April 13, 2009

◇フィリピンの ”ハラール・フード”


halal 1



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イースターの時期に、こんな話題も

おかしなものですが、まっ、いいでしょう。 




↑ の写真は、食べだしたら止まらない、Tobi ブランドの

ピーナッツ、"オニオン&ガーリック・フレーバー"。


パッケージの右下に、ハラールフードのマークが。

つまり、イスラム教徒も食べられる印。




キリスト教国とはいえ、イスラム教徒も多いフィリピン。

南の方ではしょっちゅう、ドンパチがありますが、

イスラム教が否定されているというわけではなく、

以前に紹介した本、101 Filipino Icons にもイスラムの

習慣、”ラマダン”が 101 項目の一つとして記述されて

いるように、一宗教として認知されているという事でしょう。



日本でも、在日イスラム教徒向けのお店でハラールフードが

売られていると聞いたことがありますが、一般のスーパー

マーケットではお目にかかったことはありません。



スーパーマーケットに売られているようなアイテムにまで

ハラールのマークがついているということは、それだけ

フィリピンにはイスラム人口が多いからなのかと思ったら、

まったくそうとばかりは言えないようです。 



WIKIPEDIA によると、

ハラール(حلال、Halal)はイスラム法で許された項目をいう。主にイスラム法上で食べられる物のことを表す。

反対に、口にすることを禁止されている物をハラム(حرم、haram)と言い、この語は「禁じられた」という意味でハーレムと同じ語源である。

イスラム法の下では豚肉を食べることは禁じられているが、その他の食品でも加工や調理に関して一定の作法が要求される。この作法が遵守された食品がハラールとされる。

ムスリムの人口が乏しい国家や地域では、イスラム諸国からの旅行者、実業家、留学生などのために、シールなどによって食品がハラールであることが示されていることが多い。これとは対照的に、ムスリムとその他の宗教の信徒の人口が拮抗している国家や地域では、原則として無表示の食品をハラールとしつつ、ムスリム以外を顧客として想定したハラムの食品に限って表示がなされていることがある。




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フィリピンを訪れるイスラム諸国の人々も、安心して食べられる

食品、ということですね。 が、Tobi のピーナッツ、特にこの

オニオン&ガーリック・フレーバーは、ビールとの相性バツグン。 

確か、イスラムはアルコール禁止のはず。 彼らはピーナッツの

相棒にどんなドリンクを選ぶのか、それが気になるところです。




halal 2

看板がなければハラールフード屋だとは気づきませんね。 / Ortigas にて






この記事へのコメント
こんばんは。
あれ?どこかで見たと思ったらハラナさんに
モール・オブ・アジアでお勧めくださって買ったピーナッツですね。
あれ美味しかったです。 お酒のつまみにも最高でした!
ハラナさんにお勧めいただいた食品に間違いはなしでした!
Posted by 一緒に夜空眺めよう at April 15, 2009 01:50
★yozora さん、
そうです、そうです、あの時の。
お土産の定番にしています。
あればお徳用パックを買い込みます。
ピーナッツに限らず、P国のジャンクフードは、
「ガーリック」、または「ガーリック&オニオン」味は、
だいたい間違いないですよ。
Posted by harana at April 15, 2009 11:36