーケット&レストラン。


以前投稿した ”シーサイド・マーケット&レストラン(前編後編)”の

後にできたので、勝手に "NEW" と名づけました。


マニラ湾をバックに、建物が2棟並んでいます。 それぞれの棟は中央に

シーフードや野菜を売るマーケットが位置し、その左右両側に各4軒ほどの

レストランが並びます。 マーケットもレストランも、正面とマニラ湾側の

両方に出入り口があり、どちらからも自由に出入りできます。

マニラ湾側は、外にまで多くのテーブルが用意されています。




new seafood market 8




レストランを決めたら、そのお店のスタッフも同行してマーケットで

お買い物開始。 スタッフと相談しながら食材を調達しました。 

お買い物が終わったら、レストランに戻り最終的なお料理の打合せ。 

買った素材ごとに、好みの調理方法を指示します。


あとはテーブルにつき、お料理が出来上がるのを待つのみ。



* * * * *



お隣のマーケットで買った食材は、瞬く間に調理され、

次々にテーブルへと運ばれてきます。



new seafood market 4


◆小エビは中華風の蒸し煮に
 (Halabos na Suahe)



* * *



new seafood market 5


◆牡蠣はチーズを乗せてオーブン焼きに
 (Baked Talaba)



* * *



new seafood market 6


◆大粒の海ブドウはサラダに
 (Ensaladang Lato)



* * *



まだまだ続きます。



new seafood market 7



右上から反時計周りに


◆ポークのグリル Inihaw na Baboy

◆蟹の中華風炒め (正式料理名不明)

◆イカのフリッター Calamare

◆タニシのココナッツミルク煮 Ginataang Kuhol

◆マナガツオの姿揚げ Puritong Pampano(だと思う)

◆エビの酸っぱいスープ Sinigang na Suahe



次々に運ばれてくるお料理と格闘していたので、外に出る余裕も無く、

結局花火もパフォーマンスも見る事ができず、耳だけで楽しむ羽目に。



* * * * *




new seafood market 3
建ち並ぶレストランの中からP−ナの勧めで SIS Seafood Palutuan をチョイス。


食材をレストランに持ち込んで料理をしてもらうシステムを Paluto (パルト)、こういったレストランを Palutuan (パルトゥアン)といいます。

このシステムについては、以前 の記事をご参照ください。




  
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September 05, 2008

◇フィリピン・マニラの "NEW" BAYWALK


new baywalk 1


*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*



遅ればせながら、NEW BAYWALK と呼ばれる

SMBB(San Miguel By The Bay)付近です。



new baywalk 2




今年の初めに mota さんが投稿(ここ とかここ)されていた場所です。

(↑ mota さん、勝手にリンクさせていただきました。m(_ _)m)



シューマートの SM Prime Holdings 社と、ビールでおなじみ

San Miguel 社により、正式にオープンしたニューエリア。



惜しまれながらも、あれだけ賑わっていた飲食店が撤去されて

しまった Roxas Blvd.沿いのベイウォークに対し、こちらは

"ニュー" ベイウォークと呼ばれています。




new baywalk 4

SM MOA(MALL OF ASIA)とベイサイドを結ぶ陸橋から撮ってます。[南の方角]




new baywalk 3

MOA 前のマニラ湾に沿って、バーやレストラン、イベントスペースが

約1,5km にも渡り続きます。 [北の方角]






さすがに昼間の炎天下、人影はまばらですが、


new baywalk 5

車だけはどんどん、パーキングへ。



本日のお目当ては、


new baywalk 6


SM MOA の南側に位置する、SMX CONVENTION CENTER 前辺り。





new seafood market 1




・・・ 続く ・・・


  
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August 29, 2008

◇モダン・フィリピン・キュイジーヌ


sentro-1


*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*



スタイリッシュなショップや、洒落たレストランが並ぶ

Makati (マカティ)の Greenbelt 3。 

Greenbelt 5 がオープンした今も、客足が途絶えない

人気レストランが " Sentro (セントロ) 1771 "


伝統的フィリピン料理も、ここのシェフの手にかかれば、

たちまち "モダン・フィリピン・キュイジーヌ" に早変り。

現代風にアレンジされたお料理は、アイデアにも富んでいて、

「創作フィリピン料理」と名づけるのもいいかもしれません。




* * * * *



sinigang na corned beef

Corned Beef in Tamarind Soup
 (コーンビーフ入り酸っぱいスープ)

Sentro を一躍有名にしたのがこの逸品、たっぷりの
野菜と牛塊り肉の Sinigang (シニガン)スープ。

辺りを見渡すと、ほとんどのテーブルでオーダーされています。

テーブルに運ばれてくる前に、小さなカップに入れたスープで
酸っぱさをテイスティングさせてくれるのも、嬉しいシステム。



* * * * *



sizzling tofu

Sizzling Tofu
 (豆腐の鉄板焼き)

Sisig (シシグ) の豆腐バージョンといったところ。


 
* * * * *



catfish

Catfish Sentro Style
 (ナマズの Sentro 風)

和食を意識したのか、鰻の蒲焼のタレとレモン汁をブレンドしたような
ソースは、日本人の口にもあうこと間違いなし。再現してみたくなるお味。



* * * * *



sotanghon

Spinach and Glass Noodles
 (ほうれん草 & 春雨炒め)

唯一これだけはミスチョイス! 甘いんだもん。 一緒にいた
P−ナは、「フィリピン人向けだから」なんて言ってましたが。



* * * * *



mango-banana

Mango-Banana Crepe
 (マンゴ&バナナ・クレープ)

デザート類は、同系列レストラン Chateau (シャトー) 1771 と共通。



* * * * *



coffee pie

Coffee Pie
 (コーヒー・パイ)

カシュー風味のコーヒーパイに、チーズクリームとトフィーソースをトッピング。
パウダーでカトラリーを型抜きしたアイデアも、真似してみたい。


* * * * *




写真はありませんが、Beef Tapa Salad (フィリピン風ビーフジャーキー&塩魚のフレークをトッピングしたサラダ) や Sentro Pica-Pica Platter (Sentro 風前菜盛り合わせ) もオススメ。


値段は決して安くはないのに、ご近所のお店がガラガラであっても、ここだけはいつも満員。 ランチやディナーのピーク時には行列ができています。

お客の入り具合は、お店を選ぶ時のポイントですね。



sentro-2

《 場所は 2F 噴水前 (この写真のみ 2005年に撮影) 》 


* * * * *



sentro-3
SENTRO 1771

Level 2, Greenbelt 3,

Ayala Center,

Makati City

TEL: 757-3940




  
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August 16, 2008

◇フィリピン・ナイトツアー イン・・・ Vol. 2


paraiso1


*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*


"フィリピン・ナイトツアー in ミナミ" 、


お腹も満たされて、次に向かったのは PARAISO (パライソ)。

さっきまでいた DAMPA とは、雰囲気もまったく異なり、一見バー。

ひとまず、ソファー席で San Miguel ビールをオーダー。


その後カウンター席に移ると、端の席ではPノイシェフが

挽肉入り春巻き Lumpiang Shanghai(ルンピアン・シャンハイ)

作りの真っ最中。 そして、カウンターの中を見てびっくり!! 

ここにも調理済みの料理が、ズラリ。



paraiso2


左上から時計回りに

・Sisig (シシグ=豚の頬肉やレバーのソテー)

・Ginisang Mongo (ギニサン・モンゴ=モンゴ豆のシチュー)

・Tocino (トシーノ=比風甘いベーコン)

・Halabos na Hipon (ハラボス・ナ・ヒーポン=エビの蒸し煮)

・Seasoning (食卓調味料、一滴で比風味に変身)

・Menudo(メヌード=比風肉ジャガ)

・Pritong Isda (魚のフライ)



* * * * *


「飲み」目的で行っているので、もう食べるつもりはなかったのに、

シェフから「これサービス」と次々に小皿に盛ったおつまみが。

Tocino から始まって、キューリのピクルス、 Menudo、Sisig、

Ginisang Mongo、焼きビーフン、Biko(ビコ=もち米のスウィーツ)、

目の前に出されたら、食べないわけありません。


驚いたのは、焼きビーフン Pansit Bihon(パンシット・ビーフン)の

麺(ビーフン)。 極端に細くて、それなのにしっかりした食感。

これまで食べたことがない種類。 思わず「何コレ!?」と叫んだほど。

シェフによると、特別な種類なんだそうです。 次回、再調査予定。 



* * * * *


やがてカラオケで店内が盛り上がってきた頃、Pーナグループが来店。

遅番出勤のPーナちゃん達だそうで、サッサと食べて、サッサと歌って、

お仕事に出かけていきました。 同伴出勤前に立寄ることもあるみたい。





paraiso3
■ PARAISO
  
  大阪市中央区東心斎橋 2-6-5
  エイトワンビル 8F
  TEL: (06) 6214-1234

  一人で来店する日本人男性も多い。

  入り口の扉には「会員制」のプレートが。
  でも、多分無視していいはず。
  






・・・ ナイトツアーはまだ 続く ・・・

  
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August 14, 2008

◇フィリピン・ナイトツアー イン・・・ Vol. 1


最初にお断りしておきます。

タイトルから、P-ナちゃん達の登場を期待してアクセスされた方、
残念ながら、そういう類のナイトツアーではありませんので、
予めご了承願います。

とはいえ、まったく関係ないわけでもありません。  フィリピン人
エンタティナーの締め出しで、日本への入国人数が激変してしまいましたが、
夜のお店で働くP-ナは、まだまだ存在しています。

ここ大阪の「ミナミ」と呼ばれる繁華街には、彼女達の働くお店が
集中している一角があります。

もう一度言います。 そういうお店の紹介ではありません。(しつこい?)

今回は、ミナミで働くP−ナちゃん御用達の場所に潜入。
お盆スペシャル、”フィリピン・ナイトツアー in ミナミ”の始まりです。



* * * * *




dampa 1


*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*


まず最初に訪れたのは、フィリピンの家庭料理が味わえるレストラン、 ”DAMPA (ダンパ)”。
出勤前のP−ナちゃん達が腹ごしらえに立ち寄ります。勿論お店が終わってからも。

エレベーターを降りた瞬間、たちこめる匂いはまさしくフィリピン料理!  Adobong Pusit(イカのアドボ)に違いない! ワクワク。


カウンターに日替わりのおかずが並ぶ、Turo-Turo(トゥロ トゥロ)スタイル。 好みの料理を指差して、「これちょうだい」とオーダーするシステムです。



dampa 2


★☆ 本日のメニュー ☆★

Pinakbet (↑左上/ピナクベット=野菜のうま煮)

・Bistek Tagalog (↑右上/ビステク・タガログ=比風ステーキ)

・Pork chop (↑左下/ポークチョップ=味付けポークのフライ)

・Bangus (↑右下/バグース=ミルクフィッシュのフライ)

・Adobong Pusit (アドボン・プシット=イカのアドボ)



別に Pancit (パンシット=焼きビーフン/春雨)もオーダーできるらしい。

あれも食べたい♪ これも食べたい♪ で、結局オーダーしたのは、



dampa 3

・Adobong Pusit (大好物、イカのアドボ)
・Pinakbet (フィリピン版ラタトゥユ)
・Pork chop (カリッカリのポークフライ)
・Plain Rice  (ご飯)
・San Miguel Beer (サンミゲール・ビール)

ご飯がススム、サンミゲールがススム。 これちょっとやばい!
特に大好物イカのアドボを抜いちゃったのが、ポークチョップ。
外はカリッカリなのに、お肉は柔らかくて、テイスティー!





dampa 4


P−ナちゃん御用達というのは、来店するということだけではありません。
彼女達が働くお店への出前もしてくれます。 HALO HALO(ハロハロ)だって
出前OKです(↑写真右)。 かき氷ですよ、どれだけ近いか想像できますね。




dampa 5


棚の上はお世辞にも整理整頓されているとはいえませんが、それでも
サントニーニョやマリア像は、その隙間にちゃーんと、お祀りされています。




dampa 6

■ DAMPA
  
  大阪市中央区東心斎橋 2-3-31
  Galaxy ビル 5F
  TEL: (06) 6212-3756
  Open: 4:00 p.m. 〜 6:00 a.m.

  味付けには、フィリピン産調味料使用。
  お醤油だってフィリピン産。 でも日本人の
  口にも合う事間違いなし! 満足!

  

  




・・・・・ ナイトツアーはまだ 続く ・・・・・

  
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November 30, 2007

◇フィリピンの ”ベスト・レストラン 2007”


book phil rest2007-2

《 Philippines' Best Restaurants 2007 》

*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*


推奨されるお店を星で格付けして紹介する「ミシュランガイド」の初の東京版 (MICHELIN GUIDE東京 2008 )が11月22日に発売され、初版12万部は25日までにほぼ完売したとのこと。

国際的な展開を進めるミシュランガイドが、アジア上陸の第一歩として東京を選んだ背景には何があったのか? − ミシュラン・ジャパンの 公式HP によれば、
日本文化に豊かで洗練された食生活が根付き、それが重要な位置を占めていること、そしてその洗練さと、食事の楽しさを兼ね備えた生活スタイルが、美しい食卓作りとしても表現されていることをあげています。また、ミシュランガイドの総責任者、ジャン・リュック ナレは、日本、なかでも東京を、豊かな食と料理の伝統を持つ地として、アジア最初のミシュランガイド出版にふさわしいと語っています。日本の豊かで美しい食文化。そしてその文化が生活の中に根付いていること。それを彼らが感じ取った時、自然と、アジア最初の都市は、東京に決定したのです。
だそうです。

* * * * *

この理由からすると、ま、フィリピンにはまだまだ(永遠に?)回ってきそうにはありませんが、フィリピンはフィリピンなりに小洒落たレストランが増殖中。


昨年 に引き続き、2007年版フィリピンのレストランガイドが発行されています。(なんと、新規オープン店の多いことか。 殆ど知らないぞ!)
ファインダイニングが対象なので、どうしてもホテル内のレストランが目立ちます。
あと、国別では「日本料理」「イタリア料理」が多く、「スペイン料理」にいたっては件数も少なく、何故か「キューバ料理」とひとくくりにされちゃっています。 自国の食文化に多大な影響を与えた国の料理なのに、ちょっと薄情じゃない? 掲載すればいいってものでもないけど。
日本料理店は、オーセンティックな正統派から、店名からしてマガイモノとオボシキものまであると、見て取れました。

昨年と比べると、掲載地域も広がり、エッセイやワインガイド等の読み物も増えています。
巻末のリストには、喫煙席の有無表示もあります。


book phil rest2007-1
■Philippines' Best Restaurants 2007

編集:Philippine Tatler
ISBN-13:978-962-7093-81-7
ISBN-10:962-7093-81-5

PHP.400.-

・San Miguel ビール型ブックマーク付

・ディスカウントクーポン付
 (有効期限 2007/12/31)
  
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July 18, 2007

◇フィリピンの避暑地、TAGAYTAY(タガイタイ) - [ 1 ]


tagaytay1


マニラから南へ約60キロ。 いくつものパイナップル畑を通り過ぎ、(渋滞でなければ)ほんの1時間半で標高 700m の避暑地 TAGAYTAY(タガイタイ)に到着します。

TAGAYTAY は、カルデラ湖 "LAKE TAAL(タール湖)" と そこに浮かぶ "TAAL VOLCANO (タール火山=火口が湖になっている)" の絶景で有名な観光スポット。
以前に紹介した、 『珍しいお魚』 もここの湖で獲れます。

この辺りは昔からセレブ達の別荘があることで知られていますが、最近は "お洒落なホテル" や、"隠れ家的レストラン"、"スパ" が続々と出現している模様。

そういうニュースポットをご紹介・・・と言いたいところですが、今回行ったのはもっとベタなところ。
なにしろ友人宅で朝食中に、突然「これからタガイタイにでも行こうよ」てなことになったものですから・・・。
単にドライブして、お土産を買って、ランチして短時間のうちにマニラに帰ってきた、という次第です。 (それだけ近いってことですが)


◆ ◆ ◆



私たちが TAGAYTAY に着いてまずしたこと → お土産物巡り。

最初から、”せっかくの景色もそっちのけで、お土産を買いあさっていた
証拠写真” というのも気がひけるので、とりあえず景色からアップします。


tagaytay2

TAGAYTAY HIGHLANDS 内のレストランのひとつ、
Highlander Steakhouse からの眺め。

(タール火山を撮るにはあまり良いポジションではないかも。←言い訳)



TAGAYTAY HIGHLANDS は、タール湖を見下ろす丘陵地帯に位置し、
いくつもの居住区を含む広大な敷地内には、ヘリポート、
2カ所のゴルフコース、カントリークラブ、スパ、宿泊施設、
数々のレストランなどを有する "会員制" 総合レジャー施設。


休日とはいえ、ログハウス風のレストランは、個室を除きほぼ満席でした。
入会金がいくらか知りませんが、月々のメンバーフィーは数千ペソ。
「みんなリッチなんだー」、とまたまた感心するばかり。



tagaytay3
クラム・チャウダー/オーガニック野菜のサラダ/フライド・フィッシュ



朝食がヘビーだったので、軽くランチを済ませ、
(ステーキハウスで、ステーキ無し!?)


中腹へと移動してみることにしました。


tagaytay4

眼下に現れたのは、ゴルフコース "Tagaytay Midlands Golf Clubs"

そして、オレンジ色の小さな屋根は・・・。




次 回 に 続 く ・・・

  
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June 23, 2007

◇フィリピン・マニラ のシーサイドマーケット&レストラン ( 後編 )


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◆ ◆ ◆



フィリピン・マニラ のシーサイドマーケット&レストラン(前編) の続きです。


お腹も満腹になったことだし、隣接するマーケットをひやかしに行くことにしました。
あっ、その前にお勘定です。

私たちは、食材持込ではなかったので、お店のメニューを見てオーダーしました。
支払った金額は、前編 にアップした料理5皿とドリンク(ペプシ2本+ミネラルウォーター1本)で、しめて 920ペソ(約2,600円)。 12% の VAT 込みの値段です。

マーケットで先に食材を買って持ち込んだ場合、レストランには調理代を支払います。
調理代は料理の種類にもよりますが、(私たちが入ったレストランでは、)食材 kg 当たり 110-150 ペソだそうです。



◆ ◆ ◆

支払いを済ませてレストランの裏口から外に出ると、そこはマーケットのど真ん中でした。


おっと、いきなり高級そうな食材が。



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高級食材は、水槽の中で、出番待ち。

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ロブスターも色々あるんですね。

中国人も多いせいか(売ってる人が中国人?)、漢字と英語の表示。

↑3番目の「海鰻」って何??? Morey eelって書いてます。(ウツボ?)




◆ ◆ ◆

カニ専門店、エビ専門店、e.t.c. とお店にはそれぞれお得意分野が
あるようで、マグロ専門店では、マグロの様々な部位が売られています。



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カニ・セクション



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キング・クラブ(左) と ブルー・クラブ(右)




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新鮮さが命。 水槽はなくてもフレッシュ!



dampa6

(左)ULO(ウロ=頭):日本では、表を見せますが、こちらは半分に割った
内側のようで。 どこのお店もそうでした。(お魚に睨まれなくていいかも)


(右)マグロの卵はどうやって食べるのか、お店の人に聞いたら、
「グリル」や「スープ」っていう答えが返ってきて、
ipi-p さん がダバオで撮影された お料理 を思い出ました。


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レストランで支払った 920 ペソは、フィリピンにしては高いと感じるかも知れませんが、一皿のボリュームと、素材のクオリティーから考えると、かなりリーズナブルではないでしょうか?

マーケットも、そこらのマーケットと比べると買えない物も多いし、鮮度はマッチベター。(中には、「ちょっと???」、というのもありましたが)

一緒にいたP−ちゃんは、「近所のマーケットでは買えないから」と言って、マグロの Panga (パガ=カマ)と、MAYA-MAYA(マヤマヤ=バラフエダイ)を買って帰りました。 
リクエストすれば、氷も入れてくれます。
(陳列台の下には、氷詰めされたお魚達が発泡スチロールの箱に入ってストックされています。その箱から氷を取り出して入れてくれます。)


金曜日の夜ともなれば、仕事帰りの人たちがグループでくり出してくるので、レストランはどこもまたたく間にいっぱいになるそうです。(←うなずけます。)

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そうそう、お客が持ち込んだ食材をレストランが調理してくれることを、PALUTO(パルト) サービスPALUTO システムといいます。
LUTO(ルト)は、タガログ語で動詞「料理する」の語根。
この場合、”PA”がつくことによって、"ask someone to cook" →「人に頼んで料理をしてもらう」というような意味になります。

タガログ語は、語根に様々な接辞がついて、それぞれ違った意味を表します。
語根の前につくだけじゃなく、単語の中間に挿入されたりと複雑で、何度か勉強しようと試みましたが、毎回ギブアップで現在に至る、です。

食い物がらみでしか、覚えられないとは・・・・・



★「MACAPAGAL AVE. は遠い」という場合は、LIBIS にも DAMPA はあります。
  その名も " DAMPA SA LIBIS "(そのままやん!)
  
Posted by harana at 20:12Comments(4)