February 18, 2006
◇Amazon.com では買えないフィリピンの本 〔3〕

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カテゴリーの一部を変更しました!
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今日は、本の紹介というより、ちょっとしたお知らせです。
これまで、Amazon.com を通じて買えないような、フィリピン現地出版の本をいくつか紹介してきました。
その場合、左のサイドバーのカテゴリーアーカイブに設けた「AMAZON では買えない本」にカテゴリーを設定してましたが、このカテゴリーを廃止し、すべて「本」のカテゴリーに移行しました。
各記事に対して設定できるカテゴリーが二つまでなので、1件の記事に「本」と「AMAZON では買えない本」の両方を設定してしまうと、もう本の内容での(たとえば、「フード」、「インテリア/建築」、「ライフスタイル/習慣」)カテゴリー設定ができなくなってしまうからです。
今後「AMAZON では買えない本」を掲載する場合は、その都度記事内で『AMAZON では買えない』旨を明記し、「本」のカテゴリーと「本の内容にあったカテゴリー」で設定します。
記事タイトルとしての《◇Amazon.com では買えないフィリピンの本》は、今後も使っていきます。
今後とも、当ブログをよろしくお願いいたします。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
ところで、《フィリピンの海洋民》で紹介した、「貧困の民族誌―フィリピン・ダバオ市のサマの生活」の著者である、青山 和佳さんから直接コメントをいただきました。
著者の方にも、当ブログを見ていただけて光栄です。
もう一つうれしいことに、記事の中で「バジャウが存在する地域では、どこも共通に《バジャウ》と呼んでいるってこと?」という私に《?》に対してか、参考までにとハリー・アルロ ニモ氏の著書の中の一節のことまで教えていただきました。(ハリー・アルロ ニモ氏のことは、同記事内で紹介しました。)
詳細は、青山和佳さんからのコメントをご覧ください。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
■ 貧困の民族誌―フィリピン・ダバオ市のサマの生活
青山 和佳 (著) 東京大学出版会 ; ISBN: 4130460897

■ フィリピン・スールーの海洋民―バジャウ社会の変化
Harry Arlo Nimmo /ハリー・アルロ ニモ(原著) 西 重人 (翻訳)
現代書館 ; ISBN: 4768469124

February 17, 2006
◇フィリピン語のお勉強 〔1〕 - 料理名から学ぶ
前回の記事、《”ちょっと” 気になる フィリピンの習慣 - 「曜日」編》にセブ在住の SHIN さんより興味深いコメントをいただきました。
スペイン語の影響を受けたタガログ語のことを記事にしたつもりですが、ビサヤ語は、それ以上にスペイン語の影響力が強いようです。詳しくは、 SHIN さんのコメントをご覧ください。
□ ■ □ ■ □
さて、本日の本題です。
外国語の単語や文法を、参考書だけで覚えるのは楽なことではありません。
でも勝手なもので、何か自分の興味があるものに関連づけると、案外身につくものです。
フィリピン料理のメニューを見ているだけでも、結構お勉強になります。
文法的に詳しく解説できるほどの知識は持ち合わせていませんが、知っていると役に立つこともあるやもしれませんので、いくつか例を挙げてみます。
◆ADOBO(アドボ)と SINIGANG(シニガン)◆
どちらも南国ならではの知恵が詰まった、フィリピン料理の代表選手です。
「ADOBO(アドボ)」は、酢、ニンニク、醤油、胡椒などで調理した料理の総称。
酢をふんだんに使うことで腐敗を防ぎます。
一方 「SINIGANG(シニガン)」は、SAMPALOC(サンパロック=タマリンド)というマメ科の植物で酸味をつけた酸っぱいスープ。 暑さの中も、この酸味が食欲を増進させます。
「ADOBO(アドボ)」には、ポーク(=BABOY バボイ)、チキン(=MANOK マノック)、イカ(=PUSIT イカ)、空芯菜/または朝顔菜(=KANGKONG カンコン)など、様々な種類があり、それぞれ具材名をつけて呼ばれます。
・ポーク(=BABOY バボイ)の場合は、ADOBONG BABOY(アドボン・バボイ)、
・チキン(=MANOK マノック)は、ADOBONG MANOK(アドボン・マノック)、
・イカ(=PUSIT イカ)は、ADOBONG PUSIT(アドボン・プシット)、
・空芯菜(=KANGKONG カンコン)は、ADOBONG KANGKONG(アドボン・カンコン)
と、いう具合に。
お気づきでしょうか? ADOBO のあとに NG がついているのを。
では、次は 「SINIGANG(シニガン) 」です。
SINIGANG も ADOBO 同様、メインとなる具材があります。 ポーク(=BABOY バボイ)、ビーフ(=BAKA バカ)、エビ(=HIPON ヒーポン/大きいエビは SUGPO スグポ)などをメインに、大根(=LABANOS ラバノス)や ナス(=TALONG タロン)、ササゲ(=SITAW シータウ)などの野菜(=GULAY グーライ)を入れます。こちらもそれぞれのメインの具材名をつけて呼びます。
・ポーク(=BABOY バボイ)の場合は、SINIGANG NA BABOY(シニガン・ナ・バボイ)、
・ビーフ(=BAKA バカ)は、SINIGANG NA BAKA(シニガン・ナ・バカ)、
・エビ(=HIPON ヒーポン)は、SINIGANG NA HIPON(シニガン・ナ・ヒーポン)。
お気づきですか、ADOBO との違い?
ふたつの単語を繋ぐのに、前の単語が母音で終わっている場合(この場合は ADOBO の" O")は、 ”NG” が前の単語の最後にくっつきます。
前の単語が子音で終わっている場合(この場合は SINIGANG の "G")、前の単語と後の単語の間に ”NA” が入ります。
これって、「繋辞」でよかったのかなぁ? なにせ、私はタガログ語のドロップアウト組なので・・・。 これ以上は文法の本でお勉強してください。
無責任発言をしていますが、もう少し例を挙げます。
おなじ 「SINIGANG(シニガン)」で、こんなのもあります。
”SINIGANG NA ULO NG ISDA(シニガン・ナ・ウロ・ナン・イスダ)”− ISDA(イスダ=魚)の ULO(ウロ=頭)がメイン具材の SINIGANG(シニガン)、つまり「魚の頭入りシニガン」です。
ULO NG ISDA(ウロ・ナン・イスダ)、この場合、二つの単語の間に位置する NG は「魚の」の「の」にあたります。
左の写真は ”KINILAW NA ISDA SA GATA(キニラウ・ナ・イスダ・サ・ガタ)”
「KINILAW(キニラウ)」は酢で〆た料理の総称。ISDA(イスダ=魚)のKINILAWです。
これに SA GATA がついて、SA は英語の前置詞 IN や AT のようなはたらき、 GATA はココナッツミルク(またはココナッツクリーム)、だから酢でしめた魚を更にココナッツミルクの中にいれたもの。
「KINILAW(キニラウ)」は、 「KILAWIN(キラウィン)」とも呼ばれます。生姜(=LUYA ルーヤ)、唐辛子(=SILING LABUYO シリン・ラブヨ)も入ってかなりスパイシー。こちらも暑い国の生活の知恵から生まれた料理と言えるでしょう。
★フィリピン、特に首都マニラでは十分に英語が通じるので、レストランでも不自由することはありませんが、料理名の多くは現地名(または英語とのミックス)なので、少なくても料理名や材料の現地語を覚えておくと便利です。
(レストランによっては、メニューに英語名表示や英語による説明を記載しているところもありますが)
☆★☆ ADOBO と KINILAW の本 ☆★☆: 詳細は 《ALL ABOUT PHILIPPINE FOOD》 に

◆ The Adobo Book:
ISBN 9712715485
◆ KINILAW :
ISBN 9715690149
スペイン語の影響を受けたタガログ語のことを記事にしたつもりですが、ビサヤ語は、それ以上にスペイン語の影響力が強いようです。詳しくは、 SHIN さんのコメントをご覧ください。
□ ■ □ ■ □
さて、本日の本題です。
外国語の単語や文法を、参考書だけで覚えるのは楽なことではありません。
でも勝手なもので、何か自分の興味があるものに関連づけると、案外身につくものです。
フィリピン料理のメニューを見ているだけでも、結構お勉強になります。
文法的に詳しく解説できるほどの知識は持ち合わせていませんが、知っていると役に立つこともあるやもしれませんので、いくつか例を挙げてみます。
◆ADOBO(アドボ)と SINIGANG(シニガン)◆

「ADOBO(アドボ)」は、酢、ニンニク、醤油、胡椒などで調理した料理の総称。
酢をふんだんに使うことで腐敗を防ぎます。
一方 「SINIGANG(シニガン)」は、SAMPALOC(サンパロック=タマリンド)というマメ科の植物で酸味をつけた酸っぱいスープ。 暑さの中も、この酸味が食欲を増進させます。
「ADOBO(アドボ)」には、ポーク(=BABOY バボイ)、チキン(=MANOK マノック)、イカ(=PUSIT イカ)、空芯菜/または朝顔菜(=KANGKONG カンコン)など、様々な種類があり、それぞれ具材名をつけて呼ばれます。
・ポーク(=BABOY バボイ)の場合は、ADOBONG BABOY(アドボン・バボイ)、
・チキン(=MANOK マノック)は、ADOBONG MANOK(アドボン・マノック)、
・イカ(=PUSIT イカ)は、ADOBONG PUSIT(アドボン・プシット)、
・空芯菜(=KANGKONG カンコン)は、ADOBONG KANGKONG(アドボン・カンコン)
と、いう具合に。
お気づきでしょうか? ADOBO のあとに NG がついているのを。
では、次は 「SINIGANG(シニガン) 」です。
SINIGANG も ADOBO 同様、メインとなる具材があります。 ポーク(=BABOY バボイ)、ビーフ(=BAKA バカ)、エビ(=HIPON ヒーポン/大きいエビは SUGPO スグポ)などをメインに、大根(=LABANOS ラバノス)や ナス(=TALONG タロン)、ササゲ(=SITAW シータウ)などの野菜(=GULAY グーライ)を入れます。こちらもそれぞれのメインの具材名をつけて呼びます。
・ポーク(=BABOY バボイ)の場合は、SINIGANG NA BABOY(シニガン・ナ・バボイ)、
・ビーフ(=BAKA バカ)は、SINIGANG NA BAKA(シニガン・ナ・バカ)、
・エビ(=HIPON ヒーポン)は、SINIGANG NA HIPON(シニガン・ナ・ヒーポン)。
お気づきですか、ADOBO との違い?
ふたつの単語を繋ぐのに、前の単語が母音で終わっている場合(この場合は ADOBO の" O")は、 ”NG” が前の単語の最後にくっつきます。
前の単語が子音で終わっている場合(この場合は SINIGANG の "G")、前の単語と後の単語の間に ”NA” が入ります。
これって、「繋辞」でよかったのかなぁ? なにせ、私はタガログ語のドロップアウト組なので・・・。 これ以上は文法の本でお勉強してください。
無責任発言をしていますが、もう少し例を挙げます。
おなじ 「SINIGANG(シニガン)」で、こんなのもあります。
”SINIGANG NA ULO NG ISDA(シニガン・ナ・ウロ・ナン・イスダ)”− ISDA(イスダ=魚)の ULO(ウロ=頭)がメイン具材の SINIGANG(シニガン)、つまり「魚の頭入りシニガン」です。
ULO NG ISDA(ウロ・ナン・イスダ)、この場合、二つの単語の間に位置する NG は「魚の」の「の」にあたります。

左の写真は ”KINILAW NA ISDA SA GATA(キニラウ・ナ・イスダ・サ・ガタ)”
「KINILAW(キニラウ)」は酢で〆た料理の総称。ISDA(イスダ=魚)のKINILAWです。
これに SA GATA がついて、SA は英語の前置詞 IN や AT のようなはたらき、 GATA はココナッツミルク(またはココナッツクリーム)、だから酢でしめた魚を更にココナッツミルクの中にいれたもの。
「KINILAW(キニラウ)」は、 「KILAWIN(キラウィン)」とも呼ばれます。生姜(=LUYA ルーヤ)、唐辛子(=SILING LABUYO シリン・ラブヨ)も入ってかなりスパイシー。こちらも暑い国の生活の知恵から生まれた料理と言えるでしょう。
★フィリピン、特に首都マニラでは十分に英語が通じるので、レストランでも不自由することはありませんが、料理名の多くは現地名(または英語とのミックス)なので、少なくても料理名や材料の現地語を覚えておくと便利です。
(レストランによっては、メニューに英語名表示や英語による説明を記載しているところもありますが)
☆★☆ ADOBO と KINILAW の本 ☆★☆: 詳細は 《ALL ABOUT PHILIPPINE FOOD》 に

◆ The Adobo Book:
ISBN 9712715485

◆ KINILAW :
ISBN 9715690149
February 15, 2006
◇”ちょっと” 気になる フィリピンの習慣〔2〕 - 「曜日」編

フィリピンは HALO HALO(ハロハロ=ごちゃ混ぜ)の国。
言葉だって、英語やら、スペイン語やら・・・
特にスペイン語はフィリピン語の中に根強く残っている。
11以上の数字、時間の表現、曜日や月の呼び方・・・。
アルファベットや発音はフィリピン風に変化して、
スペイン語の綴り "C”が "K" になろうが、
"F" が "P" と発音されようが、それはいいんですが、
●月曜日
スペイン語=LUNES
タガログ語=LUNES(ルネス)
●火曜日
スペイン語=MARTES
タガログ語=MARTES(マルテス)
●水曜日
スペイン語=MIERCOLES
タガログ語=MIYERKULES(ミイェルクレス)
●木曜日
スペイン語=JUEVES
タガログ語=HUWEBES(フウェべス)
●金曜日
スペイン語=VIERNES
タガログ語=BIYERNES(ビイェルネス)
●土曜日
スペイン語=SABADO
タガログ語=SABADO(サバド)
ここまでは理解できるけど、
●日曜日
スペイン語=DOMINGO
タガログ語=LINGGO(リンゴ)
どうして、日曜日だけこうなるの?????
====================================
<注> アクセント記号をつけると、文字化けすることがあるので省きました。

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│* LANGUAGE / 言葉 | * CUSTOM・CULTURE / ライフスタイル・習慣
February 14, 2006
◇フィリピンの ”太った少年”

首都マニラでも、避暑地として名高いバギオ(BAGUIO) でも、”太った少年”に会いました。
”太った少年”? 又の名を”TERIYAKI BOY(テリヤキ・ボーイ)”。
何をかくそう、フィリピンローカルの JAPANESE RESTAURANT(ジャパニーズ・レストラン)の店名です。(「日本料理レストラン」ではなく、あえて 「ジャパニーズ・レストラン」と呼ばせてください。)

”TERIYAKI BOY(テリヤキ・ボーイ)”がなぜ ”太った少年”なのかは理解しかねます。 マスコットの人形もそれほど太っているわけでもなし・・・・。

店内のいたるところに”太った少年”の文字。
日本の文字を使うことで、和の雰囲気をかもし出すのが狙い?
(影の声:「もしもし、でも字の並べ方がヘンですよ!」)
▼店頭の大きなボードにも、店内のポップにも「イカ・ケーキ」なる日本語が。(左)
試しにオーダーしてみました。(右) イカバーグフライでした。
ソースは天ツユでした。


▼こんなものもありました。 「KANI SALAD(カニ・サラダ)」です。

私の友人は、この店に来ると、必ずこれをオーダーするそうです。
帰国後、これを真似て何度か自宅でも作りました。
でもこの大量のマヨネーズは、いただけません。 マヨネーズはやめて、軽めのドレッシングにしていますが。
「カニカマ」はフィリピンでも大人気です。
そのくせ何人かの友人は、「カニカマ」をフェイクとは知らず、「カニ」だと思っていました。(トホホ)
▽ TERIYAKI BOY 各店舗の詳細
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February 11, 2006
◇フィリピンがイメージアップしちゃった!
スパ、エステ、ヒーリング、ビーチリゾート、・・・・。
「えっ、バリ島のこと?」、「ちがう?」、「じゃぁ、プーケット?」
いえ、いえ、フィリピンですよ。今、われらがフィリピンが、大きく飛躍しようとしているんですよ。
先日お知らせした《フィリピンセミナー》「優しいフィリピン〜心も体も癒されます〜」が本日、開催されました。 参加できなかった方のために、簡単に少しだけここでリポートしちゃいます。
第一印象は、『これまでにない飛躍です!』 『フィリピンが変わろうとしています。!』(あ〜、やっと? 遅すぎるといえば遅すぎるのですが。 まぁ、おおめに見ましょう。何事ものんびりしたお国柄なのですから)
今年は、日比友好50周年。
フィリピン政府観光省はフィリピンのプロモーションイベント「ココドコ?キャンペーン」、本年度の「プレミアム・リゾート・アイランド フィリピン〜フィリピンはカラダにいい〜」のイメージキャラクター、(あっ、ちがった)「フィリピン親善大使」に、渡辺杏(ワタナベ・アン)を起用しました。
ラスト・サムライでおなじみの渡辺 謙の長女であり、世界各国で行われるファッションショーに出演中のモデルです。
プレミアム・リゾート・アイランド フィリピンのサイトには、渡辺杏チャンがい〜っぱい。
「フィリピン親善大使 杏チャンの ハロハロ日記」なんていうページまで設けています。
全面的に女性をターゲットとしたプロモーション!
本来そうなのです、フィリピンっていう国は。 (これまで日本人男性ばかりが楽しみすぎ!)
(大きな声では言えませんが、”日本とちがって”)フィリピンでは女性はとっても大事にされますよ。さすがにキリスト教の国、欧米化された国。
でも、フィリピーノ達の「女性優先」= I LOVE YOU ではないので、気をつけてね!
フィリピン政府観光省が発行するパンフレットの表紙も、こんなにお洒落に生まれ変わりました。
フィリピン主要各地では、世界各国からの「女性」観光客の受け入れ準備が整っています。
まずは、なんといっても《スパ》。(はっきり言って、これまでは、少々お粗末でした)
行ってみたいスパが、どんどんオープンしています。
特にセブのここ一年の変容は目覚しいものです。
SHANGRI-LA (シャングリラ)MACTAN RESORT 内には、東洋一のスパ "CHI" がオープンするし、昨年オープンした HILTON ホテルにもスパが。
ホテル内だけではありません、セブは今やスパブーム。あちらこちらに心を、からだを癒してくれるスパが点在しています。
マニラのあるルソン島にも、昨年からちょっとしたブームの THE FARM があります。
ここは、オーガニック食品とヒーリングをミックスした、「滞在型癒し空間」。
少々興奮気味の私。詳しくは、各サイトをチェックしてみて!
本日のセミナーで紹介された主なサイトです。
■フィリピン政府観光省
・大阪事務所
・プレミアム・リゾート・アイランド フィリピン
■スパ・エステ関係
・セブ シャングリラ・CHI
・セブ ヒルトン
・セブ PARADISE ヘルス&フィットネス・スパ
・セブ プルクラリゾート(最新エステ事情はHPには更新されていないようですが)
・マニラ ORIENTAL SPA (MANDARIN ORIENTAL HOTEL)
・マニラ郊外 THE FARM
■マニラ・最新情報(観光省のHP 更新情報 参照/下記は当ブログの記事に掲載箇所)
・グリーンベルト(写真)
・TIENDESITAS
・FORT BONIFACIO
■ロングスティ
TROPICAL PARADISE VILLAGE
■BORACAY
ボラカイ島に53回も訪れている「ボラカイの達人」のブログ

「ココドコ?キャンペーン」「プレミアム・リゾート・アイランド フィリピン〜フィリピンはカラダにいい〜」
「えっ、バリ島のこと?」、「ちがう?」、「じゃぁ、プーケット?」
いえ、いえ、フィリピンですよ。今、われらがフィリピンが、大きく飛躍しようとしているんですよ。
先日お知らせした《フィリピンセミナー》「優しいフィリピン〜心も体も癒されます〜」が本日、開催されました。 参加できなかった方のために、簡単に少しだけここでリポートしちゃいます。
第一印象は、『これまでにない飛躍です!』 『フィリピンが変わろうとしています。!』(あ〜、やっと? 遅すぎるといえば遅すぎるのですが。 まぁ、おおめに見ましょう。何事ものんびりしたお国柄なのですから)

フィリピン政府観光省はフィリピンのプロモーションイベント「ココドコ?キャンペーン」、本年度の「プレミアム・リゾート・アイランド フィリピン〜フィリピンはカラダにいい〜」のイメージキャラクター、(あっ、ちがった)「フィリピン親善大使」に、渡辺杏(ワタナベ・アン)を起用しました。
ラスト・サムライでおなじみの渡辺 謙の長女であり、世界各国で行われるファッションショーに出演中のモデルです。
プレミアム・リゾート・アイランド フィリピンのサイトには、渡辺杏チャンがい〜っぱい。
「フィリピン親善大使 杏チャンの ハロハロ日記」なんていうページまで設けています。
全面的に女性をターゲットとしたプロモーション!
本来そうなのです、フィリピンっていう国は。 (これまで日本人男性ばかりが楽しみすぎ!)
(大きな声では言えませんが、”日本とちがって”)フィリピンでは女性はとっても大事にされますよ。さすがにキリスト教の国、欧米化された国。
でも、フィリピーノ達の「女性優先」= I LOVE YOU ではないので、気をつけてね!

フィリピン主要各地では、世界各国からの「女性」観光客の受け入れ準備が整っています。
まずは、なんといっても《スパ》。(はっきり言って、これまでは、少々お粗末でした)
行ってみたいスパが、どんどんオープンしています。
特にセブのここ一年の変容は目覚しいものです。
SHANGRI-LA (シャングリラ)MACTAN RESORT 内には、東洋一のスパ "CHI" がオープンするし、昨年オープンした HILTON ホテルにもスパが。
ホテル内だけではありません、セブは今やスパブーム。あちらこちらに心を、からだを癒してくれるスパが点在しています。
マニラのあるルソン島にも、昨年からちょっとしたブームの THE FARM があります。
ここは、オーガニック食品とヒーリングをミックスした、「滞在型癒し空間」。
少々興奮気味の私。詳しくは、各サイトをチェックしてみて!
本日のセミナーで紹介された主なサイトです。
■フィリピン政府観光省
・大阪事務所
・プレミアム・リゾート・アイランド フィリピン
■スパ・エステ関係
・セブ シャングリラ・CHI
・セブ ヒルトン
・セブ PARADISE ヘルス&フィットネス・スパ
・セブ プルクラリゾート(最新エステ事情はHPには更新されていないようですが)
・マニラ ORIENTAL SPA (MANDARIN ORIENTAL HOTEL)
・マニラ郊外 THE FARM
■マニラ・最新情報(観光省のHP 更新情報 参照/下記は当ブログの記事に掲載箇所)
・グリーンベルト(写真)
・TIENDESITAS
・FORT BONIFACIO
■ロングスティ
TROPICAL PARADISE VILLAGE
■BORACAY
ボラカイ島に53回も訪れている「ボラカイの達人」のブログ

「ココドコ?キャンペーン」「プレミアム・リゾート・アイランド フィリピン〜フィリピンはカラダにいい〜」
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│* TRAVEL - INFORMATION / トラベル情報 | * INFORMATION / ◆◆ お知らせ ◆◆
February 08, 2006
◇フィリピン、"MANILA" の歴史
前回の記事《フィリピンの国民的作家》で、故 NICK JOAQUIN(ニック・ホアキン)氏の著書「物語 マニラの歴史」を紹介したところ、フィリピン在住の keen さんからもコメントをいただきました。ありがとうございます。
お役に立てたようで、うれしく思います。
同じようなタイトルの本があるので、こちらも紹介しておきます。
■
マニラ 都市の歴史
出版社: 学芸出版社
ISBN: 476152149X (1996/03)
Ramon Ma. Zaragoza (原著)、
城所 哲夫 ・ 木田 健一 (訳)、
西村 幸夫(監修)
これは、オックスフォード大学出版局刊行の、東南アジアを中心にアジア各地の歴史、文化、生活を紹介する入門書、"IMAGE OF ASIA" (イメージ・オブ・アジア)シリーズの一冊です。
特に邦訳シリーズは、主として都市、建築に分野を絞り、アジア都市の歴史とその住まいの特質を文化的・歴史的背景からわかりやすく紹介しています。
さて、われらがフィリピンの「
マニラ 都市の歴史」は、『過ぎし日のマニラは、実に興味深い歴史をもつ。もしその朽ち果てた古代の城壁や建築物がその物語を語ることができたならば、それだけで我々はその血沸き肉踊る物語や果てなき冒険にすっかり魅了されるに違いない』と、読む前から読者をドキドキさせるような著者の「まえがき」ではじまります。
マニラが、16世紀に戦略的な地点に設けられた数千人の小さなマレー人集落から始まり、20世紀には1,200万人の喧噪の大都会へと成長するまでをまとめたものではありますが、城塞都市 INTRAMUROS(イントラムロス)を中心に、かつての都市生活と建築が紹介されています。
写真などイントラムロス関連の資料も数多く掲載されています。
■ □ ■ □ ■
ついでに フィリピン現地発刊の、イントラムロスのガイドブックを紹介しておきます。(またもや 「AMAZON で買えない本」ですみません。私はマニラの NATIONAL BOOK STORE で買いました。)
■INTRAMUROS IN & AROUND
BY RENE B. JAVELLANA
JESUIT COMMUNICATIONS FOUNDATION, INC
ISBN: 9710305018
P.Peso 200.-
5つのコースを示した、ウォーキングツアー用の地図が付いています。
☆ちなみに、《フィリピン"MANILA" のお役立ちガイドブック〔2〕》で 既に紹介した”Street-bound: Manila on foot
”にも、イントラムロスの歴史や歩き方が詳しく紹介されています。
お役に立てたようで、うれしく思います。
同じようなタイトルの本があるので、こちらも紹介しておきます。

■
出版社: 学芸出版社
ISBN: 476152149X (1996/03)
Ramon Ma. Zaragoza (原著)、
城所 哲夫 ・ 木田 健一 (訳)、
西村 幸夫(監修)
これは、オックスフォード大学出版局刊行の、東南アジアを中心にアジア各地の歴史、文化、生活を紹介する入門書、"IMAGE OF ASIA" (イメージ・オブ・アジア)シリーズの一冊です。
特に邦訳シリーズは、主として都市、建築に分野を絞り、アジア都市の歴史とその住まいの特質を文化的・歴史的背景からわかりやすく紹介しています。
さて、われらがフィリピンの「
マニラが、16世紀に戦略的な地点に設けられた数千人の小さなマレー人集落から始まり、20世紀には1,200万人の喧噪の大都会へと成長するまでをまとめたものではありますが、城塞都市 INTRAMUROS(イントラムロス)を中心に、かつての都市生活と建築が紹介されています。
写真などイントラムロス関連の資料も数多く掲載されています。
■ □ ■ □ ■
ついでに フィリピン現地発刊の、イントラムロスのガイドブックを紹介しておきます。(またもや 「AMAZON で買えない本」ですみません。私はマニラの NATIONAL BOOK STORE で買いました。)

■INTRAMUROS IN & AROUND
BY RENE B. JAVELLANA
JESUIT COMMUNICATIONS FOUNDATION, INC
ISBN: 9710305018
P.Peso 200.-
5つのコースを示した、ウォーキングツアー用の地図が付いています。
☆ちなみに、《フィリピン"MANILA" のお役立ちガイドブック〔2〕》で 既に紹介した”Street-bound: Manila on foot

February 05, 2006
◇フィリピンの国民的作家
フィリピンの国民的文筆家、NICK JOAQUIN(ニック・ホアキン)氏の著書が翻訳され、出版されました。
大変貴重で、興味深い一冊であるはず。
■物語 マニラの歴史
ニック・ホアキン著 宮本靖介監訳 橋本信彦、澤田公伸訳
出版社: 明石書店 / ISBN: 4750322377
《出版社キャプション》
「フィリピンの首都マニラは、スペイン・アメリカ・日本という列強帝国主義の支配を長い年月被ってきた。そのマニラの街の、そしてそこに住む人々の苦悩や喜びの歴史を、自らの揺籃の地マニラにたいする深い愛情をこめて、フィリピンの国民的作家ニック・ホアキンが余すところなく伝える。マニラの歴史と風情を伝えるイラストを多数掲載。18世紀のマニラ古地図、その他詳細なマニラ関連年表など多数の資料を付す。」
* * * * * * *
この本の原書は、 "MANILA MY MANILA"。1988年、当時のマニラ市長代理 GEMILIANO LOPEZ (へミリアーノ・ロペス)氏が、マニラ在住の若者が市民意識と誇り、そして郷土愛をいだく事を願い、国民的文筆家であるニック・ホアキン氏に執筆を依頼したものだそうです。
翻訳作業は2002年春より始まり、2005年秋までの3年半の年月が費やされ、ニック・ホアキン氏もこの日本語版刊行を楽しみにされていたにもかかわらず、2004年4月29日惜しくも他界されたとのことです。
彼の名前は、フィリピン現地のネット上、特に書籍関係のサイトでは度々目にしていましたが、他界されたということは、今回の「物語 マニラの歴史」の出版により初めて知りました。
彼の作品は、日本では小説「二つのヘソを持った女
(THE WOMAN WHO HAD TWO NAVELS)」が知られいるのではないかと思います。
この「二つのヘソを持った女」は、ハリー・ストーンヒル文学賞受賞作品ですが、彼は他にも文学・ジャーナリズムの両文野において権威ある賞を数々受賞しています。
彼の原書そのものは読んだことがありませんが、幸運にも私が所有する、「フィリピン料理・食文化」に関するエッセイ集、「KUSINA(LARAWAN BOOKS発行・1991年)」には彼のエッセイ、"FASHIONS IN FOOD"が収められています。
1920年代、1930年代、・・・ 1970年代と、各年代毎に評判になった当時の食文化が語られたものです。
もうこの本は店頭には並んでいないでしょうが、(当然 AMAZON では買えません。)彼のエッセイ、"FASHIONS IN FOOD"は、《フィリピン料理》の研究を始めた頃の私は、何度も読み返したものでした。
今もなお、時折このページを開いてみることは、言うまでもありません。
たった6ページのエッセイですが、今となっては大変貴重な作品となってしまいました。
* * * * * * *
「物語 マニラの歴史」、また《新年、フィリピンを読む》と題した「読んでみたい本・読み直してみたい本」のリストに仲間入りです。
内容はこちら ▼
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大変貴重で、興味深い一冊であるはず。

ニック・ホアキン著 宮本靖介監訳 橋本信彦、澤田公伸訳
出版社: 明石書店 / ISBN: 4750322377
《出版社キャプション》
「フィリピンの首都マニラは、スペイン・アメリカ・日本という列強帝国主義の支配を長い年月被ってきた。そのマニラの街の、そしてそこに住む人々の苦悩や喜びの歴史を、自らの揺籃の地マニラにたいする深い愛情をこめて、フィリピンの国民的作家ニック・ホアキンが余すところなく伝える。マニラの歴史と風情を伝えるイラストを多数掲載。18世紀のマニラ古地図、その他詳細なマニラ関連年表など多数の資料を付す。」
* * * * * * *
この本の原書は、 "MANILA MY MANILA"。1988年、当時のマニラ市長代理 GEMILIANO LOPEZ (へミリアーノ・ロペス)氏が、マニラ在住の若者が市民意識と誇り、そして郷土愛をいだく事を願い、国民的文筆家であるニック・ホアキン氏に執筆を依頼したものだそうです。
翻訳作業は2002年春より始まり、2005年秋までの3年半の年月が費やされ、ニック・ホアキン氏もこの日本語版刊行を楽しみにされていたにもかかわらず、2004年4月29日惜しくも他界されたとのことです。
彼の名前は、フィリピン現地のネット上、特に書籍関係のサイトでは度々目にしていましたが、他界されたということは、今回の「物語 マニラの歴史」の出版により初めて知りました。
彼の作品は、日本では小説「二つのヘソを持った女
この「二つのヘソを持った女」は、ハリー・ストーンヒル文学賞受賞作品ですが、彼は他にも文学・ジャーナリズムの両文野において権威ある賞を数々受賞しています。

彼の原書そのものは読んだことがありませんが、幸運にも私が所有する、「フィリピン料理・食文化」に関するエッセイ集、「KUSINA(LARAWAN BOOKS発行・1991年)」には彼のエッセイ、"FASHIONS IN FOOD"が収められています。
1920年代、1930年代、・・・ 1970年代と、各年代毎に評判になった当時の食文化が語られたものです。

もうこの本は店頭には並んでいないでしょうが、(当然 AMAZON では買えません。)彼のエッセイ、"FASHIONS IN FOOD"は、《フィリピン料理》の研究を始めた頃の私は、何度も読み返したものでした。
今もなお、時折このページを開いてみることは、言うまでもありません。
たった6ページのエッセイですが、今となっては大変貴重な作品となってしまいました。
* * * * * * *
「物語 マニラの歴史」、また《新年、フィリピンを読む》と題した「読んでみたい本・読み直してみたい本」のリストに仲間入りです。
内容はこちら ▼
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February 03, 2006
◇フィリピンの海洋民
今年の初めに《新年、フィリピンを読む》と題して、「読んでみたい本」、「読み直してみたい本」をリストアップしました。
■「漂海民バジャウの物語―人類学者が暮らしたフィリピン・スールー諸島
」もそのうちの一冊なのですが、この本の続編が発刊されていることがわかりました。

■「フィリピン・スールーの海洋民―バジャウ社会の変化
」というタイトルで、前作がバジャウの人々の暮らしの民族誌を物語的にわかりやすく綴ってあるのに対し、この続編は、「漂泊的な家舟居住生活を放棄し、定住的な家屋居住生活を受け入れた結果、バジャウ社会にどのような変化が生じてきたのかを探り」、具体的に新旧のバジャウ社会、居住方式、婚姻、離婚、親族、仕事、となり組、政治制度を比較分析されたもの、だということです。−「これは興味深い!」

著者ハリー・アルロ・ニモ氏は、ハワイ大学の人類学博士で、現在はカリフォルニア州立大学ヘイワード校人類学部名誉教授。60年代からバジャウのフィールドワークを始め、現在バジャウ研究の第一人者だといいます。
* * * * * *
《バジャウ》とは、フィリピン南西端、スールー諸島周辺の海を舟で漂泊し漁業と交易で生活を営む、水上生活者のこと。 何年か前に、テレビ(確かNHK)でバジャウの人たちを特集する番組を観たことがあります。
テレビの中の彼らは、私が知るフィリピン人とは、全く異なった生活習慣を営む人たちでした。
生活の場が「陸上」と「海上」の違いということだけではなく、クリスマスや HOLLY WEEK(ホーリー・ウィーク)といったキリスト教の習慣を生活基盤としている私の知る多くのフィリピン人とはちがい、バジャウの人たちのそれは伝統的儀式や、そしてそれに使用されるコスチュームまで、イスラム色の濃いものでした。
また、彼らはずっと船上でのみ生活をしていると思い込んでいましたが、水上に建てられた村があり、そこの集会場のようなところで、結婚式などの儀式が執り行われるのだと知りました。
* * * * * *
《バジャウ》のことをもっと知ろうとインターネットで調べていると、「マレーシアのバジャウ」とか「インドネシアのバジャウ」という表現が何度も目につきました。
《バジャウ》というのはフィリピンでのみ使われている言葉だと思っていたのに、それは大きな間違いで、よくよく調べてみると、「バジャウ人は海に生活の多くを依存する海洋民で、ウォーラセア海域の広い範囲に分散移住している」とのこと。
ということは、バジャウが存在する地域では、どこも共通に《バジャウ》と呼んでいるってこと?
京都大学東南アジア研究所(CSEAS)の『フィールドから見た東南アジア』という研究報告には、次のように解説されています。
〜 自然地理学上の分類線であるウォーレス線は、ロンボク海峡からマカッサル海峡を北上し、ミンダナオ島の東北に抜ける。ウォーレス線の東に広がるのがウォーラセア海域である。ウォーラセア海域は、多様な森林産物と海産物を有する多島海で、古くから海を媒介とする人とモノのネットワークが発展してきた。バジャウ人は海に生活の多くを依存する海洋民で、ウォーラセア海域の広い範囲に分散移住している。古くから彼らは、ナマコやフカヒレなどの華人向け海産物の採取を生業としてきた。〜
* * * * * *
上記で紹介した2冊は、和文に訳されたものですが、バジャウについての研究成果が発表された日本語による書籍が、ちょうど最近発刊されたばかりです。
■ 貧困の民族誌―フィリピン・ダバオ市のサマの生活

タイトルに《バジャウ》という言葉が含まれていないので、この本が《バジャウ》について書かれたものだとは気がつかなかったのですが、「サマ」というのはサマ語を話す人たちのことで、《バジャウ》もそこに属するのだそうです。
著者、青山 和佳氏の研究報告は、アジア政経学会(JAAS)のHPにも「フィリピン・ダバオ市におけるバジャウの生活条件」というタイトルでデータベース化されたものが掲載されています。
==========================
その他《バジャウ》に関する書籍や研究報告はこちら ▼ 続きを読む
■「漂海民バジャウの物語―人類学者が暮らしたフィリピン・スールー諸島

■「フィリピン・スールーの海洋民―バジャウ社会の変化

著者ハリー・アルロ・ニモ氏は、ハワイ大学の人類学博士で、現在はカリフォルニア州立大学ヘイワード校人類学部名誉教授。60年代からバジャウのフィールドワークを始め、現在バジャウ研究の第一人者だといいます。
* * * * * *
《バジャウ》とは、フィリピン南西端、スールー諸島周辺の海を舟で漂泊し漁業と交易で生活を営む、水上生活者のこと。 何年か前に、テレビ(確かNHK)でバジャウの人たちを特集する番組を観たことがあります。
テレビの中の彼らは、私が知るフィリピン人とは、全く異なった生活習慣を営む人たちでした。
生活の場が「陸上」と「海上」の違いということだけではなく、クリスマスや HOLLY WEEK(ホーリー・ウィーク)といったキリスト教の習慣を生活基盤としている私の知る多くのフィリピン人とはちがい、バジャウの人たちのそれは伝統的儀式や、そしてそれに使用されるコスチュームまで、イスラム色の濃いものでした。
また、彼らはずっと船上でのみ生活をしていると思い込んでいましたが、水上に建てられた村があり、そこの集会場のようなところで、結婚式などの儀式が執り行われるのだと知りました。
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《バジャウ》のことをもっと知ろうとインターネットで調べていると、「マレーシアのバジャウ」とか「インドネシアのバジャウ」という表現が何度も目につきました。
《バジャウ》というのはフィリピンでのみ使われている言葉だと思っていたのに、それは大きな間違いで、よくよく調べてみると、「バジャウ人は海に生活の多くを依存する海洋民で、ウォーラセア海域の広い範囲に分散移住している」とのこと。
ということは、バジャウが存在する地域では、どこも共通に《バジャウ》と呼んでいるってこと?
京都大学東南アジア研究所(CSEAS)の『フィールドから見た東南アジア』という研究報告には、次のように解説されています。
〜 自然地理学上の分類線であるウォーレス線は、ロンボク海峡からマカッサル海峡を北上し、ミンダナオ島の東北に抜ける。ウォーレス線の東に広がるのがウォーラセア海域である。ウォーラセア海域は、多様な森林産物と海産物を有する多島海で、古くから海を媒介とする人とモノのネットワークが発展してきた。バジャウ人は海に生活の多くを依存する海洋民で、ウォーラセア海域の広い範囲に分散移住している。古くから彼らは、ナマコやフカヒレなどの華人向け海産物の採取を生業としてきた。〜
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上記で紹介した2冊は、和文に訳されたものですが、バジャウについての研究成果が発表された日本語による書籍が、ちょうど最近発刊されたばかりです。
■ 貧困の民族誌―フィリピン・ダバオ市のサマの生活

タイトルに《バジャウ》という言葉が含まれていないので、この本が《バジャウ》について書かれたものだとは気がつかなかったのですが、「サマ」というのはサマ語を話す人たちのことで、《バジャウ》もそこに属するのだそうです。
著者、青山 和佳氏の研究報告は、アジア政経学会(JAAS)のHPにも「フィリピン・ダバオ市におけるバジャウの生活条件」というタイトルでデータベース化されたものが掲載されています。
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その他《バジャウ》に関する書籍や研究報告はこちら ▼ 続きを読む
February 01, 2006
◇フィリピンの 「ここが知りたい!」
2006年も始まったばかりだと思っていたのに、1月ももう最終日。
当ブログも開始してからもう3ヶ月も経ちました。
特にこのところ検索キーワードからのアクセスが多く、驚いています。
以前に、アクセスの多い料理名の検索キーワードについては書きましたが、1月も終わりということで、今月ひと月間にアクセスされたキーワードを調べてみました。
「フィリピン」に興味をもっている人が意外に多いことに少々驚き、またそれだけフィリピンについては文献が少ないのでは?と感じます。
以下、上位の検索キーワードです。
《 料理名 》
第1位:「SISIG(シシグ/写真上)」は、前回同様ですが、
今回は「ARROZ CALDO(アロス・カルド/写真下)」も
同点で第一位です。
第2位:「BOPIS(ボピス)」、「TAPSILOG(タプシログ)」
第3位:「PANCIT(パンシット)」、「CHAMPORADO(チャンポラード)」
あと、フード全般では、「フィリピンのお茶」「フィリピンバナナ/バナナ・チップ」、「イカ/イカの缶詰」、「マンゴ/7Dマンゴ」など。
ドリンク/お酒では、「LAMBANOG(ランバノグ)」、「KALI(カリ)」。
* * * * * * * * * * * *
《 地名/場所 》

第1位:何故か「NUEVA ECIJA(ヌエバ・エシハ)」
第2位:「MAKATI(マカティ)」、「ORTIGAS(オルティガス)」
第3位:「TIENDESITAS(ティエンデシータス)、
「VILLA ESCUDERO(ビラ・エスクデロ)
* * * * * * * * * * * *
とまぁ、ここまでは取り立てて言うほどのことはありません。
実は、検索キーワード全体でダントツに多かったのが、「フィリピンのクリスマス」、そして「パロル」だったのです。 もう1月だというのに。
(フィリピンのクリスマスやパロルについては、12月のArchiveをご参照ください)
そのあと、「フィリピンのイメージ」、「フィリピン料理/フィリピンの家庭料理」、「フィリピンの写真/イメージ写真」、「フィリピンの音楽」、「フィリピンの朝食」というように続きます。
ここに表示したキーワード以外に、本当に多くの言葉で検索され、アクセスしていただきました。
今後、検索されたキーワードについては、なるべく多くの情報を発信していきたいと考えています。
当ブログも開始してからもう3ヶ月も経ちました。
特にこのところ検索キーワードからのアクセスが多く、驚いています。
以前に、アクセスの多い料理名の検索キーワードについては書きましたが、1月も終わりということで、今月ひと月間にアクセスされたキーワードを調べてみました。
「フィリピン」に興味をもっている人が意外に多いことに少々驚き、またそれだけフィリピンについては文献が少ないのでは?と感じます。
以下、上位の検索キーワードです。
《 料理名 》

今回は「ARROZ CALDO(アロス・カルド/写真下)」も
同点で第一位です。
第2位:「BOPIS(ボピス)」、「TAPSILOG(タプシログ)」
第3位:「PANCIT(パンシット)」、「CHAMPORADO(チャンポラード)」

あと、フード全般では、「フィリピンのお茶」「フィリピンバナナ/バナナ・チップ」、「イカ/イカの缶詰」、「マンゴ/7Dマンゴ」など。
ドリンク/お酒では、「LAMBANOG(ランバノグ)」、「KALI(カリ)」。
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《 地名/場所 》

第1位:何故か「NUEVA ECIJA(ヌエバ・エシハ)」
第2位:「MAKATI(マカティ)」、「ORTIGAS(オルティガス)」
第3位:「TIENDESITAS(ティエンデシータス)、
「VILLA ESCUDERO(ビラ・エスクデロ)
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とまぁ、ここまでは取り立てて言うほどのことはありません。
実は、検索キーワード全体でダントツに多かったのが、「フィリピンのクリスマス」、そして「パロル」だったのです。 もう1月だというのに。
(フィリピンのクリスマスやパロルについては、12月のArchiveをご参照ください)
そのあと、「フィリピンのイメージ」、「フィリピン料理/フィリピンの家庭料理」、「フィリピンの写真/イメージ写真」、「フィリピンの音楽」、「フィリピンの朝食」というように続きます。
ここに表示したキーワード以外に、本当に多くの言葉で検索され、アクセスしていただきました。
今後、検索されたキーワードについては、なるべく多くの情報を発信していきたいと考えています。
January 29, 2006
◇フィリピン "MANILA" のお役立ちガイドブック 〔2〕
昨日の記事《◇フィリピン "MANILA" のお役立ちガイドブック〔1〕》に、フィリピン在住の KEEN さんからコメントをいただきました。 ありがとうございました。
記事で紹介した、"GUIDE TO RESTAURANTS IN MANILA"(左)は、『NATIONAL BOOK STORE(ナショナル・ブックストアー)で買えるのかな?』とKEEN さん。
AMAZON では買えませんが、ナショナル・ブックストアーなら買えますよ。495ペソでした。
それから、昨日言い忘れていたことがあるので、つけ加えます。
★エリア毎の地図には、若者のニュースポット LIBIS(リビス)や、最近注目されている THE FORT(フォート・ボニファシオ)も掲載されていますよ。
■ □ ■ □ ■
さてさて、昨日予告したように、今日は《"MANILA" のお役立ちガイドブック》をもう一冊ご紹介します。
■ Street-bound: Manila on foot
BY JOSEFINA P. MANAHAN
ANVIL PUBLISHING INC.,
ISBN: 971-27-1135-8
P295.00(ペソ)
"ON FOOT" というように、「マニラのあちらこちらを歩いてまわる」ガイドブックです。
「えっ?フィリピン人が歩く???」あまり歩く事のないフィリピン人を見ているので、少し「?」でしたが、序文にこんな一節がありました。
"Times have changed. The paseo is no longer a custom."
「時代は変わってしまった。paseo(パセオ=スペイン語で「散歩」)はもはや習慣ではなくなってしまいました。」
えっ?ということは、スペイン統治時代は、「散歩」があったの?
INTRAMUROS(イントラムロス)内を、かつてのILLUSTRAD(イラストラッド=エリート階級)たちは、優雅に散歩などしていた時代があったのでしょう。
著者は、メトロマニラにすべてがそろってしまうショッピングモールが次々と「雨後のタケノコ」のように(これをフィリピンでは ”MUSHROOM”と動詞で表現します。雨後の「タケノコ」ではなく、雨後の「キノコ」です。)建ち始めた頃、それまでの経験から得た様々なマニラの一面一面を友人達と分かち合おうと、この本の出版を決めたそうです。
目次には、"TOUR(ツアー)"と称された行き先が20箇所あまり。
・AYALA MUSEUM(アヤラミュージアム)
・CARTIMAR MARKET(カルティマールマーケット)
・A DAY TRIP TO INTRAMUROS(イントラムロス一日ツアー)
・MANIBI(マビ二通り)
・METROPOLITAN MUSEUM(メトロポリタンミュージアム)
・RIZAL PARK(リサール公園)
といった、ポピュラーなところから、
・KAMUNING MARKET(カムニンマーケット)、
・UP(UNIVERSITY OF THE PHILIPPINES=フィリピン大学)
そして、
・TIANGGE SA GREENHILLS(グリーンヒルズのチャンゲ=いくつもの小さな屋台のような出店)まで、所要時間、車でいくなら何処で降りるべきか、どんな服装が最適か、と実体験に基づいたアドバイスがこと細かに書かれています。
また、ランチやメリエンダ(食事と食事の間のスナック)用のオススメスポットも紹介されています。
各ツアーには、「自然」「歴史」「文化」「買い物」と何に最適かが、可愛いアイコンで示されています。
これらのアイコンをはじめ、挿絵や地図もキュート。
旅行者向けガイドブックにはない、真の(新の?)マニラを発見できることでしょう。

AMAZON では買えませんが、ナショナル・ブックストアーなら買えますよ。495ペソでした。
それから、昨日言い忘れていたことがあるので、つけ加えます。
★エリア毎の地図には、若者のニュースポット LIBIS(リビス)や、最近注目されている THE FORT(フォート・ボニファシオ)も掲載されていますよ。
■ □ ■ □ ■
さてさて、昨日予告したように、今日は《"MANILA" のお役立ちガイドブック》をもう一冊ご紹介します。
■ Street-bound: Manila on foot

ANVIL PUBLISHING INC.,
ISBN: 971-27-1135-8
P295.00(ペソ)
"ON FOOT" というように、「マニラのあちらこちらを歩いてまわる」ガイドブックです。
「えっ?フィリピン人が歩く???」あまり歩く事のないフィリピン人を見ているので、少し「?」でしたが、序文にこんな一節がありました。
"Times have changed. The paseo is no longer a custom."
「時代は変わってしまった。paseo(パセオ=スペイン語で「散歩」)はもはや習慣ではなくなってしまいました。」
えっ?ということは、スペイン統治時代は、「散歩」があったの?
INTRAMUROS(イントラムロス)内を、かつてのILLUSTRAD(イラストラッド=エリート階級)たちは、優雅に散歩などしていた時代があったのでしょう。
著者は、メトロマニラにすべてがそろってしまうショッピングモールが次々と「雨後のタケノコ」のように(これをフィリピンでは ”MUSHROOM”と動詞で表現します。雨後の「タケノコ」ではなく、雨後の「キノコ」です。)建ち始めた頃、それまでの経験から得た様々なマニラの一面一面を友人達と分かち合おうと、この本の出版を決めたそうです。
目次には、"TOUR(ツアー)"と称された行き先が20箇所あまり。
・AYALA MUSEUM(アヤラミュージアム)
・CARTIMAR MARKET(カルティマールマーケット)
・A DAY TRIP TO INTRAMUROS(イントラムロス一日ツアー)
・MANIBI(マビ二通り)
・METROPOLITAN MUSEUM(メトロポリタンミュージアム)
・RIZAL PARK(リサール公園)
といった、ポピュラーなところから、
・KAMUNING MARKET(カムニンマーケット)、
・UP(UNIVERSITY OF THE PHILIPPINES=フィリピン大学)
そして、
・TIANGGE SA GREENHILLS(グリーンヒルズのチャンゲ=いくつもの小さな屋台のような出店)まで、所要時間、車でいくなら何処で降りるべきか、どんな服装が最適か、と実体験に基づいたアドバイスがこと細かに書かれています。
また、ランチやメリエンダ(食事と食事の間のスナック)用のオススメスポットも紹介されています。
各ツアーには、「自然」「歴史」「文化」「買い物」と何に最適かが、可愛いアイコンで示されています。
これらのアイコンをはじめ、挿絵や地図もキュート。
旅行者向けガイドブックにはない、真の(新の?)マニラを発見できることでしょう。
January 28, 2006
◇フィリピン "MANILA" のお役立ちガイドブック [1]
日本国内には、(他のアジア諸国に比べれれば少ないものの)フィリピン旅行のガイドブックは数々発行されています。
でも、リピーターにとっては、満足しがいたのでは?と感じてしまいます。
特に現地のレストラン情報は、旅行者向けのものではなく、ネイティブな情報が求められているのでは?
そこでお薦めするのが、2005年発行の "GUIDE TO RESTAURANTS IN MANILA"
(またもや今回も 「AMAZON では買えない本」、そして英文ですが。)
■GUIDE TO RESTAURANTS IN MANILA
このガイドブックは表紙からもわかるように、これまでフィリピンで発行された同種のものと比べると、かなり写真の出来栄えも、また印刷も向上していて画期的。(実は、写真の美しさに驚いています。)
まず、《CUISINE(キュイジーヌ)》という項目があります。
料理のカテゴリー、国別にアルファベット順にレストラン名がリストアップされています。
"ASIAN" から始まり、"ASIAN FUSION", "ASIAN/WESTERN", ---- " CHINESE", "CONTINENTAL" --- "CUBAN", "EUROPEAN", "FILIPINO" というように。
そこには、レストラン名と一緒に検索用の「レストラン番号」が表示されています。
次に《MAP(地図)》の項目があります。
各レストランページの簡単な地図以外に、ここには北は QUEZON CITY(ケソン・シティー)の FAIR VIEW(フェア・ビュー)から、南は ALABANG(アラバン)まで、24箇所のエリアのレストランが地図上で紹介されています。
そして、《REVIEW(レビュー)》には、各レストランが1ページ毎に紹介されていて、写真(これが結構美しい!)、プロフィール、お勧め、簡単な地図、住所、営業時間、定休日、ランク等の詳細が記載されています。
ここで、重要な役割を果たすのが、「レストラン番号」です。
地図上に、「レストラン番号」が表示されているので、各レストランのページにはブランチ(支店)名が記載されていないものの、他のエリアに同じ番号(いわゆる支店)があるかどうかを探すことができます。
地図上は「レストラン番号」のみが記載され、住所や電話番号は同ページの空欄、または次ページに記載されています。
とにかく、印刷がきれいなので(日本では当たり前のことでも、悲しいかなフィリピンではこれまで、印刷はとかく不鮮明でした)、目的の場所探しはそれほど困難ではないと思われます。
発行: ENCYCLEA PUBLICATIONS
ISBN: 971917199
☆ AMAZON で買えない現地発行の書籍。 現地出版であれば、通常は現地語のはず。 フィリピンについていえば、こういった出版物はほとんど「英語」で出版されているのです。
さすがに、英語を自由に操るお国柄。うれしい限りです。(でも、だから、私のタガログ語が上達しないのよね。)
☆ 出版社の HP上では、この本のことを "This is an unusual and useful book" と紹介しています。(韻をふんだ、英語独特の表現方法です)
《次回予告: "MANILA"のお役立ちガイドブック〔2〕》
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でも、リピーターにとっては、満足しがいたのでは?と感じてしまいます。
特に現地のレストラン情報は、旅行者向けのものではなく、ネイティブな情報が求められているのでは?
そこでお薦めするのが、2005年発行の "GUIDE TO RESTAURANTS IN MANILA"
(またもや今回も 「AMAZON では買えない本」、そして英文ですが。)
■GUIDE TO RESTAURANTS IN MANILA

このガイドブックは表紙からもわかるように、これまでフィリピンで発行された同種のものと比べると、かなり写真の出来栄えも、また印刷も向上していて画期的。(実は、写真の美しさに驚いています。)
まず、《CUISINE(キュイジーヌ)》という項目があります。
料理のカテゴリー、国別にアルファベット順にレストラン名がリストアップされています。
"ASIAN" から始まり、"ASIAN FUSION", "ASIAN/WESTERN", ---- " CHINESE", "CONTINENTAL" --- "CUBAN", "EUROPEAN", "FILIPINO" というように。
そこには、レストラン名と一緒に検索用の「レストラン番号」が表示されています。
次に《MAP(地図)》の項目があります。
各レストランページの簡単な地図以外に、ここには北は QUEZON CITY(ケソン・シティー)の FAIR VIEW(フェア・ビュー)から、南は ALABANG(アラバン)まで、24箇所のエリアのレストランが地図上で紹介されています。
そして、《REVIEW(レビュー)》には、各レストランが1ページ毎に紹介されていて、写真(これが結構美しい!)、プロフィール、お勧め、簡単な地図、住所、営業時間、定休日、ランク等の詳細が記載されています。
ここで、重要な役割を果たすのが、「レストラン番号」です。
地図上に、「レストラン番号」が表示されているので、各レストランのページにはブランチ(支店)名が記載されていないものの、他のエリアに同じ番号(いわゆる支店)があるかどうかを探すことができます。
地図上は「レストラン番号」のみが記載され、住所や電話番号は同ページの空欄、または次ページに記載されています。
とにかく、印刷がきれいなので(日本では当たり前のことでも、悲しいかなフィリピンではこれまで、印刷はとかく不鮮明でした)、目的の場所探しはそれほど困難ではないと思われます。
発行: ENCYCLEA PUBLICATIONS
ISBN: 971917199
☆ AMAZON で買えない現地発行の書籍。 現地出版であれば、通常は現地語のはず。 フィリピンについていえば、こういった出版物はほとんど「英語」で出版されているのです。
さすがに、英語を自由に操るお国柄。うれしい限りです。(でも、だから、私のタガログ語が上達しないのよね。)
☆ 出版社の HP上では、この本のことを "This is an unusual and useful book" と紹介しています。(韻をふんだ、英語独特の表現方法です)
《次回予告: "MANILA"のお役立ちガイドブック〔2〕》
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January 25, 2006
◇星になったフィリピンの”ナタデココ”
《 ◇フィリピンの言葉〔5〕−料理編 》に、ご主人がフィリピン人で只今フィリピン料理を特訓中だという MAI さんからコメントをいただきました。 ありがとうございました。
MAI さんによると、スープや麺類は、日本人のお友達にも好評だとのこと。
☆ それでは、パーティのテーブルに並ぶと、かならず日本人がお代わりしたくなる、
とっておきのフィリピン料理をもうひとつ、ご紹介! ☆
☆★☆《フルーツ・サラダ》☆★☆ です!!
「サラダ」とはいっても、日本人のイメージするところの「おかずになるサラダ」ではなく、《デザート》なのです。
たっぷりのフルーツを生クリームと練乳で和えた、甘〜いサラダ。
フルーツも、缶詰のフルーツミックスを使うので、とても簡単。
そして主役は、フィリピンが世界に誇る(ちょっとオーバー?)、その名も《ナタデココ》。
日本ではほとんど知られていませんが、実はこの《フルーツ・サラダ》こそがフィリピンでの《ナタデココ》の一般的な食べ方です。
かつては一世を風靡したナタ・デ・ココ旋風も落ち着いて、今ではデザートやドリンク用の材料としてすっかり”定着”・・・・、と思ったら、
なんと、われらが《ナタデココ》は、「星☆」になってバージョンアップ!していたのです。

スターシェイプナタデココ 432g
ついでにパイナップルも、星☆になっていました。

スターシェイプパイン【432g】
あとこれに、LANGKA (ランカ=ジャック・フルーツ)、KAON (カオン=サトウヤシの実のシロップ漬け)、MACAPUNO (マカプノ=熟しても硬くならない、突然変異のココナッツのシロップ漬け)、レーズンなどを加えれば、本場の《フルーツ・サラダ》の出来上がり。
だけど、こんなに可愛い☆型トッピングがあれば、本場フィリピンと同じ材料がそろわなくっても、見た目では勝利!
《フルーツ・サラダ》の作り方 はこちら(出来ばえを左右するコツも披露)
▼
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MAI さんによると、スープや麺類は、日本人のお友達にも好評だとのこと。
☆ それでは、パーティのテーブルに並ぶと、かならず日本人がお代わりしたくなる、
とっておきのフィリピン料理をもうひとつ、ご紹介! ☆
☆★☆《フルーツ・サラダ》☆★☆ です!!


「サラダ」とはいっても、日本人のイメージするところの「おかずになるサラダ」ではなく、《デザート》なのです。
たっぷりのフルーツを生クリームと練乳で和えた、甘〜いサラダ。
フルーツも、缶詰のフルーツミックスを使うので、とても簡単。
そして主役は、フィリピンが世界に誇る(ちょっとオーバー?)、その名も《ナタデココ》。
日本ではほとんど知られていませんが、実はこの《フルーツ・サラダ》こそがフィリピンでの《ナタデココ》の一般的な食べ方です。
かつては一世を風靡したナタ・デ・ココ旋風も落ち着いて、今ではデザートやドリンク用の材料としてすっかり”定着”・・・・、と思ったら、
なんと、われらが《ナタデココ》は、「星☆」になってバージョンアップ!していたのです。

スターシェイプナタデココ 432g
ついでにパイナップルも、星☆になっていました。

スターシェイプパイン【432g】
あとこれに、LANGKA (ランカ=ジャック・フルーツ)、KAON (カオン=サトウヤシの実のシロップ漬け)、MACAPUNO (マカプノ=熟しても硬くならない、突然変異のココナッツのシロップ漬け)、レーズンなどを加えれば、本場の《フルーツ・サラダ》の出来上がり。
だけど、こんなに可愛い☆型トッピングがあれば、本場フィリピンと同じ材料がそろわなくっても、見た目では勝利!
《フルーツ・サラダ》の作り方 はこちら(出来ばえを左右するコツも披露)
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January 22, 2006
◇フィリピンの言葉 〔5〕−料理編
フィリピン料理には、スペイン風の名前で呼ばれているものがあります。
だからといって、スペイン風の料理かといえばそうではなく、では生粋のフィリピン料理なのかといえば、またそうでもなく・・・・。
実は、見た目は中華料理!
名前はスペイン語、見た目は中華料理、でもフィリピンではポピュラーな定番料理。
そんなハロハロ(フィリピン語で「ごちゃ混ぜ」)な料理がいくつかあります。
■《AMPALAYA CON KARNE》
代表的なものが、《AMPALAYA CON KARNE(アンパラヤ・コン・カルネ)》。
”AMPALAYA(アンパラヤ)”は「ニガウリ」。 AMARGOSO(アマルゴソ)とも呼ばれることもあります。(AMARGO は確かスペイン語で「苦い」)
”CON(コン)”は、スペイン語で「〜と共に」、英語の「WITH」と同様。
”KARNE(カルネ)”は、肉。 スペイン語のCARNE がフィリピン語風に「C」が「K」 に変えられ、フィリピン語となっています。(もともとのフィリピン語のアルファベットは20文字でその中に「C」は含まれませんが、外来語等の表示に使われます。)
ようは、『ニガウリと牛肉の炒め物』です。
どう見てもスペイン料理には見えませんよね。 家庭によって味付けは様々ですが、写真はブラック・ビーンズ(豆鼓=トウチ)で味付けたもの。
■《ARROZ CALDO 》
こちらは、 《ARROZ CALDO(アロス・カルド)》(又は、ARROZ CON CALDO)。
”ARROZ(アロス)”は、スペイン語で「米」、”CALDO(カルド)”もスペイン語の「汁」。
つまり「お粥」。
もっとフィリピン的に《LUGAW(ルーガウ)》と呼ばれることもあります。
あと、《LUMPIANG FRITO(ルンピアン・フリトー)》→「揚げ(フリトー)春巻き(ルンピア)」や、《SOPA DE NIDO(ソパ・デ・ニド)》→「ツバメの巣(ニド)のスープ(SOPA)」といったように、中華料理はフィリピン語ではなく、スペイン語の名前がついています。
さて、それは何故でしょう?
フィリピン料理のレストランは、実はまだ歴史が浅く、スペイン統治時代のレストランというと、中華料理であったと言われています。
又、外食ができるのはエリート階級、すなわちスペイン人。
ですから、外食するスペイン人のために、中華料理名をスペイン語で表示したのだそうです。 現在残っている呼び名は、「完璧にスペイン語」というより「フィリピン語風、スペイン語」ですが。
もうひとつ興味深いのは、「−−屋」をあらわす「−−RIA(リア)」というスペイン語の表現。
例えば、スペイン語で PANADERIA(パナデリア)は、パン(PAN)屋。LIBRERIA(リブレリア)は、本(LIBRO)屋。
CAFETERIA (カフェテリア)を例に挙げるとわかりやすいですね。
この表現方法まで、フィリピン語にあてはめたのが、《PANCITERIA(パンシテリア)》。
中国がもたらした麺類は、総称して ”PANCIT (パンシット)"と呼ばれています。 もちろんスペイン語ではありません。が、スペイン語の「−−屋」の法則に基づいてつけられたと推測できるのがこのパンシットを売る店(パンシットを出すレストラン)の《PANCITERIA(パンシテリア)》。
起源は中国、料理方法はフィリピン風、そして呼び名はスペイン語風、
もう、頭がゴチャゴチャになってきました・・・・・。
だからといって、スペイン風の料理かといえばそうではなく、では生粋のフィリピン料理なのかといえば、またそうでもなく・・・・。
実は、見た目は中華料理!
名前はスペイン語、見た目は中華料理、でもフィリピンではポピュラーな定番料理。
そんなハロハロ(フィリピン語で「ごちゃ混ぜ」)な料理がいくつかあります。
■《AMPALAYA CON KARNE》

”AMPALAYA(アンパラヤ)”は「ニガウリ」。 AMARGOSO(アマルゴソ)とも呼ばれることもあります。(AMARGO は確かスペイン語で「苦い」)
”CON(コン)”は、スペイン語で「〜と共に」、英語の「WITH」と同様。
”KARNE(カルネ)”は、肉。 スペイン語のCARNE がフィリピン語風に「C」が「K」 に変えられ、フィリピン語となっています。(もともとのフィリピン語のアルファベットは20文字でその中に「C」は含まれませんが、外来語等の表示に使われます。)
ようは、『ニガウリと牛肉の炒め物』です。
どう見てもスペイン料理には見えませんよね。 家庭によって味付けは様々ですが、写真はブラック・ビーンズ(豆鼓=トウチ)で味付けたもの。
■《ARROZ CALDO 》

こちらは、 《ARROZ CALDO(アロス・カルド)》(又は、ARROZ CON CALDO)。
”ARROZ(アロス)”は、スペイン語で「米」、”CALDO(カルド)”もスペイン語の「汁」。
つまり「お粥」。
もっとフィリピン的に《LUGAW(ルーガウ)》と呼ばれることもあります。
あと、《LUMPIANG FRITO(ルンピアン・フリトー)》→「揚げ(フリトー)春巻き(ルンピア)」や、《SOPA DE NIDO(ソパ・デ・ニド)》→「ツバメの巣(ニド)のスープ(SOPA)」といったように、中華料理はフィリピン語ではなく、スペイン語の名前がついています。
さて、それは何故でしょう?
フィリピン料理のレストランは、実はまだ歴史が浅く、スペイン統治時代のレストランというと、中華料理であったと言われています。
又、外食ができるのはエリート階級、すなわちスペイン人。
ですから、外食するスペイン人のために、中華料理名をスペイン語で表示したのだそうです。 現在残っている呼び名は、「完璧にスペイン語」というより「フィリピン語風、スペイン語」ですが。
もうひとつ興味深いのは、「−−屋」をあらわす「−−RIA(リア)」というスペイン語の表現。
例えば、スペイン語で PANADERIA(パナデリア)は、パン(PAN)屋。LIBRERIA(リブレリア)は、本(LIBRO)屋。
CAFETERIA (カフェテリア)を例に挙げるとわかりやすいですね。
この表現方法まで、フィリピン語にあてはめたのが、《PANCITERIA(パンシテリア)》。
中国がもたらした麺類は、総称して ”PANCIT (パンシット)"と呼ばれています。 もちろんスペイン語ではありません。が、スペイン語の「−−屋」の法則に基づいてつけられたと推測できるのがこのパンシットを売る店(パンシットを出すレストラン)の《PANCITERIA(パンシテリア)》。
起源は中国、料理方法はフィリピン風、そして呼び名はスペイン語風、
もう、頭がゴチャゴチャになってきました・・・・・。
January 20, 2006
◇”フィリピン”ファンのための お役立ち「日本語」サイト
昨日の記事、《◇フィリピンのお酒〔4〕》では、ココ椰子のお酒 LAMBANOG QUEEN(ランバノグ・クィーン》のホームページをご紹介しました。
私がフィリピン料理研究を始めた頃とは違い、今やインターネットでどんな情報も入手可能となりました。
が・・・・、ちょっとまだ大変なのがフィリピン情報。
旅行に関しては、多くのサイトがありますが、こと植物や食品となると、あったとしても本国の英語サイトがほとんど、という状況。
フィリピン国内のみで消費されているようなものについては、なかなか日本語のサイトはありませんが、(そのな状況下で、LAMBANOG QUEEN のサイトは珍しい例。貴重です!)輸出品についてはさすがに日本語のサイトができてきました。(もっともサイトを運営しているのは輸出側でなく、輸入側の日本企業ですが。)
日本語サイトはフィリピンファンにとって、『救世主』
いくつかご紹介しましょう。
★ マンゴー ★
■Diamondstar Mango
「フィリピンマンゴーとは」、「マンゴーの植物学」、「レシピ」のほか、農場での生産過程を撮影した写真も多く、切り方も写真を使って説明されています。
興味深いのは、「フィリピンマンゴー生産地マップ」です。 主要生産地ルソン島の収穫は12月から6月。その後収穫地はセブ、ミンダナオ島へと、北から南へ移動していくのだそうです。 「同じ果実が、しかも同品種が周年供給できる」といのうは、特異な恵まれた条件なのだそうです。
------------------------------------*
★ バナナ ★
■バナナ大学
バナナの総合情報サイト。
特にフィリピン・バナナについてのサイトというわけではありませんがバナナの基礎知識が学べます。
■「バナナの足」研究会
特にアジア・アフリカにおけるバナナの栽培文化が詳しく掲載されています。
フィリピンサイトには、生産地として有名なミンダナオ島から、ミンドロ島の少数民族による栽培まで語られています。
■CHIQUITA
「歴史」等の基礎的な情報以外に、「ファンサイト」、ステッカーの「ギャラリー」「CM動画」、「ブログ」、バナナ模様のTシャツや雑貨が買える「オンライン・ストア」まで遊び心たっぷりの、とっても楽しいサイトです。
■住商フルーツ/自然王国、GRACIO
「簡単レシピ」、「知っているようで知らないバナナの話」「フィリピン風バナナライフ」等。
実はこのサイトのあちらこちらに私の名前が登場しています。(写真やレシピを提供しました。)
------------------------------------*
■Dole のスウィーティオ
バナナ「コクうま 高地栽培」で、スーパーマーケットでももうおなじみブランドですね。
パイナップルも Dole です。
■ローヤル 世界をネットワーク化し 旬の味を食卓へ
世界中から輸入した果実、野菜のサイトです。
フィリピンからは、マンゴと4ブランドものバナナが掲載されています。
私がフィリピン料理研究を始めた頃とは違い、今やインターネットでどんな情報も入手可能となりました。
が・・・・、ちょっとまだ大変なのがフィリピン情報。
旅行に関しては、多くのサイトがありますが、こと植物や食品となると、あったとしても本国の英語サイトがほとんど、という状況。
フィリピン国内のみで消費されているようなものについては、なかなか日本語のサイトはありませんが、(そのな状況下で、LAMBANOG QUEEN のサイトは珍しい例。貴重です!)輸出品についてはさすがに日本語のサイトができてきました。(もっともサイトを運営しているのは輸出側でなく、輸入側の日本企業ですが。)
日本語サイトはフィリピンファンにとって、『救世主』
いくつかご紹介しましょう。

★ マンゴー ★
■Diamondstar Mango
「フィリピンマンゴーとは」、「マンゴーの植物学」、「レシピ」のほか、農場での生産過程を撮影した写真も多く、切り方も写真を使って説明されています。
興味深いのは、「フィリピンマンゴー生産地マップ」です。 主要生産地ルソン島の収穫は12月から6月。その後収穫地はセブ、ミンダナオ島へと、北から南へ移動していくのだそうです。 「同じ果実が、しかも同品種が周年供給できる」といのうは、特異な恵まれた条件なのだそうです。
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★ バナナ ★
■バナナ大学
バナナの総合情報サイト。
特にフィリピン・バナナについてのサイトというわけではありませんがバナナの基礎知識が学べます。
■「バナナの足」研究会
特にアジア・アフリカにおけるバナナの栽培文化が詳しく掲載されています。
フィリピンサイトには、生産地として有名なミンダナオ島から、ミンドロ島の少数民族による栽培まで語られています。
■CHIQUITA
「歴史」等の基礎的な情報以外に、「ファンサイト」、ステッカーの「ギャラリー」「CM動画」、「ブログ」、バナナ模様のTシャツや雑貨が買える「オンライン・ストア」まで遊び心たっぷりの、とっても楽しいサイトです。
■住商フルーツ/自然王国、GRACIO
「簡単レシピ」、「知っているようで知らないバナナの話」「フィリピン風バナナライフ」等。
実はこのサイトのあちらこちらに私の名前が登場しています。(写真やレシピを提供しました。)
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■Dole のスウィーティオ
バナナ「コクうま 高地栽培」で、スーパーマーケットでももうおなじみブランドですね。
パイナップルも Dole です。
■ローヤル 世界をネットワーク化し 旬の味を食卓へ
世界中から輸入した果実、野菜のサイトです。
フィリピンからは、マンゴと4ブランドものバナナが掲載されています。
January 19, 2006
◇フィリピン・セミナーのお知らせ

「優しいフィリピン〜心も体も癒されます〜」セミナー開催のご案内
★ 突然ですが、フィリピン旅行についての情報をご希望の方々に朗報です。
来る2月11日(土)、大阪市中央区の大阪産業創造館にて、日本フィリピン観光協議会西日本(JPTC WEST)と、フィリピン共和国観光省西日本支局との共同で、心と体に優しいフィリピンを伝えるべく、「優しいフィリピンセミナー」が開催されます。
プログラムは、
・ロングステイとフィリピンよもやま話し」
−読売テレビお天気キャスター 小谷純久(こたによしひさ)氏
・「優しいフィリピン〜ボラカイ島」について
−ボラカイ島の達人を予定
・「セブ島・エステ事情」
・「フィリピンの最新情報」
・「フィリピンの伝統的なバンブーダンス」実演
など、盛りだくさん。
また、フィリピン関連商品(旅行を含む)が当たるお楽しみ抽選会、セミナー終了後は「フィリピン相談会」も用意されているそうです。
======= 記 ========
■日時:2006年2月11日(土)13:30-15:30(セミナー部分)
■場所:大阪産業創造館 6階会議室E
大阪市中央区本町1-4-5(大阪府警東警察署 北向い)
大阪市営地下鉄 堺筋本町駅2番出口すぐ(地図)
■詳細とお申込は、こちらのサイトでご確認ください。
申込締め切りは1月31日(火曜日)ですが、定員(100名)になり次第締切るそうですので、お早めに!
フィリピンを身近に体験する、またとないチャンス!
お近くにお住まいの方、そうでない方も、参加してみませんか?
☆ ☆ ☆


《フィリピンの誇る世界で最も美しいビーチの一つ、BORACAY。
約4キロにわたる白砂のビーチが続きます。》

Posted by harana at
21:34
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│* INFORMATION / ◆◆ お知らせ ◆◆ | * TRAVEL - INFORMATION / トラベル情報
◇フィリピンのお酒 〔4〕
うれしい発見です!!
■□■LAMBANOG(ランバノッグ=ココ椰子の蒸留酒)
《◇フィリピンのお酒〔2〕》では、日本で買えるフィリピンのお酒をいくつか紹介しましたが、その内のひとつ、(Pure Lambanog Queen)ピュア ランバノグ クイーン 750ml 40度 には、日本語のホームページがありました。
ランバノグについてとっても詳し〜く解説されています、もちろん「日本語」で。
単なる製品紹介ではなく、「ランバノグの文化・歴史」、「製造工程」、「楽しい飲み方」、「カクテル・レシピ」まで掲載されています。
なんといってもうれしいのは、採取から瓶詰めまでの製造工程が、しかも「日本語」で読める、という点。
「製品理念」のページによると、品質も芳しくなく、世界的にも知られていないスピリッツであり、フィリピンでも地方の田舎で飲用される地酒の域を脱していないこのランバノグを、
『フィリピン共和国産のスピリッツであるランバノグを世界の四大ホワイトスピリッツであるウォッカ、ラム、テキーラ、ジンの様な品質に向上できないか』という計画からこの製品開発が始まったそうです。
拍手!!!
■ちなみに、同時に紹介した、ピュア ランバノグ & ココナッツ クリーム リキュール『ココロコ』 750ml 17度 も掲載されています。

☆ ★ ☆ ★ ☆
■□■もうひとつのうれしい発見は、SAN MIGUEL ビールのライトバージョン、サンミグ ライト 5度355ml(フィリピン)SAN MIG LIGHT も日本で購入可。

カロリー控えめ、女性には見逃せません。
私はフィリピンではいつもこれ。飲みやすいので、ついついお代わりしてしまいますが、カロリー控えめなら安心。(と、EXCUSE してまた1本)
■LIGHT (ライト)のついでに、DARK (ダーク)もご紹介。
サンミゲールダーク 5度330ml(フィリピン)SAN MIGUEL DARK

苦味と甘味のほど良いバランス、コクの有る飲みやすさ!
MAG-SAN MIGUEL TAYO!
■□■LAMBANOG(ランバノッグ=ココ椰子の蒸留酒)

《◇フィリピンのお酒〔2〕》では、日本で買えるフィリピンのお酒をいくつか紹介しましたが、その内のひとつ、(Pure Lambanog Queen)ピュア ランバノグ クイーン 750ml 40度 には、日本語のホームページがありました。
ランバノグについてとっても詳し〜く解説されています、もちろん「日本語」で。
単なる製品紹介ではなく、「ランバノグの文化・歴史」、「製造工程」、「楽しい飲み方」、「カクテル・レシピ」まで掲載されています。
なんといってもうれしいのは、採取から瓶詰めまでの製造工程が、しかも「日本語」で読める、という点。
「製品理念」のページによると、品質も芳しくなく、世界的にも知られていないスピリッツであり、フィリピンでも地方の田舎で飲用される地酒の域を脱していないこのランバノグを、
『フィリピン共和国産のスピリッツであるランバノグを世界の四大ホワイトスピリッツであるウォッカ、ラム、テキーラ、ジンの様な品質に向上できないか』という計画からこの製品開発が始まったそうです。
拍手!!!
■ちなみに、同時に紹介した、ピュア ランバノグ & ココナッツ クリーム リキュール『ココロコ』 750ml 17度 も掲載されています。

☆ ★ ☆ ★ ☆
■□■もうひとつのうれしい発見は、SAN MIGUEL ビールのライトバージョン、サンミグ ライト 5度355ml(フィリピン)SAN MIG LIGHT も日本で購入可。

カロリー控えめ、女性には見逃せません。
私はフィリピンではいつもこれ。飲みやすいので、ついついお代わりしてしまいますが、カロリー控えめなら安心。(と、EXCUSE してまた1本)
■LIGHT (ライト)のついでに、DARK (ダーク)もご紹介。
サンミゲールダーク 5度330ml(フィリピン)SAN MIGUEL DARK

苦味と甘味のほど良いバランス、コクの有る飲みやすさ!
MAG-SAN MIGUEL TAYO!
January 17, 2006
◇フィリピン料理の検索キーワード
以前にも書きましたが、当ブログにはアクセス解析がついているので、検索サイトからアクセスしていただいた場合、どんな「キーワード」で検索されたのかわかります。
ですからフィリピンに関わる様々な事柄も検索されているのがわかります。
その中でも、料理に関するキーワードの率は結構高く、まんざらでもないな、とほくそえんでいます。
ここで不思議な現象に気づきました。
検索される「フィリピン料理名」についてです。
「フィリピン料理」の代表選手といえば、《ADOBO(アドボ=肉や野菜を酢、醤油、ガーリック、黒コショウで味付けしたもの)》か《SINIGANG(シニガン=タマリンドで酸味をつけた酸っぱいスープ)》でしょう。
しかし、最も多い検索キーワードは、これら代表的なフィリピン料理をさしおいて、なんと第1位は《SISIG(シシグ)》、次は《BOPIS(ボピス)》。
代表選手の《ADOBO》、《SINIGANG》にいたっては、全く無し!
なんで??? 全く不思議です。(SINIGANG については、このブログで書いたことがなかったかも。 でも ADOBO は絶対にあります。)

《SISIG》は、80年代にPAMPANGA 地方から流行ったロードサイド・フード。
炭火で焼いたポークの頬肉を細かい角切りにし、レバー、たっぷりのタマネギやニンニクと炒めて味付けし、熱々の鉄板に盛り付けた、ビールのお供にはぴったりの料理。

一方の《BOPIS》も、これまた細かく切った豚の肺がメイン。みじん切りにしたガーリック、タマネギ、トマト、赤ピーマンと炒めますが、味の決め手は 《SILI(シリ=唐辛子)》
フィリピン料理には数少ない「辛い」料理のひつとです。
今、なぜ《SISIG》と《BOPIS》なのでしょう???
何か、話題にでもなっているのでしょうか?
まるで、日本食の検索をするのに「すき焼き」、「天ぷら」を無視して、「たこ焼き」や「焼きそば」をキーワードとしているようなものじゃない?
まぁ、いいっか。いずれにせよマイナーであったとしても、フィリピン料理が注目されているのなら。
もちろん、フィリピン国内ではマイナーな料理ではありませんよ。
こんなもの(↓)も出まわっているくらいですから。
続きを読む
ですからフィリピンに関わる様々な事柄も検索されているのがわかります。
その中でも、料理に関するキーワードの率は結構高く、まんざらでもないな、とほくそえんでいます。
ここで不思議な現象に気づきました。
検索される「フィリピン料理名」についてです。
「フィリピン料理」の代表選手といえば、《ADOBO(アドボ=肉や野菜を酢、醤油、ガーリック、黒コショウで味付けしたもの)》か《SINIGANG(シニガン=タマリンドで酸味をつけた酸っぱいスープ)》でしょう。
しかし、最も多い検索キーワードは、これら代表的なフィリピン料理をさしおいて、なんと第1位は《SISIG(シシグ)》、次は《BOPIS(ボピス)》。
代表選手の《ADOBO》、《SINIGANG》にいたっては、全く無し!
なんで??? 全く不思議です。(SINIGANG については、このブログで書いたことがなかったかも。 でも ADOBO は絶対にあります。)

《SISIG》は、80年代にPAMPANGA 地方から流行ったロードサイド・フード。
炭火で焼いたポークの頬肉を細かい角切りにし、レバー、たっぷりのタマネギやニンニクと炒めて味付けし、熱々の鉄板に盛り付けた、ビールのお供にはぴったりの料理。

一方の《BOPIS》も、これまた細かく切った豚の肺がメイン。みじん切りにしたガーリック、タマネギ、トマト、赤ピーマンと炒めますが、味の決め手は 《SILI(シリ=唐辛子)》
フィリピン料理には数少ない「辛い」料理のひつとです。
今、なぜ《SISIG》と《BOPIS》なのでしょう???
何か、話題にでもなっているのでしょうか?
まるで、日本食の検索をするのに「すき焼き」、「天ぷら」を無視して、「たこ焼き」や「焼きそば」をキーワードとしているようなものじゃない?
まぁ、いいっか。いずれにせよマイナーであったとしても、フィリピン料理が注目されているのなら。
もちろん、フィリピン国内ではマイナーな料理ではありませんよ。
こんなもの(↓)も出まわっているくらいですから。
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January 15, 2006
◇フィリピンのキッチンウエアショップ
前回の《◇”ちょっと”気になる フィリピンの習慣 - 「食」編》にまたまたフィリピン在住の iced_coffee775さんよりコメントをいただきました。(いつもありがとうございます。)
彼女のお家でも、やはりガラス器を使用されているとのこと。白いご飯にもガラス器だそうです。
パイレックスだそうですが、そうか一昔前までは、フランス製のアルコロック(強化ガラス)やアルコパール(一見陶器にも見える乳白色の耐熱ガラス)がダントツにフィリピンの市場を占拠していたのに。
雑貨マニアの方にはよく知られた、DURALEX も元々は同グループでした。
一時、マニラのレストランというレストランは、アルコロックのタンブラーだらけでした。今はそのコピーが氾濫していますが。
SMシューマートの食器売り場には、日本とは違って大人数用のタンブラー&ウォーターピッチャーのセットなど、XXピースセットというものががかなり安い値段で売られています。中国製品やインドネシア製品も品質は向上してはいるものの、決して購入意欲をそそるものではありません。
もっと高級品のクリスタル製品もありますが、奥の棚の中に陳列されていたりして、日本の雑貨屋さん感覚は皆無です。
ところが、まだ新しい開発エリア、FORT BONIFACIO(フォート・ボニファシオ)の、THE FORT ENTERTAINMENT CENTER BONIFACIO GLOBAL CITY にかなり活気的なショップがあります。
カフェを併設する《GOURDO'S》は、カフェで使用されているようなお洒落な白い陶器や、ヨーロッパ製のガラスウエア、ホームパーティーをこなす大人数用食器、ホテルやレストランで使っているような業務用厨房器具など、お料理作りが好きな人なら泣いて喜ぶようなグッズが盛りだくさん。
また、輸入食品も充実しています。(私もついついイタリア製のインスタント・オムレツを買ってしまいました。)
日本ではポピュラーな雑貨ショップですが、これほど本格的なショップはフィリピンではまだ珍しい存在。 よくこれだけ品揃えができるなぁと感心してしまうほど。
それもそのはず、このショップの母体は、フィリピンのレストラン業界ではかなり名の知れた業務用食器を販売する会社。
併設カフェのパスタもなかなか。エスプレッソは本格的なイタリア産。
ね、ショッピングバッグも、かわいいでしょ?
一度覗いてみてはいかがです?
*支店が GLORIETTA にもありますが、売り場面積は FORT が数倍上。
行って見るなら是非 FORT に!
【註】写真は2004年10月に撮影したものですが、2005年の半ばに改装されています。
彼女のお家でも、やはりガラス器を使用されているとのこと。白いご飯にもガラス器だそうです。
パイレックスだそうですが、そうか一昔前までは、フランス製のアルコロック(強化ガラス)やアルコパール(一見陶器にも見える乳白色の耐熱ガラス)がダントツにフィリピンの市場を占拠していたのに。
雑貨マニアの方にはよく知られた、DURALEX も元々は同グループでした。
一時、マニラのレストランというレストランは、アルコロックのタンブラーだらけでした。今はそのコピーが氾濫していますが。
SMシューマートの食器売り場には、日本とは違って大人数用のタンブラー&ウォーターピッチャーのセットなど、XXピースセットというものががかなり安い値段で売られています。中国製品やインドネシア製品も品質は向上してはいるものの、決して購入意欲をそそるものではありません。
もっと高級品のクリスタル製品もありますが、奥の棚の中に陳列されていたりして、日本の雑貨屋さん感覚は皆無です。

カフェを併設する《GOURDO'S》は、カフェで使用されているようなお洒落な白い陶器や、ヨーロッパ製のガラスウエア、ホームパーティーをこなす大人数用食器、ホテルやレストランで使っているような業務用厨房器具など、お料理作りが好きな人なら泣いて喜ぶようなグッズが盛りだくさん。

日本ではポピュラーな雑貨ショップですが、これほど本格的なショップはフィリピンではまだ珍しい存在。 よくこれだけ品揃えができるなぁと感心してしまうほど。
それもそのはず、このショップの母体は、フィリピンのレストラン業界ではかなり名の知れた業務用食器を販売する会社。

ね、ショッピングバッグも、かわいいでしょ?
一度覗いてみてはいかがです?
*支店が GLORIETTA にもありますが、売り場面積は FORT が数倍上。
行って見るなら是非 FORT に!
【註】写真は2004年10月に撮影したものですが、2005年の半ばに改装されています。
January 14, 2006
◇”ちょっと”気になる フィリピンの習慣〔1〕 - 「食」編
《たいした事》ではないのですが・・・・、
本当に、とりたてて言うほどのことではないのですが、フィリピンの習慣に関して、前から気になっていることがいくつかあります。
多少なりとも「フィリピン料理」に関わる者として、まずは「食」の分野における「”ちょっと”気になるフィリピンの習慣」から。
☆ ★ ☆ ★ ☆
下の写真は、すべてフィリピン現地で撮ったものです。
何か感じません?
日本人の私には、違和感をおぼえてしょうがないんです。

■MISWA(ミスワ=フィリピン風ソーメンスープ)

■PANCIT MOLO(パンシット・モロ=ワンタンスープ)

■INIHAW NA TALABA(イニハウ・ナ・タラバ=牡蠣の炭火焼)

■HALABOS NA SUAHE(ハラボス・ナ・スアへ=蒸し小エビ)

■RELLENONG MANOK(レリエノン・マノック=スタッフド・チキン)

■中華料理の青菜と貝柱の炒め煮
そのわけは・・・・ 続きを読む
本当に、とりたてて言うほどのことではないのですが、フィリピンの習慣に関して、前から気になっていることがいくつかあります。
多少なりとも「フィリピン料理」に関わる者として、まずは「食」の分野における「”ちょっと”気になるフィリピンの習慣」から。
☆ ★ ☆ ★ ☆
下の写真は、すべてフィリピン現地で撮ったものです。
何か感じません?
日本人の私には、違和感をおぼえてしょうがないんです。

■MISWA(ミスワ=フィリピン風ソーメンスープ)

■PANCIT MOLO(パンシット・モロ=ワンタンスープ)

■INIHAW NA TALABA(イニハウ・ナ・タラバ=牡蠣の炭火焼)

■HALABOS NA SUAHE(ハラボス・ナ・スアへ=蒸し小エビ)

■RELLENONG MANOK(レリエノン・マノック=スタッフド・チキン)

■中華料理の青菜と貝柱の炒め煮
そのわけは・・・・ 続きを読む
January 11, 2006
◇フィリピンフルーツで一品
フィリピンには、料理用のバナナ《SABA(サバ)》があります。
バナナの春巻き《TURON =トゥロン》や《バナナ・チップ》と甘いものだけではなく、具だくさんのスペイン風シチュー《POCHERO(ポチェロ)》等、れっきとした料理にも使われます。
フルーツを使った料理は、バナナばかりではありません。
まだ熟していない青いフルーツは、野菜のように利用されます。
その代表的なフィリピン料理が《TINOLANG MANOK(ティノラン・マノック)》。未熟の硬いパパイヤをウリのような感覚でチキン(MANOK = マノック)と一緒にコトコトと煮たショウガ風味のスープです。
未熟のマンゴ(MANGGANG HILAW=マンガン・ヒラウ)は、グリーンマンゴシェイクにしたり、《BAGOONG ALAMANG(バゴオン・アラマン=アミエビの塩辛)》と一緒に酸っぱいまま食べるのがポピュラーです。
☆☆☆ フィリピン料理の定番というわけではありませんが、マニラのレストランでフィリピンフルーツをアレンジした、とても洒落たお料理に出会ったことがあります。 お家でも、少しアレンジさえすれば作れそうなので、ご紹介します。

■MANGA ALIGUE SALAD(マンガ・アリゲ・サラダ)
完熟する前の、まだ少し酸っぱさが残る薄切りマンゴを ALIGUE(アリゲ=カニミソ)入りソースでさっと和え、カリっと揚げた殻付エビをトッピングしたもの。
ALIGUE は、《◇フィリピンのカニミソ〔1〕、〔2〕》でもご紹介しました。

■PAKO & SUHA SALAD(パコ&スハ・サラダ)
PAKO(パコ=シダ類、コゴミ)、細切りSINGKAMAS(シンカマス=梨のようにシャリシャリして甘みがありますが、芋らしいです)、薄切りUBOD(ウボッド=椰子の新芽)、SUHA(スハ=ポメロ、グレープフルーツ)を蜂蜜&PATIS(パティス=魚醤)のドレッシングで。
これらのお料理に出会ったレストランに関する情報 →
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バナナの春巻き《TURON =トゥロン》や《バナナ・チップ》と甘いものだけではなく、具だくさんのスペイン風シチュー《POCHERO(ポチェロ)》等、れっきとした料理にも使われます。
フルーツを使った料理は、バナナばかりではありません。
まだ熟していない青いフルーツは、野菜のように利用されます。
その代表的なフィリピン料理が《TINOLANG MANOK(ティノラン・マノック)》。未熟の硬いパパイヤをウリのような感覚でチキン(MANOK = マノック)と一緒にコトコトと煮たショウガ風味のスープです。
未熟のマンゴ(MANGGANG HILAW=マンガン・ヒラウ)は、グリーンマンゴシェイクにしたり、《BAGOONG ALAMANG(バゴオン・アラマン=アミエビの塩辛)》と一緒に酸っぱいまま食べるのがポピュラーです。
☆☆☆ フィリピン料理の定番というわけではありませんが、マニラのレストランでフィリピンフルーツをアレンジした、とても洒落たお料理に出会ったことがあります。 お家でも、少しアレンジさえすれば作れそうなので、ご紹介します。

■MANGA ALIGUE SALAD(マンガ・アリゲ・サラダ)
完熟する前の、まだ少し酸っぱさが残る薄切りマンゴを ALIGUE(アリゲ=カニミソ)入りソースでさっと和え、カリっと揚げた殻付エビをトッピングしたもの。
ALIGUE は、《◇フィリピンのカニミソ〔1〕、〔2〕》でもご紹介しました。

■PAKO & SUHA SALAD(パコ&スハ・サラダ)
PAKO(パコ=シダ類、コゴミ)、細切りSINGKAMAS(シンカマス=梨のようにシャリシャリして甘みがありますが、芋らしいです)、薄切りUBOD(ウボッド=椰子の新芽)、SUHA(スハ=ポメロ、グレープフルーツ)を蜂蜜&PATIS(パティス=魚醤)のドレッシングで。
これらのお料理に出会ったレストランに関する情報 →
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