December 16, 2014

◇ フィリピンのチャイナタウンで食べある記 (2014) [ Vol. 5 黄色くて、トロリ〜ンなデザート ]


president 5

*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*


《 ◇ フィリピンのチャイナタウンで食べある記 (2014) [ Vol. 4 心のこもった中華料理店 ] 》 の続きです。


Sincerity Cafe & Restaurant が位置する Yuchengco 通りは、チャイナタウンのメインストリートともいえる Ongpin 通りと交差しています。 次の目的地に向かうため、Ongpin 通りへ。
Ongpin 通りとの交差点を右折し、Thomas Pinpin 通りを過ぎ、橋を渡って少し先の三叉路、Salazar 通りを左折すると、 




次のポイント

president 2

President Tea House

Ongpin 通りの Salazar 通りとの三叉路から斜め前辺りに President Grand Palace という有名なレストランがあります。 President Tea House も "President" のロゴからみて、President Grand Palace とは同系列店だと思われます。 



カリスマツアーガイド Ivan の段取りの良さには感心させられます。 どのお店でも、到着するとほとんど待つことなく全員が席に着いたと同時に、出来たて熱々のお料理が運ばれてきます。  
お店側との事前の打ち合わせがしっかりと行われていて、お店に着くまでの間、要所要所で時間的タイミングを的確に指示しているのでしょう。

こちらのお店でもスタンバイしていたスタッフ達が、手際よく器とお料理を円卓に並べてくれました。




president 1

まずは、中身に特徴のあるものが出てくる、と Ivan。 中からスープがジュワっとでてきそうな小龍包などを想像していると、それには遠からず、でも形は近からずの蒸籠蒸し饅頭が登場しました。 サイズからして肉饅かと思いきや、デザートでした。 





president 3

中からは、肉汁ではなく熱々のカスタードクリームがトロリ〜ン。

ほんのり塩気が効いていて、しつこくないほどよい甘さの濃厚カスタード。 Ivan が仄めかした中身とは、普通のカスタードではなく、その正体は・・・、Itlog na maalat (イトログ・ナ・マアラット) と呼ばれる 「アヒルの塩漬け卵」 の黄身で作ったカスタードクリームだったのです。
Ivan 曰く、カスタードにお塩は使っていないとのこと。 甘さを引き立てていたのは、塩漬け卵そのものの塩味だったようです。
 



Itlog na maalat の図 (↓)

salted egg


茹で卵は、生卵と区別するために赤く色付けして売られています。 
Quick Snack がある例の路地裏商店街、Carvajal 通りでのワンシーン。 P国ではサラダの具材にしたり、月餅に餡と共に入れたりとポピュラーな食材ですが、元々中国から伝わったもの。 チャイナタウンにあるのは当然ですね。 もちろんスーパーでもフツーに売られています。




さて、お次の一品の準備が整ったようです。

president 4

Mango-Sago





president 7


P国の中華料理店ではおなじみのデザート。 マンゴ王国ならではですが、果たして中国本土にこのデザートが存在するかどうなのか???  
冷たくてクリーミーなマンゴネクターのプールに浮かぶのは・・・、こちらもP国ならではの素材が使用されています。 タピオカパールのようですが、P国版のタピオカ Sago (サゴ)です。 タピオカがキャッサバ澱粉を原料としてるのにくらべ、Sago はサゴヤシのデンプンが原料で、ピンクやグリーンに色付けされたものもあります。 



どちらも見た目は黄色くてトロリ〜ンではありますが、一方は熱々のカスタードクリーム、もう一方は冷た〜く冷したフルーツネクター。  似て非なるデザート二品でした。



・・・ 続く ・・・





* * * * *



にほんブログ村 旅行ブログへ にほんブログ村 旅行ブログ フィリピン旅行へ にほんブログ村 海外生活ブログ フィリピン情報へ

本日も "ポチッ" よろしくお願いします。 m(_ _)m




世界の家庭料理レシピサイト タベラッテ


↑ フィリピン料理モドキや、フィリピン食材を使ったレシピを投稿