April 16, 2007
◇フィリピンの珍魚(!?)
Tawilis(タウィリス)というお魚のオイル漬け

珍しいお魚だそうです。
中身はこんなの。(↓)
ギザギザカットの人参入り。

「どこか珍しいんだ?
オイルサーディンにしか見えない!」って?
*〜*〜*〜**〜*〜*〜*
マニラから日帰りで行ける観光地、TAGAYTAY(タガイタイ)。
TAGAYTAY といえば、TAAL VOLCANO(タール火山)と TAAL LAKE(タール湖)の絶景。
「タール湖」の中には「タール火山」が浮かんでいて、火口もまた湖になっているという二重カルデラ構造。
(タガイタイから眺めたタール湖の写真は、ipi-p さんがこちらやこちらに掲載されています。)
珍しい湖には珍しい魚がいるようで。
品種名 Sardinella Tawilis、ニシン科。
Sardinella=Sardine(サーディン)、つまり「イワシ」
何が珍しいのかというと、生息地がタール湖。「みずうみ」=「淡水」
つまり、Tawilis とは、海水ではなく「淡水に生息するイワシ」っていうことみたいです。
Tawilis は、生を焼いたり煮たりするほか、干し魚(Tuyo=トゥヨ)にしたり、燻製(Tinapa=ティナパ)にしたり、写真のようにオイル漬けにしたりと、様々に加工されます。
タール湖ではもう一種珍しいとされている Maliputo(マリプト)という魚も生息しています。
どう珍しいのかよくわかりませんが、美味なのにあまり採れない魚なのだそうです。
タール湖の珍しい魚として、Tawilis と共によく挙げられます。
アジ科の仲間のようなので、これも「淡水に生息するアジ科の魚」ということで珍しいとされているのでしょうか?
今回のタイトルを「フィリピンの珍魚」などとしたわりに、「・・・のようです。」とか「・・・だそうです。」という表現ばかりで、すみません。
こんなタイトルにしておきながら、あんまり興味がないもので。(だって、淡水魚はあまり好みじゃないんだもん。)
この(↓)ラベルをアップしたかった、というのが本音。

《◇フィリピンのイラストレーター 前編・後編》で紹介した、
Robert Alejandro 氏作!