August 11, 2006

◇フィリピン料理のインスタントミックス - ADOBO(アドボ)

暑い! 暑い! 暑〜い!
今年の日本の夏は異常だ! マニラに避暑に行きたいくらい。

この暑さのせいか、急に ADOBO RICE(アドボライス)が食べたくなった。

おまけに、身体がニガウリまで欲している。 やはりこの異常な暑さのせいに違いない。

adobo残り物のアドボがあれば、味がしっかりしみていて、アドボライスに再利用するのにいいけれど、肝心のアドボが無い。 
アドボライスのためにアドボを作るのもバカらしいし、それより完成までに時間がかかる。
今食べたい!

ニガウリ料理なら、AMPALAYA CON KARNE(アンパラヤ コン カルネ=「ニガウリと牛肉の炒め物」)程度は簡単にできるけど、やはりアドボはこれから料理するには時間が・・・・。


《←これは本来のアドボ。わが友人(日本人)作》


で、思いついたのが、インスタントの ADOBO MIX(アドボ・ミックス) を利用すること。

adobo rice
冷凍室に残っていたローストポークの端っこ。解凍して、さっと炒めてアドボミックスを振りかけ更に炒める。

ついでにニガウリも入れちゃう。
塩水につけて苦味を抜いたニガウリをよく洗い、一緒に炒める。
ここでお酒かワインをひとふり。 

ご飯を加えてさっと炒めたら、更にアドボミックスを追加。

えっ、ただの焼肉ピラフみたい?

おなかがすいているので、とりあえず、
いただきます。



フィリピン料理のインスタントミックスは、海外に住むフィリピン人にはとっても便利。 

adobo mix

SINIGANG(シニガン=酸味をつけたスープ)は、酸味をだすのに SAMPALOC (サンパロック= タマリンドというマメ科の植物)が必要。 そんなのは入手しにくいので、インスタントミックスに頼ることになります。

シニガンとちがって 日本ではアドボの基本調味料(醤油、酢、ガーリック、ローリエ、黒粒胡椒)が簡単に揃うので、ADOBO MIX はあんまり必要ないと思っていたけれど、パウダー状なので調味料的に使えますね、インスタントコンソメみたいに。



★アドボについては、過去にもちょくちょく書いています。
 ◇フィリピン食材をネットで GET!
 ◇料理名で学ぶフィリピン語
 ◇オール・アバウト・フィリピンフード
など。


ranking ←「海外旅行」ブログランキングに参加中。クリックでご協力を!


この記事へのトラックバックURL

この記事へのコメント
ママシータは現地に住む日本人にも
とっても便利です(笑)

我が家は少し甘めのアドボが好きなので
コーラで煮ます。ゴーヤの緑色が鮮やか
で美味しそうですねぇ。
Posted by icedcoffee775 at August 11, 2006 22:58
☆IC さん、
コーラは甘みを加える以外に、お肉が柔らかくなるから、一石二鳥ですね。
BBQにもコーラや7UPが使われてますね。
お酢同様、フィリピン料理には生活の知恵がうかがえます。

アドボにも、最後に別茹でしたニガウリをあわせると、見栄えが多少なりともましになるかも。(見栄えがよくないのも、フィリピン料理の特徴?)
Posted by harana at August 12, 2006 15:05
ハラナさんお料理上手ですよね、あ、当たり前か…。いつかフィリピン料理教えてくださいね♪ ちなみにシニガンスープウチも買ってきました。。。いつ食べようかな。。。
Posted by ARYN★ at August 17, 2006 15:13