November 25, 2013
◇ フィリピンのトレード・ショー、 "MANILA FAME" < 3 >

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◇ フィリピンのトレード・ショー、 "MANILA FAME" < 2 > の続きです。
デザイン&ライフスタイルイベントでもあるトレードショー、"MANILA FAME"。 カテゴリー「家具、調度品」 のお次は、「 ギフト、飾り付け用品」。 正式タイトルは、"GIFT & HOLIDAY DECO" ですが、お国柄ぶっちゃけ、クリスマス用のデコレーションがメインです。 「世界一長い」 といわれるP国のクリスマス、デコレーションも日本とは比べ物にならないほど種類も豊富で、デザインも優れています。

人気のあるブースは、商談中のバイヤーでいっぱい。

星に導かれて東方の三博士がイエスを礼拝しに来る、おなじみイエス・キリスト降誕の情景。 クリスマス前になると、屋内、屋外を問わず街中で見られる飾り付けです。 ところで、よーく見るとこの素材、流木みたい (*_*)

こちらのツリーは木の枝!? みごとな廃物利用、いえ失礼、リサイクルですね。
廃物、じゃなっかった廃材というべきか (^ ^; は、まだまだあります。

木の葉のベリーと薔薇のツリー
特にベリーがリアル! (*_*) 拡大図をどうぞ ↓

処理した葉っぱを丸めてくっつけているみたい。 作り方を聞いてみました。
葉っぱを洗う ⇒ 染色 ⇒ カット ⇒ 組み合わせ ⇒ 全体の組立、という工程。 手作業です、もちろん。 あっ、その前に葉っぱ集めがありますね。
薔薇の花びらは、外側、内側でサイズが違うから、何種類ものサイズにカットしなければならないだろうし、それらの花びらを何枚も重ね合わせてひとつひとつの花ができたら、今度はツリー状に組み立てる。 廃材なので素材自体のコストは低いかもしれないけれど、完成までの時間は相当費やしているはず。 ハンドメイドを得意とするP国ならではの作品です。
そうそう、葉っぱの名前を尋ねてみると、正式名かどうかはわかりませんが、バタフライリーブスとのこと。

こちらは、ほぼ原形のバタフライリーブスのツリー
こちらのブース Treasures Philippine は、こういったナチュラル素材を利用した製品が多いのですが、オーナーさんのセンスの良さが溢れていて、どれもこれも欲しくなるようなアイテムばかり。 特に capiz (カピス) 貝を素材としたアイテムは、カピスの特性が活かされ、よくあるお土産物のレベルとはまったく別次元の洗練されたデザインで、ブースの奥に進むにつれワクワク度が上昇。

カピスにゴールドをあしらったゴージャスなツリ―。

透明感のあるカピスの特性を活かしたツリーライト。 手前は再生ガラスの花瓶。

カピスのガーランド。 光が当たると、角度によってより輝きを放ちます。

カピスのエンジェル

ナチュラルファイバー (アバカかな?) のガーランド

センスがいいだけでなく、お美しいオーナーさん。 手にされたカピスのガーランドも素敵。
写真がうまく撮れなかったのアップできないのですが、カピスのリースも素晴らしく、「持って帰りたい」 を連発してしまいました。 残念ながら受注用の一点限りのサンプルだったので、それは叶いませんでしたが・・・
トレードショーでは、国内ではあまり見かけない、海外市場を意識して生産されたデザイン性に優れた数多くのアイテムにお目にかかれますよ。 (業者向けの展示会ですが、確か最終日は一般入場も受け付けているはずです。)
・・・ 続く ・・・
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