April 24, 2013
◇フィリピン発行 "奇跡の木 Malunggay (モリンガ)" の本

*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*
当ブログに度々登場している Malunggay (マルンガイ=モリンガ) は、人間が必要とする栄養素を多く含み、「奇跡の木」 とも呼ばれている植物です。
フィリピンではどこの市場でもみかける一般的な植物ですが、その数えきれないほどの効能が見直され、スナック類、缶詰など日常的な食品にまで幅広く加工されるほど注目度が高まっています。
本日は、フィリピンで発行された Malunggay の本を紹介します。
とても対照的なこの2冊

じっくり探究してみます? それとも、さらっとひと通りわかれば満足?
じっくり派にはこちら

MORINGA (Malunggay Philippines)
総ページ数 312 ページ、重量約 1.8 キロ。 マルンガイの何たるかがすべてわかります。 相当読みごたえあります。 ありすぎて、すべて読めてません (^ ^;
何しろ目次だけで 6 ページもあります。 これ一冊読破すれば、かなりのマルンガイ通になれること間違いなし。
著者 Luis Villafuerte 氏は、若き知事として知られる南カマリネス州の LRay Villafuerte 知事のお父上らしいです。 ご本人もかつては知事を務めていた時期もあり、長きに渡り議員である傍らオーガニック栽培や薬草の研究・伝道に尽力を注いでおられます。

マルンガイの葉はよく知られていますが、扉の写真に起用されているのは莢。

マルンガイに関するありとあらゆる情報がこの一冊に収められています。 前半は栄養価や植物学的な解説でちょっと堅苦しい内容かもしれませんが、後半にはドリンク類、麺類、アイスクリームといった身近な食品、また栄養補助食品的なサプリメントなど、マルンガイを原料とした加工品が数多く紹介されていて、写真を見るだけでも楽しめます。

マルンガイは美容業界でも注目の的。 ボディショップ、ランコム、クリスチャン・ディオール、クラランス・・・、世界的に有名なブランドがこぞってマルンガイを原料にしたボディケア製品、薬用化粧品を打ち出しています。
* * *
うってかわって、さらっと派にはこちら

The Malunggay Book
とりあえず、「マルンガイって何? 概略だけわかればいいや」 って場合はこちらで十分。 総ページ数は70ページのお手軽版。 とはいえ、アメリカカンザス州の 「ワールド・アウトリサーチプログラム財団」 との共同プロジェクトにより発行されたもので、編集には料理人であり、フードライターであり、フードエディターでもあるフィリピン料理界における著名人、Nancy Reyes-Lumen が携わっています。

マルンガイについての基礎知識とレシピが掲載されています。

レシピ毎に栄養価が表示されていることから、栄養面に重点をおいて編集された一冊であることは明らかです。

こちらのさらっと派向けお手軽版は、当ショップ にて販売中 → ★
今なら、↑ 写真の ”マンゴ・マルンガイドリンク”1袋 (1回分 20g 入り) のオマケ付きですよ。
《追記 (2013.06.04) 》↑オマケは終了しました。
* * *

■ MORINGA (Malunggay Philippines)
発行:Luis R. Villafuerte (2009/3/27)
著者:Luis R. Villafuerte
LALAINE VILLAFUERTE-ABONAL
ISBN : 9789710512041
言語:英語
ハードカバー 312 ページ
Amazon (アメリカ)でヒットします → ★

■ The Malunggay Book
Healthy & Easy-to-do Recipes
著者: Day Salonga & Mon Urbano
編集: Nancy Reyes-Lumen
ISBN: 9789712727627
言語: 英語
ページ数: 70ページ
販売中 → ★
* * * * *



本日も "ポチッ" よろしくお願いします。 m(_ _)m

↑ フィリピン料理モドキや、フィリピン食材を使ったレシピを投稿