August 25, 2014

◇フィリピン・マニラで晩ごはん - Malate で 「和」 のはしご


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海外旅行中の食事で、自ら和食を選択することはまずありませんが、現地に長期滞在している日本人は、そういうわけにはいかないでしょうね。 それぞれに行きつけの和食屋さんがあるのではないでしょうか?

あわただしく飛びたった今回のマニラ行。 初日は、日本での飲み友であり、現在 「マニラに移住しちゃった状態のフィリピン事情通」 と、前回 に続き Malate 界隈で待ち合わせ。 現地P友たちとはまず行かないような 「和」 のお店をはしごする結果となりました。 これも事情通がいてこその成果。 P友たちが Japanese food をチョイスすると、「和食モドキ屋」 に連行されちゃいますからね (^ ^;  さすがに ”現地日本人御用達” 的、正真正銘の和食屋さんでした。


この界隈は、古くからの (夜の?) ツーリストベルト。 旅行者らしき日本人女子はさすがに少ないですが (つーか、まずお目にかからないですが)、中年の日本人男性がPナを何人も引連れているのには、日に何度も遭遇します。 短期の日本人旅行者、出張族、長期滞在の日本人をターゲットにしたようなレストランや、飲み屋が比較的多い地域。 あちらこちらで日本語の店名を目にします。 そんな激戦区で、まずは


事情通が気になってはいるけど、まだ行っていないという 「大虎(Otora)」 さんから

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写真だけだと、海外だとはわからないかもね。





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厨房前の壁には、和のお品書きがズラリ。 ホワイトボードだと、
その日の入荷食材によっておススメを書きかえられて楽ですね。





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定番料理は印刷メニューで。 日本の食材が使われているものは、当然価格が高くなるのでしょうけれど、現地調達可能と思われるものは比較的リーズナブル。  特に定食はお値打ちだったような記憶が。
ドリンクも同様。 San Miguel の Pilsen が 50ペソ (約¥125)、 San Mig Light が 60ペソ (約¥150)って、居酒屋にしては安くない!?
ちなみにコンビニでは San Mig が 40ペソ (約¥100) でした。 




オーダーしたのはこちら

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    上左: ニラ卵とじ 180 ペソ
    上右: 生さつま揚げ 160 ペソ
    下左: イカ刺身 200 ペソ
    下右: 太刀魚バター焼き 220 ペソ

ビジュアル的にはほとんど違和感はないけれど、厨房の中で腕を振るっているのはPノイコックでした。 オーナーさんらしき日本人は、カウンターで司令塔役。 ホールは日本語が話せるPナ数名が担当していました。





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マニラ在住の日本人にはよく知れた、Happy Cream Puff のシュークリーム。 オーナーさんはもち日本人。
お土産用に売っているようですが、その場で食べちゃいました。 日本人好みの上品な甘さが、海外ではたまらなくありがたいですねー。





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和の居酒屋とはいえ、ここはP国。 日本にないものがあったりします。



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デザートもいただいたし、2軒目に行ってみますか。

Adriatico St. から Mabini St. に移動しました。


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やってきたのは、事情通行きつけの 「纏 (Matoi)」 さん。

カウンター内はPナが仕切っていますが、ここもオーナーさんは日本人。




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せっかく事情通がキープしている焼酎も、苦手なのでパス。 またもや San Mig Light をいただくことに。  これでこの日5本目になるのかな。 実は、最初にとあるカフェでまず一杯済ませてからの和食屋巡りになったので、正確にはここが3軒目 (^ ^; 





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カウンターの後ろには、ボックス席。 

お客さんは、ほとんどが常連さんみたい。




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「小柱のかき揚げ」

絶品! (*_*)  もう3軒目だし、そんなに食べられないよー、と思ったのは単なる思い過ごし (^ ^;  あまりの美味さにパクついちゃいましたよ。 
このお店はバーというか、ラウンジタイプですが、すぐそばで居酒屋も経営されているので、お料理はそちらから運ばれてきます。 

ところで、P国に小柱なんてあったっけ? そんな疑問をぶつけてみてわかったこと。 Cavite だったか Batangas だったかで、日本人が育てている(=養殖してる?)そうです。  

P国で和食材生産だなんて、なんて貴重な存在! ご苦労も多いことでしょうけど。
どこの和食屋さんも、食材の仕入れには苦労するはずだもの。 いくら日本とマニラを往復する運び屋さんがいたって、毎日希望するものが入るとは限らないし、仕入れ値だって高いはず。 
ちょうど私が渡比した時は、大量のコンテナがマニラ港で引取り処理が滞っていて、日本からの輸入品も同様、お米をはじめとする日本食材が流通せず、仕入れが大変だったようです。 帰国する日の新聞には、港に山積みされたコンテナの写真が掲載されていました。 70,000台以上のコンテナが、引取りトラックを待っている状態だったようです。(こうなった原因はよくわかりませんが)
実際に、スーパーの和食材コーナーがガラガラになってきた、と事情通が言っていました。 そのせいか、マヨネーズ(キュー●ー・ハーフ) と高野豆腐を買ってきて、と頼まれて持っていきました。 



そうそう、この界隈の和食屋さんに出没する日本人は、半パン姿が多い? という印象を受けました。 Makati の Little Tokyo とは客層がちょっと異なるみたい。
いずれにしても、海外で日本人の胃袋を満たしてくれるのは、どんな高級レストランよりも、庶民的な和食屋さんなのだ、と痛感したマニラ初日の夜でした。



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