December 10, 2014
◇ フィリピンのチャイナタウンで食べある記 (2014) [ Vol. 4 心のこもった中華料理店 ]

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《 ◇ フィリピンのチャイナタウンで食べある記 (2014) [ Vol. 3 路地裏の創作中華!? ] 》 の続きです。
Quick Snack を出ると、路地裏商店街 Carvajal 通りをさっき来た Quintin Paredes 通りとは反対方向に進みました。
その先は、Yuchengco 通りにぶつかります。

と、頭上はいきなり電線だらけ。
この通りにある一軒のレストランへ。

ほぼ満席!? なかなかの繁盛ぶりです。
ここは "Sincerity Cafe and Restaurant" という、本格的厦門 (福建省 Amoy) 料理を提供すべく、1956年に創業されたファミリー経営のレストラン。 家族全員がどのお客にも誠実に、心のこもった接客をしようということから、"Sincerity" (誠実) という言葉を店名に使ったということです。
我々は、奥の厨房右横の階段から2階へと案内されました。

チャイニーズな置物が鎮座ましましている2階客席。

まず登場したのは Kundol (クンドール) 茶。
Kundol は、冬瓜のこと。 ??? ビミョウ―なお味 (^ ^;
ここからが本番

Sincerity's Fried Chicken
お店のスペシャリティーのひとつ、フライドチキン。 というか、このお店は特にフライドチキンで有名みたい。 外はカリカリ、中はジューシー。 食感の良さだけでなく、味付けもしっかりしていて、チキン嫌いの私でも (一つだけですが) 食べることができました。 日本では絶対に手を出さないチキンですが、P国だと極たまーにひとつくらいいただくことがあります。 このフライドチキンを目当てに来店する人も多いのでしょうね。

Fried Oyster Cake
牡蠣のお好み焼き風。 こちらもマストアイテム、フライドチキンと並んで2トップ。 モチモチした生地は、コーンスターチかキャッサバ澱粉だろうと思ったら、 Ivan の解説によると、Kamote (カモテ=さつま芋) パウダーだそうです。 そういわれれば、さつま芋の甘さと香りが感じられました。
Binondo から始まった、小さいながらも心をこめておもてなしをする中華料理店は、今ではチャイナタウンの別の場所 Lucky Chinatown Mall 内や、Q.C.(ケソンシティー)にもブランチを出店するほどに成長し、フライドチキンラバーであるPノイ達の胃袋をわしづかみにしちゃっているようですね。 ほとんどのお料理が 1/2 皿ポーションでオーダーできるのも良心的。 これも人気の理由かも。
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