July 13, 2011
◇フィリピンのプロビンス、Quezon (ケソン)州 へ [Vol.10 Sariaya (サリアヤ) の Don Catalino Rodriguez House 1/2 ]

♪・.。・.☆°・.。*.°♪・.。★・.°*。・ ☆・.♪
[Vol.9 Sariaya の Gala-Rodrigues House ] の続きです。
Gala-Rodrigues House の裏門を出て、Agawan フェスティバルで賑わう通りをブラブラ歩いていると、突如視界に飛び込んできたこの建物。

なっ、なっ、何これ?!
"ストライクゾーンど真ん中"
って感じなんですけど♪♪♪
そばによって見上げてみれば

♪♪♪ やっぱり ♪♪♪
《当ブログでは何度も登場しているのですが、初めて来ていただいた方は、こちら や、こちら や、こちら をご参照くださいませませ m(_ _)m 》

スペイン統治時代の伝統的家屋 “Bahay na bato (バハイ・ナ・バト=石造りの家)” にアールデコ調の外観をもつこの建物は、Don Catalino Rodriguez House, 別名 Villa Sariaya。 1922年に建てられた Catalino & Luisa Rodriguez 夫妻の邸宅です。

エントランスのアイアンワークは名前入り!?

Gala-Rodrigues House 同様、2008年5月14日、NHI (National Historical Institute 国立歴史研究所?) に国家遺産として認定されました。
エントランスを入ると、すぐ目の前の階段で2階へ

2階は欄間や階段の手すり等、木彫りのパーツが目立ちます。

大人数をも収容可能なダイニングルームには、
(写りがよくなくですが、これしかないのでご勘弁を)

冷たいドリンクと、スナックが用意されていました。
一息ついたところで、お家の中を偵察(?)開始

高価そうな Barong Tagalog (バロン・タガログ) と 多分 Maria Clara (マリア・クララ) と思われる衣装を身につけたお二人がこの家の主、 Catalino & Luisa Rodrigues 夫妻でしょうか? 写真フレームも凝ってますね。

このフレームも
それよりも、ツボにはまっちゃったのが、『窓』

このお家の窓は、こんなに可愛いレースと、その延長のようなカットワーク装飾で統一されているのです。
カットワークの上段は「通気口」兼「明かり採り」、下段は「明かり採り」ではないかと思われます。 写真では左側にチラリと写っているだけですが、カラ―ガラスのスライドパネルも取り付けられています。
ついでに外側もクローズアップ

あらら、意外に手が込んでましたね
ストライクゾーン命中ゆえ、長くなりそう。
なので、今日のところはこの辺で。
・・・ 続く ・・・
* * * * *



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この記事へのコメント
きれいですね。まだペンキ塗りかけですが、こういう感じのところが多いですね。復元されたばかりなのかな。
Posted by sugarlandia at July 18, 2011 04:07
★ sugarlandia さん、
1980年に出版された書籍にも、この家のモノクロ写真が掲載されているのを見つけました。
確かに外壁の色が剥げ落ちたような部分がありますが、装飾は現在と同じようです。
ペンキは塗りかえてそれほど年月は経っていないかもしれないけど、この家は「復元」というより、少しずつメンテナンスをしながらここまで維持してきたのではないかなぁ? と感じます。
モノクロ写真には、現在と同じリビングのペイントが見られます。 天井のライトは以前のほうがより立派なシャンデリアでした。
1980年に出版された書籍にも、この家のモノクロ写真が掲載されているのを見つけました。
確かに外壁の色が剥げ落ちたような部分がありますが、装飾は現在と同じようです。
ペンキは塗りかえてそれほど年月は経っていないかもしれないけど、この家は「復元」というより、少しずつメンテナンスをしながらここまで維持してきたのではないかなぁ? と感じます。
モノクロ写真には、現在と同じリビングのペイントが見られます。 天井のライトは以前のほうがより立派なシャンデリアでした。
Posted by harana at July 18, 2011 15:00