February 25, 2008

◇番外編:遠出中につき、フィリピン・ブログは、しばしお休み 2008/02 Vol.5


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Sevilla、この街は大通りから一歩横道に入ると、車一台がやっと

通れるほどの狭い道が迷路のように入り組んでいます。



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これらの狭い通りは、我が愛すべき世界的バイラオール(フラメンコダンサー)、

Joaquin Cortes が主演した映画 "Gitano "を思い起こさせました。

無実の罪で服役した Joaquin 扮するアンドレが、出所後まもなく歩いていた

深夜の路地が正にこんな雰囲気。 いえ、もっと狭かったかもしれません。



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車も通れない狭い路地であっても、通りにはそれぞれ立派な名前がついています。 

滞在中の我が家となるホテルがあるのは、街の中心地からはほんの少し

はずれた静かな裏通り、Calle Santiago(サンチャゴ通り)。


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ホテルを出て、入り組んだ迷路を地図片手に歩いていると、

Esteban、Agustin、Conception、Ibarra、Santa Cruz、San Pedro、

Santa Maria、San Isidro、San Nicolas、Magdalena・・・、

通り、広場、教会は、どこかで聞いたような名前が続きます。

本来知らない土地では、耳慣れない名前に戸惑うはずなのですが・・・。



今年になってマニラの Intramuros (イントラムロス)のことを

何度も話題にしすぎたからか、Sevilla の石畳の道を歩いていると、

まるでイントラムロスにいるような錯覚を覚えます。

教会だらけだし。 実際、ホテルのおとなりもチャペルでした。


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聖週間が近いからなのでしょうか、どの教会でもキリスト像、

マリア像をカメラに収める人たちの姿が目立ちます。



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Sevilla、不思議なほど見知らぬ国に来たという印象がありません。

ここに来てみて、フィリピンという国がいかにスペインの影響を

受けているのか、ということをあらためて実感したような気がします。



・・・ 続く ・・・