May 15, 2006
◇フィエスタ・アイランド、フィリピン −"PAHIYAS FESTIVAL(パヒヤス・フェスティバル)”
一年を通じて、やたらフィエスタ(お祭り)の多いフィリピンですが、特に今月5月はフィリピン各地で様々なフィエスタが開催されています。
今日5月15日は、農耕の守護聖人 SAN ISHIDORO LABRADOR (聖イシドロ・ラブラドール)に感謝を表する収穫祭。 中でもQuezon(ケソン)州、Lucban(ルクバン)のPAHIYAS FESTIVAL(パヒヤス・フェスティバル)は、他に類をみない、 "KIPING(キピン)"で有名です。
(PAHIYAS=パヒヤスとは「HIYAS = 宝石」から派生し、「お供え」を意味するのだそうです。)
"KIPING(キピン)"は、お米から作られたカラフルなデコレーション。 葉っぱの形をしたKIPING とバスケットや帽子、収穫した野菜や果物で、家々の正面をカラフルに飾り付けます。
NATIONAL BOOKSTORE(ナショナル・ブックストア)でこんな珍しい本を見つけました。(右上が表紙、左下は裏表紙)
■KIPING:Ornamental, edible rice wafer
ISBN 971-92811-3-8
発行 DUENDE PUBLISHING
著者はThe Food of the Philippines や ADOBO BOOK の REYNALDO G. ALEJANDRO と VICENTE ROMAN S. SANTOS
薄いわりに 180ペソ。 割高だなぁ〜、と思いつつも珍しいし、フィリピン本マニアの私としては、見逃すわけにはいきません。 買ってしまいました。
薄いけれど、情報は満載です。
「LUCBAN(ルクバン)の歴史」、「聖イシドロ・ラブラドールについて」、「お祭りのメインイベントは行列」、「PAHIYAS (パヒヤス)とは」、「KIPING(キピン)とは」
見逃せないのは、「KIPING(キピン)の作り方」、「KIPING(キピン)の調理法」
KIPING は KAPAL という本物の木の葉っぱを型にして作るんですって。
《水でといた米粉に着色料を加えて、KAPAL の葉っぱの表面に注ぎ、蒸すことたったの5秒。(バナナの葉っぱなら、3秒だって)
乾かして、やさしく葉っぱから剥がす。 折りたたんだ新聞紙をのせ、その上から重石をおく、すると平らになる》、ということです。
飾ったあとは食べられます。
《油で揚げ、膨らんできたらすぐに取り出し油をきる。
レチョン・ソースなどを添えて、召し上がれ!》ってことです。
せっかくカラフルなパヒヤス・フェスティバルなのに、写真がありません。
どこか写真つきのサイトがあればにリンクしようとネットサーフィンをしていたら、こんなに素敵なサイトを見つけました。 プロフィールが見当たらないので、どういうお方が、どんな目的で運営されているかはわかりませんが・・・。めちゃ、綺麗!何者だ、この人は?
・glitterdoll.net (pahiyas のページ)
(追記→ わかりました、MICHELLE MORELOS さんという、フォトグラファーの方のサイトでした。)
こちらのサイト(↓)も参考になります。
北イリノイ大学HP
・ PAHIYAS
・フィリピンのお祭り
今日5月15日は、農耕の守護聖人 SAN ISHIDORO LABRADOR (聖イシドロ・ラブラドール)に感謝を表する収穫祭。 中でもQuezon(ケソン)州、Lucban(ルクバン)のPAHIYAS FESTIVAL(パヒヤス・フェスティバル)は、他に類をみない、 "KIPING(キピン)"で有名です。
(PAHIYAS=パヒヤスとは「HIYAS = 宝石」から派生し、「お供え」を意味するのだそうです。)
"KIPING(キピン)"は、お米から作られたカラフルなデコレーション。 葉っぱの形をしたKIPING とバスケットや帽子、収穫した野菜や果物で、家々の正面をカラフルに飾り付けます。

■KIPING:Ornamental, edible rice wafer
ISBN 971-92811-3-8
発行 DUENDE PUBLISHING
著者はThe Food of the Philippines や ADOBO BOOK の REYNALDO G. ALEJANDRO と VICENTE ROMAN S. SANTOS
薄いわりに 180ペソ。 割高だなぁ〜、と思いつつも珍しいし、フィリピン本マニアの私としては、見逃すわけにはいきません。 買ってしまいました。
薄いけれど、情報は満載です。
「LUCBAN(ルクバン)の歴史」、「聖イシドロ・ラブラドールについて」、「お祭りのメインイベントは行列」、「PAHIYAS (パヒヤス)とは」、「KIPING(キピン)とは」
見逃せないのは、「KIPING(キピン)の作り方」、「KIPING(キピン)の調理法」
KIPING は KAPAL という本物の木の葉っぱを型にして作るんですって。
《水でといた米粉に着色料を加えて、KAPAL の葉っぱの表面に注ぎ、蒸すことたったの5秒。(バナナの葉っぱなら、3秒だって)
乾かして、やさしく葉っぱから剥がす。 折りたたんだ新聞紙をのせ、その上から重石をおく、すると平らになる》、ということです。
飾ったあとは食べられます。
《油で揚げ、膨らんできたらすぐに取り出し油をきる。
レチョン・ソースなどを添えて、召し上がれ!》ってことです。
せっかくカラフルなパヒヤス・フェスティバルなのに、写真がありません。
どこか写真つきのサイトがあればにリンクしようとネットサーフィンをしていたら、こんなに素敵なサイトを見つけました。 プロフィールが見当たらないので、どういうお方が、どんな目的で運営されているかはわかりませんが・・・。めちゃ、綺麗!何者だ、この人は?
・glitterdoll.net (pahiyas のページ)
(追記→ わかりました、MICHELLE MORELOS さんという、フォトグラファーの方のサイトでした。)
こちらのサイト(↓)も参考になります。
北イリノイ大学HP
・ PAHIYAS
・フィリピンのお祭り
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この記事へのコメント

Haranaさん、ごぶさたしています。
昨日、レイテ島の北部、その名もSan Isidroの街のお祭りに行って来ました。
現地の人に呼ばれて行ったのですが、Kipinがあったかどうかわからないまま、結局はビールを飲んで、Dinuguanを食べて、というお決まりのパターンになってしまいました…。
お祭りのごちそうも、名前を聞いてもビールに酔って結局は忘れてしまい、残念です。
遅ればせながら、貴著をAmazonで注文しました。きっと興味深いことの連続でしょう。
Posted by SHIN at May 16, 2006 17:26
SHIN さん、 いつもお越しいただきありがとうございます。
SAN ISHIDRO のお祭りは全土で行われているようですが、KIPING があるのは、 LUCBAN の PAHIYAS FESTIVAL だけだと思います。
このサイトでもおなじみの ipi-p さんや、 miccasharonさんが昨日からアップされている カラバオ祭りも SAN ISHIDRO のお祭りだそうです。
まぁ、何かいいって、食べて飲んで、わけわからないまま楽しく過ごしたっていうお決まりのパターンが最高ですよね。
「フィリピン家庭料理入門」をご注文いただき、ありがとうございます。
結構古いので、最新記事はこのブログで埋め合わせってことでお許しください。
(ちなみに、私 DINUGUAN 食べられないんです、大きい声では言えませんが)
SAN ISHIDRO のお祭りは全土で行われているようですが、KIPING があるのは、 LUCBAN の PAHIYAS FESTIVAL だけだと思います。
このサイトでもおなじみの ipi-p さんや、 miccasharonさんが昨日からアップされている カラバオ祭りも SAN ISHIDRO のお祭りだそうです。
まぁ、何かいいって、食べて飲んで、わけわからないまま楽しく過ごしたっていうお決まりのパターンが最高ですよね。
「フィリピン家庭料理入門」をご注文いただき、ありがとうございます。
結構古いので、最新記事はこのブログで埋め合わせってことでお許しください。
(ちなみに、私 DINUGUAN 食べられないんです、大きい声では言えませんが)
Posted by harana at May 16, 2006 17:45
本当にフィリピンってお祭りがいっぱいですね・・
でも、まだ一度も遭遇したことがありません・・
行く時期が悪いんですね・・・
でも、まだ一度も遭遇したことがありません・・
行く時期が悪いんですね・・・
Posted by ちか at May 18, 2006 00:25
実際のお祭りに遭遇しなくても、
フィリピンは、”いつも お祭り気分!”&”いつもリゾート!”
(ちかちゃんのブログタイトル拝借しました)
フィリピンは、”いつも お祭り気分!”&”いつもリゾート!”
(ちかちゃんのブログタイトル拝借しました)
Posted by harana at May 18, 2006 10:54