May 21, 2016

◇ フィリピンにスペインがやってきた - <1> Tapas


tapas 1


*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*


今回のマニラ行きは、”ある特別なイベント” を通じてフィリピンとは古くから縁のあるスペインの食文化にあらためて触れてみよう、というのが狙いでした。

マニラ到着後、ホテルのチェックインを済ませるやいなや、スーツケースも開けずに部屋を飛び出しました。 今回の目的を達成するため、滞在中のスケジュールがぎっしりで、この日、この時間しか空いていないので、もう必死。



タクシーを飛ばしてやってきたのは、

tapas 2

Roxas Blvd. の The Metropolitan Museum 

開催されていたのは、スペインの食習慣である 「タパス」 をテーマにしたイベント、"TAPAS: Spanish Design for Food"、 これがまず "一つ目" のお目当てなのです。

日本でもスペイン料理は人気のある外国料理のひとつ。 スペインバルも増えていて、「タパス」はもうすっかり認知された存在ですね。 そんな 「タパス」 の真髄に出会えるでしょうか。


主催: Metropolitan Museum、AC/E - Acción Cultural Española (Spanish Cultural Action)、
共催: 在比スペイン大使館、Instituto Cervantes de Manila (セルバンテス文化センター)
実際に手がけたのは、Juli Capella というデザイナー/建築家だそうです。
かなり期待できそう♪



受付カウンターで入場料を払い、ダメモトで 「写真撮影だめですよねぇ?」 とたずねると、「1階は大丈夫」 と受付嬢の嬉しいお言葉。 


OK が出たとたん、喜びすぎ。

カウンターを背にして早速シャッターを切ってしまう。

tapas 3

まだ会場の入り口前なんですけど・・・。





tapas 4

入り口に一歩足を踏み入れただけなんですけど・・・。




tapas 5


Tapas の由来は、ワインにホコリや虫が入らないように、パンやハムでグラスに蓋をした(Tapar = 蓋をする) という昔の習慣から、ワインにあうような小皿料理が Tapas と呼ばれるようになったとか。

Tapas の象徴、ワイングラスが巨大! そしてスペイン料理を代表するパエリャのお鍋たち!


入り口付近のディスプレイを目にしただけで、すでに興奮状態です・・・。


ちょっと落ち着こう。




さて、展示は異なる3つの要素で構成されています。

tapas 6

    ・Ang Kusina (The Kitchen)
    ・Ang Mesa (The Table)
    ・Ang Pagkain (The Meal)




tapas 7

いきなり、生ハム登場。



いちいちアップしていたらきりが無いので、いくつかピックアップ

tapas 8

キッチンツールや調理器具、食器、食材などなど。 Tapas に関係のあるあらゆるアイテムが勢ぞろい。

展示品の中には日本でもおなじみ、スペイン生まれの Lékué (電子レンジ用調理器具)、Chupa Chups (棒付きキャンディー) も。


物品の展示だけでなく、静止画、動画を映し出すスクリーンが要所要所に配置されています。

必見はこちら ↓

tapas 9

P国にもしっかり根付いている、かつての支配国スペインのおやつ "Chrros" を紹介するビデオ。 
有名なお店のアップから始まって、作り方から店頭に並ぶまでが映像で学べます。 渦巻状、棒状、U型、それぞれ作り方が異なるのが興味深く、2度も繰り返して観てしまいました。



6月16日は World Tapas Day だそうです。 "TAPAS: Spanish Design for Food" は、World Tapas Day 当日まで開催されています。  


 ■期間 : 2016/4/1 - 2016/6/16
        (月ー土, 10 AM-5:30 PM)
 ■場所 : Tall Galleries, Metropolitan Museum of Manila
        Bangko Sentral ng Pilipinas Complex,
        Roxas Boulevard, Malate, Manila


最終日までまだ時間はあります。 お近くの方、またこれから訪比される方、是非お出かけください。


* * *

同時開催されていた展示

food

《 Bodegones Kitchen Pictures 》

こちらも6月16日まで開催されています。 ご一緒にどうぞ。


* * *


スペインの食文化にあらためて触れてみる、という訪比目的はこれからが本番。 

・・・ 続く ・・・






* * * * *


facebookフィリピン雑貨のセレクトショップ、Filipiniana Select Shop HARANA の新製品情報などをお知らせしています。






  

Posted by harana at 13:20Comments(0)

October 05, 2012

◇キューバ料理? スペイン料理? フィリピン料理?


arroz  a la cubana 1


*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*


P国には Arroz a la Cubana (アロス・ア・ラ・クバナ=キューバ風ご飯) というスペイン語の名前がついたお料理があります。 フィリピン料理なのにスペイン名というのはよくあること。 これももしや? と Google ってみると、上位にヒットするのは、ほぼスペイン語のサイト。 アハハ、確かにスペイン料理だったか (^ ^;

でもスペインのレストランで見た記憶がないなー。 スペイン料理のレシピ本には載ってるのかなぁ?  ご近所のスペインバルに行った時、バルセロナで修業されたというオーナーにも聞いてみました。
 -「Arroz a la Cubana ってスペイン料理みたいなんですけど、本当にあるんですか?」って。 
 -「あるよ、ご飯と目玉焼きにトマトソースがかけてある。」 
 -「バナナは乗ってないんですか?」
 -「乗ってることもある。 乗ってる場合はデザートまで一皿で済ますって感じかなぁ」
 -「スペインのレストランで見たことないんですけど・・・」
 -「レストランで出すような料理じゃないな、マカナイでよく食べた」

なーるほど、そういうわけですか。 何故にキューバ風なのかはよくわかりませんが、スペイン料理であることには間違いなさそうです。 その後、スペイン語のサイトや Youtube でレシピをチェックすると、P国のそれとはいくつか異なる点を発見。 

多少お店によって違いはあるけれど、P国でいう Arroz a la Cubana とは、「型ぬきしたご飯」 + 「目玉焼き」 + 「挽肉ソース、というか挽肉炒め」 + 「揚げ (焼き) バナナ」、以上を一皿に盛り付けたものなんです・・・。  ↓ こんな風に。



■ 実際にマニラのレストランで出てきたP国バージョンの Arroz a la Cubana ■


arroz  a la cubana 6

《 @ C2 》

Achara (アチャラ=未熟のパパイヤのピクルス) 付き。 挽肉ソースはレーズン入り。





arroz  a la cubana 5

《 @ Azul 》

ミートソースみたいなウエットタイプ。 具無し!? Toooooo simple!





arroz  a la cubana 4

《@ Via Mare 》

挽肉ソースはグリーンピース入りでドライタイプ。 バナナは斜め薄切り。 





で、私なりに分析したスペイン版とP版の相違点は、

1. ごはん
 S版の米はオリーブオイルで炒めて炊いてある。(確かバルオーナーもそう言ってた)
 P版は普通に炊いた白飯。

2. ソース
 S版はトマトソース、具無し。
 P版はケチャップで味付けた具入りドライ挽肉ソース。(具はレシピによって多少違う)

3. バナナ
 S版はバナナが有ったり無かったり。 有っても普通のバナナみたい。
 P版は絶対にバナナ有り、それも 料理用の Saba (サバ) バナナ。

4. その他
 S版にはホットドッグ用のソーセージが乗っているのもある。
 P版ではソーセージは見たことない。



S版とP版には基本的な相違点はあるけれど、まっ、どちらもそれぞれ作り手によって色々ってことですね。 


ということで、長々と引っ張ってしまいましたが、P版に不可欠な Saba バナナ(↓)



saba 4

先日 アップしたように、せっかくこれをいただいたので、




arroz  a la cubana 2

我流 Arroz a la Cubana を作ってみました。




挽肉ソースがかなり我流

arroz  a la cubana 3


・味付けはケチャップ無し。 生トマトを粗く切って入れたけど。
 カレー粉+ガラムマサラ入り(←インド風やん?)。 醤油、ウスターソースも。
 水分がなくなるまでよく炒めたドライタイプ。 (←ドライカレーやん?)

・S版をまねてソーセージ起用(シャウエッセン)、但し1本そのままでなく薄切り。

・その他、玉ねぎ、グリーンピース、レーズン、赤パプリカ 等。
 (P料理にはレーズンがよく使われているのです。)




achara

あと、自家製のこれを添えました。



・・・ "お料理用フィリピンフルーツ・シリーズ" 続きます m(_ _)m ・・・





* * * * *


にほんブログ村 旅行ブログへ にほんブログ村 旅行ブログ フィリピン旅行へ にほんブログ村 海外生活ブログ フィリピン情報へ

本日も "ポチッ" よろしくお願いします。 m(_ _)m




世界の家庭料理レシピサイト タベラッテ


↑ フィリピン料理モドキや、フィリピン食材を使ったレシピを投稿



  
Posted by harana at 11:57Comments(2)

June 17, 2010

◇フィリピンの城壁都市 − [ イヴニング編 ]


intramuros 1



*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*




昼間でも、ヨーロッパの雰囲気が漂うこの辺り


intramuros 6



「本当にここはアジアなのか?」 

夜ともなると、こう思えてなりません
 

intramuros 2






ここ(↓)なんか、どう見たって


intramuros 5


こちら に似てない?





おなじみの場所も、


intramuros 3


昼間とは、趣きが違います。





いつ来ても飽きない ♪お気に入り♪


intramuros 4


Plaza San Luis Complex, Intramuos



* * *



昼間の様子は、こちらをどうぞ ↓

[ フローラル・モチーフ ] / [ カフェ ]



同じ壁の内側、こんな所もあります ↓

[ 奇妙な要塞跡の謎 ] / [ 廃墟 ] / [ 廃墟 ]





* * * * *




にほんブログ村 旅行ブログへ にほんブログ村 海外生活ブログ フィリピン情報へ

本日も "ポチッ" よろしくお願いします。 m(_ _)m


  
Posted by harana at 09:57Comments(0)

March 30, 2008

◇フィリピン・ドライバーのお守り(?)


cross
《 filigree cross 》

*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*


ちょっと遅いけど、フィリピンにお住まいの皆様、Holy Week のお休みはいかがでしたでしょうか?

インターネットのおかげで、現地発のサイトから配信される Procession (プロセッション=聖体行列)、教会のミサ、キリスト受難劇、詩の朗読、イースターエッグ 、等等から、Holy Week (聖週間)中のフィリピンの様子を垣間見ることができます。

フォト・シェアリングでおなじみの Flickr でも、"philippines"、 "semana santa"、 "holy week"、 "passion"(受難) などのキーワードで検索してみると、山のように ヒット します。 
それらを見るにつけ、「熱いな〜」、「気合入ってるな〜」、とただただ感心するばかり。

キリスト教国共通の行事でしょうが、ヨーロッパ諸国よりフィリピンの方が徹底しているんじゃないか、と思わせるほど。 アジアの一国とは信じがたい光景です。


スペイン人がこの国に与えた影響の大きさを、あらためて実感。




* * * * *

ところで、聖週間とは直接関係ありませんが、

タクシーでも、自家用車でも、こんなの(↓)や、

rosary-1



こんなの(↓)は、

rosary-2

カトリック教国フィリピンではよく目にするシーン。



ぺディカブで移動中にも、

rosary-3




(わかりにくいけど) こんなの(↓)を発見!

rosary-4

これはちょっと珍しいかも。




こんなカートにも(↓)。

rosary-5

《 マニラ動物園のピーナッツ売り 》




日本の車輌の『交通安全のお守り』のように、フィリピンでは

Rosary (ロザリー=ロザリオ)がぶら下がっています。



国民の多くを敬虔なクリスチャンにしちゃった、スペインに脱帽!


しかし、上には上がいるもので・・・。 



rosary-6

スペイン・Sevilla にて。

  
Posted by harana at 09:31Comments(8)

February 10, 2008

◇フィリピンの城壁都市 ”INTRAMUROS”  − [ 壁の上を歩いてみる ]


wall 1


シティー・ホールが危ない!?



んなわけありませ〜ん。


イントラムロスの東側の壁に造られた堡塁跡、

Baluarte de San Francisco de Dilao
(サンフランシスコ・デ・ディラオ堡塁)。


スペイン統治時代、この辺りの壁の外側は Dilao(ディラオ)地区

と呼ばれ、ある移住者達の居住地があったそうです。 

Dilao とは? ある移住者達とは? → 過去の投稿 参照。


* * * * *


さて壁の内側ですが、この辺りは学校が集中していて、お昼時ともなれば、

壁の下を利用した食堂は学生達であふれ、歩道も占領されてしまいます。

道幅に反して交通量も多いので、歩くのも楽ではありません。


wall 2
《城壁内の南側〜東側を走る Muralla(=「城壁」)通り》



そういう場合は、・・・


wall 3

思い切って壁に上っちゃう。



壁の上は歩道になっているので、結構快適にお散歩が楽しめます。

トップ写真のような大小の堡塁跡ともつながっているし。



wall 4

壁の上からストリート・ベンダーを観察してみたり。




* * * * *


打って変わって、こちら西側は静寂ムード。 

東側とは、ずいぶん異なった趣きです。


wall 5

壁の外(西側)は、ゴルフコース。


wall 6

ベンチで肩を寄せ合う若いカップルや、木陰でシエスタ(お昼寝)中の

労働者達の姿を見かけるのも、こちら側の特徴かもしれません。




wall 7
《南西角から、Santa Lucia 通りを見下ろす》



カレッサもシエスタ中なのか、のんびりムード。 

左のゲートは、San Diego 堡塁 へのエントランス。




場所によっても、目線の高さによっても様々な表情を持つ

イントラムロス。 それほど広いわけではありませんが、

少しずつ、のんびりと、何度も訪れたいスポットです。

  
Posted by harana at 09:32Comments(0)

October 24, 2006

◇フィリピン、MANILA(マニラ) の”ショール”

MANTON DE MANILA
manton de manila

★前回の《◇MANILA(マニラ)はフィリピンの首都ですが・・・》の続きです。

フィリピンの首都、マニラの名がつく「マニラフォルダー」、「マニラ封筒」、「マニラ麻」については、既に書きました。 
あと残るは、スペイン語で「マニラのショール」を意味する「MANTON DE MANILA(マントン・デ・マニラ)

スペイン、アンダルシア地方で盛んな「フラメンコ」の衣装の一部としても重要な役割を果たすマントン・デ・マニラ。 何故このショールにフィリピンの首都の名前がついているのでしょう?

歴史の時間に「ガレオン貿易」について習ったのを覚えていますか?
1571年(正式に認可されたのは1593年)〜1811年まで続いた、スペイン王室によるマニラ−アカプルコ間の貿易です。
アジア諸国からマニラに集められた品々がガレオン船に積まれてアメリカ大陸に運ばれ、さらにそこから大西洋を越えてヨーロッパに送られていました。

BOOK MANILA当ブログではおなじみの NICK JOAQUIN 著 ”MANILA, MY MANILA” の邦訳「物語 マニラの歴史」によると、ガレオン貿易が二つの大洋と三つの大陸を舞台に活躍していたため、当時のマニラは世界にその存在感を十分に示す都市であったといいます。
マニラ・ガレオン船はフィリピンの特産品を運ぶ事もできたでしょう。が、フィリピンでは生産していない贅沢品に需要が集中したため、ガレオン船が運んだものは、中国の陶磁器、翡翠、絹織物、香料、香木、インドの綿織物、モルッカ諸島のスパイス、ペルシャの絨毯、etc. etc. etc...
これらの極上品は、一旦マニラに運ばれて、アカプルコまで運ばれたのです。
アジアと西洋を結ぶ中継点としてマニラは東洋一の都市となったということです。

もうお気づきでしょうが、贅沢な刺繍をほどこした絹のショール、「マントン・デ・マニラ」は中国(南東部)で生産され、ガレオン船でアカプルコに送られるためマニラに集められたものだったのです。
ヨーロッパに渡ったショールは、フェミニンな女性の装いの一部として広まったようです(スペインではアンダルシア地方、特にセビージャ)。
もともとは中国で生産されたものであったとしても、「マニラからきたショール」、という意味で MANTON DE MANILA (マントン・デ・マニラ)と呼ばれるようになったというのがどうやら真相のようです。

*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*

☆フィリピンを代表する画家 JUAN LUNA の作品にも MANTON DE MANILA が描かれています。こちらのサイトの一番上の絵がそれです。

☆ MANTON DE MANILA というタイトルのフィリピン民族舞踊があるようなのですが、こちらはまだ調査の必要があります。
Jota Paragua というフィリピンの民族舞踊は、MANTON DE MANILA を使って踊るらしいのですが、こちらももう少し調査してみます。
フラメンコのマントン色々


ranking←勉強になった? じゃ、ポチッ!ヨロシク。


*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*

註:上の写真を撮影させていただいた、フラメンコ教室 「ESTUDIO PRIMAVERA」のごとうけい子先生によると、フラメンコで使用するマントン・デ・マニラはもう少し大きく、小さなものは「マントンシージョ」と呼ぶとのこと。
上の写真のマントンは、「マントン・デ・マニラ」と「マントンシージョ」の中間くらいのサイズだそうです。
  
Posted by harana at 01:58Comments(8)TrackBack(0)

April 12, 2006

◇フィリピンの”パエリャ”

長い間フィリピンを統治したスペインは、料理においてもこの国に多くの影響を及ぼしました。
paella前回投稿した《フィリピン"MANILA"のスパニッシュレストラン》のように、本格的なスペイン料理が味わえるお店はさすがにたくさんありますが、家庭料理においては「フィリピン風」にアレンジされている傾向があるようです。

では、スペイン料理の代表選手、「パエリャ」は、どのようにフィリピンの家庭に溶け込んでいるかというと------ ARROZ VALENCIANA(アロス・バレンシアナ)、BRINGE(ブリンへ)でしょうか。FIESTA(フィエスタ=お祭り)の時に登場する、”ハレ”の日の料理のひとつです。

BRINGE は、ココナッツミルクを使用するというのがほぼお決まり。 ARROZ VALENCIANA にいたっては、レシピは様々。シーフードをメインとしたもの、ミートをメインとしたもの、味付けはトマトソースもあれば、ココナッツミルクもあったり・・・。 
平均的な"ARROZ VALENCIANA"は、やはりミートがメインでしょう。メイン材料はチキン、そして忘れてならないのは、サラミのような CHOIZO DE BILBAO(チョリソー・デ・ビルバオ / BILBAO とスペインの地名がついているにもかかわらず、ご当地BILBAO には同じものが無いとか、有るとか・・・・。)
一旦炊いたもち米(MALAGKIT=マラキット)を具と炒めあわせること、そして最後にレーズンを入れるのも特徴。
「もち米」とはいえ、フィリピンのもち米は日本のものほどもっちりしていません。それでも一応もち米、ARROZ VALENCIANA は、さしずめ 洋風「おこわ」ってところでしょうか。

残念ながら、PC にARROZ VALENCIANA の写真がありません。(上の写真は、パエリャ型マグネット。でもお米とエビは本物。)

しょーがないなー。せっかくここまできましたが、写真がないので脱線することにします。(計画的犯行だったりして。)

せっかくなので、パエリャ発祥の地、"VALENCIA" について少々。(まったく無関係というわけではないので、いいかなって)

      VALENCIA 1

・トップページよりアクセスされた方は、左下の(↓)「続きを読む」からお入りください。

・アーカイブにお越しの方は、下にスクロールしてこのまま引き続きご覧ください。

  続きを読む
Posted by harana at 23:42Comments(2)TrackBack(0)

April 09, 2006

◇フィリピン "MANILA" のスパニッシュレストラン 〔1〕

PASTA NEGRA 
 HPの更新など、この週末はずっとPCの前で悪戦苦闘していたので、一歩も外に出ずじまい。 そろそろ冷蔵庫が食糧難の危機に迫っています。そんな時も強い味方は冷凍庫。 
スペイン料理、CARAMARE EN SU TINTA (イカの墨煮)のソースだけが(イカはほとんど無し)残っていたので、それを利用して今日のランチはパスタにしました。

 実はこのイカの墨煮は、マニラから持ち帰ったもの。大好物なので、時間的に余裕のある時は帰国する前日にオーダーして、帰国当日のランチタイムにピックアップに行きます。
時々当ブログに登場する、「フィリピン事情通、N氏」に連れて行ってもらって以来、”お気に入り”となったスペイン料理レストラン、CASA ARMAS のものです。

オーナーはスペイン人。本格的スペイン料理が味わえます。 
特にここのCARAMARE EN SU TINTA(イカの墨煮)、GAMBAS AL AJILLO(ガンバス・アル・アヒージョ=小エビのオイル煮)、PAELLA NEGRA(イカ墨のパエリャ)は絶品!

N氏もマニラに滞在中なら、一緒にMALATE(マラテ)の本店に行ったりしますが、私一人なら ORTIGAS (オルティガス)のPODIUM(ポジューム)支店で、ガンバスとイカの墨煮、パン、ドリンクは SAM MIGUEL LIGHT とグラスワインを一杯でディナーをすませます。
テイクアウトのイカの墨煮をオーダーするのもこのPODIUM(ポジューム)支店。 
MALATE(マラテ)の本店の方が、雰囲気もお味も格別なのですが、なにせ、PODIUM は常宿から近いものですから・・・・・。

あとMAKTI(マカティ)、Q.C.(ケソンシティー)にも支店があります。

  CASA ARMAS


       ==== CASA ARMAS ====

■MALATE : 573 J.NAKPIL ST. COR. J. BOCOBO ST., MALATE

■ORITIGAS : GROUND LEVEL, THE PODIUM, ORITIGAS CENTER,

■MAKATI : 132 JUPITER ST., BEL-AIR VILLAGE, MAKATI

■Q.C. : 284 TOMAS MORATO AV., COR. SCT. RALLOS, Q.C.

  
Posted by harana at 23:39Comments(1)TrackBack(0)

January 22, 2006

◇フィリピンの言葉 〔5〕−料理編

 フィリピン料理には、スペイン風の名前で呼ばれているものがあります。

だからといって、スペイン風の料理かといえばそうではなく、では生粋のフィリピン料理なのかといえば、またそうでもなく・・・・。
実は、見た目は中華料理!


名前はスペイン語、見た目は中華料理、でもフィリピンではポピュラーな定番料理。
そんなハロハロ(フィリピン語で「ごちゃ混ぜ」)な料理がいくつかあります。

■《AMPALAYA CON KARNE
AMPALAYA CON KARNE 代表的なものが、《AMPALAYA CON KARNE(アンパラヤ・コン・カルネ)》。 

AMPALAYA(アンパラヤ)”は「ニガウリ」。 AMARGOSO(アマルゴソ)とも呼ばれることもあります。(AMARGO は確かスペイン語で「苦い」)

CON(コン)”は、スペイン語で「〜と共に」、英語の「WITH」と同様。

KARNE(カルネ)”は、肉。 スペイン語のCARNE がフィリピン語風に「C」が「K」 に変えられ、フィリピン語となっています。(もともとのフィリピン語のアルファベットは20文字でその中に「C」は含まれませんが、外来語等の表示に使われます。)

ようは、『ニガウリと牛肉の炒め物』です。

どう見てもスペイン料理には見えませんよね。 家庭によって味付けは様々ですが、写真はブラック・ビーンズ(豆鼓=トウチ)で味付けたもの。



■《ARROZ CALDO
ARROZ CALDO 
 こちらは、 《ARROZ CALDO(アロス・カルド)》(又は、ARROZ CON CALDO)。

ARROZ(アロス)”は、スペイン語で「米」、”CALDO(カルド)”もスペイン語の「汁」。 
つまり「お粥」。 
もっとフィリピン的に《LUGAW(ルーガウ)》と呼ばれることもあります。





 あと、《LUMPIANG FRITO(ルンピアン・フリトー)》→「揚げ(フリトー)春巻き(ルンピア)」や、《SOPA DE NIDO(ソパ・デ・ニド)》→「ツバメの巣(ニド)のスープ(SOPA)」といったように、中華料理はフィリピン語ではなく、スペイン語の名前がついています。

さて、それは何故でしょう?
フィリピン料理のレストランは、実はまだ歴史が浅く、スペイン統治時代のレストランというと、中華料理であったと言われています。
又、外食ができるのはエリート階級、すなわちスペイン人。
ですから、外食するスペイン人のために、中華料理名をスペイン語で表示したのだそうです。 現在残っている呼び名は、「完璧にスペイン語」というより「フィリピン語風、スペイン語」ですが。



もうひとつ興味深いのは、「−−屋」をあらわす「−−RIA(リア)」というスペイン語の表現。
例えば、スペイン語で PANADERIA(パナデリア)は、パン(PAN)屋。LIBRERIA(リブレリア)は、本(LIBRO)屋。
CAFETERIA (カフェテリア)を例に挙げるとわかりやすいですね。

この表現方法まで、フィリピン語にあてはめたのが、《PANCITERIA(パンシテリア)》。
中国がもたらした麺類は、総称して ”PANCIT (パンシット)"と呼ばれています。 もちろんスペイン語ではありません。が、スペイン語の「−−屋」の法則に基づいてつけられたと推測できるのがこのパンシットを売る店(パンシットを出すレストラン)の《PANCITERIA(パンシテリア)》。

起源は中国、料理方法はフィリピン風、そして呼び名はスペイン語風、
もう、頭がゴチャゴチャになってきました・・・・・。



  
Posted by harana at 21:23Comments(2)TrackBack(0)

December 15, 2005

◇フィリピンのクリスマス 〔3〕

 フィリピンではこの時期、すでに挨拶は ”メリー・クリスマス”。 もちろん現地では、もうすっかりクリスマス気分で盛り上がっていることでしょうが、さぁ 明日(12/16)からいよいよクライマックスに突入です。

現地フィリピンでは、クリスマス前の9日間、すなわち12月16日から24日まで、MISA DE GALLO (ミサ デ ガーリョ) または SIMBANG GABI (シンバン ガビ)と呼ばれる《夜明けのミサ》が行われます。

英語でいうなら MASS OF THE ROOSTER、雄鶏のミサ=一番鶏が夜明けを告げるとともに始まるミサ、実際にはまだ暗いうちに始まります。

simbang gabi 2 
ある時、宿泊していた友人宅で、メイドさんがこのミサに参加するというので、早起きして一緒に連れて行ってもらったことがあります。






simbang gabi 1
本当に、まだ真っ暗でした。 
もちろん、9日間は続けられませんでした。
だいたい動機が不純でした、単にミサの後に出る屋台の BIBINGKA (ビビンカ)や PUTO BUMBONG (プトボンボン)に目がくらんだのでした。



BIBINGKA (ビビンカ)
bibingka1 bibingka2

上下から炭火で焼いた、ホットケーキ風のお菓子。
素焼きの器にバナナの葉をしき、生地を流し込みます。器の下には炭がセットされていて、上からは炭をいれたハンドルのついた器をのせて加熱する、という具合です。
ITLOG NA MAALAT(イトログ ナ マアラット=茹でた塩卵)や KESONG PUTI (ケソン プティ=水牛のチーズ)をトッピングし、更に出来上がったらたっぷりのココナッツをかけます。


PUTO BUMBONG (プト ボンボン)
puto bumbong1 puto bumbong2

紫色で棒状のモチ米のお菓子。 筒状の器具で蒸しあげます。

あとは、ホットな SALABAT (サラバット=ジンジャーティー)、クリスマスの風物詩です。

★ MISA DE GALLO 用のグリーティングカードを見つけました。
特に これは、ユニーク! 中央の ”PLAY” をクリックしてみて! まさしく、夜明けを告げる一番鶏です。

  続きを読む
Posted by harana at 12:44Comments(0)TrackBack(0)