October 26, 2016
◇ フィリピンにスペインがやってきた - <7> Madrid Fusion Manila : ミンダナオ パワー

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《 ◇ フィリピンにスペインがやってきた - <6> Madrid Fusion Manila : Tasting 3/3 》 の続きです。
ドゥテルテ大統領来日のおかげで(暴言のおかけで? 笑)、TV ではニュース番組だけでなく、ワイドショーまでもが終日「フィリピン、フィリピン」と連呼しています。こんなにメディアでフィリピンが採り上げられるのは、「アキノ氏暗殺」、「ピープルズ パワー」以来のことではないでしょうか。いえ、それ以上かもしれません。
今、大統領のお膝元ダバオのあるミンダナオ島全体が注目を浴びているようです。同時に現地では何かにつけて盛り上がっているのではないでしょうか。
今年の Madrid Fusion Manila でもミンダナオの存在がとても目立っていました。《◇ フィリピンにスペインがやってきた - <2> Madrid Fusion Manila : Opening》 でも紹介したように、展示ホールはミンダナオの民族音楽、ダンスと共にオープンしました。
またランチタイムには別ホールで "Regional Lunches" と題して日替わりでルソン、ビサヤ、ミンダナオの郷土料理を中心にランチが提供されたのですが、最終日のミンダナオ地方が一番活気がありました。

"Regional Lunches" が提供されるホールに入ると、

正装に身をつつんだカップルがお出迎え

ミンダナオ風に飾り付けられたホール、
撮影後、あっという間に満員になりました。

各ブースもミンダナオの雰囲気をアピール

Region XII(ソクサージェン地方)
- "Tuna Litson"(レチョン ツナ)-
ジェネラル サントス市の名物はマグロ、
ポークならぬマグロのレチョン(丸焼き)です。

Region IX(サンボアンガ半島地方)
- "Baked Clams, Curacha with Alavar Sauce" -
ハマグリとサンボアンガ名物、縦長の蟹 "クラチャ"を、この地方独特の"Alavar ソース" (ココナッツミルクや唐辛子ベースのスパイスを調合したもの)と Aligue (蟹ミソ)で。

Region XIII(カラガ地方)
- "Kinhason De Surigao" -
スリガオで獲れる数種の貝のカボチャクリーム煮

Region X (北ミンダナオ地方)
- "Binaki" -
すりおろしたヤングコーン、ミルク、砂糖を
トウモロコシの皮に包んで蒸したスウィーツ。

こちらの方がわかりやすいかも
料理はこれだけではありません。 が、試食に夢中で撮影を忘れる&集中できずブレブレ。 かろうじてアップできそうな出来が以上でした。 (^ ^;

なんだか、パワー溢れるミンダナオ。まずはサンボアンガ(クラチャとエキゾティックなお料理目当て)とジェネラルサントス(ツナが目当て)、そして可能であれば、T'nalak の故郷、南コタバトには行ってみたい・・・。ダバオはそれからでいいや。 (^ ^;
さて、ドゥテルテ大統領、このままお騒がせなしで帰国されるのでしょうか? まだまだ目が離せない「大統領訪日の巻」です。
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