August 01, 2011
◇フィリピンのアボカド

*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*
最近、ネットでこんなものを衝動買いしてしまいまして・・・

アボカドスライサーです。
「完熟した崩れやすいアボカドが、皮むきの必要も無く、きれいに楽々スライス出来ちゃう 」 のです。
実はまだ試していないので、使い勝手はどうなのかわかりません。 期待通り、いい仕事をしてくれるのではと・・・
実際に使用しているところを紹介するのがベストでしょうが、「使う人」、「撮る人」 を一人でこなすのは至難の業とさっさと諦め (っていうか、単なる言い訳?)、製品写真とリンクでお茶を濁すことにいたします。
買ったのはこれ (↓)

moha モハ Avo アボカド カッター (デザインはスイス)
使用方法は、ネット上の 商品ページ に、 又は
同種の別アイテムのパッケージも参考に。(↓)

STEEL-FUNCTION アボカドスライサー
こちらのメーカーは、デンマーク。 (カッター部分はスイスメーカーのとほとんど同じ。 ハンドルがちょっとちがうだけ!?)
「半分にカットしたアボカドの断面にスライサーを当て、えぐるように手前に引くとスライスした状態にカットされる。 手を汚さずに、整った幅のスライスを作れる。」
どちらの宣伝文句を見ても、これは楽チン♪ と喜んでいたのですが、ふと脳裏をかすめたのは、フィリピンのアボカド。 「アボカドの断面にスライサーを当て、えぐるように手前に引く」 なんてこと、できるのか!? ↓ こんな形してるのに・・・

曲がった首つきアボカド。 値札らしきカードを拡大してみると、Avocado Davao と表示されています。 ここだけでも何種類か混ざってない? いったいどれのことなのか (^ ^;
ネットであっちこっち調べてみたら、アボカドは700種以上の品種があるそうです。 日本に輸入されているのは、メキシコ産の卵型で果皮がざらついている 「ハス(HASS) 種」 という品種がほとんど。
アボカドポスターなるもの (こちら→ ★) で、曲がった首つきアボカドの品種を調べてみたけど、似たようなものが結構あって結局、正体不明のまま。
トップ写真のはまだ日本のものに形は近いけど、果皮の表面の質感と色が違いますね。
フィリピンには、マニラ・アカプルコ間で行われていたガレオン貿易を通じて持ち込まれた南米産の植物が数多く存在します。 アボカドもその一つでしょうね。

マニラのチャイニーズレストランのデザート "Avocao-Sago" 。 Sago (サゴ) はフィリピン版タピオカ。 ピューレ状のトロ〜リアボカドと、ツル&プチのサゴのハーモニー。 Mango-Sago もいいけど、アボカドバージョンもなかなか美味です。
このデザートに使われたのは、どの品種のアボカドなんでしょっ? 美味しけりゃ、どんな品種でもいいんですけどね。
* * * * *



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この記事へのコメント
おいしそう。暑い中では喉越しよさそうな食後デザートですね。アボカドをコンデンスミルクで食べる習慣があるけれど、これはコンデンスミルクは使ってないですか?
ところで私もFilipono American Cookbookを偶然アメリカで買ってきてもらいました。ハラナさんも紹介するような有名な本とは知りませんでした。そこにNatilasというお菓子があって、現地では見たことがないのですが、ご存知ですか?
ところで私もFilipono American Cookbookを偶然アメリカで買ってきてもらいました。ハラナさんも紹介するような有名な本とは知りませんでした。そこにNatilasというお菓子があって、現地では見たことがないのですが、ご存知ですか?
Posted by sugarlandia at August 07, 2011 02:32
★ sugarlandia さん、
Avocado Sago は、コンデンスミルク好きのP国のことだから、
使っているかもしれませんが、さほど甘くなく、しっかり食べた
あとでもす―っと入っちゃう別腹デザート(笑)でした。
Natillas はスペイン語圏のデザートのようですね。 でも各国で
少しずつ内容が違うみたい。ご存知の通り、フィリピンの食文化は
スペイン、南米の影響を強く受けているので、あってっもおかしく
ないと思いますが、全土には定着しなかったのではないでしょうか。
著者のファミリーには、あるいはその出身地ではきっとよく食卓に
登場するデザートのひとつだったのでしょうね。
カスタード菓子ということですから、こちら(http://harana.livedoor.biz/archives/51271271.html) で紹介した Bread and Butter Pudding にも似ていると言えば似てますね。
Avocado Sago は、コンデンスミルク好きのP国のことだから、
使っているかもしれませんが、さほど甘くなく、しっかり食べた
あとでもす―っと入っちゃう別腹デザート(笑)でした。
Natillas はスペイン語圏のデザートのようですね。 でも各国で
少しずつ内容が違うみたい。ご存知の通り、フィリピンの食文化は
スペイン、南米の影響を強く受けているので、あってっもおかしく
ないと思いますが、全土には定着しなかったのではないでしょうか。
著者のファミリーには、あるいはその出身地ではきっとよく食卓に
登場するデザートのひとつだったのでしょうね。
カスタード菓子ということですから、こちら(http://harana.livedoor.biz/archives/51271271.html) で紹介した Bread and Butter Pudding にも似ていると言えば似てますね。
Posted by harana at August 08, 2011 10:28