April 19, 2016
◇ PAL (フィリピン航空) 創立75周年

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まず初めに、
この度の九州地方の震災により被災された方々には、心からお見舞い申し上げると共に、一日も速い復興をお祈り申し上げます。
さて、P国のナショナルキャリアであるフィリピン航空は、先月3月15日に創立75周年をむかえたということです。
これを記念して、日本発着路線 (マニラ・セブ直行便) の往復チケットが3月15日〜19日の間、プロモーション特別価格 (エコノミー ¥27,500、ビジネス ¥117,500) で販売される、という情報を得たのは先日のマニラ行きチケットを購入した後のこと。 早まったか? と思っていたら、このプロモーションチケットの搭乗期間は 2016年9月1日以降という条件付きであることがわかり、ちょっとホッ。 かといって、9月1日以降の予定など先過ぎてわかるわけもなく、購入することはなかったのですが。
で、関空発マニラ行き PR407 便に搭乗してみると、創業75周年記念イベントは、チケットの特別料金だけではないことがわかりました。
機内誌 Mabuhay には

本国で行われた記念イベントの模様等、創立75周年を特集
機内デューディーフリー誌でも、

75周年記念企画を掲載

75周年を記念したオリジナルグッズの目次です。

特に注目したいのは、機体模型。
ちょっとわかりにくいと思いますが、

A330-300 と B777-300ER は75周年記念仕様。
機体に 75周年のロゴ入りです。
あとでわかったことですが、模型だけでなく、実際の機体 (一部) にも75周年記念ロゴが塗装されているようです。 しまった、空港では気づかなかったよ。 (>_<)
興味のある方、「フィリピン航空 創立75周年記念機体」 でグッグって更に 「画像」 をクリックしてみてください。 飛行機マニアの方達他が投稿されたロゴ入り機体写真が数多くヒットします。
そして、これも75周年記念の一環なのでしょうか?

機内サービスに新システムが導入されています。
・myPAL Player : 機内エンタテイメント(音楽や映画) が、搭乗者所有のデバイスで楽しむことができます。 但し、事前に App. Store 又は Google Play からアプリをダウンロードしておく必要があるようです。
・myPAL Mobile : ローミングにより携帯電話で通話、テキストメッセージが送信できます。
・myPAL Wi-fi : その名の通り、機内で Wi-fi にアクセスできます。 料金は三種類。
(1) 1時間、または 35MB まで US$10
(2) 全飛行時間、または 150MB まで US$40
(3) 全飛行時間、または 150MB まで Mabuhay Miles のミリオンクラス所持者は無料

別途 myPAL システム利用のしおりが用意されていました。
搭乗機内にもサインが

おっと、ここでお気づきでしょうか?
あのとき、そう 2013年10月 から、前回2015年10月までの間に渡比した際、それまでの機体 Airbus A330-300 (ビジネスクラス 42席、エコノミークラス 260席)ではなく、まるで国内線みたいな左右席+中央通路のみの Airbus A321、Airbus A320-200が続いていたのですが、今回、A330-300 に戻っていたのです! しかも上記のような新システムまで導入されて。
あの左右3席ずつの国内線みたいな機体ではなんだか狭苦しく、特にカーテン一枚で仕切られただけで、エコノミー席より若干広いくらいのビジネスクラスなど、ビジネス料金を払うだけの値打ちはない! とウンザリしていたので、今回はエコノミー席であったにもかかわらず、機内では少々ゆったりした気分で過ごすことができました。
ところで、設立75周年をむかえた 3月15日、PAL は5年以内に英国の航空サービス調査会社スカイトラックスの最上級格付けである 「5つ星」 獲得を目指して (現在は 「3つ星」)、機内サービスの向上、路線網拡大、機体の更新をしていくと発表したようです。
そこまで言うなら、ついでに、PAL 専用ターミナルである NAIA (ニノイ・アキノ国際空港) ターミナル 2 もなんとかしてほしいものです。 ターミナル 2 は、別名 Centinnial Terminal なんてかっこよく呼ばれてはいますが、以前にも何度か愚痴ったように、まあオペレーションがお粗末、それに乗客数に比べ搭乗ゲート付近の椅子が少なすぎ。
今回、高齢者のみが入れる椅子が用意された一角があり、これはこれで良い取り組みであると感心しましたが、多くの一般乗客がゲート前に立ったまま搭乗を待っているので、各ゲートの便名やらのサインが見えなくなるほどです。
チェックインを早目に済ませると、その際にボーディングパスに記載された搭乗ゲートから、実際の搭乗ゲートが変更になっていることがあります。
今回もそうでした。 ボーディングパスに記載されたゲートに行ってみると異なる行き先の便名が表示されていたのですが、変更後のゲート番号がわかりません。 放送されたのかもしれませんが、聞こえにくいし、気づかない場合もあります。
通常、世界各地どこでも空港内にはあちらこちらに各便のゲート番号が一覧できる電光掲示板が設置されているので、移動中に何度も確認することができるのですが・・・。NAIA 2 にはそれらしきものがありません。 (あるのかもしれないけど、目に触れない)。
KIX 行き PR408便のゲートを探そうにも、各ゲートの前は人だかりで、便名が見えない。 更に、便名表示にも問題。 便名表示はゲートのカウンター頭上の電光掲示板でなく、カウンターの上に便名を記載したボードが置いてあるだけ、従って乗客の壁で余計に見えない (>_<)
で、どうしたかというと、たまたま人が少なかったゲートに近づくと成田行き、そこでKIX 行きのゲートを尋ねました。 地上スタッフが PC のキーボードを叩いて調べてくれるのかと思ったら、手段はトランシーバー。 どこかに問い合わせくれて、やっとゲート番号が判明したわけです。
あー、今回もまた愚痴ってしまった・・・
“Heart of the Filipino” − 「5つ星」 獲得を目指す、そう宣言した際に発表された新ブランド哲学だそうです。 実現を期待します。
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