January 31, 2009

◇フィリピンのプロビンス、Central Visaya (中部ヴィサヤ)地方へ [ Vol.15 Silvanas]


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・.☆°・.。*.°・.。★・.°*。・ ☆・.



Dumaguete 名物 "Budbud Kabog" は間一髪、空港でゲット

できましたが、あと Dumaguete に来たらはずせないのが、

"Sans Rival Cakes & Pastries" というお店のスウィーツ。

特に "Silvanas (シルヴァナス)" 、 そして店名でもある

"Sans Rival (サン・リヴァル)" には定評があるようです。



マニラ行きのフライトを待つ出発ゲート前、「結局戦利品は

"Budbud Kabog" だけか」、と少々凹みかけていたその時、

目の前に飛び込んできたのは、"canteen” と書かれた扉。

"canteen (カンティーン)” とは、食堂のこと。 どうせ

たいしたことない、と思いつつ覗かずにはいられない性分。


扉を押して中に入ると、軽く食事ができる程度のテーブルと

陳列カウンターには、様々なお土産物が並んでいました。 

すると、一枚の貼り紙に目が釘付け! 


AVAILABLE HERE!!
SILVANAS




「Silvanas 有ります」 ですって? 



なんと、Sans Rival Cakes & Pastries の Silvanas ではないですか。 

ひとつ買って、その場で即試食。 数秒後には、箱買いしていました♪



・.☆°・.



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Silvanas (シルヴァナス)とは、Sans Rival (サン・リヴァル)、

または Gateau Sans Rival (ガトー・サン・リヴァル) という

レイヤードケーキのクッキーバージョン、と言われていますが、

では、そもそも Sans Rival とは何ぞや? それは、メレンゲに

砕いたカシューナッツを混ぜてオーブンでシート状に焼いたものと、

濃厚なバタークリームを何層にも重ね、トッピングにもカシューを

散りばめた、フィリピンでは伝統的な定番スウィーツのひとつ、

と言っても、何故だかフランス語。 ってことは起源はフランス? 

(北欧辺りでも結構ポピュラーらしいのですが。) 英語にすると

"without a rival" 、日本語では「無敵の」「無類の」といった意味。

つまり、他に並ぶものがないほど優れている、ってことなのでしょう。 


 
・.☆°・.



で、肝心の Silvanas はというと、Sans Rival と同じ工程で円形に

作ったカシュー入りメレンゲ2枚でバタークリームをサンドし、表面

にもクリームを薄く塗ったらクッキーを砕いて粉にしたものを全体に

まぶします。クリームが固まるよう、冷蔵庫に入れてよく冷やします。


メレンゲの部分は、カリカリっとした歯ごたえかと思いきや、モチっと

したような粘り気も少しあり、不思議な食感です。 「不思議」といえば、

Silvanas って何語? 人名? 地名? フィリピン以外にも存在する

のでしょうか? この不思議なスウィーツの背景が気になるところです。 



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ボックス入りは、 10 個入り 120 ペソ。

持ち帰ったら、必ず冷蔵庫で冷やしましょう!




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P国人のノリの良さは、こんな時本当に助かります。

「美味しいから宣伝しちゃおうっと、写真撮っていい?」

と声をかけると、この通り。 喜んで応じてくれますから。




・・・ そろそろ 旅も終わり ・・・


  

Posted by harana at 20:17Comments(4)

January 28, 2009

◇フィリピンのプロビンス、Central Visaya (中部ヴィサヤ)地方へ [ Vol.14 Dumaguete 名物]


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*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*


Sumilon Bluewater Island Resort を発つ前は、

Dumaguete (ドゥマゲティ) に着いたら、あそこに行って、

あれを食べて・・・、としっかりリストアップしていたのに、

久しぶりに逢った P-ナフレンドとのおしゃべりについつい

夢中になってしまい、ランチ だけでタイムアウト。



寄り道してると、マニラ行きのフライトに乗り遅れちゃう。




最後の望みは、



dgt


ドゥマゲティ空港 (Sibulan Airport




空港まで送ってもらう途中、食べたい物リストの事を知っている

P-ナが、「あれは確か、空港で売り歩いていたはず。」と一言。



やはり! 



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発見! 乗降客目当てのキャッチセールス!



ついに Get ! 


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マニラを発つ前から勧められていた、ドゥマゲティ名物、

"Budbud Kabog (ブドゥブドゥ・カボグ)"


どこから運んでくるのか、まだホッカホカ。


フライトを待つ間、食べたいのを我慢して、

写真だけ撮り、マニラまで持ち帰りました。


マニラで見かける suman (スマン=P風チマキ)に

よく似ていますが、メインとなる材料が違います。

suman がもち米でできているのに対して、こちらの

budbud kabog は雑穀(多分、アワ?)だそうです。

なるほど、食感が違います。 モチモチではなく、

プクプクというか、空気が入った軽い感じ。



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甘いに決まってるという先入観の固まりで食べてみると、

あれれ、ほとんど甘さを感じない。 う〜〜〜ん、

Tsokolate (チョコラーテ=ホットチョコレート)

が必要だったみたい・・・。




・・・ まだ 続く ・・・

  
Posted by harana at 00:43Comments(6)

January 20, 2009

◇フィリピンのプロビンス、Central Visaya (中部ヴィサヤ)地方へ [ Vol.13 海岸通りのレストラン]


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Lab-as Seafood Restaurant


*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*



いよいよ Sumilon Bluewater Island Resort

チェックアウトし、帰途へ。

往路 同様、Dumaguete 経由でマニラに戻るため、

午前中にボートで Silliman 港へ向かいました。


マニラ行きのフライトまでには十分時間があるので、

Dumaguete に住むP-ナフレンドと逢うことに。


彼女のデスクワークが終わるのを待ってランチへ。



* * *



レストランの真正面は海。 


右を見ても、


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左も見ても、


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180度、 海。




このレストランには、まるで木の上にでもいるような

tree house という眺めのよい別席(トップ写真)も

あったのですが、風が強すぎたので諦めて階下へ。




次々とテーブルに運ばれてくるのは、

新鮮なシーフードをふんだんに使ったお料理たち。


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[上] ・P風ブイヤベース / ・Sinangag(ガーリックライス)

[中] ・Sizzling Squid / ・Garlic Shrimp

[下] ・Grilled Kitong(スダレダイ?) / Green Mango Shake




シーフード三昧のランチは、最高でした。





町の散策もするつもりでいたのに、P−ナとは約10年ぶりの

再会だったせいか、おしゃべりに夢中になりすぎてここで

タイムアウト。 次回は Dumaguete にも宿泊しなければ。 



でも、Dumaguete ネタはこれだけでは終わりません。



・・・ まだ 続く ・・・



* * * * *



lab-as 2■ Lab-as
  201 Flores Avenue, Piapi,
  Dumaguete City

店名の Lab-as というのは、この地方の言葉で fresh(新鮮)という意味だそうです。
隣には同経営のバー Hayahay があり、敷地内で繋がっていて、Lab-as と同じお料理がいただけます。




  
Posted by harana at 10:57Comments(0)

November 20, 2008

◇フィリピンのプロビンス、Central Visaya (中部ヴィサヤ)地方へ [ Vol.1 Cebu Pacific ]


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CEB DESTINATIONS BAG / PHP60


*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*



延び延びでやっと今年の7月にオープンした NAIA 3 (Ninoy Aquino International Airport Terminal 3 = ニノイ・アキノ国際空港第3ターミナル)。

NAIA 1 や従来の国内線ターミナルに比べると、ここはフィリピンか? と疑ってしまうくらい。 さすがに近代的!(に見えます。)
 

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ゴタゴタ続きだったため、新しいようで実は新しくない(?) このターミナルに、PAL (フィリピン航空) に次ぐ第二の航空会社、Cebu Pacific Air の国内線、国際線のフライトが離着陸しています。


今回は、Cebu Pacific の HP から国内線をブッキング。 プロモ中だったので、航空運賃は往復たったの 2 ペソ。(今日のTTS→ PHP1.00 = ¥2.08) サーチャージ、タックス込みで、合計 PHP2,831.36
プロモでなくても、LCC (Low Cost Carrier = 低コスト航空会社) なので、飲み物のサービスも、マイレージプログラムもありませんが、その分格安!
飲み物、スナック類は、カートで機内販売をしているのでご心配なく。 写真のようなグッズも販売しています。



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Destinations Bag 可愛い! CEB と MNL を買おうと思ったのに、MNL は在庫切れとのこと。 ( ← 写真だけで、本生産してないんじゃないの? と疑ってしまう。)




* * * * *


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いざ NAIA 3 から、take off !



離陸後約1時間20分で、


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Dumaguete (ドゥマゲッテ)に到着。



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のどかそ〜



Dumaguete は、フィリピン中部の Central Visaya, Region VII (中部ヴィサヤ地方)に属する Negros Oriental (ネグロス・オリエンタル)州の州都です。





Sibulan 空港 から、迎えの車に乗ってほんの10分ほど走ると、


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ボートが待っていました。



・・・ 続く ・・・


* * * * *



余談ですが、

※"予定通り" であれば、今日から Cebu Pacific 航空の マニラ − 関空便(火・木・日)が就航開始する "はず" [笑] です。  

※Cebu Pacific の機内誌 Smile 最新号には、関空乗り入れに伴い、大阪の特集記事が掲載されています。 (Web 上で一部閲覧可能です。)

※NAIA 3 の Cebu Pacific カウンターでは、行き先に関係なく、どのカウンターでもチェックインできました。 画期的システム! 感激! ここは本当にフィリピンか??? (他国では当たり前なんですが、今までが今までなので、こんなことにもつい感激してしまいます。)[笑]

※Cebu Pacific では、搭乗時の機内での混雑防止のため、ゲートから蛇腹通路での直接搭乗であれ、地上からのタラップ使用であれ、前部、後部の座席番号により、搭乗させる順番を徹底しています。 他社でも同じような事は行われていますが、Cebu Pacific はかなり厳しくチェックしていました。(こんなことにもつい感激してしまいます。)[笑]


  
Posted by harana at 09:37Comments(0)