November 08, 2011

◇数少ない "野菜たっぷりフィリピン料理" を真似てみた


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《 我流 Gising-Gising 》

*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*


以前 あちらこちら で食べた、数少ない野菜たっぷりP料理。 いつか再現してみようと思いながらも月日は過ぎる。 毎週通っている マルシェ の Kang Kong も、もうそろそろ姿を消すかも。 今のうちにトライしておかなきゃ。




gising-gising 2

使った食材


 ・Kang Kong (カンコン=空芯菜)
 ・エビ
 ・挽肉 (今回は牛豚合挽。P国では豚が正統派みたい)
 ・玉ねぎ
 ・生姜
 ・赤唐辛子
 ・Mama Sita's 炒め物用調味料 ”Pang Gisa”
 ・豆乳 (本来はココナッツミルク)
(・ニンニクも必要だけど、Mama Sita がガーリックパウダー入りなので省きました。)

【註】 写真=使用分量ではありません。 例によって、計量せず適当に入れちゃったので、正確な分量は不明。 (^ ^ ;



分量はいい加減なくせに、別のところにこだわりがあって・・・


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例えば、P料理とは関係ないけど、"エビラー" (そんな呼び名あるのか?) としましては、背ワタを取ったエビを横向きに置き、背を開き気味に ↓



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細かく包丁を入れる。 (わかりにくいですが、上のエビには縦に切れ目がはいっています)  それを1cm 幅くらいに切る。 
背ワタを取っただけでブツリ、ブツリと切るより、この方が味が絡みやすくて絶対に美味しい。 食感もベター。
あくまでも個人的な意見ですけどね。 (^ ^;



他には、挽肉の炒め方にもこだわったり

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TVのお料理番組を観て知ったのですが、それ以来気に入ってずっとこのやり方。  ターナーなり包丁なり(笑) で買ってきたパックから必要な分量だけの挽肉を一度に取って、ひと固まりのままでオイルを熱したフライパンに入れる。 ここで混ぜてほぐしたいところですが、しばらく放置。

(本当はこんな浅いフライパンは、今回の料理には適していません。 我が家には、もう少し深いフライパンは黒っぽい物しかないので、浅いけどわかりやすいよう色が薄い物を使って撮影しました。)




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挽肉の片面に焼き色がついた頃に上下を返す。 反対側もやや色がついた頃、ターナーで切るようにほぐしていく。 挽肉を片隅に寄せ、弱火で玉ねぎ、生姜の粗みじん切り(ホントに粗いやん!?) を加えて挽肉と混ぜながら炒める。(挽肉は更にほぐす)


挽肉をひと固まりのまま焼いて、後からほぐす方が香ばしいし、好みの大きさにほぐせて食感も残るので、この方法が気に入っています。

しつこいようですが、あくまでも個人的な意見です。 (^ ^;




続きは簡単。
エビを加えやや色が変わったら、赤唐辛子(輪切り)、Mama Sita's "Pang Gisa" 、白ワインを加える。 (辛いのがお好きなら、赤唐辛子は玉ねぎ、生姜と一緒にどうぞ)
Kang Kong の茎 (6-7mm の輪切り) を加える。 (本場では、Kang Kong 以外にはインゲンの輪切りを使うこともあります。 アスパラもいいかもね。)
材料の写真には写ってないけど、ブロッコリーの茎が残っていたので、これも粗みじん切りにして入れました。
他に使い道を考えるのも面倒なので、Kang Kong の葉もみじん切りにして追加。
豆乳を入れ軽く煮込む。 我流 Gising-Gising (ギシンギシン)の完成!



フランスパンやクラッカー類とも合いそう、とトップ写真では ハウスのおつまみパンスナック ”パンチェッター<ガーリック味>”を添えて。 
このおつまみはその名の通り、ガーリックがよく効いていて、P国の Boy Bawang や Chippy といったジャンクフードに相通じるものがあります。





でも、なんといってもP料理にはご飯が合う!!


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これだけでは足らず、おかわりしました。

こんなこともあろうかと、ご飯は ”マイサイズ マンナンごはん 150g (大塚食品)” を用意。 ♪食物繊維はレタス3個分、1人分150kcalで、カロリーを約40%カット♪ するというこの製品、お家でのP料理には必需品かも (笑)


ところで、無謀にもぶっつけ本番でアップしてしまったこのお料理、当然反省点が多々残ります。
・メインである kang Kong の茎が目立たない。 
 (エビが大きすぎ、挽肉はもう少しほぐせばよかった。)
・エビ、挽肉は大きいばかりでなく量も多すぎ。多けりゃいいってものじゃない。
・Kang Kong の葉っぱを入れたのは失敗。 
 理由1: 加熱すると(後から加えても)、濃い緑を通り越し黒っぽくなりすぎる。 
 理由2:せっかくのクリスピーな茎の食感を邪魔してしまう。 
 葉っぱはやはり、Crispy kang kong (クリスピーカンコン=カンコンの葉っぱのフリッター)にすべし!
・豆乳だけではあっさりしすぎ? 少し生クリームを足せばよかったかも。


gising-gising 8
イメージしていたお手本 (←) とはちょっと (いや、かなり) 違っちゃいました。(^ ^;  改良の余地有り! 
(お味は悪くなかったけどね)


P国には数少ない野菜たっぷりヘルシー料理 ”Gising-Gising”、お試しあれ! (手近なところでインゲンででも) 







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この記事へのコメント
haranaさんの個人的こだわりが随所に見られておもしろいです.
特に映像効果を計算してフライパンの色を気にしたところは最高です (^_^)
Posted by cattle at November 08, 2011 12:33
★ cattle さん、

> 映像効果を計算してフライパンの色を気にしたところは最高です (^_^)

→いえいえ、単に撮影技術のない者の苦肉の策です (^_^;
もう一方では、買ったばかりなので、人様にお見せできるのは今の内、
 という意味もあり。
 使用回数が多くなるとブログ上にアップできる代物ではなくなります(笑)
Posted by harana at November 08, 2011 23:02